債権回収の解決事例

分割払いの約束が守られなかったため、再交渉と法的対応で回収した事例

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 相談者は、未払代金について相手方と一度は分割払いの合意をしていましたが、数回支払があった後に再び滞納が始まり、約束どおりの支払が継続されない状態となっていました。
相談者としては、一度譲歩して分割払いに応じたにもかかわらず、再度遅延が生じたことで、今後も任意の約束だけで回収できるのか強い疑問を感じていました。

解決への流れ ご依頼後、当初の債権内容に加え、分割払合意の内容、期限の利益喪失条項の有無、過去の入金履歴などを確認しました。
分割払いの合意後に不履行が生じた場合には、単なる督促ではなく、合意違反の効果をどう扱うかが重要になります。そこで、残額一括請求の可否も視野に入れ、相手方に対する通知と法的対応の準備を進めました。
結果として、相手方は再度の不履行による不利益を意識し、未払残額について具体的な支払に応じました。最終的には、曖昧な猶予の繰り返しではなく、回収可能性を確保した形で解決に至りました。

舛本 行広 弁護士 舛本 行広 弁護士からのコメント 債権回収では、「少しでも払うと言っているから様子を見る」という対応が続くと、かえって回収を難しくすることがあります。
一度分割払いに応じた後で再度不履行が生じた場合には、約束違反にどう対応するかをはっきりさせる必要があります。
譲歩の後こそ、契約や通知の作り方が重要になります。

舛本 行広 弁護士
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