【即日対応】土日祝日も最短で対応可能です。相談料無料 親身な対応。ご相談者様の気持ちに寄り添う。 早期解決を目指し、フットワークと情熱で即日対応!



【基本姿勢】
はじめまして。若井綜合法律事務所の弁護士 澤田 剛司(さわだ たけし)と申します。
これまで、圧倒的な数の「不貞慰謝料」、「男女トラブル」を中心に、「刑事事件」、「債権回収」、「詐欺・脅迫被害事件等、様々な事件を取り扱ってまいりました。
きめ細やかな打ち合わせ通じた丁寧な聞き取及び説明、そしてこまめな進捗状況の報告を信条に、スピード重視で各事件の早期解決に向けて誠心誠意尽力してまいります。
まずは、お困りの問題がございましたら、お気軽にご相談いただけたらと思います。
【ご案内】
新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言及び都知事の要請を受けて、電話やLINEでの相談を強化しております。
特に、不当な要求を受けている方や緊急の対応を求められている方につきましては、即時に介入いたします。
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ご相談/ご依頼までの流れ
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【1】お電話、又はメールにてお問い合わせ・予約
まずは、お気軽にお問い合わせください。
スケジュール次第ではございますが、<即日><夜間・土日祝日>のご相談も可能です。初回相談は無料にて承っております。
【2】法律相談
担当弁護士と面談またはお電話にて、法律相談を行います。ご料金に関しましては、基本的に初回相談時にお見積もりを提出させていただきます。ご料金やお支払い方法に関しまして、ご要望がございましたらご遠慮なくお申し付けください。
※遠方のご相談者様に関しましては、メールや電話、出張にて対応することも可能です。
【3】ご契約
ご相談の結果、お見積もりの内容、今後の事件処理方針にご納得いただけた場合には、ご依頼ください。緊急性の高い案件に関しましては、即時に介入します。
【4】事件処理
解決に向け、スピード感をもって事件処理に取り組ませていただきます。
依頼者様の負担が少しでも減らせますよう、尽力させていただきます
【住所】
弁護士法人若井綜合法律事務所新橋オフィス
東京都港区西新橋1-18-11
ル・グラシエルBLDG16 7階
TEL:03-5860-9420
FAX:03-5860-9421
都営三田線「内幸町駅」A4a出口より徒歩6分
銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩7分
各線「新橋駅」徒歩7分



澤田 剛司弁護士の取り扱う分野
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◆土日も休まず営業中◆初回相談無料◆風俗トラブル/不貞/ホスト売掛金の整理/慰謝料請求/不当要求などあらゆる問題について、スムーズで有利な解決を目指します。相談料初回60分無料
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◆土日も休まず営業中◆最短で即時に接見に伺います。接見後に状況を見て費用も含めた今後の対応を決定しますので、まずはご連絡ください。相談料初回相談無料
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◆土日も休まず営業中◆警察を装った詐欺など巧妙化した詐欺事件での対応事例が豊富です。一人で悩まず、まずは、お気軽にご相談ください。相談料初回相談無料
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◆土日も休まず営業中◆債権には時効がありますので、時間が経っているものほどスピードが重要です。少しでもお困りの際はお早めにご相談ください。相談料初回相談無料
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◆土日も休まず営業中◆不動産は関わる人が多く、トラブル解決は一筋縄ではいきません。今後を踏まえ、円満に解決できるように努めております。相談料初回相談無料
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◆土日も休まず営業中◆あなたの強い代理人として交渉し、納得のいく最善の解決を目指します。相続前の対策も、相続トラブル発生後もご相談ください。相談料初回相談無料
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◆土日も休まず営業中◆借金問題は、弁護士へ相談することが解決への大きな一歩となります。一人で悩まず、まずは、お気軽にご相談ください。相談料初回相談無料
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◆土日も休まず営業中◆慰謝料請求や後遺障害の問題等。あなたの強い味方となり、利益を最大化させます。一人で悩まず、まずは、お気軽にご相談ください。相談料初回相談無料
人物紹介
自己紹介
人は社会生活を営む上でさまざまなトラブルに遭ってしまうものです。過去に起きてしまったことは変えられませんが,その意味を変えることはできます。トラブルに見舞われたことが,結果としてその人の,その後の人生を豊かにすることもあると思うのです。そのためのお手伝いを精一杯させていただきます。趣味や好きなこと、個人サイトのURL
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- 好きなスポーツ
- レーシングカート、旅行、映画鑑賞、読書
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- 好きなテレビ番組
- お笑い番組
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- 好きな休日の過ごし方
- 旅行、ドライブ
経験
- 事業会社勤務経験
所属弁護士会
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- 所属弁護士会
- 東京弁護士会
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- 弁護士登録年
- 2016年
学歴
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日本大学法学部
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専修大学法科大学院
主な案件
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【パパ活で相手の女性から脅迫】相手女性の執拗な連絡のブロック・不当要求の撤回に成功!■パパ活で知り合った相手から脅迫されるパターン ・「妻や会社に言うぞ」と脅される よくあるのは、相手の女性が「パパ活で女性と関係を持ったことを奧さんや会社に言うぞ」などと言って、お金を要求してくるケースです。 女性本人ではなく、女性の「彼氏」や「男友達」「知り合い」などの正体不明の人物が登場して脅してくるケースもあります。 ・相手の女性の「彼氏」「夫」が出てきて脅される パパ活で女性と会っていると、女性の「彼氏」や「夫」が現れて「不倫しているのか!」などと修羅場じみた演出をされ、「慰謝料を払え!」と脅されるパターンもあります。 「払わないと妻や会社にバラす」などと言って追い詰めてきます。 ・不倫関係がもつれて不当要求される パパ活で知り合った女性と交際していると、別れようとしたときに「別れるなら奧さんに全部話す」「別れたいなら〇〇万円の慰謝料を払ってほしい」などと不当要求されるケースがあります。 パパ活は大きなトラブルにつながる危険をはらんでいるので、安易にすべきではありません。 ■パパ活で脅迫されたときにやってはいけないこと パパ活で相手の女性や正体不明の男性から脅されたとき、やってはいけない対応は以下のとおりです。 ・言われるままに払ってしまう 相手から請求されるままにお金を払ってはいけません。相手の請求は不当請求である可能性も高いからです。また一度払ったら「カモ」にされて次々に追加請求される可能性も高くなります。 ・個人情報を提供してしまう 相手から、脅迫と同時にいろいろなことを聞かれるケースがあります。住所や電話番号、勤務先や家族関係などの情報です。断ると「反省していない」などと責められるので、つい話してしまいがちですが、いったん個人情報を教えると何に悪用されるかわからないので、絶対に教えてはなりません。 ・誰にも相談しないで一人で抱え込む パパ活で脅迫を受けた場合、「周囲に知られたくない」という思いから一人で抱え込んでしまう方が多数います。しかし脅迫は犯罪です。被害者が一人で抱え込んでいては解決できませんし、むしろ状況がどんどん悪化していきます。 しかるべき機関に相談することで意外なほどすんなり解決できるケースも多いので、すぐに相談をすべきです。
澤田 剛司弁護士の法律相談一覧
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【相談の背景】
本人訴訟の原告です。第1回目期日で、被告側弁護士が急病で、第2回目期日が3ヶ月後になってしまいました。私が裁判所の書記官経由で、被告側弁護士の変更を訴えることはできますか。
【質問1】
私が裁判所の書記官経由で、被告側弁護士の変更を訴えることはできますか。あるいは、第1回目期日で3ヶ月後で了承してしまっているので、できないとかということがありますか。残念ながら原告側に被告代理人変更の請求権はございません。
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【相談の背景】
判例と裁判例とがあることを知りました。前者は最高裁の判決、後者は下級裁判所のそれのようですね。
【質問1】
本人訴訟の準備書面において、地裁の判決に対して、「判例」と記載してあるのはまずいでしょうか?まずいなら、「裁判例」に訂正しようと思っています。最高裁の判決が判例で下級審の判決を裁判例と一般的には呼びます。もっともあまり神経質になるようなところではないですし、判決の結果に影響を及ぼすものでもないです。
離婚・男女問題分野
◆土日も休まず営業中◆初回相談無料◆風俗トラブル/不貞/ホスト売掛金の整理/慰謝料請求/不当要求などあらゆる問題について、スムーズで有利な解決を目指します。



離婚・男女問題の詳細分野
- 不倫・浮気
- 別居
- 性格の不一致
- DV・暴力
- モラハラ
- 生活費を入れない
- 親族関係
- セックスレス
- 借金・浪費
- 飲酒・アルコール中毒
- 慰謝料
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 婚姻費用
- 離婚回避
- 面会交流
- 離婚請求
◆365日24時間迅速な対応でサポート!
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現在まで不貞行為に基づく不貞慰謝料請求事件(請求側、被請求側を含む)を中心に男女トラブル案件を数多く扱ってまいりました。その他、ホストクラブの売掛金の整理・風俗トラブル等の男女トラブルも数多く扱っております。
男女トラブルは、ご相談時に緊急対応しなければならない案件が多いものですが、最短で即日対応が可能です。365日、24時間迅速な対応を行うことをモットーとして事件に向き合っておりますので、お困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
★緊急を要する案件では、携帯電話・ライン等で弁護士が24時間直接ご依頼者様に対応いたします。
◆安心と充実のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】休日・夜間・電話相談可
土日祝のご相談や夜間(24時まで)のご相談に応じております。状況によってはお電話でのご相談も可能です。まずは一度お問い合わせください。
【2】事実関係を明確にします
トラブルの事実関係を丁寧にお聞きし、完全な事案の把握に努めます。その上で、どのような解決策があるかご提案いたします。
【3】ご依頼者様に寄り添った解決を
男女トラブルにより請求を受けている場合、勤務先や配偶者に発覚することを避けたい等、精神的に過大なプレッシャーがかかります。そういった状況の中で、ご依頼者様に寄り添いつつ、迅速なトラブル解決に全力を尽くします。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
十分な時間と質を確保しつつ、相談料は初回60分無料としています。
また、着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金を基準に、ご依頼者様の経済状況に合わせて無料相談時に明確なお見積りをお出しします。
着手金を安くし、相手方から費用が回収できた場合は報酬金でディスカウント分を補うなど、利用しやすい費用体系にしていますのでご安心ください。
◆よくあるご相談例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
▼慰謝料を請求された
不倫相手の配偶者から、若しくは弁護士から不倫慰謝料を請求された際の交渉・訴訟(減額交渉及び訴訟対応)を中心に、不倫行為を勤務先にバラすと脅されたり、自宅に行って話し合いを行いたい等の不当な請求・要求を退けるご対応を多くお受けしております。
▼慰謝料請求したい
不倫行為により、婚姻関係が破綻した場合には、できる限り高額な慰謝料の獲得を目指し、婚姻継続の場合には、不倫相手方から不倫配偶者への接触禁止を約束させるとともにできる限り多くの慰謝料の獲得をめざす交渉・訴訟をお受けしてまいりました。
▼ホスト・ホストクラブからの売掛金請求
根拠のない高額な売掛金請求に対して、請求を断念させる交渉、正当な請求であっても一括支払いが困難な場合に、分割払いでの和解交渉、また、売掛金を早期に支払わなければ、自宅に押し掛ける等、不当・違法なプレッシャーを受けている案件について、数多くお受けしてまいりました。
風俗トラブル(風俗店でのトラブル、本番トラブル、デリヘル等の風俗トラブル)で、違法・不当な請求を受けている案件を数多く扱ってまいりました。非常時には、弁護士自ら風俗店等へ直接交渉に赴きます。
【重点取扱案件】
慰謝料請求、ホストクラブ売掛金整理、婚約破棄・貞操権侵害、風俗トラブル、男女間の不当請求
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◆アクセス
都営三田線「内幸町駅」A4a出口より徒歩6分
銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩7分
各線「新橋駅」徒歩7分
受付時間と対応体制
- 平日
- 00:00 - 24:00
- 土日祝
- 00:00 - 24:00
-
全国出張対応
出張には別途料金がかかる場合がございます。
- 24時間予約受付
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 当日相談可
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
犯罪・刑事事件分野
◆土日も休まず営業中◆最短で即時に接見に伺います。接見後に状況を見て費用も含めた今後の対応を決定しますので、まずはご連絡ください。



犯罪・刑事事件の詳細分野
- 加害者
- 被害者
- 少年事件
- 痴漢
- 盗撮
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 暴行・傷害
- 窃盗・万引き
- 強盗
- 横領
- 交通犯罪
- 覚せい剤・大麻・麻薬
- 児童買春・児童ポルノ
- 詐欺
◆スピード重視で対応いたします
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【刑事事件では、『早期からの刑事弁護活動』が最も重要になります。】
逮捕勾留された場合、短くて10日程度、最大で23日間身柄を拘束されます。さらに、公判請求された場合には、判決が下されるまでの数か月間身柄拘束が続きます。
長期間身柄を拘束されれば、心身はもちろん、社会的にも深刻なダメージを受けてしまいます。
【早期弁護活動の重要性】
被害者との示談交渉や被害弁償を行うことで、逮捕前であれば、被害届を提出しないよう誓約を交わし、逮捕後であれば、被害届・告訴を取り下げ、身柄拘束の回避または早期解放を行うことが可能となります。
公判請求された場合でも、早期から弁護活動を行うことで、自己に不利な証拠を裁判に提出されないよう対策を講じることが可能となります。
◆安心と充実のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】 初回相談無料
初回法律相談は無料です。
まずは事実関係を詳しくお伺いして、今後の見通しをお伝えいたします。
2回目以降のご相談は、十分な時間と質を確保するため、相談料は1時間1万円としています。
【2】即日・夜間(25時まで)・休日対応・24時間予約受付
刑事事件は、何よりも早期対応が重要になります。原則として、夜間・休日を問わず、ご依頼いただいた当日に接見に伺い弁護活動を開始いたします(交通機関の運行状況や接見場所の状況によっては翌日以降となる場合もございます。)。
【3】明確な弁護士費用
ご依頼者様にご安心いただくため、明確な料金設定をさせていただいております。
初回ご相談時に、着手金、成功報酬等は全て金額を明確にご説明させていただき、それ以外の費用は一切いただきません。
【4】経験実績
痴漢事件の弁護、性犯罪の弁護、盗撮事件の弁護、業務上横領の弁護、少年事件の弁護、脅迫・恐喝事件の弁護、ストーカー事件の弁護を数多くお受けしております。
また、示談交渉、保釈請求、接見禁止解除などにも精通しております。
【5】個人情報保護
刑事事件に関する情報は、職場や友人、親族に伝わると今後の生活に多大な影響を及ぼします。当事務所では、第三者に情報が伝わらないよう徹底して個人情報保護に努めます。
◆よくあるご相談例
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✔︎家族が警察に逮捕されてしまった。
✔︎警察に疑われている。
✔︎罪を犯してしまったがどうしていいか分からない。
✔︎会社への発覚を防ぎたい。
✔︎被害者と示談交渉をしてほしい。
✔︎早く保釈・釈放してほしい。
✔︎前科をつけたくない。
✔︎不起訴にしてほしい。
✔︎執行猶予をつけてほしい。
✔︎1日でも早く身柄を開放されたい。
✔︎無実を証明してほしい。
✔︎裁判員裁判における弁護をお願いしたい。
【重点取扱案件】
痴漢事件弁護、強制わいせつ、強制性交、窃盗、傷害、飲酒に伴う暴行、違法薬物の使用・譲渡
逮捕されると不利な発言を強いられたり、人権が侵害されたりする可能性があります。孤独な状況を支えられるパートナーとしてともに闘います。
上記以外のご相談も可能ですので、まずはご連絡ください。
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◆アクセス
都営三田線「内幸町駅」A4a出口より徒歩6分
銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩7分
各線「新橋駅」徒歩7分
受付時間と対応体制
- 平日
- 00:00 - 24:00
- 土日祝
- 00:00 - 24:00
-
全国出張対応
出張には別途料金がかかる場合がございます。
- 24時間予約受付
- 当日相談可
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
詐欺被害・消費者被害分野
◆土日も休まず営業中◆警察を装った詐欺など巧妙化した詐欺事件での対応事例が豊富です。一人で悩まず、まずは、お気軽にご相談ください。



詐欺被害・消費者被害の詳細分野
- 金融・投資詐欺
- 訪問販売
- ワンクリック詐欺・架空請求
- 競馬・情報商材詐欺
- ぼったくり被害
- 霊感商法
- 出会い系詐欺
◆被害が大きくなる前に食い止めます
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
毎月30件以上の相談を承っており、今後の見通しなどスピーディな判断が可能です。デリバティブ、仕組債など高度な金融商品の詐欺を多く取り扱っておりますので、あらゆる事案に対応が可能です。相手方の所在がつかめなくなる前に迅速に対応します。迷っている方はお電話ください!
また、消費者被害問題も常時取り扱っておりますので、事案ごとのポイントは把握しております。泣き寝入りする必要はありませんので、少しでもお困りの場合は、弁護士へのご相談をご検討ください。
◆安心と充実のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】当日・休日・夜間相談可
当日の急なご相談や休日、夜間(22時まで)のご相談に対応しております。日時は事前予約制となりますので、まずはお問い合わせください。
【2】明確な費用をご提示
ご相談時に見積もりを作成し、総額費用を明確にご提示しております。ご不明な点はその際にご質問ください。
【3】十分な話し合いを行います
納得いただけるまでとことん話し合い、最終的な方針を決めていきます。納得いただける解決を目指してサポートいたしますので、安心してお任せください。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
十分な時間と質を確保しつつ、相談料は初回無料としています。
また、着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金を基準に、ご依頼者様の経済状況に合わせて無料相談時に明確なお見積りをお出しします。
着手金を安くし、相手方から費用が回収できた場合は報酬金でディスカウント分を補うなど、利用しやすい費用体系にしていますのでご安心ください。
◆よくあるご相談例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
✔︎知人から投資話を持ち掛けられ、資金を持ち逃げされた。
✔︎損失補てんを謳っていたが、補てんが実行されることはなかった。
✔︎請求書とともに身に覚えのない商品が送り付けられてきた。
✔︎効果のない化粧品、浄水器など高額商品を買わされた。
【重点取扱案件】
投資詐欺、宝くじ詐欺、ワンクリック詐欺、ギャンブル詐欺
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◆アクセス
都営三田線「内幸町駅」A4a出口より徒歩6分
銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩7分
各線「新橋駅」徒歩7分
受付時間と対応体制
- 平日
- 00:00 - 24:00
- 土日祝
- 00:00 - 24:00
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全国出張対応
出張には別途料金がかかる場合がございます。
- 24時間予約受付
- 当日相談可
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
債権回収分野
◆土日も休まず営業中◆債権には時効がありますので、時間が経っているものほどスピードが重要です。少しでもお困りの際はお早めにご相談ください。



◆迅速な対応はお任せください!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【債権回収だけでなく、支払請求されている案件も数多くお受けしてまいりました】
毎月30件以上の相談を承っており今後の見通しなどスピーディな判断が可能です。
相手が倒産した場合など、困難な案件でも対応可能です。相手方の財産の調査、実際の回収業務など面倒な業務は弁護士が請け負います。
これまで一貫して債権回収を扱ってきたことから、事案ごとのポイントは把握しておりますので、少しでもお困りの際は一度ご相談ください。十分に話し合いをしながら、納得いただける解決を目指して尽力いたします。
◆安心と充実のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】当日・休日・夜間相談可
当日の急なご相談や休日、夜間(22時まで)のご相談に対応しております。日時は事前予約制となりますので、まずはお問い合わせください。
【2】明確な費用をご提示
ご相談時に見積もりを作成し、総額費用を明確にご提示しております。ご不明な点はその際にご質問ください。
【3】24時間予約受付
当事務所では、24時間ご相談のメールでのご予約を受け付けております。営業時間内のご連絡が難しい方は、メールフォームよりご連絡ください。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
十分な時間と質を確保しつつ、相談料は初回無料としています。
また、着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金を基準に、ご依頼者様の経済状況に合わせて無料相談時に明確なお見積りをお出しします。
高額な着手金で費用倒れにならないよう、事案に応じ価格設定をしています。
◆よくあるご相談例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
✔︎知人から回収したい。知人からお金を返せと言われた。
✔︎債権回収したいが相手に財産があるか疑わしい。
✔︎顧問弁護士が対応したが、回収が難しいと言われた。
✔︎商品を売ったが、その代金を買主が支払ってくれないので早く代金を回収したい。
【重点取扱案件】
売掛金の回収、知人間の金銭の貸し借り(被請求を含む)、マンションの管理費用滞納、賃料請求
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◆アクセス
都営三田線「内幸町駅」A4a出口より徒歩6分
銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩7分
各線「新橋駅」徒歩7分
受付時間と対応体制
- 平日
- 00:00 - 24:00
- 土日祝
- 00:00 - 24:00
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全国出張対応
出張には別途料金がかかる場合がございます。
- 24時間予約受付
- 当日相談可
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
不動産・建築分野
◆土日も休まず営業中◆不動産は関わる人が多く、トラブル解決は一筋縄ではいきません。今後を踏まえ、円満に解決できるように努めております。



不動産・建築の詳細分野
- 賃料・家賃交渉
- 建物明け渡し・立ち退き
- 借地権
- 欠陥住宅
- 任意売却
- 騒音・振動
- 土地の境界線
◆被害が大きくなる前に食い止めます
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豊富な経験がありますので、事案ごとに何をすべきか理解しており、被害が大きくなる前に食い止めるよう努めております。
常時不動産問題を扱っていますので事案ごとのポイントは把握しています。建築工事が進まない、建築された建物に瑕疵がある、マンション内でトラブルが発生したなど、不動産に関する問題は当事務所へご相談ください。
◆安心と充実のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】全国出張相談可
遠方の案件であっても出張相談にて対応いたします。ご予約の際にお気軽にご相談ください。
【2】明確な費用をご提示
ご相談時に見積もりを作成し、総額費用を明確にご提示しております。ご不明な点はその際にご質問ください。
【3】十分な話し合いを行います
不動産は数ある財産の中でも思い入れの強いものですので、納得いただけるまでとことん話し合い、最終的な方針を決めていきます。納得いただける解決を目指してサポートいたしますので、安心してお任せください。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
十分な時間と質を確保しつつ、相談料は初回無料としています。
案件の難易度により弁護士の数も変わりますので、相談時に体制と費用のご説明をさせていただいております。
着手金を安くし、相手方から費用が回収できた場合は報酬金でディスカウント分を補うなど、利用しやすい費用体系にしていますのでご安心ください。
◆よくあるご相談例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
✔︎賃料の滞納分を請求したい。
✔︎賃料の滞納が続いており、建物明け渡しの請求をしたい。
✔︎設計図通りに施行されておらず、想定と異なる住環境になってしまった。
✔︎土地・建物を不法に占拠されている。
【重点取扱案件】
建築瑕疵、建物明け渡し、賃料減額訴訟
ーーーーーーーーー
◆アクセス
都営三田線「内幸町駅」A4a出口より徒歩6分
銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩7分
各線「新橋駅」徒歩7分
受付時間と対応体制
- 平日
- 00:00 - 24:00
- 土日祝
- 00:00 - 24:00
-
全国出張対応
出張には別途料金がかかる場合がございます。
- 24時間予約受付
- 当日相談可
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
遺産相続分野
◆土日も休まず営業中◆あなたの強い代理人として交渉し、納得のいく最善の解決を目指します。相続前の対策も、相続トラブル発生後もご相談ください。



