風営法違反で逮捕、説得的に依頼者の主張を代弁し、警察のストーリーを覆し、不起訴処分を獲得
相談前の状況
依頼者の方は中国人の女性でした。
依頼者の方はマッサージ店で勤務していたところ、警察からマークされてしまいました。
ある日、警察がタレコミ情報を元にお店に立ち入ったところ、依頼者の方が違法な性的マッサージをしていたとの現場を目撃したとのことです。
しかし、依頼者の方は絶対にそのような犯罪はしていないと主張していました。
本件では不起訴処分を獲得することは勿論ですが、入管法との関係でも強制送還にならないよう注意が必要でした。
解決への流れ
当職はまず依頼者の方から丁寧に事件当日のお話をお伺いしました。
その結果、事件現場自体が非常に薄暗く、犯行現場を目撃した警察官の証言には疑問を抱きました。
また、警察官に確認した犯行状況と、依頼者の方の事件当時の体勢から嫌疑がかかっている行為をすることは極めて不自然でした。
そこでこれらを論理立てて整理し、完全な冤罪であると徹底的に主張しました。
その結果、不起訴処分(嫌疑不十分)を獲得することができました。
松村 大介 弁護士からのコメント
この事例では捜査機関のストーリーに迎合せず、依頼者の方を信じて有利な処分を獲得した良い事例であると思います。
なお、外国人の刑事事件の場合、在留資格(ビザ)、入管法の知識が不可欠です。一定の有罪判決を受けると在留資格を喪失し、強制送還に繋がる危険もあります。すなわち、外国人事件の場合には「不起訴処分」を勝ち取る必要性が高く、有罪が見込まれる事件の場合でも罰金刑か拘禁刑であるかが在留資格の分かれ目になります。弊所では、在留資格を守るため、罰金刑か拘禁刑かの量刑を争う、公判弁護を積極的に展開しています。
弊所では日常的な案件はもちろん、社会の耳目を集める数多くの先進的な案件を手掛け、これらの案件は実務に一石を投じたものも少なくありません。無罪判決の獲得で裏付けされた刑事弁護の実績、従来争うことができないとされたストーカー規制法4条1項の文書警告が冤罪の場合の救済方法を求め高裁でも異例の判決を勝ち取る等、複雑困難な案件であっても徹底的に弁護します。
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