犯罪・刑事事件の解決事例
- 加害者
殺人既遂事件で執行猶予判決が言い渡された事案【裁判員裁判】
この事例の依頼主
80代以上 女性
相談前の状況 依頼者は80代女性であり、認知症だった夫を、介護疲れから殺めてしまった。
解決への流れ
裁判所に精神鑑定を申し立て、鑑定医に依頼者の犯行時の精神状態を鑑定してもらいました。
その結果、傍から見る以上に依頼者が精神的に追い込まれていたことが判明しました。
裁判官・裁判員は本件には汲むべき事情があり、実刑は酷である・社会内で反省の日々を送るべきとして、執行猶予付判決を言い渡しました。
山下 博行 弁護士からのコメント
いわゆる介護殺人でも、量刑には相当な幅があり、決して必ず執行猶予付判決になるというわけではありませんので、これを読んでいる方はくれぐれも注意してください。むしろ、人を殺めてしまった以上、原則的には実刑になると考えるべきです。
ただ、永年仲が良かった夫婦間の介護殺人などは、それなりの辛い状況が必ずあったはずで、そこに如何に焦点を当てるかにより判決内容が異なってくると思われます。
山下 博行
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