◆あなたの代理人として、粘り強く交渉します
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
親族間で揉める遺産相続トラブルは、早期に解決を目指したい問題です。できれば、相続トラブルが発生する前にその予防策を万全にしておくことが一番です。
私たちは、『すべてのクライアントのために親身になって対応し、弊所と関わりを持って良かったと思ってもらうことのできる事務所』を目指しております。 ご相談や現在のご事情にも配慮し、ご依頼者との信頼関係を大切に、スピーディに対応いたします。
◆安心と充実のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】当日・休日・夜間相談可
当日の急なご相談や休日、夜間(22時まで)のご相談に対応しております。日時は事前予約制となりますので、まずはお問い合わせください。
【2】明確な費用をご提示
ご相談時に見積もりを作成し、総額費用を明確にご提示しております。ご不明な点はその際にご質問ください。
【3】十分な話し合いを行います
納得いただけるまでとことん話し合い、最終的な方針を決めていきます。納得いただける解決を目指してサポートいたしますので、安心してお任せください。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
十分な時間と質を確保しつつ、相談料は初回無料としています。
また、着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金を基準に、ご依頼者様の経済状況に合わせて無料相談時に明確なお見積りをお出しします。
着手金を安くし、相手方から費用が回収できた場合は報酬金でディスカウント分を補うなど、利用しやすい費用体系にしていますのでご安心ください。
◆よくあるご相談例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
✔︎遺言書の内容について、納得できない。
✔︎親族間で、遺産分割について話がまとまらない。
✔︎父が認知症になり、財産管理が難しい状況になってしまった。
✔︎亡くなる直前に、多額の預金が引き出された形跡がある。
✔︎土地を多く私有しており、後で相続人が揉めないようにしておきたい
✔︎今の資産にどの程度の価値があるのか、調べた上で管理したい。
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私たちは、『すべてのクライアントのために親身になって対応し、弊所と関わりを持って良かったと思ってもらうことのできる事務所』を目指しております。 ご相談や現在のご事情にも配慮し、ご依頼者との信頼関係を大切に、スピーディに対応いたします。
◆安心と充実のサポート体制
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【1】当日・休日・夜間相談可
当日の急なご相談や休日、夜間(22時まで)のご相談に対応しております。日時は事前予約制となりますので、まずはお問い合わせください。
【2】明確な費用をご提示
ご相談時に見積もりを作成し、総額費用を明確にご提示しております。ご不明な点はその際にご質問ください。
【3】十分な話し合いを行います
納得いただけるまでとことん話し合い、最終的な方針を決めていきます。納得いただける解決を目指してサポートいたしますので、安心してお任せください。
◆弁護士費用について
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十分な時間と質を確保しつつ、相談料は初回無料としています。
また、着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金を基準に、ご依頼者様の経済状況に合わせて無料相談時に明確なお見積りをお出しします。
◆よくあるご相談例
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✔︎債権者から督促がきているが支払えない。
✔︎借金が膨らんでしまい、支払いが遅れている。
✔︎返済の目処が全く立たない。
✔︎家族や職場に知られることなく、借金問題を解決したい。
✔︎会社をたたむことになったので、破産の手続きや清算をお願いしたい。
✔︎亡くなった親族に借金があることが分かった。
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◆高い専門性で交通事故問題を解決
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交通事故は、誰にでも起こりうるトラブルです。しかし、強い交渉力とともに医療への知識も求められる、非常に専門性の高い領域です。
こういった問題には慣れない人にとって、とてもご自身で解決できるものではなく、人によっては保険会社の言い分をそのまま承諾し、知らないうちに損をしてしまう方も多くおられます。
私たちは、『すべてのクライアントのために親身になって対応し、弊所と関わりを持って良かったと思ってもらうことのできる事務所』を目指しております。 ご相談や現在のご事情にも配慮し、ご依頼者との信頼関係を大切に、スピーディに対応いたします。
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着手金を安くし、相手方から費用が回収できた場合は報酬金でディスカウント分を補うなど、利用しやすい費用体系にしていますのでご安心ください。
◆よくあるご相談例
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✔︎相手の保険会社から提示された保険金額が正しいかどうか分からない。
✔︎物損の評価額に納得がいかない。
✔︎後遺障害の認定が決まったが、等級が妥当かどうか分からない。
✔︎保険会社が急に治療費の支払いをやめてしまった。
✔︎自転車で交通事故を起こしてしまったが保険に入っておらず多額の慰謝料を請求されて困っている。
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離婚・男女問題分野
離婚・男女問題の解決事例
- 不倫・浮気
【男女トラブル】パパ活で相手女性の執拗な連絡のブロック・不当要求の撤回に成功!
最近、世間で話題になっているパパ活を出来心から始めてしまい相手の女性とトラブルになってしまった既婚男性からの相談でした。
具体的な相談内容は下記になります。
■トラブルがあった女性とは何度か肉体関係があった。
■愛人契約ではなくでもお互い希望の条件を提示して都度払いで支払っていた。
家族の大切さに気づき関係の解消を申し出たところ、相手の女性が激高し「家族や会社にバラす」と脅迫してきた。
最初はなだめていたが次第に要求はエスカレートして「お金をくれないのなら家族や会社にバラす」というお金目当ての脅迫に変わり心身的にも疲弊し、当職への相談に至る。
初回相談時に具体的な弁護方針、即日介入の旨や当職の解決事例を説明したところ、そのまま受任となりました。
ご相談者様はとにかく「会社や家族にだけはバラされたくない」と仰っていましたので、相手の女性への交渉も慎重に行いました。
まず当職から「貴女のやっていることは不当要求である」旨をお伝えし、これ以上の要求を続けるようであれば「警察対応」も辞さない旨を主張しました。
交渉になると相手方女性は不当要求の事実を否定し、「既婚者であることは知らなかった、貞操を侵害された」という主張をしてきました。
当職は事前に相手方女性とのやり取りの十分な証拠(主に既婚者である事を伝えていることやお金を支払い合意の上での性交渉を行っていたこと)と主張を裏付けるロジックを用意していましたので、相手方の女性も観念し、もう二度と依頼者に関わらない旨の合意書の締結に応じました。
合意書には「接触禁止」の条件も入れることで、和解が紙の上だけでなく、実際にご依頼者様の利益に繋がるように手配いたしました。
初回の面会時には憔悴していたご相談者様が、解決後にはほっとした様子で、家族仲良く撮った写真を送って来ていただいたのを嬉しく覚えています。

■パパ活で知り合った相手から脅迫されるパターン
・「妻や会社に言うぞ」と脅される
よくあるのは、相手の女性が「パパ活で女性と関係を持ったことを奧さんや会社に言うぞ」などと言って、お金を要求してくるケースです。
女性本人ではなく、女性の「彼氏」や「男友達」「知り合い」などの正体不明の人物が登場して脅してくるケースもあります。
・相手の女性の「彼氏」「夫」が出てきて脅される
パパ活で女性と会っていると、女性の「彼氏」や「夫」が現れて「不倫しているのか!」などと修羅場じみた演出をされ、「慰謝料を払え!」と脅されるパターンもあります。
「払わないと妻や会社にバラす」などと言って追い詰めてきます。
・不倫関係がもつれて不当要求される
パパ活で知り合った女性と交際していると、別れようとしたときに「別れるなら奧さんに全部話す」「別れたいなら〇〇万円の慰謝料を払ってほしい」などと不当要求されるケースがあります。
パパ活は大きなトラブルにつながる危険をはらんでいるので、安易にすべきではありません。
■パパ活で脅迫されたときにやってはいけないこと
パパ活で相手の女性や正体不明の男性から脅されたとき、やってはいけない対応は以下のとおりです。
・言われるままに払ってしまう
相手から請求されるままにお金を払ってはいけません。相手の請求は不当請求である可能性も高いからです。また一度払ったら「カモ」にされて次々に追加請求される可能性も高くなります。
・個人情報を提供してしまう
相手から、脅迫と同時にいろいろなことを聞かれるケースがあります。住所や電話番号、勤務先や家族関係などの情報です。断ると「反省していない」などと責められるので、つい話してしまいがちですが、いったん個人情報を教えると何に悪用されるかわからないので、絶対に教えてはなりません。
・誰にも相談しないで一人で抱え込む
パパ活で脅迫を受けた場合、「周囲に知られたくない」という思いから一人で抱え込んでしまう方が多数います。しかし脅迫は犯罪です。被害者が一人で抱え込んでいては解決できませんし、むしろ状況がどんどん悪化していきます。
しかるべき機関に相談することで意外なほどすんなり解決できるケースも多いので、すぐに相談をすべきです。
★パパ活で脅迫されたとき、適切な対処方法とは
パパ活で脅迫されたら、どのように対処するのが適切なのでしょうか?
それは、可能な限り早く弁護士に相談することです。
弁護士の中でも不当要求や脅迫、クレーマー対策、男女トラブルなどの対応に積極的な弁護士に相談しましょう。
パパ活で知り合った相手を脅迫してお金を払わせるのは「恐喝罪」という犯罪行為です。
これまでの経験上、法律の専門家である弁護士が介入して警告を発したら、相手は意外なほどすんなり退いていき、何事もなかったかのような状況となるパターンが多数です。
「弁護士に相談したら仕返しされるかも知れない、バラされるかもしれない」と心配される方もいますが、パパ活について配偶者に知らせると、女性の方が配偶者から慰謝料請求されるリスクが高くなります。
また不必要にパパ活を周囲に触れ回ったら「名誉毀損罪」が成立する可能性もあります。
このようなことは相手もよく分かっており、弁護士が出たら諦めて、二度と連絡してこないケースが多くなっています。
当職は、パパ活や援助交際、不当要求、脅迫などのトラブルを多数解決してきました。
実績とノウハウを蓄積しておりますので、パパ活の相手から脅迫されてお困りであれば、お早めにご相談下さい。
- 不倫・浮気
【風俗トラブル】本番行為をしてしまい,500万円請求されたが減額・三者和解に成功!
初めて利用したデリバリーヘルスで,いわゆる本番行為をしてしまい,店側から500万円を請求されているという方からのご相談でした。
ご相談者様がデリバリーヘルスを利用し,プレイ中に誤って挿入してしまったことで,女性が激怒し,その場でプレイが中止され,女性が電話で店の人を呼んでしまったとのことでした。
まもなく,そのホテルに店の黒服の男性数名が到着して囲まれ,免許証や携帯電話番号を控えられた上,「女の子がとても怖がっており,警察に被害届を出すと言っている。この場で示談すれば店側で女の子を説得する。」と詰め寄られたとのことでした。ご相談者様が示談金としていくら必要か確認したところ,黒服の男性から「女の子は500万円必要だと言っている。」と言われたため,ご相談者様の提案で警察を呼んでもらい,事情を説明したものの,警察には対応してもらえなかったとのことでした。その後,ご相談者様は,黒服の男性から,「被害届を出されるか,500万円を払うか」の選択を迫られ,そのまま黒服の男性とともにATMに行き,150万円を支払ってしまいました。しかしながら,店の男たちからの請求や連絡は止まず,残りの金額を持ってこなければ家や会社に行く等との連絡があるため,すぐにでも助けて欲しいとのことでした。また,家族があるため,家や会社に来られることは何としても避けたいということでした。
■ご相談当日に受任し,同日中に弁護士から相手方に連絡を行いました。
当方より,ご依頼者様やその家族・勤務先等への直接の連絡は,方法のいかんを問わずやめることを相手方に伝えた上,相手方の金銭請求の態様が恐喝的であることを指摘しました。その上で,既に150万円を支払っているため,女性と店舗双方とそれぞれ示談書を取り交わすよう交渉を行いました。
数回の交渉を経て,無事,店舗と女性双方との示談書を取り交わすことに成功し,相手方からご依頼者様への連絡や接触もしない旨の誓約も取り付けることができました。

デリバリーヘルスを利用し,本番をしてしまったことから,高額の金銭を要求されるケースは多くあります。
本件のように,黒服の男性に囲まれて詰め寄られ,脅されて,その場で金銭の支払いをしてしまっているケースも少なくありません。
しかしながら,せっかく高額の金銭を支払っても,手渡しであれば後日支払いの証明ができませんし,女性から宥恕を受けたわけではないため,後日警察に強制性交罪として被害届を出される可能性も残ったままということになります。
店側から,後日,「女の子がショックを受けて欠勤している」とか,「営業損害が生じた」等と主張され,追加請求をされるリスクも残ったままとなります。
また,その場で支払ってしまった金銭は,取り戻すことは極めて難しいため,注意が必要です。
風俗店とトラブルになった場合には,その場で安易な約束や支払いをせず,弁護士等の第三者を挟んで冷静に交渉していくことが肝心です。
- 不倫・浮気
【風俗トラブル】デリヘルで盗撮をしてしまったが、刑事事件化を回避・和解に成功!
ご相談される前日の夜にデリバリーヘルス店を利用した際に盗撮行為を行い,その場にて女性従業員に気付かれ,すぐさま店に連絡をされた。
その後,ホテルへ駆けつけた店の責任者に運転免許証を携帯電話の写真に収められた上,慰謝料の相場を調べて明日必ず連絡してくるように伝えられ解放された。
翌日になり,店の責任者へ電話しなければならないが,昨晩の店の責任者が高圧的な態度であったため,連絡するのが怖く,連絡できないでいたところ,店からと思われる電話が非通知なども含め何度も架かってくる状態となってしまった。
もはや相談者自身では対応することは困難と思い,弁護士へ相談されるに至る。
ご相談日当日に受任し,同日中に弁護士よりデリバリーヘルス店の責任者へ電話連絡を入れ,交渉を開始した。まずは,①依頼者より当職が依頼を受けたため,依頼者本人へ連絡しないように釘を差し,②女性と店に対し解決金の金額及びその他の条件を提示,③もし和解の意向があるのであれば女性従業員,店及び依頼者の三者間で合意書を締結する旨を伝え,検討するように促し当日の交渉を終える。数日後,店の責任者より弁護士へ連絡が入り,女性との関係では増額を希望してきたため,当日中に依頼者へ連絡・打ち合わせを行い,依頼者も女性の提示金額に納得されるとのことであったため,同日中に店の責任者及び女性従業員へ連絡を取った上,数日後には示談書を取り交わすことに成功した。

1 各都道府県が定める迷惑防止条例の「盗撮」の定義は各々であるため,デリバリーヘルス店にて行われた盗撮行為が迷惑防止条例に反するかは,当該行為が行われた場所がどの都道府県に属するのかにより,刑事事件にまで発展する可能性があるのか,あくまでも民事事件にとどまるのか大きく異なります。
しかし,盗撮に当たらない場合であっても店側から「盗撮であるとして警察へ通報する,通報されたくなければ示談金を支払え」と詰め寄られることも珍しくなく,本件においても,迷惑防止条例に反する行為でないにもかかわらず,交渉時には責任者より「犯罪行為だ,警察へ通報する。」等と誤った認識の下,高圧的な態度を取られました。
2 他方,迷惑防止条例上の盗撮に該当しないからといって,民事上の不法行為に該当しないというものではなく,性行為又はそれに準ずる行為を無断で撮影する行為自体は,民法上の不法行為責任(民法709条)に該当する可能性はあります。また,場合によっては,女性従業員の精神的損害に対する慰謝料の支払いにとどまらず,盗撮行為に起因して女性従業員が休業した際の損害の補填(逸失利益)及び女性従業員が退職してしまったことにより生じる店の売上が減少したこと(逸失利益)を理由とする損害賠償請求を主張されることも多々あり,何百万円という多額の請求を受けることも珍しくありません。
そのため,適切な損害額を見極める必要があります。
3 また,和解する際には適切な書面を交わし(客観的な資料を残すことは重要です),終局的に紛争を解決する必要があるところ,店側は同様のトラブルに慣れていることもあり書面の雛形を用意していることもありますが,中には再度の慰謝料請求がなされる虞のあるもの,被害者である女性従業員の署名等を欠くもの等が散見されますので,ご自身で和解される際には十分に注意される必要があります。
にもかかわらず,盗撮が発覚してしまったことに対する焦り,警察沙汰や家族・職場への発覚の不安,高圧的な態度を取る店との和解交渉からの解放などを理由に,何ら書面を交わすことなく多額の金銭を支払っている場合や不適切な内容の書面を交わしている場合など,相談者の焦り・不安に応じて店側に付け込まれていることも多いです。
4 したがって,店側との和解交渉においては,適切な知識,相手方の交渉ペースに流されないこと及び適切な和解手続きを踏まえることが必要となりますので,まずは問題が生じた時点で早期にご相談下さい。
- 不倫・浮気
- 慰謝料
不貞行為に対して慰謝料を請求された男性からのご相談
会社員である30代の男性から慰謝料請求に関するご相談を受けました。
具体的な相談内容は以下のとおりです。
まずは今回起きたことを説明させていただきます。
といっても話は単純で、私が不貞行為を働いてしまっただけです。
不貞相手の女性が既婚者であるということも理解しておりましたが、誘惑に負けて間違いを犯してしまいました。
また、関係がないかもしれませんが、私の妻はもう私の不貞行為のことを全て把握しています。
ちなみに、私共夫婦にも、相手方のご夫婦にも子どもはいません。
私の立場で言えることでもありませんが、それだけは不幸中の幸いだったと感じています。
不貞相手の女性とは、私の職場に転職してきた人です。
この女性の歓迎会を職場全体で行ったのですが、会場となった居酒屋でちょうど彼女の隣の席となりました。
そして彼女と話が弾み、歓迎会が終わった直後に二人で飲み直すことを私から提案しました。
ですが、そのときすぐに彼女から「夫がいますので、男性とお仕事以外で二人きりになることはできません」と言われました。
しかし、私はどうにも諦められず、「一度だけで構いませんので、とにかくお話をさせてください」と強くお願いしてしまったのです。
また、そんな保証はどこにもありませんし、あったとしても言うべきことではありませんが「私と仲良くなっておけば、職場で何かと居心地が良くなるかもしれませんよ」と伝えてしまいました。
率直に言って私はお酒に酔っていましたので、そのせいで気が大きくなってしまったという側面も否定できません。
どうにか彼女の承諾を得ることができ、別の居酒屋に出向きました。
そして、色々なことを言って彼女をコントロールし、お酒を飲ませました。
もちろん、最初彼女は「お酒はこれ以上飲みませんので……」と言っていましたが。
その辺りからは記憶があいまいになっているのですが、とにかく不貞行為に及んだということは覚えています。
その後も私が彼女に惹かれ続けてしまい、数回関係を持ち続けたところで、彼女の携帯番号から電話がかかってきました。
ですが、電話相手は彼女ではなく御亭主であり……そのまま今の状態に至りました。
とにかく最初から「既婚者である」という事を彼女は明確に伝えてくれましたし、それ以降も彼女はずっと嫌そうにしていました。しかし、私が言葉巧みに彼女を操ったのです。
法律には疎いためあくまで私の感覚でしかありませんが、今回の件については彼女は全く悪くなく、私だけに落ち度があるのだと思います。
ですが、慰謝料については納得できない部分があるのです。
「慰謝料を支払う」ということ自体はもちろん致しますが、金額が高すぎると感じたのです。
私なりに「不貞行為における慰謝料」の相場を調べてみましたが、それよりも明らかに高いです。具体的に言いますと、相場の1.5倍ほどの金額でした。
私の妻には
「慰謝料が高かろうが何だろうが、あなたが悪いのだから全て相手の言う通りにしろ」
「ただし、家計に絶対に影響を与えるな。全てあなたの今後の小遣いから出せ」
と言われました。
妻の言うことももっともですが、「家計を圧迫しない」というのは現実的に考えて難しいです。
ですから、なんとか交渉をして慰謝料の金額を下げていただきたいと思い、今回弁護士さんに相談させていただきました。
もちろん、「慰謝料を相場の半額にしてほしい」などという事ではありません。相手方に少しでも譲歩していただければ満足です。
■相談後
完全に自業自得ですから、もしかしたら弁護士さんに怒られるのではないかと思っていました。
ですがそのような事はなく、必要以上に感情的になることなく淡々と、それでいて親身になって話を進めてくださいました。
弁護士さんと話しているうちに気持ちの整理がついたので、
「弁護士さんにサポートしていただきながら、私が御亭主と話す」ことになると考えていました。
ですがそうはならず、弁護士さんだけで御亭主に要件をお伝えすることとなりました。
具体的には
・以降は弁護士が窓口となるので男性(私のことです)とのコンタクトはできない
・深く反省していて、二度と連絡を取らないことを確約可能である
ということをお伝えしました。
その段階では、多少は「弁護士さんに丸投げして良いのだろうか」という気持ちにもなりました。
ですが、それはあくまで「気持ち」の問題でしかないので、不必要に塞ぎ込まず、まずはとにかく弁護士さんの指示に従うことにしました。
そうすることが、相手方のためにもなると感じたのです(それも私の勝手な理屈なのかもしれませんが)。
すると、なんと御亭主から
「慰謝料はなしで構いません。ただし、合意書に『今後二度と会わない』という内容を含めてください」という返事が届きました。
さすがに慰謝料0円というのは申し訳ない気がしました。
しかし、相手方の意向に従わない事のほうがむしろ失礼だと感じ受け入れました。
率直に言って、弁護士さんに相談する当初は「慰謝料の金額は変わらなくても、せめて分割支払いにしたい」などと考えていましたが、このような結果となり、御亭主には感謝してもし切れません。
そもそも私がこれ以上、御亭主や奥様のことを思い出すこと自体が失礼なのではないかという気持ちになっています。
何の償いにもなりませんが、今後は品行方正に生きていく所存です。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

本件では、相手方である御亭主から「二度会わないのであればそれで良い」という気持ちを感じ取ることができました。
恐らく、奥様との結婚生活を少しでも円満に続けるために、事を荒立てたくなかったのではないかと思います。
もしかしたら「元々の慰謝料の高さ」は相手方の怒りの現れだったのかもしれませんが、交渉を進めるうちに冷静になっていただけました。
また、私としても「関係解消は確実に可能」ということを前面に押し出したので、それも功を奏したのではないかと感じます。
また、依頼者様が当事務所に起こしになった当初は、
酷く落ち込んでおられ「申し訳ない」「それなのに慰謝料の減額を希望するなど本当は許されない」などと仰っていました。
率直に申し上げて、しばらくは話が進みませんでした。
確かに道義的にはそれが正しい感情なのかもしれません。
しかし、依頼者様が仰っているとおり、
特に今回のようなケースでは「手続きなどを速やかに進めていくこと」が相手方のためにもなると感じます。
弁護士などをご利用なさる方は、「感情」と「今すべきこと」をある程度切り離して考えていただけますと幸いです。
- 不倫・浮気
- 慰謝料
障害年金を理由に働かない妻との離婚問題の解決
相談者(40代・男性)
パートタイマーである40代の男性から離婚問題に関するご相談を受けました。
具体的な相談内容は以下のとおりです。
僕の妻は現在、疾病により障害年金を受給しています。
そして、僕と妻との間には2人の子どもがいます。
子どもの年齢はそれぞれ12歳、7歳です。
小学生のうちはまだ何とかなりそうな気もしますが、この先中学校、高校と進学していくとなるとさらにお金がかかるようになると思います。
だからこそ、妻にもできる限り働いてほしいのです。
お恥ずかしながら僕の給料(と妻の障害年金)だけでは不安が残ります……。
僕も少し調べてみましたが、妻の障害等級は3級ですから働けるはずです。
しかし、妻にそのような相談をしても
「私は病気だから働けない・ひどい」
などと言われてしまいます。
そして、その割に
「学費のぶんもちゃんと稼いでね」と言ってくるので本当に困っています。
しかも、妻は子ども達には
「遠慮しないで大学にも行ってね」などと言っています。
ただ、我が子達も色々と察しているようで、
上の子は最近になって「中学卒業したらすぐに働くよ」と私によく言ってくれています。
ですが、さすがにこのご時世ですから、2人とも最低でも高校までは通わせたいと思っています。
しかし、下の子どもについてはあまり良く分かっていない部分もあるようで、
妻に良いように言いくるめられているような雰囲気があります。
つい最近、下の子どもと妻の会話をこっそり聞いてみたのですが、
「お母さんさんは病気だから、国からお金がもらえるんだ。
そのお金があれば、あなたたちは何不自由なく生活できるんだ」
と言っていました。
先ほども言いましたが、僕の仕事の給料が高くないので何不自由なくというわけにはいきません……。
上の子どもについては、比較的妻に対する不信感も抱いているようですが、
妻は口が上手いのでこの先どうなるか分かりません。
しかも、妻は特に節約しようという気がないようです。
いつの間にかゲーム機を買っていましたし、ゲームソフトも大量に。
いつ着るのか分からないような洋服も月に十着以上は購入しています。
僕のほうはと言うと、できるだけ残業を入れてもらって何とか少しでも多く稼いでいます。
そうでもしなければ、子どもたちの将来のための貯金ができないのである程度仕方がないと感じてはいます。
ただ、僕は毎日ヘトヘトになっているので、
本当でしたら家事はほとんど全部妻に任せたいのです。
妻の体力的にこなせない部分があるのだとしたら、そのぶんは私は引き受けるつもりです。
実際に、家事のことについて妻と相談した事がありますが、
「妻だから家事をやれ、だなんて時代遅れだよ」と言われてしまいました。
話が噛み合っていませんよね。どうやら、根本的に僕を手伝おうというか、家族のために協力しようという意識がないようです。
本当でしたら、子どもには家の用事など何も気にせずに遊んだり勉強したりしていてほしいのです。
妻が障害年金を貰っている以上は、もしも妻が働いてくれていたとしても、
完全に好き放題暮らすことはできないと思います。
しかし、子どもにほとんど玩具などを買ってあげられないのは実に心苦しいです。
妻にはまだ離婚の話を全く出していないのですが、
少しでもその話題を出してしまうと面倒なことになりそうなので、
妻には何も告げないまま依頼しました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
■相談後
妻に離婚の話を一切しないままに、
離婚の事について弁護士さんと相談するという事で少し心苦しかったです。
しかし、しっかりと話を聞いていただくことができてホッとしました。
率直に言って、僕は最近妻のせいでイライラしていましたので、
色々とまくし立ててしまったような気がします。
あまり分かりやすくお話することができなかったと思います。
ですが、
・妻が全く働かない
・日々の暮らしの中で妻がほとんど何も協力してくれない
・生活費の多くを僕の収入が占めている
・妻が節約をしない
などのことをきちんと話すことができました。
今、改めて振り返ってみると「僕が話しやすいように、冷静に誘導してくださったのだ」と思います。
そして、上記の3つのことを中心に、
現状の妻の問題点を指摘する調停申立書を作りました。
弁護士さん曰く「調停の日の前に、裁判官や調停委員に状況を理解してもらうことが大事ですので、この申立書を作ります」とのことでした。
僕は法律のことは全然分からないのですが、
それでも、できる限り僕が理解できるように、
簡単な言葉で順序立てて説明してくださったので、
終始安心して進めていくことができました。
そしてこの申立書のおかげもあってか、
初回の調停期日で、離婚、養育費、親権の話がそれぞれ全部まとまりました。
率直に言って、「妻から養育費を受け取る」って少ないじゃないですか。
だから弁護士さんにも難色を示されるのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
また、僕は
「僕と弁護士さんで、テレビを観ながらゴロゴロしている妻を直接説得する」
というような流れになるかと思いある程度覚悟していたのですが、
そういう事には全くならなかったので良かったです。
そのような原始的な方法は使わないのですね。
それから、障害年金を貰っている妻の場合、養育費はどうなるのかと心配しておりましたが、
調停委員を介して「子どもが、妻と同レベルの暮らしができるように、保証しなければならない」と、説得していただけました。
もしもあのまま妻と生活していたら
一体どうなっていたのだろうかと今でもぞっとする事があります。
ですが、現在では僕も精神的にも身体的にも楽になり、
のびのびと働くことができるようになっています。
何より、妻のための家事をしなくて良くなったため、
私にも自由な時間が生まれました。
まさか、子ども2人と一緒にのんびりお喋りをする時間ができるだなんて、
妻と一緒に生活していた頃には夢にも思いませんでした。
そして、心なしか子ども達の普段の表情も明るくなったような気がします。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

