犯罪・刑事事件の解決事例
- 横領
余罪1億5000万円の業務上横領罪で懲役4年を求刑されたが、判決では2年2月となった事案
この事例の依頼主
男性
相談前の状況 依頼者は勤務していた会社での経理担当であったが、その立場を利用し、約1億円5000万円を横領してしまった。
解決への流れ
勤務会社への謝罪・交渉、捜査へのアドバイスを行った。
結果として、依頼者は逮捕まではされたが、勾留すらされず(※勾留請求まではなされたが、裁判官へ”罪証隠滅・逃亡の可能性はない”とした申入をしたところ、裁判官は勾留を認めないという判断をした)、1000万円分の起訴のみで終わった。
1000万円の業務上横領については、検察官は余罪が1億5000万円に上ること等を指摘して懲役4年を求刑したが、弁護側が被告人側の善情状を指摘したかいもあってか、結果としては2年2月という大幅に少ない言い渡し刑となった。
山下 博行 弁護士からのコメント
被害額が1億円を超えるので、かなり厳しい捜査や裁判が予想されました(1億円を超える業務上横領だと、判決の相場のピークは懲役4~5年と思われます)。
結果として非常に軽めに済んだのは、長期間に渡る横領だったので、昔の横領については刑事的には不問とされたことや、実質的被害弁済が相当金額なされたこともあったと思います。
いずれにしても、業務上横領については、被害会社への民事的な対応が、刑事責任に影響を当たる場合も多いので、なるべく早い段階で弁護士に相談することをお勧め致します。
山下 博行
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