調停では「説得」を行うことがカギとなります。
まずは、「調停手続を引き受ける『調停委員』」を説得することが重要です。
調停委員の納得を得ることができれば、こちら側の考えをその調停委員が的確に伝えてくれます。また、こちらの望む結果を得やすいように誘導してくれる場合もあります。
本件も、この方法で上手くいったのだと分析しております。
依頼者からきちんと話を聞き出し、それをベースに説得力の強い申立書を作ることが重要です。これこそが、家事調停を上手く進めていくための要点だと考え、常に尽力しております。
- 不倫・浮気
- 慰謝料
不貞行為をやめさせたいというご相談
■相談前
私の夫は私の10歳年下であり、性格的に軽い部分があり、結婚する前は頻繁に浮気をしていました。
ですが、結婚してからは女癖の悪さは鳴りを潜め、真剣に私のことだけを愛してくれていたように思いました。
しかし、結婚してから数年目に長男が生まれてからというもの、不貞行為を始めるようになってしまったのです。
あまり真剣にそのことを隠すつもりがないのか、ただただ注意力がないのかは分かりませんが、見知らぬ女性と映っている写真もあります。また、メールでやり取りしている様子もありました(証拠として押さえています)。
不貞行為・浮気に関して夫に直接話を聞いたこともありますが、「子どもができると、女じゃなくて母親になるからね」と分かるような、分からないようなことを言っていました。
ただ、とにかく私が嫌ですし、子どもも可哀そうなので、口約束ですが「不貞行為はしないし、仕事以外の場面で他の女性と二人で会うようなことはしない」という取り決めをしました。
それから3年くらいは約束を守っていましたが、再び不貞行為をするようになりました。
率直に言って内心予想していた事ではありますが、本当にそうなってしまったのはショックでした。
それでもしばらくは我慢していましたが、数か月ほど前にある女性と数日間の海外旅行に行き、100万円ほど使われてしまいました。
我が子のために貯金していたお金の一部だったので本当にショックでした。
もちろん、「これは子どものためのお金である」という事は夫も認識していたはずです。
妙な言い方ですが、不貞行為さえしなければ良い父親ですし、子どもも寧ろ私よりも夫に懐いているくらいです。
ですから、夫の子どもへの愛情も本物だと思っていたのですが、どうやらそうでもなかったようで悲しくなりました。
正直なところ「不貞行為をしていようがいまいが、一生なんとなく誤魔化しながら生活すればいいか」と思っていましたが、これ以上何かあってからでは遅いと思い、これを機に弁護士に相談することにしました。
ですが、離婚はしたくないと思っています。
我が子がまだ小さいおかげか、父親の不貞行為には全く気付いていないようですから。
女性との旅行のために数日家を空けることがたまにありますが、私が何か言うまでもなく「お父さんのお仕事は忙しいんだね~」と呟いていますので、あえて真実を知らせる必要はないと感じています。
また、私自身夫への愛情もまだありますので、とにかく
「不貞行為を二度としないようにする。離婚はしない」
という方向に持っていければと思い、弁護士に相談しました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
まず、私のような状況で「離婚はしたくない」などという希望を出して快く引き受けてくださるのかどうか不安でした。
ですが、それについて弁護士さんは
「客観的に考えて離婚なさりたくないと思う方もいるであろう状態だと感じますし、
何より依頼者様のご意向が第一ですので」
と言ってくださいました。
どのように話を進めていくのか全く想像がつきませんでしたが、
まずは「私と夫の相談」を基本にしていくという事になりました。
先ほども言いましたが、夫は不貞行為さえなければ、ただの「軽い性格の人間」ですし、
時間がある時であれば、話を聞いてくれます。もちろん暴力などは一切ありません。
そして、「不貞行為・浮気をするな」というこちらの意思を繰り返しはっきり伝えました。
ただ、それもあまり意味がありませんでした。
女性との大きな旅行などはしなくなりましたが、依然として朝帰りは多いままでした。
そして、その間の証拠(メールなど)もきちんと押さえておきました。
弁護士さんにも「できる限り証拠を集めるようにしてください」と言われていたので、それに従っていた形です。
でも、私からすると正直なところ
「もう弁護士さんにサポートしてもらっているからね。
どうなっても知らないからね」と早々に伝えたほうが良いかと思っていました。
ですが、弁護士さん曰く
「弁護士が関わっているということを無暗に伝えないほうが良いです。
タイミングが重要です」とのことでした。
確かにいきなり「弁護士さんに相談したから」と言うと、
相手が身構えてしまうかもしれませんし、「じゃあ離婚してやる!」と怒ってしまうかもしれません。
私の夫は能天気ですので、そういう展開にはならないような気がしますが、あまり油断しないほうが良いはずですよね。
私もとにかく離婚はしたくなかったので、
弁護士の介入を知らせるタイミングについては弁護士さんと綿密に相談しつつ決めました。
ただ、私には細かい事は分からないので、基本的には弁護士さんにお任せしていました。
あとは、とにかく夫の前で私が「弁護士が……」などと口を滑らせないように注意していました。
そして、さらなる証拠がある程度集まった時期に、
夫に弁護士の名刺を見せました。それからすぐのタイミングで弁護士が関わっていることを正式に通知しました。
これでさすがに夫も懲りたのか、
「もう絶対他の女性と関わったりはしない」と言いました。
ですが、私も完全に信じられるような心境ではありませんし、
ちゃんと念書を作り提出しました。
それからは夫も深く反省したのか、
仕事が終わると即家に帰ってくるようになりました。
今では毎晩我が家で夕飯を食べています。
また、土日は息子と遊んだり、家族で一緒にお出かけしたりするようになりました。
さすがに念書も作りましたしもう大丈夫だと思いますが、甘やかさずに、仲良く生活できれば良いと思っています。
最近の夫の行いに問題はありませんので、私ももう怒っていません。
ちなみに「小遣いを減らして、そこから100万円を返したい。それから、今まで俺が無駄遣いしてきたぶんも」と言ってくれたので、そのようにしています。
また、「話の流れ次第では、我が子も夫の行動を知ることになるかもしれない」と覚悟していました。
ですが、そういった事は全くなかったので嬉しいです。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

依頼者様に、不貞行為・浮気の証拠集めをしていただきましたが、積極的に行動していただけたので私としても助かりました。
細かなレシート等でもできる限り集めてもらうことができました。
私にご相談くださる前もある程度証拠集めは行っておられたようですが、そのとき以上に尽力していただくようお願いしました。
また、依頼者様のおっしゃるとおり、「弁護士が関わっている」という事実を伝えるタイミングがおかしいと状況が悪くなってしまう恐れがあります。そのため、本件においても依頼者様と頻繁に相談し、ここぞという場面を見計らいました。
ちなみに本件の依頼者様の場合は「離婚はしない」という意思が固まっておりました。
しかし、「離婚をするかどうか迷っている」という状態で弁護士に相談すると、いつの間にか「離婚をする」という方向にお気持ちが流れていってしまう恐れがあるので気を付けてください。
ただ、もちろん私は安易に離婚を勧めるようなことはございませんのでご安心ください。
- 不倫・浮気
- 慰謝料
【風俗トラブル】デリバリーヘルス店において,盗聴を行ってしまったケース
相談者は,デリバリーヘルス店を利用した際,いわゆる風俗嬢たる女性従業員とのプレイ中の音声をICレコーダーで録音していたところ,途中でそのことを女性従業員に気付かれ,すぐさま店に連絡をされた。
そして,相談者は,ホテルの部屋に臨場した店長から,罰金として200万円を請求されるとともに,警察に行くか罰金を払うかの二択を迫られ,やむなく同金額を支払う旨の念書にサインをし,店長とともに近くのコンビニへ行き,ATMにて20万円を引き出して頭金として支払った。
その際,相談者は,店長に自宅住所が記載された免許証とICレコーダーを没収された上,翌日に残額を支払えばこれらを返還すると申し向けられ,ようやく解放された。
相談者は,残額を支払うことが困難であり,かつ妻にばれたくないとの思いから,その日のうちに弊所に電話で相談し,受任に至る。
受任後,当日中に弊所弁護士からデリバリーヘルス店に電話連絡をして,
①相談者は店長から脅迫を受けたことで念書にサインをしたものであり念書は無効である旨,
②迷惑料名目でいくらか女性従業員と店に対して支払うことは吝かでないが200万という金額は法外である旨,
③もし和解の余地があるようであれば,女性従業員と店と相談者の三者間の示談書を作成したい旨,
④相談者の免許証について店が保持する正当な権利は何ら存在しないため直ちに返還いただきたい旨
をそれぞれ伝えた上で,今後一切の窓口は弊所弁護士になるため,相談者に直接連絡をしないよう警告しました。
電話口に出た店長としても,金額を調整して円満に解決をする意向であるとのことであったため,その日のうちに弊所弁護士がデリバリーヘルス店に赴き,店長及び女性従業員と面談し,既に支払済みの20万円に加えて解決金として20万円を女性従業員に支払うとの内容で示談が成立した。
なお,免許証とICレコーダー(録音データについては双方合意の上で消去)についても,その日のうちに返還を受けることができた。

盗聴目的でホテルに立ち入ることは,建造物侵入罪(刑法第130条前段)という犯罪に該当し,3年以下の懲役又は10万円以下の罰金を課せられる可能性があります。
また,性行為又はそれに準ずる行為中の声を無断で録音すること自体は,犯罪には該当しないものの,民法上の不法行為(民法第709条)に該当し,損害賠償責任を負う可能性があります。
ここにいう損害としては,被害者である女性従業員の精神的苦痛に対する慰謝料や,盗聴行為を理由として女性が休業ないし退職してしまった場合に店に生じる経済的損害(逸失利益)などが考えられます。そのため,示談をする際には,必ず店と女性従業員両者との間で清算することを目指します。
本件のように,店が独自に罰金なるものを規約として定めて,トラブルが発生した場合にそれを一律客に対して請求するケースも少なくありません。特に,「警察に言われたくない。逮捕されたらどうしよう。」「妻や職場にばれたらどうしよう。」といった客の心理につけ込んで高額の罰金の支払いを要求するケースは後を絶ちません。
店が定めた罰金額については,ほとんどのケースで,風俗店の利用申し込み時に合意されたものではなく法的効力を持ちませんが,本件のようにトラブルに発展した後に念書にサインしてしまうことで,法的拘束力を持ってしまうリスクがあります。
したがって,相手方から差し出された念書の類は絶対にサインしてしまわないように注意が必要です。
ただし,仮に念書等にサインをしてしまった場合でも,本件のように,相手方から,警察を呼ぶことを示唆されて,罰金を支払えば警察には通報しないなどと申し向けられた場合は,相手方の行為は強要罪(刑法第223条)に該当する可能性があり,民事上も強迫(民法第96条1項)や心裡留保(民法第93条但書)といった法的構成で念書の効力が否定される可能性があります。
また,脅迫により免許証や金銭を交付させた場合は,恐喝罪(刑法第249条1項)に該当する可能性もあります。
本件においては,まさにそうした強要・恐喝行為に及んでしまったことについて店長に相応の後ろめたさがあった可能性があり,早期解決に繋がったと思料されます。
念書や誓約書等にサインをしてしまったからと諦めずに,一度弁護士に相談することをお勧めします。
また,タイミングや場所にもよりますが,免許証等を喝取された場合,弊所弁護士にて相手方の店を訪問して回収することを試みることも可能ですので,お困りの際はぜひご相談ください。
- 不倫・浮気
- 慰謝料
高すぎる慰謝料を下げるためのご相談と解決
まず、私が不貞行為を働きました。
そして慰謝料を請求されて、離婚調停の申し立てを受けたという状況でした。
とにかく離婚の直接的な原因が私の不倫にあることは間違いないので、慰謝料を支払うこと自体には不満はありません。
私と元夫の夫婦関係ですが、何年も前からいわゆる「破綻状態」にあったと思っています。そもそもずっと別居していたので、間違っても「普通の夫婦関係を保っていた」とは言えないはずです。
学生時代に私と元夫は同じ研究室に配属され、そのまま意気投合し大学を卒業して互いに30歳くらいになったところで結婚しました。
しかしいざ結婚してみると、元夫の性交渉は極端に少なくなってしまいました。結婚する前のほうがよほど頻度が多かったくらいです。
「子どもを作ろうと言っていたじゃない?」と何度か伝えたことがありますが、「なんだお前は。子どもが欲しいだけで結婚したのか?」と言われてしまいました。
まあ、子どもの件は私が焦り過ぎたのかもしれないと思い直しましたが、だんだんと元夫が会社から帰ってくるのが遅くなっていったんです。
最初の1年は帰宅するのが10時以降(本来の就業時間を考えれば7時くらいには帰宅していてもおかしくありません)、2年目には11時くらい、3年目からは日付が回ってから帰ってくるのが当たり前になってしまいました。
ですが、そこまで残業しているのであればもっと生活が楽になっていてもおかしくないはずなんですよね。もちろん普通に生活できるレベルではありましたが、なんとなく違和感はありました。
しかし、家計は完全に元夫が管理していましたし、元夫は絶対に私に銀行口座などの「金銭の出入りが分かるもの」を見せてくれませんでした。
そこで、ある日「もしかしてブラック企業で残業代がまともに払われていないのでは」と思い、元夫が風邪を引いて会社を休んだ日に、元夫の勤め先に電話で問い合わせてみました。
すると、なんと「弊社は基本的に残業がないのですが……」と言われてしまいました。
元夫の体調が治ったところで問い質してみると、あっさり白状しました。
話はとても簡単で、
「家に帰っても面白くないから、同僚の家に寄って遊んでから帰ることが多かった。
銀行口座などを見せたら、残業をしていないことがバレるから隠していた」
とのことでした。
そして私も堪忍袋の緒が切れてしまって、家出をして3か月ほど実家に戻っていました。
元夫が直接実家に来たり、電話で何度も謝ってきたりしたので一時的にまた元夫と暮らしましたが、どうも私と一緒にいると居心地が悪いようで、何かと理由をつけては会社から帰宅するのを遅くしていました。
ただ、私のほうも率直に言って愛情が残っていなかったので、そのほうがありがたいという状態でした。
そんな生活を2年ほど続けましたが、いよいよお互いに限界が来たので完全に別居することに。私もずっと実家にいるわけにはいかないので、一人暮らしをすることにしました。
しかし、元夫はその月1回の顔合わせさえサボるようになったので、
私は、しばらく経ってから、働いていたバイト先で仲良くなった青年と不倫をするようになりました。
でも、気まぐれで元夫が私の家に来たときに、ちょうどその青年も来訪していたのであっさりバレてしまいました。
そして元夫が激怒して、慰謝料を請求されて、離婚調停を申し立てられたという形です。
慰謝料はおおよそ「相場通り」という感じでしたし、何と言っても離婚の最後の引き金が私の不倫にあるので、慰謝料の減額は率直に言って難しいのかと思っていました。
ですが、元夫と結婚してから、不倫相手の青年と仲良くなるまでの経緯を細部まで述べたところ、「夫婦関係が明確に破綻していた」という事でまとまりました。
また、離婚の直接的な原因自体は私にあっても、夫婦関係を破綻させた原因の多くは元夫にあるという話になりました。
このことに関しては、元夫自身が素直に認めました。
そのため、慰謝料は想像以上に低くなったので助かりました。
また、一括支払いではなく分割支払いにすることもできました。
アルバイト生活であり経済的な余裕はないので救われた形です。
離婚調停が長引くことも覚悟していましたが、2回で完了しました。
この点でも負担が少なくて済んだので良かったです。
恐らく元夫にもかなりの罪悪感があり、「慰謝料を減額せよ」という私の希望をすんなり受け入れたくなるような精神状態になっていたのだと思います。
少し勝手な考え方なのかもしれませんが、
今では元夫と正式に離婚することができてよかったと思っていますし、
私の心境としてはハッキリ言って「離婚の原因のほとんどは元夫にある」ので、これからあまり罪悪感を覚えずに生きていくつもりです。
と言いますか、元夫としても気持ちが晴れやかになっているのではないでしょうか。
元夫と離婚する前までは「不倫関係」だった青年とも、今では堂々と恋人関係であると考えることができています。
誠実な人ですし、子どもを授かることにも積極的ですしこれからが楽しみです。
いずれ結婚する予定です。
元夫とはお互いに連絡先を完全に消しましたし、今後は二度と合わないという話をしました。
私はもちろんですが、元夫も私に会いたくないでしょうし、色々な意味でもう大丈夫だと思っています。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

やはり慰謝料の額は「相場」を調べてから決める方が多いので、それほど非常識な金額になることはありません。ですが、本件のように相手方にも落ち度がある場合は、「相場だから仕方がない」と素直に受け入れる必要はありません。
また、「夫婦関係の破綻」を証明するのは困難なものですが、根気よく取り組んでいけば認めさせることも不可能ではありません。
本件に限ったことではありませんが、「不利な立場である」からと言って、必ずしも相手方の言い分を認める必要はありません。
逆に「有利だからと言って、何でも受け入れてもらえるわけではない」ということもご理解ください。
- 養育費
- 慰謝料
- 親族関係
【妊娠トラブル】元交際相手から堕胎に関する高額な慰謝料を請求されたが減額・和解に成功!
相談者(20代・男性)
20代の男性が交際相手を妊娠させてしまい,認知の請求をされた事案です。
具体的な相談内容は下記になります。
※下記の相談内容は個人を特定されないことを条件に,相談者の許可を得て内容を編集し掲載をしております。
私は28歳,相手の女性は27歳です。
昨年の7月頃,相手の女性と同棲を始め,今年の2月末に同棲を解消しお別れをしました。
理由としては,相手の女性との性格の不一致といったところです。
具体的には,私が仕事で帰りが遅くなると激怒するにも関わらず,自分は朝帰りも平気でする神経に我慢の限界を感じたためです。
しかしながら,今年の3月に妊娠が発覚。
自身がまだ20代ということに加え,子供もすでに別れている相手の女性も愛する自信がない,養育費,自身の借金等々の理由で堕胎を希望致しました。
ですが,相手方女性は一切聞く耳を持たずに「認知」をしろ,「慰謝料」を払え,「親に責任を取ってもらう」等,滅茶苦茶な要求をしてきました。
電話での話し合いの際に,自身が感情的になる事もあり,不適切な発言をしてしまった事もあります。
遂に,相手から自身の親を連れて来い,払うもの払え,家族も巻き込む等のLINEでの発言があって困っています。
この場合,自身が支払う慰謝料はどの程度になるのでしょうか?また,堕胎をしてもらうことはできないのでしょうか?
精神的,身体的苦痛の観点から自身の非は感じておりますがどうか穏便に解決していただきたいです。
相手の女性はかなり気が強く,感情的になるタイプだったためどうなることかと思っていましたが,澤田弁護士が介入後はピタッと連絡をしてこなくなりました。
介入から一週間で,私の希望通りに堕胎する方向に話が進んだようでびっくりしました。
中絶費用については勿論自身が支払いました。
又,相手の女性から中絶の際の付き添いをお願いされたので了承致しましたが,結果的には澤田弁護士が代わりに付き添いをしてくれるとの事で付き添いは致しませんでした。
無責任かもしれませんが,一度も会うことなく関係を精算できたので良かったです。
又,相手の女性の親に対しては中絶の謝罪はせず,相手の女性に対して数十万円の慰謝料を支払うに留まりました。

交際解消時のトラブルには様々なケースがありますが,今回の事案につきましては元交際相手が復縁をしたいのかそれとも嫌がらせをしたいのかという点に着目して示談交渉を進めてまいりました。
もし相手方が出産してしまった場合には絶対に逃れようの無い法的義務を負うことになるので,その点にも配慮し慎重に交渉を行いました。
相手の女性も若かったため子供を一人で育てる覚悟はなく,高額な請求をしたら依頼者が折れて復縁してくれるのではないかという期待があったようです。
【考えられる問題点】
・嫌がらせ,脅迫行為
・慰謝料の高額請求
- 養育費
- 親権
- 慰謝料
- 離婚請求
- DV・暴力
児童相談所が関わる家庭内暴力問題・離婚問題の解決
まずは当時の私の状況を説明させていただきます。
男の子が一人(11歳)と女の子が一人(9歳)の家庭であり、
元旦那と4人家族で生活していました。
オーソドックスな構成の家庭であり、私も元旦那もこれが初めての結婚です。
私はもちろんですが、元旦那も浮気はしていなかったはずです。
元旦那は長男に毎日酷い暴力を振るっており、一回は児童相談所が長男を保護していた時期もあります。
やはり男の子であるという事が大きいのか、本当に毎日殴ったり蹴ったりと家庭内暴力を続けていました。「男がこれくらいのことで泣くな!」ともよく言っていました。
そして、我が子は二人とも大人しいほうであり、親に反抗することなどができない性格でした。そもそも暴力の影響で萎縮していた可能性が高いとは思いますが。
しかし、「周りにバレたらまずい」という意識はあったのか基本的に顔は殴らず、服を脱がせてお腹を殴ったり、太股などにタバコの火を押し付けたりしていました。
ですが、そこまで理性が働く人間ではないので、たまに理由もなく激昂して顔も殴っていました。
そして、長女のほうには暴力を振るってはいないと思います。
(あくまで私が知る限りではですが)
しかし、元旦那はよく
「○○(長男の名前)がきちんとした大人に成長してほしいから、俺も辛いが殴っているんだ」と、長女に言って聞かせていました。
「お前は良い子だから殴る必要がないんだ。
だが、もしも俺の教育のことを学校の先生や友達に言ってしまうのであれば、お前の事も殴ってやるしかない。俺も辛いけどな」
とも言っていました。
つまりは、旦那の認識としては「あくまで教育」なのです。
しかし、だからこそ子どもたちが、人の話をよく聞き、勉強でもできる良い子に育っているという側面を否定することはできないと思っていました。
ただし、長女に対して「お前もだんだんいい女になってきたな」ですとか「そろそろ身体が膨らんでくるのかな」などと、セクハラのような言動をしていた事が気になってはいました。
そして、私もよく夫に暴力を振るわれていました。
私は専業主婦でありあまり外に出ませんから、顔なども目立つ形でよく殴られていました。
ただ、元旦那曰く「私に落ち度がある場合しか殴らない」とのことなので、やはり元旦那だけが悪いというわけではないと思っていました。
ちなみに「あまり外に出ない」とは言いましたが、専業主婦ですから普通は食料品の買い物をするために外出をする必要がありますよね。
また、我が家の場合は元旦那はスーツを着て仕事をしていましたから、結構頻繁にクリーニング屋さんに行かなければなりません。
ですが、この辺りの仕事も忙しい合間を縫って元旦那が全部引き受けてくれていました。
そして、元旦那は「面倒なことは全部俺がやってやるからな」と言ってくれます。
さすがに私も炊事洗濯はしますが、そこでミスをしたときに殴られてしまうのは仕方がないのかなと思っていました。
ですが、ミスをしなければ本当に優しい旦那だと思いますし、養子の長男に暴力を振るうことを減ります。
実際、元旦那の機嫌がいいときは、我が子も笑顔を見せていました。
だから、私がきちんとした妻になれば、子どもへの暴力もなくなるのだという考え方もあるのだと感じていました。
ですから、今回は弁護士の先生に「旦那の暴力をやめさせてほしい」という相談をさせていただきました。
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弁護士の先生に相談して、私が軽い洗脳状態にあったことが分かり驚きました。
ですが、今となっては当時の私の姿を冷静に捉えることができます。あの頃の私はどう考えても「DVを受けている妻」です。そして、長男は「実の父親から暴行を受けている子ども」でした。
それに、我が子二人もあのままいけばもっと洗脳されていた事でしょう。
弁護士に相談をする前は、「場合によっては離婚をする事になるかもしれないけれど、できればこれからも夫婦のままでいたい」と思っていました。ですが、先生とお話してそれがとんでもない考え方であることを認識しました。
そして、児童相談所とのやり取りに関して弁護士の先生と相談しているうちに、離婚を決意することができました。離婚すれば児童相談所が関わってくる事もなくなりますし、それ以外に児童相談所の介入をなくす方法はないようですしね。
まずは、「配偶者暴力等に関する保護命令」の申し立てを行いました。
これが「ドメスティックバイオレンス防止法」に沿うものであると知り、自分がドメスティックバイオレンスを受けていたのだと改めて自覚することとなりました。
そして、私と長男は、旦那の暴力で負傷したときは必ず病院に行っていました。
(元旦那が見ているところで病院に向かうと機嫌が悪くなるので、出勤しているときに行っていました)
そのときに毎回診断書を作ってもらっていたのが良かったようで、慰謝料請求も比較的スムーズに進みました。
詳しい金額は言いたくないので隠しますが、「離婚に関しての慰謝料の相場」の2倍程度の慰謝料となりました。
また、長女は暴力を受けてはいなかったわけですが、「日常的に家族に暴力行為をしていた人間に会いたいはずがない」「今後、暴力被害を受けないとも限らない」ということで、面会交流をしない事となりました。
セクシャルハラスメントのような言動も考慮されたようです。
それに、ほとんどの自分の考えを主張してこなかった長女も「もうお父さんには絶対に会いたくない」「お父さんは変なことを言ってくるからイヤだった」と言っていたのでこれで良かったと思っています。
これで、元旦那との縁も切れました。肩の荷が下りたような気分です。
相談前の私の精神状態を今客観的に考えると、本当にギリギリでした。
あれ以上洗脳されてしまっていたら、私も一緒になって我が子に手をあげていたかもしれません。そして、それに全く反抗せず受け入れている我が子達がいたかもしれません。
「私にも責任がある」という考え方はあえてしないようにしていますが、
この先はもっと「優しい親」になって我が子達に愛情を注いでいこうと思っています。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

まず面会交流を断つことができ、私自身安堵しております。
本件のように「面会交流をすることで、多大な子どもが精神的苦痛を受ける」ことが容易に想像できる場合でも、「面会交流の大切さ」にウエイトが置かれ過ぎて実行を命令されるケースが少なくないからです。
また、慰謝料の金額を高額にすることができ、お役に立つことができたと感じています。
依頼者とそのお子さん方が受けた身体的・精神的苦痛を考えれば、当然のことではありますが。
- 別居
- 離婚請求
- 面会交流
離婚に関する協議が進行せずお困りの方から相談をいただきました
夫と別々に暮らすようになってから2年ほどが経過していました。
どちらかが不倫したわけではありませんし、嫌い合うようになったわけでもありません。最初の頃ほどではありませんが、愛情もあるつもりです。
ただ、何と言いますか、「それでも一緒に生活できるような状態ではない」と互いに判断したのです。
子どもは2人いて年齢は3歳と4歳です。
どちらの子どもも夫のところで生活していました。
2人とも保育園に行く年齢ですが、もちろん夫はきちんと通わせており、その辺りに関して私としても全く不満はありません。
その他、夫と話したり子どもと色々聞き出してみたりした限りでは、2人とも何不自由なく生活することができているようです。
こう言ってしまうのは心苦しいですが、別居する前は様々な事情によって、子どもにも多少辛い思いをさせていたと感じるので、別居したこと自体は子どもにとってプラスになったのではないかと思っています。
そして、夫の気まぐれでたまに私のところに(夫と一緒に)子どもが私のところに来るという形でした。
たまに私のほうから「子どもに会いたい」と夫に相談することもありましたが、私から主張した場合は絶対に認めてもらえませんでした。
それでも最初のうちは食い下がっていましたが、いずれ「頼めば頼むほど意固地になる」と分かり、私から頼むことはしなくなりました。
なんとなく「俺の気分で子どもと会わせるかどうかを決める。俺がコントロールしているんだ」とアピールしているのではないかと感じていました。
まあ、その気持ちは分からないではありません。
ちなみに、子どもは2人とも私の事を好きでいてくれているようであり、
夫がふと食事中に席を外したときに、2人で「大きくなったら、お父さんに頼んでもっと会いに行くね」と言ってくれたこともあります。
率直に言って、子どもには私のそばで暮らしてほしいという気持ちがありましたが、経済面や世間体など色々なことを考慮して、状況を受け入れていました。
ただ、とにかく別居しており通常の夫婦関係でないことは明らかだと確信していたので、離婚の相談をすることにしました。
離婚しても折り合いをつけて生活している男女(と子ども)はいますし、私達もすぐには無理かもしれませんが幸せになると感じたからです。
「私から離婚の話を切り出せば、夫も喜んで応じてくれるだろう」と予想していたのですが、「はい」とも「いいえ」とも言わず、なんとなく有耶無耶にされるばかりでした。
意外な反応だったので困惑しましたが、引き下がってもどうにもならないと思い、何度か夫に連絡を入れました。
しかし、いつしか電話に出ることもメールの返信をすることもなくなりました。
そして、「LINEを見ないということはないだろう」と思い、「○日の○時に△△(待ち合わせ場所)にいるので来てください。大事な相談です」と何度か強引に話し合いの場を設けようとしたこともあります。
ですがそれにも全く応じないので、夫の自宅に押し掛けてみましたがどうやら居留守を使われてしまったようです(複数回)。
このままでは埒が明かないですし、もしも夫に離婚をする気がないのであれば、それはそれでこちらも相談に応じるつもりではあります(もしそうだとしても夫から言ってくれなければ分かりませんが)。
そこで弁護士さんに相談することにしました。
「とにかく相手が反応してくれない」というケースがどのように扱われるのかは分かりませんが、評判のいい弁護士さんを探して頼ることにした次第です。
まずびっくりしたのは、「2年別居している程度では絶対に離婚できるわけではない」と言われたことです。一般的な感覚からすれば「2年も別々に生活するのは異常」と言えると思いますが、だからといって離婚まで可能なわけではないんですね。
自分の常識だけでものを考えるのはやめようと思いました。
本題に入りますが、弁護士さんと相談してまずは、
「離婚調停の申し立てを行い、それも無視するのであれば訴訟すると提示する」という方法を取ることになりました。
あとは、「私の方から離婚請求を行う」という形にしました。
そうすれば、「夫としての世間体があまり悪くならないので、認められやすいから」という事でした。
まあ、夫が動きやすいようにこちらが歩み寄っていく形ですよね。
親権に関してですが、できれば私が獲得したいと思っていましたが、あまりにも調停などが長引くようであれば、夫に譲ってもいいと考えていました。
子供2人は私に愛情を向けていてくれていますし、親権にこだわる必要はないと感じたからです。
このような方針で動き出したところ、夫はあっさり調停に出席してくれました。
夫としては、親権を獲得したら子供と私は面会させないつもりだったようでした。
ですが、裁判所の介入もあって「面会交流可能。制限なし」という事でまとまりました。
これは私にとっては最高の結果ですね。子どもにとってもそうだと信じたいです。
「親権にこだわるつもりはない」と言っても、面会は今まで通りか、それ以上にできるものと考えていました。
そのため、徹底的に争うつもりしかないのかもしれないと一度は感じましたので、最終的にこのような形でまとまって良かったです。
夫としても何か思うことがあったのか、最近では私が子供と会う頻度を増やしてくれました。まあ、子ども2人ももう3歳と4歳であり当然自我もありますので、私に会いたいとせがまれれば断ることはできないという事なのでしょうか。
その辺りの真意はまだ分かりませんが。
もっと泥沼になるかと思いましたが結果的には
「夫が反応してくれない→私が弁護士に相談→夫が調停に出席→速やかに話がまとまる」という形で終結しました。
今振り返ってみると本当にあっさり離婚できました。
正直なところ精神的にかなり疲弊していたので助かりました。
ありがとうございました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

今回のように、単純に「話し合いが嫌で避け続ける」という人は案外多いです。
本件の相手方の男性のように、経済力のある大人が本気を出せばそれなりに逃げ続けることができてしまいます。ですから、深追いしても意味がありません。泥沼化する前に弁護士に相談するなどして、具体的なアクションを取るのが得策です。
最悪なのは、その「深追い」をし過ぎてストーカー扱いされてしまう事ですので気を付けてください。感情的になって相手を追い詰め過ぎてしまえば、逆にこちら側が窮地に立たされてしまってもおかしくないのです。
そして、相手方に話し合いに応じてもらうためには、「相手にとって都合の良い状況」を作るのがポイントです。ただしその際、こちらが不利になるような譲歩をし過ぎては本末転倒ですから気を付けなくてはなりません。
以上のような事に気を付けて相手方を話し合いの場に引き込むことができれば、そこからは話が迅速にまとまることも少なくないと言えます(本件ほどスムーズに進むケースは珍しいですが)。
- 別居
奥様にお子さんを連れ去られた男性からの相談
会社員である30代の男性からお子さんの連れ去り問題に関するご相談を受けました。
具体的な相談内容は以下のとおりです。
私と妻の間には保育園に通っている3歳の男児が一人います。
しかし、妻とはもう1年近く別々に暮らしていました。
そして、子どもは私と一緒に生活していましたが、毎週日曜日に妻と三人で面会していました。
離婚協議を進めている最中ではありますが、これまで面会やその他諸々に関するトラブルが発生したことはありませんでした。
そして離婚調停の申立てを行いましたが、妻からの反応は特にありませんでした。
しばらく反応を待つしかないと思っていましたが、ある日保育園に息子を迎えに行ったときに事態が急変しました。
会社が終わって(朝が早い仕事なので、保育園が終わる時間に間に合うのです)いつもどおり保育園に直行したのですが、なんと保育士さんから「奥様が既にお迎えに来ましたが……」と言われてしまったのです。
私が焦って「妻が何か言っていませんでしたか?」と問い詰めましたが、
保育士さんは「『久しぶりに私が迎えに来ました。夫とは話がついているので』とおっしゃっていましたが……」と困惑していました。
このとき、保育園側にも我が家の事情を伝えておけば良かったと後悔しました。
「世間体もあるし、家庭の内情を報告するのは避けたい」と考えてしまったのが間違いでした。
また、妻がこのような強硬手段に出るとは全く思っておらず、油断していたという側面もあります。
私は一旦冷静になるために自宅に戻り、その後すぐに妻のスマートフォンに電話をかけました。ですが、何回電話をしても出てくれません。メールやLINEも何度も送りましたが、全て無視されてしまいます。ただ、LINEは既読になるので、私のメッセージを見ているということは確かでした。
このまま妻だけに連絡をしていても埒が明かないと思い、妻の親戚に内容をぼかして「もしかして妻がそちらに遊びに行っていないでしょうか?もしそうでしたら、急なことで大変ご迷惑を……」とメッセージを送ってみました。
ですが全て不発だったので、できれば避けたかったことですが、
妻の実家のお義母さんの携帯電話にメールをしました。
すると、ついに妻と息子が、妻の実家にいることが判明しました。
しかし、どうも妻がお義母さんを抱き込んでいるようであり、
「今私は、あなたに娘(妻です)と孫(息子です)を返すわけにはいかないと考えています」という返事が来てしまいました。
そこで、お義母さんに今度は電話をして、
「今回の件は妻が勝手に息子を連れ去って、そのまま反応をしてくれない状態でしかない。
確かに離婚調停の申立てをする事で動揺させたかもしれないが、これについては妻が全て悪い」という説明を丁寧に行いました。
するとお義母さんが事情を理解してくれて妻と話を繋いでくれました。
今度はそのまま妻と話をしたのですが、
「帰るつもりはない。親権は私のものだ」
の一点張りでどうにもなりません。
妻に親権を渡す約束をすれば、この事態は打開できるのかもしれません。
ですが、このような行動に出る妻に親権を譲ってしまえば、今後息子がどうなってしまうのか分かったものではありません。
しかし、これ以上妻に連絡を入れようとしたところで、事態が好転するとは思えませんし、妻が最悪の行動に出る可能性もゼロとは言えないので相談させていただきました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
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焦りながら弁護士さんに相談しましたが、
最初に「まずは急いで各種の手続きを進める必要があります」と言われました。
詳しいことは分からないのですが、
どうも様々な処理を進めていかなければならないようなので、
全面的に協力させていただく事にしました。
ただ、息子のことが心配だったので、
お義母さんに相談して、
「法的な手続きが終わるまでは妻や息子の世話は、全部お義母さんに任せる」という話になりました。
そして、諸々の処理が5日ほどで終わり、
そのまま裁判を行うことになりました。
弁護士さんが説明してくれましたが、どうやら家庭裁判所が「緊急性が高い」と判断したので、審問期日を決めてくださったようです。
そして、裁判を行うことになりました。
私と妻の両方が主張をしたのですが、妻の言っていることは素人の私が聞いても明らかに支離滅裂だったので、そのまま私に息子が引き渡されることとなりました。
ちなみに、妻が素直に応じなければもっと面倒なことになっていたそうですね。
妻が頑なにならなかったことだけは不幸中の幸いだったと思っています。
結果として、トータルで30日もかからずに息子を取り戻すことができたので安心しています。
今回の一連の騒動が終わるまで本当に心が休まるときがありませんでしたが、弁護士さんが真剣に対応して下さったので何とかなりました。
また、妻と息子の世話をずっと任せてしまったお義母さんにも頭が上がりません。
私と息子が落ち着きましたら、今度はもう一度離婚に向けて動き出そうと考えています。
今回のような蛮行をする妻に親権を渡すわけにはいかないので、尽力していく心づもりです。
ちなみに、私は最初は「離婚」と「子どもを取り戻すこと」を同時に進めていくつもりだったのですが、弁護士さんのアドバイスでそれは個別に行っていくこととなりました。
結果的に、私も息子を保護することに集中できたので良かったです。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております

依頼者様が早急にご相談くださったのが功を奏しました。
なぜなら本件のように「緊急性がある」と判断された場合でも、
依頼者様が仰っているように、引き渡しの完了までに30日ほどかかるのが普通だからです。
お義母様に奥様と息子さんの世話を任せたことも、素晴らしい判断でした。
長引いてしまうと状況がややこしくなって、家庭裁判所の判断もこちらにとって好ましくないものになる場合もあります。
また、このような問題に慣れていない弁護士だと「当事者同士の交渉」を提案してくれるかもしれませんが、それでは手遅れになってしまう恐れがあります。
「弁護士の行動が鈍い、積極性がない」と感じたのであれば、別の弁護士に切り替えることもご検討ください。
さらに、これも依頼者様が仰っていますが、
「離婚問題」と「子どもの保護」は切り離して行うべきです。
理由としましては、まず「結果的にどちらも進行が遅くなってしまう」という事が一つ。
そして、もう一つは「家庭裁判所が、引き渡しと離婚を一度には認めない可能性がある」というものです。
また、個別に進めたほうが相談者様の精神的な負担も少なくなるはずです。
ちなみに今回は、「看護者指定」「保全処分」「引き渡し審判」を行いました。
本件のような連れ去り事件ではこのようになる場合が多いです。
ただし、本件と違って相手方がさらなる強硬手段に出ることもあるので、
覚悟が必要ではあります。
- 別居
- 婚姻費用
算出が難しい婚姻費用に関するご相談
会社員である40代の女性から離婚問題に関するご相談を受けました。
具体的な相談内容は以下のとおりです。
私達夫婦は20歳以上年齢が離れており、私はまだ40代半ばですが、夫は既に定年退職しており年金を受給しています。
思えばこれまでの20年ほどの結婚生活はほぼ円満に続いていたと思います。
しかし、夫が退職をする1年ほど前から、夫の口から「定年退職をしたら俺はお前に捨てられるのか」などの言葉が出るようになり、うんざりしておりました。
夫もそこまで本気で捨てられるとは思っていないと感じましたが、どうにも不安が拭い切れずにいるようでした。そして、私のほうとしてもどうすれば夫に信用してもらえるかが分かりませんでした。
ですが、今考えるともっと「年の差が大きい」という事に目を向けるべきだったのかもしれません。どう言いつくろったところで、まず間違いなく夫のほうが先に旅立つことになるので、その辺りの事を私ももっと真剣に考えて話をしておくべきだったと思います。
我が家には高校2年生の娘がいますが、よく彼女に「お互いいい歳して、何でそんなよく分からないことで喧嘩してるの……?」と呆れられていました。
ただ、娘の言うように「喧嘩をしている」という意識はありませんでした。むしろ、単純な喧嘩だったほうがお互いの気持ちをぶつけ合うことができて、まだ良かったのかもしれません。
ちなみに私自身は娘と仲が良いと思っていますが、夫と娘は最近あまり話していません。
ただ、それもごくごく一般的な「父親に素直に接することができない娘」の範疇に入っていると思うので、あまり問題だとは感じていませんでした。
妻である私とすれ違っていて、その上で娘にも煙たがられているのでは夫の心がすり減っていくのも仕方がありません。
普通に考えれば、家族と仲が良くないというのはそれだけで悲しいことです。
その辺りの事を、私のほうからもっと娘に言って聞かせるべきだったと感じています。
また、私のほうもちゃんと夫に寄り添うことができたかと思うと自信がありません。
何より、夫の不安を埋めることはできていなかったと感じています。
そして、ある日夫が真剣な顔をして「しばらく一人で色々と考えたいから別居させてくれ。俺が出ていくから」と言われてしまいました。
「なんて悲しいことを言い出すのだ」という気持ちがありましたが、その反面、「しばらく顔を合わせないというのは気が楽かもしれない」とも感じてしまいました。
ですが、本当に別居してしまえば、そのままズルズルと離婚まで到達してもおかしくないと思ったので、すぐには返事ができませんでした。
「婚姻費用を払ってほしい」と言っても夫にうやむやにされてしまうので困っています。
娘はアルバイトをしております。
率直に言って私の年収は高くはないので、娘のバイト代があって、なおある程度節約していかないと生活が成り立たない状況となっています。
貯金を全くしないのであればもっと楽になりますが、私や娘の将来を考えると貯蓄をしないというのは避けたいです。
そして、率直に言って今回の件は、夫よりも私と娘に責任があると思うので、「お金の要求をしないで、当面は夫の好きに生活してもらった方がいいのでは」という気持ちもあります。
夫が娘のために全く金銭的な補助をしないというのは長期的な視点で考えると良くないことだと思いましたので、相談をさせていただきました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
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どういう流れになるのか分かりませんでしたが、
弁護士さんに親身になって対応していただけたので安心しました。
まず弁護士さんを介して、夫に改めて正確な年金額を教えてもらうことができました。
順序立てて話をすれば、すぐに済むことだったのだと思い、反省しています。
今振り返ると、私だけで夫と婚姻費用の話をしていたときは、
私が冷静さを失ってしまっていたので、夫が素直に応じたくなくなるのも仕方がない話だったような気がします。
それに、私も夫も「婚姻費用」というものの存在自体を知らず、
「とにかく夫として娘のためのお金を出さないのはおかしい」とだけ主張していたのも良くなかったと感じています。
そして、婚姻費用の算出を弁護士さんに行ってもらいました。
相手の収入金額さえ分かれば、たとえ年金収入であっても計算するのは難しくないのですね。
と言っても私自身で計算をする自信はなかったので弁護士さんに任せましたが。
そして調停を行いました。
婚姻費用における一般的な計算式を使って計算したので、夫のほうからの減額要請もなく、すぐに話がまとまりました。
ちなみに、後で夫とプライベートで話す機会があったのですが、
「俺は俺で生活があるから無理はできない。だが、本当に困ったらもっと金の補助ができるから言ってくれ。貯金もそれなりにあるから」と言ってくれました。
私が知る限りでは、夫に貯金はほとんどありません。優しい嘘です。
今考えると全然趣味もありませんでしたし、「娘の成長を見守ることができればそれでいい」という人でした。
それなのに、私のほうは趣味に比較的お金を使っていたので申し訳ない限りです。
元々ちょっとしたすれ違いで別居する事になっただけなので、できればもう一度一緒に生活することができればと考えています。
何より娘が「別にお互いに嫌い合っているわけじゃないんだから、長くても1年くらいで戻ってきて欲しい」と言っていますので。それに「私が追い出してしまったようなものだ」と後悔しているようです。
どうなっていくのかは今のところ分かりませんが、夫に少しずつ連絡を入れて、戻ってきてもらいたいと考えています。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

婚姻費用に関してですが、「婚姻費用を出す側」からの承諾を得ることがとても大事であると考えています。なぜなら強引に話をまとめてしまうと、継続的な支払いをしてもらうことができなくなる恐れがあるからです。
本件についてはそもそも「双方が冷静に話し合う」ということが全くできておりませんでした。
しかし依頼者様のお話をお聞きし、「当事者同士で相談することは可能」と判断しましたので実行して頂きました。
すると、私が考えていた以上に話がスムーズにまとまりそうな予感がいたしました。
それでも調停まで発展しましたが、「婚姻費用を出す側の納得」が迅速に得られました。
ただし、年金収入のケースにおける婚姻費用に関しては、いわゆる「算定表」では対応できないので、計算式を使わせていただきました。
- 慰謝料
【男女トラブル】既婚者がマッチングアプリで知り合った女性に脅迫されたが合意に成功!
相談者(40代・男性)
私は42歳既婚・2児の父です。
最近、管理職になり、自由に使える金銭が大幅に増えたため、以前から興味のあった「パパ活」や「ギャラ飲み」を始めたところ、20代の女性と知り合うことになりました。
最初はアプリ内決済を通じて金銭を支払っていましたが、カードの支払いなどで妻に不審がられたことから段々と直接金銭を支払うようになりました。
自分で言うのもお恥ずかしいのですが、お互い好意を抱いており、金銭だけの関係から恋愛関係に発展して数ヶ月が経過した時、配偶者がいる事や子供がいる事がバレてしまい「別れないなら奥さんにバラす」
と言われてしまい、しばらく無視していたところ「慰謝料1000万円払え、払わないなら全部暴露する」
などと脅迫をしてくるようになりました。
相手の女性はかなり気が強く、感情的になるタイプだったためどうなることかと思っていましたが、澤田先生が介入後は先生に矛先がいき、自分には連絡をしてこなくなりました。
介入当初から相手の女性は興奮状態にあったようで、非常に感情的になっていたことや、私の希望が早期円満解決かつ家族には絶対に秘匿したいとのことであったことから、刺激しないように注意しつつ細心の注意を払い、慰謝料の減額交渉を進めていただきました。
具体的には、女性に対して私の反省の気持ちを伝えてもらいつつも、弁護士先生の客観的な立場から女性が主張している事実が、仮に全て真実で、証拠が揃っていたとしてもなお慰謝料の相場金額は、主張する金額には全く及ばないほどに低額であることなどを、柔らかく丁寧な言葉で粘り強く説得してもらったところ、介入から2週間程で、慰謝料50万円での合意が成立しました。
もう2度とマッチングアプリやパパ活などをしないと決意しました。
本当にこの度はありがとうございました。

相談者様は、マッチングアプリで知り合った女性に対し、既婚者であることを隠して、最初は金銭を支払った上で肉体関係を持っていましたが、徐々に金銭を介さない恋愛関係へと発展していきました。
数ヶ月後、女性に実は既婚者であり、妻や子どもが存在していることが発覚してしまい、相手の女性が感情的になり、警察沙汰になったり、相談者様の配偶者に暴露されたくなければ高額な金銭を支払えと要求された事案です。
最終的には和解金として50万円を支払い、解決に至りました。
【考えられる問題点】
・脅迫行為
・慰謝料の高額請求
- 慰謝料
【男女トラブル】パパ活で相手の女性とトラブルになってしまった既婚男性からの相談
相談者K氏(30代・男性)
パパ活で相手の女性とトラブルになってしまった既婚男性からの相談です。
具体的な相談内容は下記になります。
※下記の相談内容は個人を特定されないことを条件に、相談者の許可を得て内容を編集し掲載をしております。
相手方女性とは何度か肉体関係があり、いわゆる月額制の愛人契約を結んでいました。
しかし、最近事業がうまくいかなくなり、収入が大幅に減ったことから関係の解消を申し出たところ、相手の女性が激高し「今借りている家の家賃も払えなくなるから手切れ金として500万円くらいもらわないと…」と脅迫してきました。
最初は厳しいと伝え、月額のお手当を減らし、関係を継続していたところ、次第に要求はエスカレートして逆に相手から関係の解消を申し出てきて「今月中にまとまったお金をくれないのなら家族や会社にバラす」という完全にまとまったお金目当ての脅迫に変わり、心身的にも疲弊したため、知人の紹介で澤田さんに連絡しました。
Kさんは、とにかく「会社や家族にだけはバラされたくない」と仰っていましたので、相手の女性への交渉も慎重に行いました。
介入後、速やかに「貴女のやっていることは不当要求である」旨をお伝えし、これ以上の要求を続けるようであれば「警察対応」も辞さない旨を主張しました。
相手方女性に対しては、Kさん名義で借りている現在のマンションの解約金と引っ越し費用を支払うことで和解が成立しました。
また、合意書には当然ながら「接触禁止」条項を入れることで、相手方からの今後の無用な接触も避けられるよう楔となりました。

男女トラブルには様々なケースがありますが、今回の事案は男女の恋愛関係のトラブルではなく、「パパ活」の中でよく起きる金銭目的の脅迫ケースでしたので、結果的にはシンプルに考え、相手方の生活にも配慮した上で対応いたしました。
【考えられる問題点】
・脅迫行為
・不当請求
犯罪・刑事事件分野
犯罪・刑事事件の解決事例
- 被害者
【パパ活で相手の女性から脅迫】相手女性の執拗な連絡のブロック・不当要求の撤回に成功!
最近、世間で話題になっているパパ活を出来心から始めてしまい相手の女性とトラブルになってしまった既婚男性からの相談でした。
具体的な相談内容は下記になります。
■トラブルがあった女性とは何度か肉体関係があった。
■愛人契約ではなくでもお互い希望の条件を提示して都度払いで支払っていた。
家族の大切さに気づき関係の解消を申し出たところ、相手の女性が激高し「家族や会社にバラす」と脅迫してきた。
最初はなだめていたが次第に要求はエスカレートして「お金をくれないのなら家族や会社にバラす」というお金目当ての脅迫に変わり心身的にも疲弊し、当職への相談に至る。
初回相談時に具体的な弁護方針、即日介入の旨や当職の解決事例を説明したところ、そのまま受任となりました。
ご相談者様はとにかく「会社や家族にだけはバラされたくない」と仰っていましたので、相手の女性への交渉も慎重に行いました。
まず当職から「貴女のやっていることは不当要求である」旨をお伝えし、これ以上の要求を続けるようであれば「警察対応」も辞さない旨を主張しました。
交渉になると相手方女性は不当要求の事実を否定し、「既婚者であることは知らなかった、貞操を侵害された」という主張をしてきました。
当職は事前に相手方女性とのやり取りの十分な証拠(主に既婚者である事を伝えていることやお金を支払い合意の上での性交渉を行っていたこと)と主張を裏付けるロジックを用意していましたので、相手方の女性も観念し、もう二度と依頼者に関わらない旨の合意書の締結に応じました。
合意書には「接触禁止」の条件も入れることで、和解が紙の上だけでなく、実際にご依頼者様の利益に繋がるように手配いたしました。
初回の面会時には憔悴していたご相談者様が、解決後にはほっとした様子で、家族仲良く撮った写真を送って来ていただいたのを嬉しく覚えています。

■パパ活で知り合った相手から脅迫されるパターン
・「妻や会社に言うぞ」と脅される
よくあるのは、相手の女性が「パパ活で女性と関係を持ったことを奧さんや会社に言うぞ」などと言って、お金を要求してくるケースです。
女性本人ではなく、女性の「彼氏」や「男友達」「知り合い」などの正体不明の人物が登場して脅してくるケースもあります。
・相手の女性の「彼氏」「夫」が出てきて脅される
パパ活で女性と会っていると、女性の「彼氏」や「夫」が現れて「不倫しているのか!」などと修羅場じみた演出をされ、「慰謝料を払え!」と脅されるパターンもあります。
「払わないと妻や会社にバラす」などと言って追い詰めてきます。
・不倫関係がもつれて不当要求される
パパ活で知り合った女性と交際していると、別れようとしたときに「別れるなら奧さんに全部話す」「別れたいなら〇〇万円の慰謝料を払ってほしい」などと不当要求されるケースがあります。
パパ活は大きなトラブルにつながる危険をはらんでいるので、安易にすべきではありません。
■パパ活で脅迫されたときにやってはいけないこと
パパ活で相手の女性や正体不明の男性から脅されたとき、やってはいけない対応は以下のとおりです。
・言われるままに払ってしまう
相手から請求されるままにお金を払ってはいけません。相手の請求は不当請求である可能性も高いからです。また一度払ったら「カモ」にされて次々に追加請求される可能性も高くなります。
・個人情報を提供してしまう
相手から、脅迫と同時にいろいろなことを聞かれるケースがあります。住所や電話番号、勤務先や家族関係などの情報です。断ると「反省していない」などと責められるので、つい話してしまいがちですが、いったん個人情報を教えると何に悪用されるかわからないので、絶対に教えてはなりません。
・誰にも相談しないで一人で抱え込む
パパ活で脅迫を受けた場合、「周囲に知られたくない」という思いから一人で抱え込んでしまう方が多数います。しかし脅迫は犯罪です。被害者が一人で抱え込んでいては解決できませんし、むしろ状況がどんどん悪化していきます。
しかるべき機関に相談することで意外なほどすんなり解決できるケースも多いので、すぐに相談をすべきです。
★パパ活で脅迫されたとき、適切な対処方法とは
パパ活で脅迫されたら、どのように対処するのが適切なのでしょうか?
それは、可能な限り早く弁護士に相談することです。
弁護士の中でも不当要求や脅迫、クレーマー対策、男女トラブルなどの対応に積極的な弁護士に相談しましょう。
パパ活で知り合った相手を脅迫してお金を払わせるのは「恐喝罪」という犯罪行為です。
これまでの経験上、法律の専門家である弁護士が介入して警告を発したら、相手は意外なほどすんなり退いていき、何事もなかったかのような状況となるパターンが多数です。
「弁護士に相談したら仕返しされるかも知れない、バラされるかもしれない」と心配される方もいますが、パパ活について配偶者に知らせると、女性の方が配偶者から慰謝料請求されるリスクが高くなります。
また不必要にパパ活を周囲に触れ回ったら「名誉毀損罪」が成立する可能性もあります。
このようなことは相手もよく分かっており、弁護士が出たら諦めて、二度と連絡してこないケースが多くなっています。
当職は、パパ活や援助交際、不当要求、脅迫などのトラブルを多数解決してきました。
実績とノウハウを蓄積しておりますので、パパ活の相手から脅迫されてお困りであれば、お早めにご相談下さい。
- 少年事件
- 暴行・傷害
- 加害者
無実を訴える少年からご相談を受けました。
僕は他人に自信を持って説明できるような人生を送っていません。
小学校を出るまでは真面目に生きていたと思いますが、中学生になってから自分自身がおかしくなっていくのが分かりました。
校則では髪を染めるのは禁止されていましたが平気で染めていました。
もちろん勉強もロクにしていませんでした。
僕の友達にも中学の時点で成績が物凄く悪い人はいました。
しかし僕の場合はそもそも受けていないテストが多かったり、受けても白紙で提出していたりしていました。
そして僕は危うく中学1年で留年するところでした。
無事中学2年になった直後、僕は父に「結局不良になり切れずに、2年生になっちゃったよ。先生に頭まで下げるなんてね。なんだかカッコ悪い」という話をしました。
しかし、父は
「だから、やっぱりお前は根っ子の部分では真面目なやつなんだよ。
学校に迷惑をかけたかもしれませんが、先生個人や友達に嫌な思いをさせたことなんてないだろ?」
と言ってくれました。
確かに父の言うとおりで、
何か悪いことをするときでも「できるだけ誰にも迷惑をかけないように」くらいの事は考えていたと思います。
(だからといって当時の自分を正当化しようとは思いませんが)
授業中に騒いで他のクラスメイトの勉強を妨げたことはありませんし、ましてや誰かに直接的な危害を加えたこともありません。
さらに父は
「もう悪ぶるのも疲れただろう。そろそろ、お前が思うままに真面目に生きろ」
と言ってくれました。
ですから中学2年・3年と心を入れ替えて普通に生活し、無事に卒業して、高校に入学しました。
僕が中学1年生だった頃にとても仲良くしていた友達がいるんですが、1年生の秋くらいに転校してしまいました。
「面倒な存在」だったであろうと僕と親しくしていたくらいですから、彼も僕と同じくらいの不真面目な生徒でした。
平気で喫煙していましたし、彼が自分でそう話していただけですが頻繁に万引きをしていたようです。むしろ僕よりも困った人間だったのかもしれません。
なんと彼と高校2年生になって再会したのです。
なんでも、家の都合でまた僕の住む街に戻ってきたのだとか。
恐る恐る彼に「何?鍛えているの?」と聞いてみたところ、
「ケンカも多いし、舐められないように」と言われました。
そのときは正直なところ
「この時代にこんな不良がいるんだな……」と感じました。
彼は別のクラスなのに毎日のように声をかけてきました。
最初のうちは一人でしたが、だんだんと彼と似たような雰囲気の取り巻きが増えていきました。
そしてある日
「今度、○○高校の奴らと戦うからお前も来いよ」
と彼に誘われてしまいました。
もちろん僕は断りましたが、
「じゃあ、これからお前の中学のとき噂流しまくるけど良いの?」
と脅されました。
そして、ケンカの当日になってしまいましたが、
僕は寝坊したことにして、後から現場に向かいました。
僕が現場に到着した直後、彼は金属バットで相手を殴り、
相当な重傷を負わせてしまいました。
僕はすぐに警察を呼びましたが、
彼の証言によって「僕がバットで2発殴ってから、彼が1発殴った」という事になってしまいました。
その場で僕も「それは違います」と主張しましたが、すぐに認められることはありませんでした。
そして、逮捕・勾留されてしまいました。
元を正せば、彼の勧誘を断ることができなかった僕にも責任はあると思います。
ですが、どう考えても罪に問われるのはおかしいと感じたので、弁護士さんを呼びました。
僕は弁護士さんに
「金属バットで殴ったのは彼であって、僕は関わっていない。
あくまで現場に居合わせただけである」と主張したところ、すぐに信じてくれました。
僕は弁護士さんの仕事がどんなものなのか良く分かりませんし、
「顧客の言うことを聞いただけ」という側面もあったのかもしれません。
ですが、僕を助けてくれた弁護士さんは僕を本当に信じた上で、
活動してくれたのだと思っています。
弁護士さんと直接話をしてみた上での、なんとなくの感想ですが。
そして、弁護士さんは「抗告」というものの申立てをしてくれたようです。
それが認められて、裁判において無罪になりました。
その後、僕は特に学校からペナルティを受けるようなこともなく生活できています。
むしろ、先生に事情を話すと「大変だったなあ。でも、とにかく君、悩みとかあったらもっと先生とか大人に相談したほうが良いよ」と慰めてくれました。
両親からも「お前が暴力なんて振るえるはずないからなあ」と言われました。
ハッキリ言って、僕を信じてくれる人がこんなにいるとは思いませんでした。
弁護士さんのおかげで今も何事もなく生きていけているわけですし、
「僕の周りには素晴らしい人がたくさんいること」に改めて気づけました。
そして、僕は今のところ将来は弁護士になりたいと考えています。
依頼者を含め、あらゆる「人」の事を思いやれる立派な弁護士になりたいと思っています。
これからも僕の過去の影響で、妙な勧誘を受けることもあるかもしれません。
また、今回の彼もいなくなったわけではありませんし、再び僕に近寄ってくることもあるかもしれません。
ですがそれに屈せず、正しい事を貫けるような人間になりたいと考えています。
弁護士になれなかったとしても、正義の心は持ち続けたいです。
弁護士さん、本当にありがとうございました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

犯罪・刑事事件においては、弁護士が迅速に「どの部分を抑えれば解決に向かうのか」を判断することが重要です。
そして、被疑者としっかり接見して話を聞き、裁判官や捜査官にそれを主張して、納得してもらうことも大事です。
本件は依頼者さんの主張が非常に明快だったため、私としても行動しやすかったです。
そして、金属バットで殴った少年の主張に矛盾が多かったという事実もあります。
ここまで、条件が揃っているのであれば無罪を勝ち取るのは容易です。
依頼者様の「弁護士になる」という夢。
私も陰ながら応援させていただきます。
ただし、「熱意があり過ぎるがゆえの暴走」もありますので、
情熱を胸に秘めつつも、常にクールさを保っていただければと思います。
- 児童買春・児童ポルノ
- 加害者
【援助交際(児童買春)】の事案で不起訴処分を獲得しました
相談者は,出会い系サイトで知り合った複数人の女性と援助交際,児童買春を行っていました。その中の女性一人が17歳の高校生で,その高校生が深夜の繁華街で遊んでいたことから警察に補導されました。そして,携帯電話を押収され,そこから相談者とのやり取りが警察に発覚しました。相談者は警察に呼ばれ,事実関係についての取り調べを複数回受けている状況でした。
相談者は,今後逮捕・起訴されるのではないか,前科がついてしまうのではないか,会社に発覚してしまうのではないかと酷い不安感に襲われ,弊所へ相談に訪れました。
相談には,相談者のお父様も心配してご一緒に訪れました。
相談者は,相手方が高校生だと認識して肉体関係の対価としてお金を渡したというものでした。
ご依頼を受けた後,早速警察に相談者の弁護人についた旨の連絡を入れました。そして,依頼者には,警察や検察に呼ばれた際の取り調べて受けるであろう質問に対するアドバイスを行いました。それと同時に,被害者の親御さんとの示談交渉に入りました。
捜査機関に対して,会社に連絡をしないように強い申し入れも行いました。
相手方の親御さんは,自分の娘がそそのかされて援助交際を行ったものだと頑なにに信じている方でした。粘り強く交渉し,示談金5万円で和解が成立しました。
最終的に不起訴処分を得ることができ,会社にも事件が発覚せず,相談者に前科がつくことを避けることができました。

児童買春は,18歳未満の児童に経済的な対価を渡して性行為や性交類似行為をしたときに成立する犯罪で,刑罰は5年以下の懲役または500万円以下の罰金刑です。
児童買春を行ってしまった相談者は,多くの方が警察に発覚する前でも,いつ発覚して会社や自分に連絡がくるのかや,突然逮捕されるのではないかといった強い不安を抱えています。早めに弁護士に相談して,自ら警察に出頭し(その際のご相談はさせていただきますし,ご要望があれば幣所弁護士が同行いたします)。
弁護士を迅速につけることで,それ自体1つの反省の表れと評価される場合もあります。また弁護士を介して,捜査機関に会社に連絡しないように申し向け,前科がつかないように不起訴処分に向けた活動を行い,事件前と変わらない生活を送っていただけるように努力します。
児童買春の場合,本質的には相手方との示談になじまない部分があるのは確かです。しかし,捜査機関の考え方は,法で守られている青少年に対して働きかけ,児童買春に関わらせてしまっている点を重く見ると言われています。。実務的な話をすると,児童買春の場合でも,検察官が起訴か不起訴の判断をする際,被害者の女性と示談が成立しているか否かは大きな視点になっています。その点からも迅速に弁護士をつけて,被害者側(児童買春の場合,被害者の親と示談交渉をすることになります)に示談の申し入れを行い,示談成立を目指すべきといえるでしょう。
- 児童買春・児童ポルノ
- 加害者
児童買春罪の疑いをかけられ自白してしまった男性からのご相談
私は普段から出会い系サイトをよく利用しており、今回も常連のサイトで一人の女性と出会いました。
顔を合わせる前にサイト内でやりとりをしていたときは、女性は自分のことを24歳だと言っていました。
プロフィール画面に写真も載せていましたが、確かにそれくらいに見えました。
ただし、少し加工をしているようでしたから、むしろ「20代後半~30代前半くらいでもおかしくない」と思っていました。
真面目な結婚相談所ではなく、あくまで出会い系サイトです。
ですから、すぐに肉体関係を持ちました。
そして、行為が終わった後に事前に取り決めていた額の金銭を渡そうとしたのですが、
なぜか「じゃあ半額だけもらいます」と言われました。
私としては、むしろお金を全額受け取ってくれないほうが気持ち悪いのですが、
事情を聞いたところ、なんと「とても優しくしてくれて好きになった。真剣に交際したい」と言われてしまいました。
また、下世話な話ではあるのですが容姿がかなり整っていましたし、このような女性と交際できるのは夢のようだと感じました。
とはいえ所詮は出会い系サイトによる出会いですから、しばらく警戒は解きませんでした。
お互い毎日のようにラインでメッセージを送り合い、土日は二日ともデートするような勢いでした。
私も彼女もお互いにあまり遠慮をしなくなり、行為に及んだあとは「売春ごっこ」などと言って私のほうから1円だけ彼女に渡すなどして遊んでいました。
しかしある日、彼女からラインで妙なメッセージが届きました。
それは
「大丈夫!そろそろ○○(私の名前です)との遊びは終わりにするから!」
というものです。
何が何やら分からずにいましたが、その数分後には
「私は、やっぱり△△(私ではない男性の名前です)じゃないとダメだね!」
というメッセージが追加で届きました。
つまりは、
「本命の彼氏」にあの男とは別れるというメッセージを送るつもりが、間違えて私に送ってしまったという事なのでしょうね。
ただ、もしかしたら何らかの行き違いという事もあるかもしれないので、
私は冷静に「ん?どういうこと?」とだけ連絡しました。
するとしばらく経って彼女から
「ああ、浮気だよ浮気。
楽しかったでしょ?(笑)」
というメッセージが来ました。
これまで見たことがなかった口調なので驚きました。
真剣な別れ話をするのも面倒だと思い、
「じゃあ、お互いこれで縁を切るということでお願いします」
とだけメッセージを送りました。
すると彼女から
「え、お金くれるならヤラせてあげてもいいけど?」
という返事が。
直後に私はラインで彼女をブロックし、
諸々の連絡先も消しました。
しかし、それから数日後、
警察が自宅に来て、私は児童買春容疑で逮捕されてしまったのです。
警察官の言うことが最初は全く分からなかったのですが、
何と別れた彼女は本当は14歳だったのです。
「どう見ても20代半ばくらいにしか見えなかったし、彼女も24歳だと自称していた。本当の年齢を伝えてきたことは一度もない」と主張しましたが、聞き入れてもらえませんでした。
ですが本格的に捜査が始まってから、怖くなってしまい自白してしまいました。
「否認し続けるよりも、認めたほうが罪が軽くなるかもしれない」と考えたのです。
しかし、いざ罰金宣告を受けてから後悔の念が。
何とか無罪を勝ち取りたいと思い、弁護士さんに相談した次第です。
弁護士さんに相談すると、すぐにどのような方針で進めていくかの説明をしてくださいました。
それは、
・取り調べに問題があったせいで虚偽自白をしてしまったと主張する
・法医学書などを活用して女性が児童には見えないことを示す
・「女児が一度も児童ですと告げなかった」と主張する
「女性が児童に見えない」というのは100人いれば100人がそう感じるレベルだと思いますので、私としても自信がありました。
ただ、私自身は「女性が児童だと告げなかった」と直接的に示すことができるような証拠を持っていませんでした。
しかし女性は、
本命の交際相手に「年齢を黙って付き合っているけど、あっさり騙せた。今度大金を巻き上げようと思っている」という内容のメッセージを送っていたそうです。
それが、「私が女性の年齢を知らなかった」という証拠になったのかもしれません。
ただ、「嘘の自白をしてしまった」というのは単なる私の落ち度であり、
それほど威圧的な取り調べをされたわけではなかったと思っていました。
しかし、睨んできたり、不必要な嫌味を言われたりはしました。
その事を弁護士さんに伝えたところ、
「十分酷い取り調べだと思いますよ」
と言われました。
そして上記の3点をきちんと示すことができたおかげか、無罪判決となりました。
本当に助かりました。ありがとうございました。
ちなみに、後から調べてみて知ったのですが、
「当番弁護士制度」を使えば、逮捕されても即座に弁護士を呼べるんですね。
普通は警察がこの事を教えてくれるそうですが、私のケースでは伝えてくれませんでした。
すぐに弁護士さんを呼んで、嘘の自白をしなければ面倒な事にはならなかった可能性が高いと後悔しています。
今ではもう、出会い系サイトを利用することは一切なくなりました。
別に利用している人を否定するわけではありませんが、やはり完全にクリーンなものだとは言えないと思いますしね。
今度はちゃんと年齢確認が行われて、真剣に交際相手を探すことができる結婚相談所などを使おうと思っています。
いずれにせよ、もう少し落ち着いてからですが。
この度は本当にありがとうございました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

一度自白するとそれを覆すのは非常に難しいです。
依頼者様のおっしゃる通り、逮捕・勾留の時点ですぐに弁護士を呼び、
「年齢を伝えられなかった、年齢について嘘をつかれていた」と主張していれば、起訴される可能性は低かったと予想できます。
児童買春事件における「年齢を伝えた、伝えていない、知っていた、知らなかった」の問題については、判例を通じて検証していくことが重要です。
当職はその辺りの経験が豊富ですので、効果的な対応をすることができたと自負しております。
- 詐欺
- 加害者
振り込め詐欺組織からの離脱を望む男性からのご相談
振り込め詐欺組織のメンバーだった男性から安全に離脱したいというご相談を受けました。
具体的な相談内容は以下のとおりです。
僕は元々振り込め詐欺組織のメンバーでした。
最初の頃は高校時代の友人一名と振り込め詐欺を行っていました。
言い訳にはなりませんが、実際に「老人電話をかける」などの直接的な行為をしていたのは、ほぼその友人であり、僕自身は1回しか電話をしたことがありませんでした。
僕がしていたのは、「お金を持っている人は誰か」や「騙されやすい人は誰か」などの調査です(詳しい調査方法はここでは伏せます)。
しかし、「僕が調査をして、友人が電話をかける」という方式で詐欺行為を続けていったところ、予想外に成功してしまいました。
ちなみに、一度この段階で怖くなって、友人に「もうこんな事はやめたい」と言ったことがあります。
ですが、その際友人に「別に良いけど、お前もう結婚しているんだよね?確か息子もいるんだっけ。○○君だよね?」と返されて、どうにもできなくなってしまいました。
結婚したのは振り込め詐欺を始める前でしたから、高校時代からの友人が知っていてもおかしくありません。
ですが、子どもが生まれたことは話したことがありませんでした。なぜか名前まで知っているとなると本当に脅威でしかありません。
それでもなぜか僕の家族構成を突き止めてしまう友人です。
仮にこの時点で僕が振り込め詐欺をやめて友人から離れようとしても、確実に追いかけてくると感じました。
そこから人数が増えて最終的には僕も含めて4人組となりました。
ちなみに後から入ってきた2人組は僕が全く知らない人物であり、友人がどのように彼らを勧誘したのかは分かりません。
最初は「調査」を行っていた僕ですが、だんだんとその調査も他のメンバーがこなすようになってきたので、僕の仕事はなくなっていきます。
「だったら、僕は抜けても大丈夫なのではないか」と考える日もあったのですが、二人で詐欺行為を続けていたときの友人の言動が忘れられず、それを言い出すことはできませんでした。
そのため、「せめて可能な限り詐欺行為には協力しないようにしよう」と思っていたのですが、状況が変わってきてしまいます。
「振り込め詐欺に関するノルマ」ができてしまったのです。
その時期に他のメンバー3人が何やら相談をしていることは気づいていたのですが、どちらかと言えば「どうすれば能力のない僕をもっとうまく利用できるか」という話し合いをしていると思っていました。
ですが、そうではなく「お前ももっと気合いを入れて詐欺をしろ」という、強引な命令をされてしまったのです。
それでも、「今、計画を立てている」「今、確実に騙すことのできる相手を探している」などと言ってごまかしていますが、それもそろそろ限界に近づいています。
また、徐々に精神的にも耐えられなくなってきましたし、強いストレスからか身体のあちこちに不調が生じるようになりましたので、組織を抜けることを決意しました。
はじめのうちは「メンバーに宣言して抜ける」という事しか考えていませんでした。
しかし、外部の専門家さんの力を借りれば、リスクを回避しつつ離脱できるのではないかと考えるようになりました。
僕は逮捕されても構いませんし、どのような罰であっても受けるつもりです。
むしろそうなるのが当然だと思っています。
しかし、とにかく家族に危害が及ぶことだけは避けたいと考えています。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
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まず、弁護士さんと方針を明確に決めました。
一つは「本当に更生するためにウソは一切つかない」ということです。
ウソをついて裁判所を納得させることはほぼ不可能であると教えていただきました。
また、僕の心の問題ですが「これ以上ウソをつきたくない」という気持ちもあったので、ありがたいアドバイスでした。
その上で被害者の皆さんとの示談を目指すこととなりました。
この方針に決まるまでに何回か接見をしました。
大変だったと思います。ありがとうございました。
とにかく家族のことが心配だったのですが、
すぐに弁護士さんが家族にご自身の携帯電話番号を提供してくださいました。
また、まだ小さな息子がいらぬショックを受けないように色々と工夫していただいたようです。
後に妻に聞かされましたが、何度も相談に乗ってくださったそうですね。こちらに関しても感謝のしようがありません。
さらに、それが本当に僕が所属していた詐欺組織の人間だったのかは今となっては分かりませんが、怪しげな人物が2回、僕の自宅を訪れたそうです。
その際にも、弁護士さんが即座に介入してくださって事なきを得たとのことです。
このようにして詐欺組織との距離を作りながら、これまでの詐欺行為などについて一切ウソをつかずに白状し、示談も行いました。
そして、最終的には執行猶予付きの判決となりました。
そのため、社会生活を送りながら真っ当な人間を目指すことができる事となりました。
この場を借りて、二度と間違いを起こさない品行方正な存在となることを誓わせていただきます。
また、最初は「とにかく家族を守る」ということを第一に考えていたのですが、弁護士さんとお話するうちに「罪を償うこと」が第一という想いに変わっていきました。
もちろん、家族に被害が及ぶのは何としても避けたいことですが、それについては今後も外部の力も借りつつ、僕自身が取り組んでいくべきだと感じています。
そして、息子には僕が詐欺行為を働いていたということをまだ告げていません。
しかし、ある程度成長したら全てを包み隠さず伝えるつもりです。
それもウソをつかないという事の一環だと思っています。
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振り込め詐欺組織に限らず何らかの「犯罪集団」全般に言えることですが、
「組織からの報復」を恐れて、自身が望むような離脱・自首などができない人が少なくありません。本件はまさにそういったケースです。
本件は、私が「組織」と「依頼者(と依頼者の関係者)」を可能な限り直接接触させないための、クッション役になった形であると言えるでしょう。
しかし、現実には「これで組織から報復されることは100パーセントない」という状況を作り上げることは誰にもできません。
そのため、最後には「依頼者様の勇気」が必要となります。
- 痴漢
- 加害者
旦那様が痴漢容疑で逮捕された奥様からのご相談
旦那様が痴漢容疑で逮捕された女性からご相談を受けました。
具体的な相談内容は以下のとおりです。
この度、夫が痴漢の疑いで逮捕されたので弁護士さんを頼りました。
夫はやや特殊な仕事をしていますので、毎日帰りの電車に乗るのが午後2時頃であり、そこから20分ほど乗り続けて降車します。
そして、その間に20代の女性から「痴漢をした」と言われてしまったのです。
ですが、私もこの時間帯にその路線に乗ったことがありますが、ピーク時を大きく外れているだけあって全く混みません。
ですから、座れないなどという事はあり得ませんし、「2人が接近して座る」という事さえ少ないくらいです。
場合によっては一つの車両に乗っている人数が10人以下というケースさえあります。
そのため、そもそも物理的に考えて夫が痴漢をするのはおかしいと感じました。
また、もしも満員電車だったとしても夫が痴漢をするはずがないと固く信じております。
(ピーク時でも都心ほどぎゅうぎゅう詰めになるわけではありませんが)
「夫だから信じたい」という気持ちももちろんありますが、それだけではありません。
結婚する前、夫とデートする際に、人通りの少ない場所で私は信号無視をしようとしたことがあります。
車が全く通っていないタイミングでしたから、率直に言って無視しても危険性はありませんでした。また、そもそもその横断歩道の信号はほとんど誰も守っていないくらいでした。
ですが、そのとき夫は「ルールはルールなんだから守らないと」「もしどこかから子どもが見ていて真似するようになったらどうするの?」と言って、信号を守りました。
それ以外でも、夫はとにかく「誰も見ていなくても人としての道徳は守る」という人なのです。そんな夫の姿を見て、私は40代を迎えた今でも日々学んでいます。
そんな夫が痴漢をするとはどうしても思えませんでした。
しかしいくら私が信じたところで、テレビなどの影響で「痴漢容疑をかけられたら高確率で釈放されない」というイメージがありました。
それに、世の中のどんな女性でも、「夫やパートナーが痴漢をした」と言われても、その人の無実を信じるはずですよね。
ですから、私がどれだけ信じても、率直に言って意味がないと感じていました。
そのため、即座に弁護士さんに連絡しました。
他にももしかしたら頼るべき場所があったのかもしれませんが、とりあえずお願いすることにしました。
よろしくお願いいたします。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
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想像以上に早いタイミングで弁護士さんが警察に来てくださいました。
そして、検事などとのやり取りをしてくれました。
そのまま無罪が確定し、勾留されずに釈放となりました。
率直に言って、弁護士さんに連絡を入れてからは「さすがに状況がおかしすぎるから、無罪になるのは確実だろう」と考えることができました。
しかし私が本当に心配していたのは、拘束される期間が長引いて夫が会社をクビになることでした。
詳しい事は省きますが、夫は今の仕事に強い生き甲斐を感じておりますので、解雇だけは絶対に避けたいと思っていました。
それに夫ももう40代後半ですし、クビになってしまったら再就職も難しいですよね。
また、どこから噂が広まるか分かりませんし、もしも夫が痴漢容疑で逮捕されたと近所の方々などに知れてしまえば、遠くに引っ越すしかないのではないかとも考えていました。
ですが、実際には2日半くらいで釈放されました。
解雇にもなりませんでしたし、近所の人にバレる事もありませんでした。
今も夫が、「近所の人に愛される中年男性」で居続けることができているのも、弁護士さんのおかげなのかもしれませんね。
しかし、やはり「拘束期間が長引いていたら」と考えると背筋が凍りつきます。
夫は会社で立場が強いわけでもありませんから、クビになっていたかもしれません。
事情を説明していればそれでも何とかなるかもしれませんが、「痴漢の疑いをかけられる時点で信用できない」と思われていた恐れもあります。
それにしても無事に釈放されたとはいえ、2日半も緊張が続いたので大変でした。
当事者でない私でさえ、この間食事がほとんどできないくらいのストレスを感じていましたので、拘束期間中の夫の心情を思うとやるせない気分になります。
ちなみに、被害者だと主張していた女性はかなりアルコールに酔っていたそうです。
率直に言って、「夫の言うことではなく、そんな女性が言うことを信じるのか……」という気持ちは今も消えません。
そして、現在の夫はと言いますと、トラウマになっているそうで電車通勤をやめました。
今では自転車通勤をしています。
夫の一番の趣味は読書であり、通勤中はいつも本を読んでいたそうです(この点からも、痴漢をするはずがないというのが分かりますよね。両手が塞がりますし)。
ですが、自転車通勤をするとなると読書の時間が取れなくなってしまうので可哀想だと思います。
別に自宅にいても読書をしていて構わないのですが、夫は私に気を使って家事を手伝ってくれますので、あまり自分のために時間を使うということをしないのです。
ただ、今後一生電車に乗らないというわけにもいかないでしょうし、職場でも1年1~2回ほど「電車で現場に移動せよ」という指示が出るので心配です。
そのときは職場のどなたかと一緒に乗ることができれば夫も安心できると思いますが、もし「一人で乗れ」という指示が出てしまったと考えると不安です。
なぜ誰も見ていない信号でも守るほど真面目な夫がこんな目に遭わなければならなかったのかと思うと悔しいです。
しかも、夫が「女性としては本当に痴漢をされたと思ったんだから仕方ないさ」と言っているのが居た堪れないです。
夫の内心は分かりませんが、とにかく「女性は悪くない」というスタンスを取っています。
本当に人格者だと思いますが、それではいつまでも精神的に辛いままなのではないかとも感じています。
ですが、とにかく弁護士さんに助けていただけて本当にありがたかったです。
感謝してもしきれません。

依頼者様からお話を聞いた時点で、当職としても無罪であることを確信しました。
依頼者様が仰るとおり乗車率の関係上、他人同士が接近するとは考えにくく、少し失礼な表現ですが「魔が差す」ということもないだろうと思えたのです。
また、検事などに「女性は酔っていた」などと伝えたことで、比較的早く釈放できました。
そして、旦那様が徹底して無罪を主張していたのも大きかったです。
少しでも「私がやったかもしれない」と匂わせることを言ってしまったら、そのせいで大変なことになっていたかもしれません。
ですが、勾留が長期継続すると当人の職場でも「なぜこんなに休むのか」と話題になることは避けられませんので、「嘘の自白をしてでも釈放されよう」と考える人は少なくありません。そうでなくても、プレッシャーに耐え切れずに虚偽自白をする方もいます。
この辺りの事情は「痴漢容疑で捕まると大変な事になる」というイメージをメディアが作り上げたことも影響しているのかもしれません。
痴漢冤罪トラブルに限りませんが、逮捕されたらすぐに弁護士を手配することが大事です。
普通は警察などから「弁護士を利用することができます」と説明が入るものですが、その説明は義務ではないので、稀に行われない場合もあるという事を覚えておきましょう。
- 盗撮
- 加害者
【盗撮(公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反)】の事案で不起訴処分を獲得しました
日曜日の午後,事務所携帯電話にご本人から連絡があり,検察の取調べを受けているという相談を受けました。詳しく内容を聞くと,深夜の駅の階段を上る女性の後ろから,携帯電話でスカートの中の写真を撮り,その場に居合わせた男性数人に取り押さえられ警察に連行,その後検察に送致され取り調べを受けているとのことでした。
相談者は,既に盗撮で検挙されたことがあり,仮に起訴された場合,職を失う可能性があることから,なんとしても,不起訴処分で事件を終局できないかという相談でした。
検察の取り調べを数度受けてから時間がかなり経過していたので,いつ終局処分が出てもおかしくない状況でした。そこで,依頼者に事務所に来てもらい,その場で弁護人選任届に署名・押印をいただき,その足で検察庁まで出向くとともに担当検察官への面会を申し入れました。検察官と会うことができ,弁護人選任届を提出するとともに,終局処分を出すのを遅らせてもらえるようにお願いをしました。そして,被害者との示談の意向があることを伝え,被害者の連絡先の開示を求めました。
翌日,検察官から被害者の連絡先を聞き出すことに成功し,被害者との示談交渉に入りました。被害者は20歳の女性で高額の慰謝料を求めてきましたが,交渉を打ち切られないように慎重に話を進め,被害者の両親とも話し合いを重ね,最終的に低額での示談に成功し,相談者を許すという宥恕条項と加害者の刑事処罰を求めないと言う文言を示談書に入れることに成功しました。
その後,担当検察官に終局処分の意見書を提出し,不起訴処分を求め,合わせて示談書を提出しました。また,検察官に直接架電し依頼者の就業状況等,仮に起訴された場合に依頼者が受けるであろう不利益を熱意を持って伝えました。
最終的に,依頼者は不起訴処分となりました。依頼者には前科が付かず仕事を続けることができ,現在も精力的に働いております。

本件のポイントは,弁護士が介入して直ちに検察官に連絡を取り,終局処分を出すことを遅らせてもらえるように申し入れたこと。粘り強い交渉の上,被害者と示談を成立させた点にあるでしょう。
加害者が直被害者と交渉することは困難(そもそも被害者は示談の申し入れをしたとしても,話し合いのテーブルに付くことは極めて少ないといえるでしょう)であることを踏まえると,依頼者にとってベストな事件対応だったといえるのではないでしょうか。
また,弁護士を立てて迅速に行動し,弁護士から捜査機関に会社に連絡を取らないように強く申し入れたことから,会社へ発覚を防ぐことができた点も大きなポイントでしょう。もちろん弁護士としても,依頼者に前科が付かず,仕事を続けられたことは大きな喜びです。
- 盗撮
- 加害者
盗撮事件において実名拡散を恐れる加害者女性からのご相談
私は40代の女性です。
アパートに住んでいるのですが、別の部屋に住んでいる20代の男性の盗撮をしてしまいました。
男性とはアパートの外廊下ですれ違った際に挨拶を交わす程度であり、それ以上の関わりはありませんでした。
そもそも部屋もかなり離れているので、挨拶をする機会自体なかなかありません。
しかし、ある日買い物に出かけた帰りに、停留所のバスから降りてくる男性を見かけました。
一切声をかけませんでしたが、街中でこの男性を見かけたのは初めてのことだったので私は酷い興奮状態になってしまいました。
そして、ほとんど毎日同じ時間に外出するようにして、男性の姿を目にしなければ気が済まなくなりました。
ですが、ある日バスを降りた男性と目が合ってしまい、男性のほうからこちらに歩み寄り「こんにちは。同じアパートの方ですよね?」と気さくに話しかけられました。
ただ、男性と一緒に帰り道を歩くほどの勇気はなかったので、「じゃあ、私はこれから買い物ですので」と言ってその場をあとにしました。
それからの私は絶対に男性に見つからないようにして、機会をうかがうことにしました。
そして、ある日ついに男性が帰り道に公園に寄り、ほぼ誰も使っていないトイレに入りました。
私はトイレに侵入し、男性が小用を足しているところを背後からスマートフォンで撮影しました。
しかし、その際にスマートフォンから音が出て男性に気付かれたのではないかと思いました。
ですが、その場では男性の反応が全くなかったので、私はその場から足早に立ち去りました。
率直に言って、そのときは「バレなかったのだろう」と安心してしまいました。
しかし、その2日後になってアパートの私の部屋のチャイムが鳴りました。
内心非常に動揺してドアを開けると、彼がいたので観念しました。
「もし違ったら本当に申し訳ないのですが、先日僕が公園のトイレにいるところを撮影しませんでしたか?
スマートフォンのような音がしましたし、走って逃げるあなたの姿を目にしたような気がするんです」
と言われました。
このとき私は、「証拠(盗撮映像)を消したら罪が重くなるのかもしれない」と考え、写真データは削除していませんでした。
そこで、私は正直に罪を認めました。
ただ、必要のないことだと思ったので、毎日のようにバスから降りる姿を見ていたことは伝えませんでした。
男性が「僕もどうしていいのかよく分かりませんが、とりあえず一緒に交番に行ってもらえますか?」と言ってきたので、それに従いました。
交番に行き、最初私は気が動転して「男性の後姿を撮影しました」と自分に都合の良いことを言ってしまいました
ですが、お巡りさんに「それは本当ですか?」と言われたので、恐る恐る「日頃から気になっていた男性を見かけて、気持ちが抑えられなくなり盗撮をしてしまいました」と伝えました。
当日の持ち物だったスマートフォンは警察に押収されており、
現在は在宅で捜査中となっています。
虫のいい話ではありますが、男性との示談を希望しております。
ただし、私の実名を把握されてしまうと、男性がツイッターなどで広めてしまうのではないかと感じています。男性に失礼な考え方ですが、本当にそれだけは避けたいのです。
(交番において男性は、お巡りさんに話しかけられたとき以外はうつむいていましたので、私の名前を知る機会はなかったはずです)
なんとか名前を知らせずに示談をする方法はないものだろうかと弁護士の先生に相談させていただきました。
在宅捜査であり自由に動くことができる状態でしたので、弁護士さんに相談し、警察と示談交渉の打診をしていただきました。
そして、そのまま男性と示談交渉をすることとなりました。
どのようにすれば名前を知らせずに済むのかと思っていましたが、
方法は単純で「示談書案に氏名を書かない」という手段を取ることになりました。
このような加害者にとって都合の良いやり方が通るのかどうか不安でしたが
弁護士さんが工夫して下さったおかげで無事名前を知られることなく、示談が成立しました。
また、「示談をするにあたって、私が男性の名前を知ることになったら申し訳ない」とも思っていました。
ですが、裁判に発展しない場合は、基本的に被害者の方の名前を加害者に教えることはないのですね。
考えてみれば当然のことかもしれませんが、これで少しでも男性の恐怖心が和らいだのかと思うと、ありがたい仕組みだと感じます。
そして、起訴されることはありませんでした。
これが初犯だったからではないかと思います。
また、私が写真データを削除しなかった事も正しい判断だったと弁護士さんが言っていました。
実は「盗撮写真をすぐに消すことこそが男性への礼儀なのでは」とも感じていました。
ただ、仮に私がそのように主張したとしても認められるはずがありませんよね。
「証拠を消そうとした」と思われても仕方がないと感じます。
ちなみに、現代の技術力をもってすれば、スマートフォンのデータ程度は容易に復元できるそうですが、私はこの事を知りませんでした。
現在私はすでに引っ越しをしており、当然男性への接点は一切持っていませんし、連絡を取ったり顔を合わせようとしたりもしていません。
盗撮のような行為に及ぼうという気持ちは一切ありませんが、カウンセリングに通いつつ二度と自分が蛮行をしないように努めています。
また、さすがに携帯電話がない生活をすることはできませんが、カメラ機能がないものを購入しました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

「犯罪捜査規範」というものがありまして、これに従って被害者が加害者の名前と住所を把握できるケースがあります。
ですが、本件の依頼者様のように、近年は「相手方に個人情報をSNS等に投稿されてしまうこと」を危惧する方が少なくありません。
そして状況次第ではありますが、氏名を明かさずに示談することは可能です。
まずは、「これ以降は弁護士を窓口にします」と相手に伝える事が重要です。
「犯罪捜査規範」に沿って考えるのであれば、「名前と住所を知らせることが、被害者を救うことに繋がる」のであれば、名前を隠しておくことはできません。
ですが、弁護士を窓口にする事で、「被害者を救うことに繋がる」とは言えなくなるのです。
また、「名前と住所を知らせることが、関係者の名誉や権利を侵すことに繋がる」と警察に伝えることも大事です。
本件に関しても、念のため警察にそのように連絡しました。
ちなみに、被害者側が「加害者に名前を知られることを恐れて、示談を躊躇する」という場合もあります。そのため、ケースによっては「被害者の名前は裁判になるまで必要ない」と被害者に伝えることも重要であると感じています。
- 強制性交(強姦)・わいせつ
【風俗トラブル】本番行為をしてしまい被害届を出されてしまったケース
飲み会の帰りに終電を逃し、宿泊したビジネスホテルにデリヘルを呼びました。
酒の勢いもあり、気が大きくなっていたことから、女の子に「挿れても良い?」と聞いたところ嫌な顔をしていなかったので、本番行為をしてしまいました。
翌朝、宿泊していたビジネスホテルに店の従業員が尋ねてきて、「女の子が警察に行くと言っているがどうするか」と言われました。
また、その際、免許証や携帯電話番号を控えられた上、「女の子は、病んでしまって、今後お店にも出勤したくないと言っている。店の損害もあるので、厳正な対応を考えている」と詰め寄られました。
私は妻子もいるため、穏便に解決したいと思い、示談金としていくら必要か確認したところ、従業員は、「そういう問題ではない、被害届を出すから後は警察と話してくれ」と言われました。その後、一旦家に帰り仕事に向かったものの、お店からの連絡は止まず、電話に出ないのであれば、家や会社に行く等との連絡がありました。
妻子がいるため、家や会社に来られることは絶対に避けたいという気持ちと、この先どう対応していきえば分からず、同僚に相談したところ、同じようなトラブルでお世話になった澤田先生を紹介してもらいました。
同僚の紹介ということもあり、昼休みに相談の連絡を入れたところ、すぐに的確な対処方法を教えていただき、即日依頼したところ、澤田先生からすぐに相手方に連絡を行っていただけました。
澤田先生曰く、私やその家族・勤務先等への直接の連絡は、方法を問わず、やめることを相手方に伝えた上、相手方の金銭請求の態様が恐喝的であることを指摘したそうです。
その後、女性と店舗双方とそれぞれ示談書を取り交わすよう交渉を行っていただき、依頼から数回の交渉を経て、無事、店舗と女性双方との示談書を取り交わすことができました。
また、今後の再請求のリスクも払拭するために、相手方から私への連絡や接触もしない旨の誓約も示談書の中に盛り込んでいただけました。

デリヘルを利用し、本番をしてしまったことから、金銭を要求されるケースは多くあります。
本件のように、「警察」「お金じゃない」「お店の損害」などのキーワードは多く耳にします。
しかし、結局は金銭の請求を行ってくるケースが大半のため、相手に言われるがまま、お店の損害や女の子への示談金を支払っても、手渡しであれば後日支払いの証明ができませんし、女性から宥恕を受けたわけではないため、後日警察に「強制性交罪」として被害届を出される可能性も残ったままということになります。
また、店側から、後日、「女の子がショックを受けて欠勤している」とか、「営業損害が生じた」等と主張され、追加請求をされるリスクも残ったままとなります。
その場で支払ってしまった金銭は、取り戻すことは極めて難しいため、注意が必要です。
風俗店とトラブルになった場合には、その場で安易な約束や支払いをせず、弁護士等の第三者を挟んで冷静に交渉していくことが肝心です。
※今回の事案で大切なポイント
・女性と示談書締結しないと、警察に行かれた場合のリスクが高い
・お店側との示談書も締結しないと、再請求されるリスクが高い
・お店に対してだけお金を払っても、示談にはならずリスクが高い
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 加害者
【風俗トラブル】本番行為をしてしまい恐喝被害にあったケース
久々の出張で、仕事の疲れをとるため気分転換にデリヘルを利用したところ、素股中に魔が差して、キャストの了解を取らないまま、ほんの少しだけ挿入してしまいました。
当然ながら、キャストは激怒し、店に電話をかけられ。強面の男性従業員数名がホテルに乗り込んできたうえ、その場で暴行を受け、ホテルを連れ出されATMで現金を引き出すよう指示され、口座に入っていた30万円を奪われました。
示談金としてもっと支払うよう要求されましたが、手持ちのキャッシュカードで下ろせる口座残高はもう無く、職場の名称が入った保険証と免許証の写真を撮られてしまい、後日請求する旨を伝えられました。
数時間後、なんとかその日は解放してもらえたものの、翌日携帯電話に、店からの多数の着信がありました。
怖くて電話に出られなかったのですが、仕事も手につかなくなり、警察に助けを求めようと思い相談しに行ったところ、「あなたも罪に問われる可能性がある」等と言われ被害届を出すことを断念しました。
八方塞がりになってしまった私は、弁護士に依頼し、示談をまとめてもらおうと考え相談に至りました。
澤田さんから店側に連絡をした際、こちらの条件として、既に私が支払った30万円で示談成立とし、今後相談者に連絡をとらないでほしいということを伝えていただきました。
しかし、店側はこれを断固拒否し、解決金として200万円支払ってもらわなければ、直接私の勤務する会社や家に乗り込むとまで言ってきました。
そこで、澤田さんは、会社も家族も一切関係ないから、それだけは絶対にやめるよう告げ、要求がエスカレートするようなら、店側の行為を暴行罪及び恐喝罪として警察に被害申告し、然るべき措置に則って対応することをしっかりと伝えてくれました。
介入から3日後、示談金として後20万円支払い、先日支払った30万円も示談金に充当すること(合計50万円での示談)、私の個人情報を一切他のことに利用せず、漏らさないこと、双方相手方の刑事処分を問わないこと等を条件として、合意書を作成し、示談がまとまりました。
示談締結後、店側から私への連絡がくることもなくなり、私はいつもどおりの日常を取り戻すことができました。

デリヘルを利用し、本番をしてしまったことから、金銭を要求されるケースは多くあります。
本件のように、「会社に乗り込む」などのキーワードは多く耳にします。
しかし、金銭の請求を行ってくるケースが大半のため、相手に言われるがまま、お店の損害や女の子への示談金を支払っても、手渡しであれば後日支払いの証明ができませんし、女性から宥恕を受けたわけではないため、後日警察に「強制性交罪」として被害届を出される可能性も残ったままということになります。
また、店側から、後日、「女の子がショックを受けて欠勤している」とか、「営業損害が生じた」等と主張され、追加請求をされるリスクも残ったままとなります。
その場で支払ってしまった金銭は、取り戻すことは極めて難しいため、注意が必要です。
風俗店とトラブルになった場合には、その場で安易な約束や支払いをせず、弁護士等の第三者を挟んで冷静に交渉していくことが肝心です。
※今回の事案で大切なポイント
・警察対応も視野に入れた交渉が必要なケースもある
・合意書はしっかりとした書面で締結するべきであること
- 暴行・傷害
- 加害者
居酒屋で身に覚えのない傷害の疑いをかけられた女性からのご相談
私の趣味は居酒屋で一人でお酒を飲むことでした。
複数人で飲むのも悪くはありませんが、一人でのんびりアルコールを楽しむのが好きなのです。
ただ、最近になって仕事のストレスからかお酒の量が増えてきました。
そして、酔いつぶれてしまってテーブルで突っ伏してしまい、居酒屋の店員さんに起こされてから家に帰るという事も少なくなくなりました。
「なんとかしなくては」と思っていましたが、意思の力ではどうすることもできず、最近まで居酒屋に通っていました。
ですが、そこでトラブルが起きてしまいました。
いつものように酔いつぶれてしまい目が覚めると、居酒屋の控室のようなところにいました。そこにいたスタッフさんに聞いてみましたが、どうやらスタッフルームだったようです。
「何度起こしても目が覚めなかったので……ただ普段よりもお酒の量は少ないので、単に眠っておられるようなので、私ともう一人のスタッフでこちらまで運ばせていただきました」と、40代くらいの男性の店員さんに言われました。
確かにその頃は忙しくて連日自宅に仕事を持ち込み、睡眠時間が毎日4時間を切るくらいになってしまっていました。
ですから店員さんの言うとおり、単純にとても眠いタイミングでお酒を飲んでしまって、ぐっすり寝てしまったのだと思います。
ただ、その前後の記憶がおぼろげになっていたことは確かですが。
店員さんに平謝りしてスタッフルームから出て、会計を済ませて店の外に出ようとしました。
しかし、そこでいきなり男性の野太い声が響きました
声をあげた大柄な男性が近づいてきて、
「俺はこの女に殴られたんだよ!見ろコレ!」と言って自分の頬を指差しました。
男性の頬を見ると、あまり目立ちませんが青アザができているようでした。
まず、確かに私はこの日も1回はトイレに行きました。
(居酒屋では1回は用を足さないともたないので、これは間違いありません)
言われてみれば、この男性ともすれ違ったような気がします。
(ただ、これについてはあまり自信が持てません)
私は普段から酔った状態で居酒屋のトイレに行きますので、
完全に記憶がしっかりしているわけではありません。
ですから、「男性を殴った」という事を完全に否定できるわけではないのです。
ただ、私は酔うとむしろ口数が減って気が小さくなるタイプですし、
今までの人生で誰かに暴力を振るったことは一度もありません。
自分で言うのもなんですが、普段から大人しいタイプです。
男性が物凄い剣幕で畳みかけてくるので、言葉を失ってしまいましたが、
店員さんに
「もし言い分があるならきちんと伝えたほうが良いのでは……」
と言われたので、私もできるだけ冷静に
「確かに酔った状態で男性とすれ違ったかもしれないが、
それがあなたであるという覚えはない。
そもそも私はお酒に酔ったからといって暴力を振るうような性格ではない」
と主張しました。
ですが、男性に
「酔いつぶれて店員に助けられるような女の言う事なんて信じられるかよ!」
と言われてしまいました。
正直なところ、そこを突かれてしまうと私にもどうにもできませんでした。
そして、そのまま通報されて、傷害罪で逮捕勾留されてしまいました。
繰り返しになりますが私自身、「絶対にやっていない」と断言できるわけではありません。
しかし、私に殴られたと主張する男性も、私が見た限りでは酔っているようであり、あまり発言に信憑性がないようにも思えました。
ですので、弁護士さんの力を借りることにしました。
弁護士さんに依頼したわけですが、正直なところ
「素直に罪を認めて、反省している事をアピールしたほうが良いですよ」などと言われてしまったらどうしようかと不安でした。
あとは、「示談交渉を目指す」というパターンになるのも嫌だなと考えていました。
ですが、弁護士さんに事のあらましを包み隠さず、嘘をつかずに正直に打ち明けたところ
「証言などを集めて潔白を証明しましょう」という事になりました。
そこからはかなり話がスムーズに進んだような気がします。
弁護士さんが居酒屋の店員さんや、常連さんなどを相手に調査をしたところ、
「男性が千鳥足になっていて、思いきり転倒していた。そのせいでケガをしたのだろう」
という証言が複数得られたそうです。
そのおかげで私はあっさり自由の身になりました。
会社を少し休んでしまいましたが、上司に事情を説明したところ何のペナルティも受けることなく、仕事を続けられることになったので良かったです。
しばらく経ってからネットサーフィンをしていると、
「痴漢免罪で相手女性を訴えた男性」という記事を発見しました。
記事内の男性は名誉棄損で、自分に言いがかりをつけてきた女性を訴えたそうですね。
私もその記事を読んで
「いまだに怒りが収まらないし、男性を訴えようかな」とも思いました。
しかし、数日考えてみましたが、
「時間もお金もかかるからやめよう」と思い直しました。
それに、そもそも私が酔って記憶をなくしていなければ、こんな面倒なことになってはいなかったはずです。
また、相手の男性も酔っていたのだと考えれば、
私の感覚としては「お互い様」と言ったところです。
そう考えると、むしろ「私も同じことをしていてもおかしくなかった」「本当にお酒の影響で他人に暴力を振るう日が来てもおかしくなかった」と思えて、恐ろしくなります。
ですから、今となっては男性のことは全く恨んでいません。
むしろ、これまでの私自身を反省するためのきっかけになったと思っています。
(だからといってさすがに男性に感謝することはありませんが)
現在は禁酒をして、穏やかな生活をしています。
最初のうちは少し辛かったですが、慣れるとやはり快適に過ごせるものなのですね。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

勾留された際には、できるだけ迅速に弁護士をつけることが重要です。
状況にもよりますが、一般の方が弁護士を使わずに自力で釈放までこぎつけるのは非常に困難です。
ちなみに依頼者様はそのようには考えておられないようでしたが、
「酒に酔っている状態での犯行については罪が軽くなる」
などという事はまずあり得ません。
むしろ「酒の影響で暴行をしてしまいました」などと主張すると、
「反省の色がない」と判断されて不利になる可能性があるのでご注意ください。
- 暴行・傷害
- 加害者
交際相手に暴力を振るった女性からのご相談
時間の問題だとは思っていたのですが、彼氏から別れ話を切り出されてしまいました。
と言いますか、私も別れたいとは思っていたので、彼のほうから言ってくれて助かったくらいでした。
しかし、彼の追い詰めてくるような言い方にイライラしてしまい、激しい口論になってしまいました。
確かに彼は間違ったことは言っていませんでした。ほとんど全て正論だと思います。
ですが、あまりにもネチネチと、「どうせ別れるのだから言いたいことを言ってやろう」という気持ちが見て取れたので許せませんでした。
そのまま、ここでは書けないような口汚い罵り合いが続きました。
そこで、彼はついに言ってはいけない事を言いました。
「お前高校のときに散々浮気したよな?」と。
私たちは高校生の頃から交際をしており、もう交際期間は7~8年となっていました。
そして彼の言うとおり、私は高校の頃たくさんの男性と交際していました。
自分で言うのもなんですが私は容姿が整っているほうですし、「軽い女だ」という噂が高校内で広まっていることは分かっていました。
勝手な言い分なのかもしれませんが、私の感覚としては「交際開始→浮気」という順番ではないのです。
そして私は高校時代の自分のことを恥じています。
それからは順風満帆に交際を続けていました。
何度か喧嘩をしたこともありますし、私としては彼に対して「これはどうなんだろう……」と感じた経験もいくつかありますが、「彼が黙っていてくれるのだから、私も黙っていよう」と考えるようにしていました。
今考えれば、あまり良くない事だったのだと思います。
日本には「本音と建前」の文化がありますが、それは私達にとってはダメだったのでしょう。
私はだんだん彼と一緒にいるのが疲れてきたので、お互いに社会人になってからは、私のほうからあまり彼に連絡を入れなくなりました。
「仕事はどう?」ですとか「最近どう?」などと聞かれたくなかったのです。
私自身は何ということもない生活をしていたと思いますが、それでも彼に報告するのが億劫になっていました。
しかし、彼のほうは特に私を煙たがってはいないようで、頻繁に連絡をくれていました。
彼が私の気持ちを知っていたのかどうかは今となっては分かりませんが、「今日は○○があった!じゃあまた!」のような、私が返信しなくても良いようなメッセージをくれることが多くなりました。
ですが、さすがにそんなメッセージもだんだん減っていき、
連絡をしないまま1カ月くらい経過したところで、彼に自宅に呼び出されました。
そして、話は戻ります。
彼は別れ話を切り出し、「私のこれまでの問題点」を淡々と語ります。
ついに「高校時代の私の浮気(とは私はあまり思っていないわけですが)問題」に触れてきたので、私も堪忍袋の緒が切れました。
カッとなって思わず全力でビンタしてしまったのが間違いでした。
すぐに警察に通報されてしまい、現行犯逮捕されました。
ビンタしてすぐに彼はスマートフォンで電話をかけ始めました。
私は困惑しましたが、まさかこれほど迅速に警察を呼ぶとは思いませんでした。
また、彼の言い分も
・今までに何度も暴力を振るってきた
・これまでにも別れ話を切り出したことがあるが脅されて別れられなかった
・彼女(私です)に性交渉を強要された
など、身に覚えのないものばかりでした。
そして私は接見という形で弁護士さんを呼びました。
確かにビンタしてしまった事については完全に私に責任がありますが、理不尽に罪が重くなるのは避けたいです。
「不必要に罪が重くなるのは嫌だ」という気持ちはありました。
しかし、正直なところ「私を怒らせてビンタをさせる→即座に警察に通報する」という彼のやり方が周到過ぎて恐ろしくなっていました。
これから彼に何をされるか分からないという気持ちになっていました。
今冷静に考えればそんなことはあり得ないはずですが、その時の私は本当に「懲役10年や15年くらいになってもおかしくないのでは……」と考えていました。
そして弁護士さんと接見するときも、最初のうちはあまりちゃんとした受け答えができずにいました。
すると弁護士さんが
「まずは難しいことを考えず、本当にしてしまったことは認めましょう。
ですが、していない事については強い心でしていないと答えてください。
他のことは今は何も考えずにいてください」
と言ってくださって心が落ち着きました。
言い換えれば「正直になる」ということですが、
このようなシンプルな指針を示してくださったことで自分の中に活力が戻るのが分かりました。
そして、その日のうちに彼と示談をすることになりました。
そのときは彼も冷静になっていたようで、どことなくバツの悪そうな表情をしていました。
対する私は「ビンタしかしていない」という事実からくる自信があったので、
むしろ「示談金を払って、別れてやる」というくらいの気持ちでいました。
結果的に示談金も大した金額にならずに済みました。
正直なところ「これくらいのお金でこの男を捨てることができるなら、むしろ安い」という気持ちでした。
ただ、とにかく暴力を振るったのは失敗ですし、人として許されないことだと思います。
これからどのような人に出会うか分かりませんし、また恋人ができるかもしれません。
そしてその恋人ともし喧嘩などをしても、絶対に手を出さないことを心に誓っています。
憔悴していた私に元気を与えてくださった弁護士さんには本当に感謝しています。
ありがとうございました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

私としては、当初被疑者となっていた依頼者様は本当に危うい状態だったと感じました。
この先のことを非常にネガティブに考え、「言われたことは何でも認めたほうが罪が軽くなったりしないでしょうか?」とさえ仰っていました。
ですから、依頼者様も語っていますが、
まずは物事を単純化して考えていただくために、
「あった事はあった、なかった事はなかった」と答えてくださいとアドバイスしました。
それが功を奏したのか、そこからは流れるように示談までたどり着くことができました。
不起訴処分となりました。
また、本件のように
「つい手が出てしまい、警察を呼ばれた」というケースは少なくありません。
そして、「これくらいで警察に通報するなどおかしい」と主張する被疑者もいますが、その言い分はほぼ通用しません。
「あえて怒らせて、手を出させる」という人もいないわけではありません。
正当防衛など特殊なパターンを除き、どのような事情があったとしても手を出して時点で負けであるという事を心に留めておいていただければ幸いです。
- 暴行・傷害
【暴行】酔っ払い、暴行事件を起こしたが示談成立、不起訴獲得
相談者(40代・男性)
40代の管理職男性が酔った勢いで飲食店の従業員を突き飛ばしてしまった事案です。
具体的な相談内容は下記になります。
※下記の相談内容は個人を特定されないことを条件に,相談者の許可を得て内容を編集し掲載をしております。
次の日が休日だったこともあり、都内で会社の同僚と終電まではしご酒をしていました。
終電で最寄り駅に帰宅後、自宅近くのラーメン屋で酔っ払いながら食事をした際の出来事です。
食べ終わって出ようとしたところ、若者にぶつかり酒が入って気も大きくなっていたことから、若者の胸を掴み入り口付近まで押し飛ばしてしまいました。
すぐに警察を呼ばれ、事情聴取をされ、被害届を受理されてしまいました。
家族や職場のことがあるため、このまま刑事事件化してしまうと、後々大変なことになるのではないかと考え、解決実績豊富な澤田先生に交渉を依頼して、相手との示談をまとめることを希望しました。
弁護士さんに何かを相談すること自体も初めてで緊張しておりましたが、以前同様のトラブルを起こして澤田先生に助けてもらった友人からの紹介を受け、深夜に警察署から電話をしました。
すぐに電話で警察署まで駆けつけてくれ、身元引受人となっていただき、その後の相手の方への謝罪や警察対応等も全て行っていただきました。
早期に澤田先生に示談交渉を依頼したことにより、迅速に示談をまとめることができました。今回は大事にならずに済みましたが、酔った時のトラブルには気をつけようと心から反省しています。

このような暴行事件が発生した場合、自身で対応するのではなく、早期に弁護士へ示談交渉を依頼し、適切な解決を図ることが、一刻も早く普段と同じ生活に戻るための秘訣です。
- 窃盗・万引き
【窃盗罪(自転車窃盗)】の事案で不起訴処分を獲得しました。
相談者(30代・男性)
飲み会帰りに、酔っていたため、少年の気持ちになってしまい、どこからか自転車を見つけたようで、乗りたくなってしまい移動している途中で職務質問を受け、窃盗が判明しました。そして、そのまま数時間、警察のお世話になりました。取り調べ、指紋採取、アルコールチェック、写真撮影の後、いくつかの書類へのサイン等を行ったあと、在宅捜査となりました。
警察の方には、今回は初犯なので今すぐに逮捕ということもないが、検察送致は行うため、検事から直接か警察経由で連絡行くことがあるかもしれないと言われたことを覚えています。
後日、酔いが醒め、冷静になった状態で、被害届けの届け出有無について伺いましたが、 基本的に物品のお返しなどは警察の方で対応するので、届け出の状況はお伝え出来ない旨の旨説明を受けました。
私としては、自分がやってしまったことを謝罪し、家族や職場に発覚することがないように穏便に解決させたかったのですが、個人では被害者も特定できず、返還されているかもわからないため、被害届や盗難届の届け出状況も教えてもらえないため困って相談しました。
電話面談後、依頼者様に事務所に来てもらい、その場で弁護人選任届に署名・押印をいただき、その足で警察まで出向くとともに面会を申し入れました。
担当刑事と会うことができ、依頼者様には、被害者との示談の意向があることを伝え、被害者の連絡先の開示を求めました。
翌日、検察官から被害者の連絡先を聞き出すことに成功し、被害者との示談交渉に入りました。
被害者は学生で、処罰感情も高かったことから、交渉を打ち切られないように慎重に話を進め、被害者の両親とも話し合いを重ね、最終的に低額での示談に成功し、相談者を許すという宥恕条項と加害者の刑事処罰を求めないと言う文言を示談書に入れることに成功しました。
その後、担当検察官に終局処分の意見書を提出し、不起訴処分を求め、合わせて示談書を提出しました。
最終的に、依頼者は不起訴処分となりました。依頼者には前科が付かず仕事を続けることができ、現在も精力的に働いております。

具体的な相談内容は下記になります。
※下記の相談内容は個人を特定されないことを条件に、相談者の許可を得て内容を編集し掲載をしております。
相談者様は、会社の飲み会後、酩酊し、終電が無くなってしまったことから、早く帰りたい一心で、目に付いた自転車を窃取し、自宅まで乗って帰ろうとしました。
巡回中の警察官による職務質問で発覚し。
どこから取ってきたのか、どうやってとったのかも覚えていない様子でした。
具体的にどの程度覚えていないのか尋ねたところ、路上から持ってきたのか、家の前に止めてあるものだったのかも、わからないとのことでした。
相談後、弁護士が介入して直ちに検察官に連絡を取り、終局処分を出すことを遅らせてもらえるように申し入れ、粘り強い交渉の上、被害者と示談交渉を行い、最終的に和解金として10万円を支払い、示談を成立させました。
自転車盗等の事案では、加害者が直被害者と交渉することは困難(そもそも被害者は示談の申し入れをしたとしても、話し合いのテーブルに付くことは極めて少ないといえるでしょう)であることを踏まえると、依頼者にとってベストな対応だったといえるのではないでしょうか。
また、弁護士を立てて迅速に行動し、弁護士から捜査機関に会社やご家族には連絡を取らないように強く申し入れたことから、発覚を防ぐことができた点も大きなポイントでしょう。弁護士としても、依頼者に前科が付かず、仕事を続けられたことは大きな喜びです。
【考えられる問題点】
・窃盗罪
・占有物離脱横領罪
- 横領
- 加害者
【業務上横領】事件で勤務先会社と速やかに示談を成立させ,刑事事件化を回避させた事案
勤務先会社で経理を任されていた方が,会社のお金を数年にわたり横領し総額3000万円の損害を会社に与え,弊所に相談に参りました。
既に会社に横領の事実は発覚しており,10日以内に横領したお金を全額返済しなければ,刑事告発すると申し向けられている状況で,早急に示談することが必須の事案でした。
相談者の意向は,一括ではとても返済できないが,分割で返済したい。そして,絶対に刑事告発されることなく,民事上の示談で終わらせたいというものでした。
ご依頼後,勤務先に連絡をとり,示談の申し入れを行いました。責任者は,示談に応じるつもりはない,すぐに刑事告発するというスタンスでした。そこで,まずは謝罪だけでもさせてほしいと申し入れ,依頼者とともに謝罪に赴きました。
謝罪の場で,誠意を持った対応をする所存であること,できるだけ早い弁済計画を提示するので,刑事告発を待ってほしいと率直に申し入れました。責任者は,会社としても刑事告発するよりは,お金が返ってきた方が良いという考えを示し,とりあえず様子を見るという方針に変わりました。
その後の粘り強い交渉で,超長期分割での示談が成立し,事件は終了となりました。

勤務先等から会社のお金を横領してしまったという相談を多く受けます。多くの場合,横領の事実を把握した会社は,憤慨し刑事告発をするというスタンスをとります。
しかし,会社の立場に立てば,横領した人間を刑事告発するよりも,横領されたお金を戻してもらう方に経済的合理性があります。横領した当事者が会社に示談の申し入れを行ったとしても,会社の信頼を失っているので,交渉に応じてくれない場合がほとんどです。そういった場合,弁護士を介して示談の申し入れを行えば,交渉の席に付いてくれる場合は極めて多いです。
刑事告発を防ぎ,民事的解決で終了させるために,お気軽にお問い合わせいただければと思います。
詐欺被害・消費者被害分野
詐欺被害・消費者被害の解決事例
身に覚えのない借金に関するご相談を受けました
僕には1年ほど付き合っていた女性がいます。
元々金銭感覚がおかしい人ではありましたが、それを承知の上で交際を始めましたし、最初のうちは上手くいっていました。
しかし、だんだんと彼女の暴走についていくことができなくなり、僕のほうから別れ話を切り出しました。
すると、その場では納得してくれたのですが、
1週間ほど経過した頃に突然彼女から電話がかかってきて
「付き合っていた頃のことを振り返ってみたけれど、軽く200万円はあなたに貸している。すぐに返せ」
と言われたので驚きました。
どう考えても借金などしていないと宥めようとしましたが、
「本当は250万円くらい貸している。それが200万円で済むのだからむしろ感謝してほしい」と返されてしまいました。
全く話が通じません。
ですが、彼女には「自分がついた嘘を真実だと思い込む」ような性質がありましたから、恐らくでたらめを言っているという自覚はないのだと思います。
元々彼女の実家はかなりのお金持ちであり、彼女は本当だったら就職しているような年齢でしたが、実家からの仕送りだけで生活していました。
冷静に考えてみればとんでもない女性ですが、当時の私はそういった彼女の大胆な雰囲気に惹かれてしまっていました。
また、お金持ちであることに間違いはないので、結婚までたどり着けたら僕も楽な生活ができるのではないかという打算もありました。
しかし、彼女はだんだんと仕送りだけでは足りなくなってきていたようで、基本的に僕が彼女の食事代を出すことになりました。
一度彼女が競馬で70万円ほど勝ったことがあり、それを一括で僕に渡してくれました。
何度か連絡が来ましたが、しばらくは
「とにかく君に借金はしていない」と返していました。
ですが、全く連絡が止まる気配がありません。
ただ、先ほども言いましたが「嘘を言っている自覚がないタイプ」ですので、
「僕にお金を貸している」という事が、だんだんと彼女の中で確固たる真実になってしまっていたのかもしれません。
1日に5回くらい、期間としては2週間くらい連絡し続けてきました。
深夜でも早朝でも、彼女が気の向いた時間に電話がかかってくるという状態でした。
携帯電話のほうは着信拒否をしていましたが、固定電話についてはどうにもなりませんでした。
それに固定電話にまで何か細工をして彼女から連絡がつかないようにしてしまったら、直接家に押し掛けてくるのではないかという不安がありました。
法律について詳しいことは分かりませんが、これだけでもストーカー扱いされてもおかしくなかったのではないかと思います。
彼女は理論的な話が通じるタイプの人間ではないので、今度は
「とにかくお金を借りてはいない。だけど、もしも付き合っているときに嫌な思いをさせていたり、迷惑をかけていたりしたのであれば正式に謝罪する」
と言ってみました。
彼女はなぜか激昂し、
「謝って解決しようとするなんて最低だ。
減額や分割返済も考えていたけれど、絶対に一括で200万円を返してもらう」
と怒鳴ってきました。
それでも何とか落ち着かせようとしましたが
「しばらく待って対応しないなら、あなたの親戚、職場、近所に借金のことを言って回る!」と言われました。
そして、これはもうどうしようもないと感じ、弁護士を頼ることにしました。
「しばらく」と言うのがどれくらいの事か分からず焦っているので、何とか早急に対応していただければと思っています。
僕も精神的に疲弊していましたが、弁護士さんが親身になってくださいまして助かりました。
素人目に見ても各種の処理を迅速に進めて下さったのではないかと感じています。
結果的に恐喝未遂で元彼女を告訴することとなりました。
そして、逮捕・勾留されましたが、彼女が「もう二度と連絡はしない。本当に申し訳ありませんでした」と言ってくれました。
誓約書も作ったので示談となりました。
示談金についてもおおよそ相場どおりとなりました。
(私が相場を把握しているわけではありませんが、弁護士さんがそうおっしゃっていました)
念のため信頼できる親戚数名に確認をしてみましたが、どうやら彼女からの連絡などはなかったそうです。
また、事態が収拾する前を含めて全く会社を休むことはありませんでしたが、上司や同僚に変な目で見られることはなかったので、職場に何か言いふらしたという事もないようです。
しかし、もっと早いうちに弁護士さんに相談していれば良かったと思います。
そうすれば、僕が恐怖を感じる期間も短くて済んでいたと感じますので。
今思えば、2週間も我慢していたなんてどうかしています。
もし弁護士さんに頼るのがもう少し遅くなっていたら、近所にある事ない事を言いふらさて、最悪の場合は居場所を失っていたかもしれません。
今考えても恐ろしい気持ちになります。
ただ、現在では平穏な生活が続いているので本当に感謝しております。
ありがとうございました。
彼女はあのような性格をしていましたから、もしかしたら再び連絡が来るかもしれないと覚悟していましたが、そのような様子はありません。
ただ、物事には絶対はないと思っています。
万が一今後連絡が来るようなことがあれば、再度同じ弁護士さんに相談させていただくつもりです。考えたくありませんが、そうなってしまった際はよろしくお願いいたします。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
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本件は比較的早い段階で依頼者様が当職に相談してくださったのが功を奏しました。
仮に少額であれ相手方に金銭を渡していたり、依頼者様の周囲に間違った風評が広まっていたりしたら大変な事になっていたでしょう。私の弁護士としての対応も変わっていたはずです。
ちなみに、依頼者様から「なぜ『恐喝』ではなく、『恐喝未遂』なのでしょうか」というご質問をいただきました。
本件は、主に「被害者が実際に金銭を渡したわけではない」ため、未遂扱いとなりました。なにとぞご理解ください。
広告掲載の契約関係のトラブルに巻き込まれた男性から相談を受けました
私はインターネットを使った自営業をしています。順調に経営できていますが、もう少し事業を発展させたいと考えてもいました。
そして、インターネット上に広告を掲載しようと思っていたのですが、色々とリサーチしたところ広告掲載料が無料の広告会社を見つけました。
とはいえ、もちろん永久に無料ということではありません。
「無料期間は1カ月で、気に入ったそれ以降は本契約」という内容でした。
相手方の広告会社の公式サイトを調べてみましたが、きちんと住所・電話番号・実績なども載っていたので信頼して申し込むことにしました。
そして契約したのですが、
「契約から25~30日目の段階で電話させていただくので、そのとき必要であれば解約をお申し付けください」と言われました。
普通、「解約申請」は契約者側がするものですよね。
ですから「変わっているな」とは思ったのですが、「まあちゃんと電話に出れば良いのだろう」と考えて、それ以上は疑問に感じませんでした。
気に入れば本契約するつもりでしたが、広告を掲載してからもあまり自サイトのアクセス数や契約数が変わらなかったので、2週間目くらいには解約する事に決めました。
「そもそも広告をちゃんと載せない」というような不正はありませんでしたが、思っていたような結果が出ませんでした。
そして25日目を迎えたので「ちゃんと電話に出ないと」と少し緊張していたのですが、28日目まで電話はかかってきませんでした。
そして、最終日である30日目。
朝起きるとスマートフォンの1件の着信履歴があり、その電話をかけてきたのが相手方の会社でした。
ですが、かかってきた時間は何と深夜3時でした。
「非常識だな」と憤りを覚えましたが、とにかく今日中に解約してもらう必要があると思い電話をかけました。しかし、全く出てくれませんでした。
焦って1日で50回以上電話をしたと思いますが、連絡がつきません。
メールもしましたが、返信は一切ありません。
そして、31日目。
今度はすぐに電話が繋がりました。
30日目の出来事が嘘だったかのように数コールで出ました。
そこで解約を頼んだのですが、
「もう無料期間は過ぎているので、解約する前に3年分の広告掲載料をお支払いいただく必要があります」
と言われてしまいました。
私は「たった1回深夜にかけてきた電話に出ないと、無料解約ができないのか」と言いましたが、「規則は規則ですので」と言われてしまいました。
私はさらに「昨日何回も電話をかけたのに、1回も繋がらなかったのはなぜだ。無料期間中の解約をさせないためではないのか?」と言いました。
しかし「昨日は担当者が不在でした。申し訳ございません」と返されるだけでした。
頭にきて「そもそも無料で解約させるつもりなんてなかったんだな」と怒鳴りました。
しかし、そこで
「『私共から電話をする』と分かった上で契約なされたのですよね?これ以上無理を言うのでしたら、こちらもそれなりの対応をするしかありませんが」と脅されてしまったので、その場では電話を切るしかありませんでした。
開き直って3年間広告を掲載するにしてもあまり効果が出ないような気がします。
それに、こんな企業に広告料を支払いたくありません。
客観的に見ても「契約者をだまして、お金を巻き上げようとしている」と言って間違いではないですよね?
そこで、無料で解約してもらうために弁護士さんに相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
正直なところ弁護士さんにお会いする直前になって、
「そうは言っても、『相手方が電話をかけてきて、私が出なかった』ということに変わりはないのだから、解約するのは難しいのでは」とネガティブな事を考えてしまっていました。
ですが、実際に弁護士さんに全てをお伝えしたところ
「悪質な手口であるというより他ありません。
1回電話をかけたという事実を作って、解約を迫りにくい状態にしているのが特に非道です」
と言われました。
また、
「あなたが相手方の電話受付時間内に何回も電話をかけたわけですが、その全てに応答できないというのはあり得ません。悪意があるに決まっています」
と言われました。
ただ、私は少し不安になって
「『無料で解約させるつもりがないのか』と怒鳴りましたし、そもそも何十回も電話をかけたのが迷惑だと思われて、不利になったりはしないのでしょうか?」
と質問させていただきました。
ですが、「それらは全て解約のために必要な行為だったので、問題はありません」と力強く言ってくださったので安心しました。
そして、まずは弁護士さんがその場で相手方に電話をしてくださいました。
私のスマートフォンを使ったわけではないので、すぐに繋がりました。
そのまま「私の契約・解約」について相手方と交渉してくださったのですが、どうやら途中で電話を切られてしまったようでした。
それからは、何度も電話をかけても繋がりませんでした。
「電話に出てもらえないのでは、どうにもならないのでは」と思いましたが、
内容証明郵便を送ったところ、相手方は無料で解約してくれました。
拍子抜けするくらいあっさり解約できたのでむしろ心配になりましたが、あれから1カ月以上経った今でも全く連絡をしてこないので、本当に解約できたのだと思います。
ただ、今も相手方のサイトは閉鎖されておらず、これまで通りに広告関係の活動をしているようです。
もしかしたら、「他に客がたくさんいるから、面倒な客の場合はあまり粘らず言うことを聞いておけ」という方針でもあるのかもしれませんね。
しかし、この先も私のようにトラブルに巻き込まれる人が出るのかと思うとイヤな気分になります。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

近年、詐欺まがいの商法が横行しています。
そのやり口は実に多種多様ですから、「私だけは騙されない」と考えていると足元をすくわれる事になるかもしれません。お気を付けください。
(ちなみに、今回のような手法は私としてもほぼ見たことのないパターンでした)
私としては「全体的に見れば信頼できるが、少し違和感がある」というレベルなのであれば、もうその相手方は信頼しないことをおすすめします。
そして契約してしまってから不穏なものを感じた場合は、すぐに弁護士にご相談ください。
状況によっては、相手方が支払いなどをしつこく要求してくるかもしれませんが、しばらくは無視してしまって構いません。
また、場合によっては「相手方が悪いとは思うが、説明をきちんと読まなかった(聞かなかった)自分にも少しは責任があるのでは」と感じることもあるかもしれません。
ですが、そういったケースでも弁護士にご相談いただければ、最善の結果をもたらすことができます。
ただし契約内容によっては、「弁護士を含め、誰にもどうにもできない」という場合もありますので、それだけはご了承ください。
実際、私も依頼者様に「それはまったくもって正当な契約です」とお答えするしかないようなケースを数回経験しております。
何らかの契約をする前に、契約内容を丁寧にお確かめください。
途中退会にもかかわらず年額料金を請求された方からのご相談
私は趣味で英語の勉強をしています。
あくまで趣味ですからせいせい英検やTOEICなどを受けているだけです。将来通訳者や翻訳者になりたいなどの大それた夢はありません。
ですが、今のところ2年以上継続していますが、高校生1年生でも受かるレベルの英検に落ちてしまいました。また、TOEICの点数も人様に見せられるようなものではありません。
英語そのものは非常に好きなのでストレスにはなりませんが(もし精神的苦痛が大きいのであればそもそも続けていません)、それでもさすがに上達しないにも程があるので何とかしたいと考えておりました。
そこでインターネットを使って色々調べてみたところ、英語の勉強をしたい人向けのスクールがいくつも見つかりました。
そして、私は比較的料金が安く、「絶対に上達する!」「開始1カ月でTOEIC900点!」など、極端な宣伝をしていないスクールを選びました。
スクールに通い始めてからの日々は結構充実していました。これまでの私は試験で点を取ることばかりに集中していたような気がしますが、気楽に英会話などを習うのも楽しいものですね。
別に「英語自体を楽しめるようなスクールを選ぼう」というつもりはなかったのですが、偶然そういったところをチョイスできたのは幸運でした。
ですが、スクールに通い始めてから4カ月目、本業の都合でこれ以上スクールに通い続けるのが難しくなってしまいました。
なんとか都合をつけて通えないこともありませんでしたが、体力的に厳しいと判断しました。
そこでスクール側に解約を申し出たところ「解約すること自体は構わないですが1年分の授業料が発生してしまいます。ですから1年が過ぎるまでは解約を行わずに、都合がつく日はお越しになることをおすすめします」と言われてしまいました。
そこで私は「いや、解約するのですからこれ以上お金を払う必要はないと思うのですが。もちろんまだ上旬ですが、今月の分は支払いますよ?」と言いました。
ですが、スクール側は「そう申されましても、契約内容的にそのような対応はできません……」とやはり柔らかい口調で返してきました。
私は「まだ4か月ちょっとしか通っていないんですよ?それでも1年分の料金を取るんですか?」と言いました。
しかし、「はい、大変申し訳ございませんが、そのような契約になっておりますので……」という返答があるだけでした。
と言いますか、そもそもその「契約内容」というのが私にはよく分かりませんでした。
ちゃんと確認しなかった私も悪いのかもしれませんが、納得ができません。
しかし、その場では引き下がって「納得できないにせよ、そういう契約になっているのならしょうがないか……」と考えました。
また、「授業の質が高いことは確かなのだから無理にでも通ったほうが良いのかな……」とも思いました。
ですが、一晩じっくり考えて「ここで引き下がるのはこれからの私の人生や精神にとって良くない」という結論に至ったので弁護士さんに相談することにしました。
正直なところ、相手方に負けてしまって年額を払うことになっても仕方がないと思っています。ですが、とにかく「納得したい」という気持ちが強かったので依頼させていただきました。
こういったスタンスで頼られても弁護士さんとしては困るのかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
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先ほども言いましたが、私は「支払い請求をされてしまったが、それを拒否できないのであれば仕方がない」という気持ちでいました。
ですが、弁護士さんに事情を説明したところ、
すぐに「まず間違いなく、年額支払いの請求は拒否できます」と言われました。
そして、弁護士さんが私の代わりに交渉してくれて、あっさり解約することができました。
まさか、話がここまで迅速に進むとは思っていませんでした。
弁護士さんが言うには、英語のスクールというのは
「特定継続的役務提供」というものに当てはまるようですね。
私も後で個人的に調べてみたので間違いないと思います。
そして「特定継続的役務提供に該当するので、年額を支払う必要はない」という論調で交渉をしてくださったようです。
ただ、いずれにせよ私が契約内容をきちんとチェックしなかった事は確かなので、これからはどんな細かい契約であっても丁寧に確認してから結ぶことを心掛けるつもりです。
また、私としてはスクール側に悪意があったのではなく「決まりを知らなかっただけ」であると思いたいです。
繰り返しになりますが、授業の質自体は非常に高かったですし、通っていて楽しかったので。
今回のことからしっかり学んでいただいて、これからも良質な授業を続けていただきたいものです。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

「請求されてしまったのであれば、それに従うしかない」というお考えをお持ちの依頼者様は少なくありません。
ですが、その請求を法的な理由で断ることができるケースが少なくありませんし、そもそも「法的な裏付けのない請求である」という可能性もあります。
ですから納得のいかない請求をされた場合は、すぐに弁護士などに相談することをおすすめします。
また、いわゆる「ワンクリック詐欺」のようなものであれば「無視をするだけ」で構いません。
ちなみに依頼者様が触れている「特定継続的役務提供」ですが、基本的に
・美容医療
・エステティック
・家庭教師
・語学スクール(本件はこれに分類されます)
・学習塾
・結婚紹介サービス
・パソコンスクール
の7分野が該当しますので、覚えておいていただければと思います。
ただし、細かな条件については色々とややこしい面もありますので、
特定継続的役務提供に該当するかどうかに関係なく、
・そもそも本当に契約したいのかどうか
・途中解約した場合の扱い
などをきちんと確認し、納得できた場合にのみ契約することを推奨します。
特に「健康食品・サプリメント・育毛剤などの定期購入」などに関しては、「数か月は買い続けないと解約できない」というルールが設定される場合が少なくないので気を付けましょう(この辺りの設定に関しては正当性があるケースが大半です)。
また、この「定期購入」ですが、例えば「初月500円、2カ月目以降は数千円、半年以上買い続けないと解約できない」など、「初月料金の安さで消費者を引き込む設定」になっている場合が少なくないのでお気を付けください。
クレジットカードの不正利用に関するご相談を受けました
私は関東に住んでいるのですが、先日海外旅行をしました。
旅行が趣味であり飛行機に乗る機会が多いので、マイルが多く貯まるタイプのクレジットカードを使っています。
旅行先でも基本的にずっとクレジットカードを使っていました。
と言いますか、旅行中に限らずどのような買い物であっても基本的にカード払いにしています。年会費が発生するタイプのクレジットカードですから、できるだけどんどん使ってポイントや特典を獲得して元を取りたいからです。
それに、あまり小銭を持ち歩かなくていいというのも気に入っています。
海外旅行の最終日、空港の近くにあるコンビニで軽食を購入しました。
そして、何事もなく日本に戻り、自宅の最寄り駅に到着。
近くのドラッグストアで日用品を買おうとしたところで、既にトラブルが起きていたことに気付きました。
ドラッグストアのレジで店員さんにクレジットカードを使用するためのサインを書かされました。
しかし、サインを書き終えたところで「すみませんお客様。カードに記載されている氏名と、サインしていただいた氏名が一致しないようなのですが……」と言われました。
驚いてクレジットカードをチェックしてみると、本当に自分のものとは異なるカードを持っていました。持ち主が違うだけで、クレジットカードのデザインが似ていたので、取り違えたタイミングで気づくことができなかったのです。
私は混乱しながら手持ちの現金で支払いを済ませました。
とりあえず私の行動順序を振り返ってみましたが、私はこの「取り違えて持っているクレジットカード」で支払いはしていません。
店によっては、サインの確認などが非常に甘いところもあるので、別のところで買い物をしていたら、もしかしたら店員が通してしまっていたかもしれません。そうなっていたらかなり面倒な事になっていた可能性があると考えて少し恐ろしくなりました。
とりあえず急いで自宅に戻り、クレジットカード会社にクレジットカードの機能を停止してもらうよう電話で申請しました。
ですが、少し遅かったようで、クレジットカード会社の職員さんらしき人に「すでに他人に使用されてしまっているようです」と言われてしまいました。
ただ、私の不注意が原因とはいえ、何らかの保証があるに違いないと感じ、クレジットカード会社側にそのことを伝えました。
ですが、「不正利用されたという証拠がないので、通常通りに支払っていただくしかありません」と言われてしまいました。
恐る恐る具体的な金額を聞いてみましたが、「ほぼ限度額いっぱい」といったところでした。
幸い旅行中にかなりクレジットカードを使っていましたから、不正利用された金額はそれほど高いわけではありません。
しかし、私の意図しないところでクレジットカードを使われてしまった事に変わりはないので、このまま支払うというのは納得がいきません。
そのため、弁護士さんに何とかしてもらうべく相談する事にしました。
率直に言って、クレジットカード会社があれほど薄情だとは思いませんでしたが、弁護士さんであれば解決してくれると信じています。
弁護士さんには裁判手続きをお願いする事になるのかと思っていましたが、結局はそうはなりませんでした。
クレジットカードが使用されてしまった場所や日時、そして私が帰りの飛行機に乗った日時などを照らし合わせて「本人が使った可能性は極めて低い」という主張を、クレジットカード会社に対して行いました。
ですから、言ってみれば単なる話し合いをしただけです。
そして交渉の結果、7割の補償を受けることが叶いました。
扱いとしては「盗難補償」です。
最初は頭に血が上っていて、弁護士さんにも「必ず全額補償させてください!クレジットカード会社はひど過ぎる!」とまくし立ててしまいました。
しかし、弁護士さんがすぐに「全額補償を受けられるとは限りません。なぜなら、このクレジットカード会社が設けている『補償を受けるための条件』に完全には沿わない可能性があるからです」と言われました。
また、「クレジットカード会社は立場上、一つ一つの事象に対してテンプレートな対応をするしかありません。ですから、あまり『人情』を重んじたような対処は求めないほうが無難なのです」と言われました。
そこで、ようやく私も冷静さを取り戻しました。
その後、弁護士さんは、
「こちらに有利な証拠を集めて、クレジットカード会社に見せましょう。そうすれば一定の補償を受けることができる可能性があります」と言いました。
弁護士さんには裁判のことも聞いてみたのですが、
「率直に申し上げますが、裁判費用やかかる労力の関係上、裁判は行わないほうが圧倒的に良いと思います」とおっしゃっていました。
確かにそうですよね。
最初は、本当に「裁判で全額引きずり出す!」くらいの事を思っていましたが、裁判だってタダでできるはずがないに決まっていますよね。
そして、先ほどお伝えしましたが、交渉によって7割の補償を受けることとなりました。
実際、「単純な盗難」とは違って「取り違え」ですから、私にも少しは責任があると思います。
レジ店員にクレジットカードを返されたときにきちんと確認すべきでした。
と言いますか、今思い出しましたが、海外旅行のときはいつも気を付けて会計のたびにチェックしているのに、あのときはなぜ確認を怠っていました。
もちろん他人のカードを使った人間が一番悪いと思いますし、
「騙された人間が悪い」「盗まれた人間が悪い」という考え方は嫌いですが、これからはもっと注意しようと強く感じました。
いずれにせよ、私だけでは証拠を集めてクレジットカード企業に提示するなどという手段は思い浮かびませんでした。
もしそういったアイデアが出ても実行に移すことはできなかったはずです。
本当にありがとうございました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
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本件のように、「被害金額や労力を考慮すると、裁判を起こす事にメリットがなく、むしろデメリットが大きい」というケースは少なくありません。
(ただ、それを承知の上で、プライドや相手方に対する心情などを理由に裁判を起こす方は存在します。それを否定するつもりはございません)
「クレジットカードの不正利用被害」は多くのケースで金額が100万円未満となりますので、裁判は避けて交渉での解決を目指すことになるパターンがほとんどです。
本件では、その交渉で穏便に解決することができたので良かったです。
さて、クレジットカードを使用する際の注意点ですが、サインをきちんと書くことを心掛けてください。そうする事で「他人のカードを間違って使ってしまうこと」を防ぐことが可能です。
ただし、依頼者様も触れていますが、特に客が多く慌ただしい店の場合は、店員のチェックが甘くなることが少なくありません。
当職もクレジットカードで買い物をするときに「このような杜撰な確認で大丈夫なのだろうか」と感じることが少なくありません。
ですからやはり、会計を終えて店員からクレジットカードを返されるときに、取り違えがないかどうかをきちんと見ることをおすすめします。
もっとも国内であれば、店員がレジ自体のチェックのときなどに気付いて、大ごとにはならない場合が多いですが。
- 金融・投資詐欺
企業との契約におけるトラブルに関して相談を受けました
子育てがひと段落したので、何か始めようと思い、ある企業と契約を交わしました。
自分一人で株式やFXの投資をしようかとも考えていましたが、自力だけで投資を行っても失敗しそうな気もしていました。
そのため、インターネットで口コミや評判などを調べて、ほとんどの人が絶賛している企業と投資の契約をしたというわけです。
ですが、しばらく投資をしてみましたが、残念ながら失敗してしまいました。
「必ず勝てる投資」など存在しないという事は私にも分かっていますし、企業側も「100パーセント儲かる!」などの宣伝はしていなかったので、赤字になったこと自体に文句はありません。
しかし、契約内容が「投資金額そのものは返還しないが、登録料・手数料などは全額返還する」というものになっていました。
早く連絡したほうが良いだろうと考えて「解約するので返金をお願いします」と伝えたところ、その場ではあっさり承諾されたように思いました。
と言いますか、私は契約内容に沿った行動をしているだけですからそれが当たり前ですよね。
しかも、「一つの企業」とすればそれほど大金ではないと思っていましたので、あっさり返金されるものと感じていました。
そもそも「一括返済」という契約になっていましたから、連絡して数日で全額が返済されるのが当然だと思っていました。
ですが、後日私の銀行口座を見たら、想定したよりも遥かに低い金額しか振り込まれていませんでした。
何事かと思い、企業に連絡したところ「どうしても一括返済は厳しいので、分割にしてほしい」と言われてしまいました。
事前に連絡してくるならまだしも(それでも従うつもりはありませんが)、事後承諾というのはおかしいですよね。
そこでパパっと計算してみたのですが、このペースでの分割返済となると、完済までに7~8年はかかってしまいます。
それでも本当に完済される保証があるのであればまだ良いかもしれませんが、大企業のように「まず間違いなく倒産しない」とは言えない規模の会社なので不安になりました。
「どこかのタイミングで事業をたたんで、そのまま逃げるつもりなのでは?」と私は考えました。本当にそうなったとしても完済まで支払い続ける義務はあると思いますが、それでも逃亡されてしまっては、私からはどうすることもできません。
そこで私は「最初の計画のとおり、一括で支払ってください」と言いました。
すると、企業側が「ちゃんと作った契約書類ではない。完済する意思はあるのだから、返済方式を変える自由はある」などと意味不明なことを言ってきました。
さらに「どうしても不安なのであれば、『ちゃんと分割返済で完済する』という契約書を新たに作りましょうか」と言ってきました。
そのときの口調が「しょうがないからやってやる」という言い方だったので本当に腹が立ちました。
これ以上話していてもどうにもならないと思いまして、弁護士さんに相談することにしました。
私の希望は「一括で返済させること」であって、それ以上のことは望みません。
また、「絶対に完済する」という保証ができるのであれば、24カ月の分割返済までは承諾するつもりです。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
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後から冷静になって考えてみて分かりましたが、口コミで褒められていたりインターネット上での評価が高かったりするからといって、それだけで信用できるとは限りませんよね。
自作自演のようなことをしたり、虚偽のレビューなどを作ったりしたところで、私にはそれを見抜くことはできません(明らかにウソをついているのであれば別ですが)。
今回の件に限らず、これまで私は、何をするにも何を買うにも「ネット上の評判」をあてにしすぎていたので、これからはもっと自分自身で考えて判断する力を身につけたいと思います。
弁護士さんにもその辺りのことでお叱りを受けるのではないかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。単に、詐欺などに引っ掛からないためのコツを教えてくださっただけです。
そして、弁護士さんにアドバイスをしてもらいつつ、私が企業と再度交渉することになるのかと考えていましたが、そうではありませんでした。
私が基本的な情報を弁護士さんにお伝えしたら、交渉を代理していただけることとなりました。
すると、あっさり企業から一括返金されることとなりました。
しかもその間、私がする作業はほぼありませんでした。せいぜい弁護士さんからの電話に一回出ただけです。
弁護士さんには「もしもまた分割支払いをしてくるようでしたら、すぐに裁判を起こしましょう」と言われていましたが、本当に一括返済されました。
スムーズにトラブルが解決したので助かりました。
「どうしても一括で返済することはできない」というのは企業側のウソだったということですよね。
本当に「分割で最初の数か月だけ払っておいて、姿をくらませよう」という魂胆だったのかもしれません。
それか、最初から数年だけ活動して、すぐに事業を畳むつもりだったのか。
真相は分かりませんが、まあ私には関係ありません。
もう投資などの「お金を使う話」には懲りたので(もちろん投資自体に悪印象はありません)、近所のスーパーでアルバイトでもしようかと思っています。
そもそも夫は最初から「新しいことを始めたいならバイトなんでどう?」と言っていましたので。
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依頼者様が相手方の企業との契約書類をお持ちでしたので、まずはそれを確認しました。
そして予想通りではあったのですが、「『双方の承諾なしに、返済形式を一括から分割に変える事が可能』という主張に正当性はない」と判断できました。
そのまま相手方の企業に通知をしたところ、反論することなく素直に一括返済をしてきたという次第です。
これが、契約書類なしの「口約束のみ」だった場合は、もっと交渉が難航していたかもしれません。
ですから、金銭などをはじめとする重大な事項に関する契約を結ぶ際は、必ず契約書類を用意させてください。
それも、「契約を結ぶ→契約書類を確認する」という順番ではなく、「契約書類を確認する→契約を結ぶ」という順番を徹底する必要があります。
契約を結んでからでは、契約内容に何らかの問題があったとしても契約を破棄できない可能性が高いからです。
ですから、契約書類の作成を渋る企業と契約してはなりません。
「どのような契約をするか」にもよりますが、「何も言わずとも企業側から契約書類を出してこないのであれば契約しない」というつもりでいることをおすすめいたします。
ちなみに、今回は「一括支払い」の契約でしたからほぼ関係ありませんが、「分割支払い」の契約を結ぶ場合は、
・返済が遅れたのであれば一括支払いに移行する
・返済が遅れたのであればそのぶんの利息が発生する
などの条項を契約書類に入れておかなければなりません。
ちなみに、これらの条項に関しては「このルールを設ける事で、『返済を渋るよりも、契約に沿って返済を継続するのが一番得である』という状況を作る」という意味合いが強いです。
これらの条項に関する記載がない場合は、それに関して質問するか、そもそも契約を結ばない事としましょう。
- 競馬・情報商材詐欺
多数の情報商材業者と契約してしまった女性からのご相談
私はもう70代となりましたが、孫に教えられてインターネットを利用しています。
最初は自分にはこんなものを使いこなせないと思いましたが、結局のところ基本的な使い方はできるようになりました。
最近、ツイッターを始めてそれが一つの生き甲斐となっておりました。
しかし、ある日特に宛てもなくネットサーフィンをしていたところ、突然意図せぬ画面が表示されました。
画面には「おめでとうございます。あなたは当選しました。当情報商材を99パーセントオフで購入する権利を差し上げます」というメッセージが出ていました。
私は「遊園地などの来店○○人目に豪華プレゼント」のようなものかと思い、この幸運を逃さないようにと、必死に画面に表示されている解説文を読みました。
内容をまとめると、
・初月1日1時間、2カ月目以降は1日10分の作業でOK
・初月20万円、2カ月目以降は200万円の利益が出る
・成功率98パーセント、ただし目標金額の半分以下しか稼げていない人は0パーセント
というものでした。
そして「購入者の声」として、この情報商材を絶賛するレビューがたくさん掲載されていました。
さらに、「200万円→2万円」という大きな文字が。
私は「本当に99パーセントオフになるのか!」と驚き、即座に購入しました。
そして、情報商材のファイルが私のメールアドレスに届きました。
パソコンのファイルを開いた事がなかったので少し苦戦しましたが、なんとか確認することができました。
しかし、情報商材を読んでみて自分でも驚いたのですが、内容がほとんど分かりません。
パソコンやインターネットに慣れている若い世代の方であれば理解できるのでしょうか。
それでもしばらく粘って色々調べてみましたが、やはりちんぷんかんぷんでした。
ただ、そうは言ってもせいぜい2万円の出費です。
ですから、「もうインターネットで買い物をするのはやめよう。今回のことは忘れよう」と考えることにしました。
ですがその数時間後、登録したメールアドレス宛に大量のメールが届きました。
そのうちの一つは「最初にお送りした教材の内容を補足する教材」というもので価格は5万円程度でした。
私は「やはり2万円などという美味い話はなかったか」と思い、その補足教材を購入してしまいました。
残りのメールも全部開いてみましたが、ほとんどが教材を宣伝してくるものばかりでした。
メールの量自体が多すぎたので混乱しましたが、それぞれ10万円以下だったので、全て購入してしまいました。
しかし、それから数日経ってもメールの受信が止まりませんし、どの教材を読んでも内容がさっぱり分かりませんでした。
その段階になってようやく返金申請をしようと思ったのですが、ほとんどの教材に申請方法が載っていませんでした。
そして冷静になって分かりましたが、合計で150万円ほど、20を超える業者の情報商材を買ってしまっていました。
一つ一つの料金がそれほど高くなかったので、いつの間にか購入してしまっていました。
実際、それぞれの情報商材を買うときには「案外安いものだな」と感じていたくらいです。
貯金はありますので、率直に言ってそこまで危機的な状況に陥ったわけではありません。
ですが、この先もメールが届き続けるのは困ります。
それに、泣き寝入りしてしまうとこのまま自分が老いて枯れていくような気がしたので、弁護士さんに相談することとしました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
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弁護士さんであれば一括でスムーズに問題を解決できるのかと考えていましたが、そうではありませんでした。
まず、弁護士さんに
「1社1社優先順位を決めつつ、個別に解決していくことになります」
と言われました。
確かに冷静に考えれば、別々の業者なのですから一括でどうにかできるはずがありませんよね。
ある程度協力しなければならないと思っていましたが、メールの受信履歴や情報商材代の振込履歴をお見せするくらいしか、私が行ったことはありませんでした。
つまりは、「私は一括で弁護士さんに依頼したが、弁護士さんは個別に作業した」ということですね。私はずいぶん楽をさせていただきました。
一つ一つ対応していただいたので、かなり大変だったと思われます。
ありがとうございました。
結果としては150万円中、130万円以上を取り戻すことができました。
「半額でも戻ってくれば万々歳」と考えておりましたので、本当に嬉しい限りです。
それまでは黙っていたのですが、問題が解決してから今回の件について孫に話したところ、物凄く怒られてしまいました。
「こんなものに騙されるなんて信じられない!」と。
優しい孫がここまで怒ったのは初めてです。
そして、今では「私がパソコン・インターネットを使うときは孫に見てもらう」というルールができました。
最初だけは怒っていましたが、現在は嫌な顔一つせずにサポートしてくれます。本当に優しい子です。
孫に「とにかく何があっても絶対にお金を振り込むな」と言われましたので守ります。
また、孫が「怪しい商品のサイトには、嘘の口コミがたくさん載っているのが普通なんだよ。ヤラセだよ、ヤラセ」と言っていました。
確かに今冷静に考えてみれば不自然に絶賛していましたし、「本当にこういう感想があった」という証拠もありませんよね。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
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情報商材詐欺に関してですが、「メールアドレスを登録する→他の企業からも大量にメールが送られてくる」という事態になりやすいので気を付けてください。
混乱して判断能力が鈍ってしまうと、「普段であれば絶対に買わないような情報商材」でも次々に買ってしまうかもしれません。
さて、大変失礼ながら依頼者様はお年を召しており、「一般的なレベルの判断力があった」とは言えない状態でした。
そのため、ほとんどの作業を当職が行いました。
依頼者様がおっしゃるとおり、まずは1社ずつ情報の取得・整理をしました。
この段階で、「別企業を装っている同一企業」もいくつかありました。
そして優先順位の決定。
スピーディーに決めることができたと自負しております。
さらに、
・錯誤取消
・詐欺取消
・消費者契約法
・特定商取引法
などなど、それぞれの要素に関して問題がないかどうか検証を行いました。
(返金する必要があるレベルの問題がある業者がほとんどでした)
そして、代金返金や契約解除の弁護士レターを各企業に送りました。
また、クレジットカード企業への決済停止要請も行いました。
これにより、150万円中130万円以上を取り戻すことができたという次第です。
(残りの20万円に関しては、業者側に法的な落ち度がなかったために返金させることができませんでした)
さて、「多数の業者に引っ掛かってしまったけれど、弁護士にきちんと対応してもらえるのだろうか」と心配されている方もいるかもしれません。
ですが、私もそうですが「一括でご相談いただければOK」というシステムにしている弁護士が少なくありませんので、ご安心ください。
「一つ一つ別の弁護士に任せたほうが時間短縮になるのでは」と感じるかもしれませんが、弁護士費用がかさみますし、依頼者様の負担が非常に大きくなりますので推奨しません。
- 競馬・情報商材詐欺
通信販売における詐欺を受けた男性からのご相談
世の中には色々な詐欺話が溢れかえっていますよね。
僕もそのことを重々承知していたので、
「1日3回クリックするだけで月収100万円」
「2週間でマイナス20キロ」
などの露骨に怪しいインターネット広告などを見るたびに
「こんなものに引っ掛かるはずがないし、現実味がないし笑わせにきているんだろうか」と冷めた目で見ていました。
そして、正直なところ「自分が詐欺被害に遭うはずがない」と考えていました。
今の生活に全く不満はありませんでした。「残業をしたら怒られるレベル」の絵に描いたようなホワイト企業ですし、「お金がそれほどなくても充実している」という気持ちがありました。
そして、私の最近の楽しみの一つが「変なインターネット広告を探すこと」でした。滅茶苦茶な宣伝文句を探して、笑うのが楽しかったのです。
中には「ああ、結構うまい表現を使うなあ」と感じるものもありました。
その一つが、アフィリエイトで稼ぐための手法を教えるための情報商材でした。
世の中には、「アフィリエイト」と聞くだけで胡散臭いと感じる人も少なくないと思いますが、僕はアフィリエイトの仕組み自体をきちんと理解してしまいますし、色眼鏡では見ていないつもりです。
そして、本当に成功すれば月収数百万以上になってもおかしくないという事も知っていました。
そして、私が見たこの情報商材の宣伝文句の一つに
「最初の半年間は準備期間ですから利益が0円、いえ、むしろ経費があるのでマイナスになることを覚悟してください」というものがありました。
アフィリエイト系の怪しい情報商材の多くは「すぐに稼げる」などと言いますので、これは斬新だなと感じました。
ただ、その文章を読んだだけでは、まだまだ「信頼させるためにわざとネガティブなことを言っているのだろう」としか思いませんでした。
さらに宣伝サイトをチェックしていくと、ユーチューブの動画URLが添付されており、「無料視聴可能」となっていました。
「どんな上手いことを言っているのだろうか」という気持ちで動画をチェックしたのですが、
基本的には「今、私のアフィリエイトは軌道に乗っていますが、さらに成長させたいので協力者がほしい。協力者のみなさんも稼ぐことができるし、私自身も稼ぐことができる」と言っていました。
そして、私の「とにかく疑う精神」を揺らがせたのが、動画の最後で男性が言っていた「これは完全に自分のビジネスのためにやっている。今動画を観ているあなたのためじゃないです」というセリフでした。
そして、「参加してもらうためのURLや有料教材を売ります。私が稼ぎたいだけなので、値下げキャンペーンなどをするつもりはない」という記載があり、私はそのまま手続きをしてしまいました。
金額は120万円を一括払いでした。
貯金を全て使えば足りる額でしたし、「アフィリエイトで稼げば取り返せる」と考えてしまいました。
そして、お金を支払った2日後に登録したメールアドレスにメールが来たのですが、載っていたのはユーチューブの動画のURLでした。
全く納得いかなかったのでクーリングオフを試みたのですが、
返信メールで「あなたは条件を満たしていないので、返金いたしません」と言われました。
特に「条件」を提示された記憶はありませんし、「条件とは何ですか?」と聞いても、「すでにご説明しているはずです」の一点張りでした。
そこでなんとかクーリングオフと言いますか、返金をしてもらうために弁護士さんに相談した次第です。
最初の段階で私が掴んでいたのが「ユーチューブの動画URL」と「相手のメールアドレス」だけだったので、相手の所在などを突き止めることができるかどうか不安でした。
もちろん、メールアドレスというのはいわゆる「捨てアドレス」だったと思われます。
また、ユーチューブの動画というのも人間が姿を見せているわけではなく、「デフォルメされた熊のキャラクターが喋る」という形式のものでした。声もしっかり加工されていて、むしろ聞き取りにくいくらいでした。
ですが、弁護士さんに依頼したところ、相手の居場所を把握することができました。
どういう方法でそんなことができたのかは分かりませんが、弁護士さんはすごいですね。
しかし、相手方が全く交渉に応じてくれませんでした。
そのため、結局裁判まですることになりました。
「裁判か……」と面倒に感じないわけではなかったのですが、このまま泣き寝入りするのも嫌だったので全力で協力させていただきました。
その結果、「120万円全額返金」とはいきませんでしたが、110万円は戻ってきました。
10万円については、今回の出来事の勉強料だと考えておくことにします。
弁護士さんのおかげで大損をせずに済んで助かりました。
本当にありがとうございました。
しかし、今冷静に考えると「動画URL」と「メールアドレス」しか分からないというのはおかしいですよね。私としても「自分自身がなぜ相手の住所や名前を調べなかったのか」と不思議でなりません。
あともっと調べてみて分かったのですが、特商法の記載がないとダメなんですね。すでに私が引っ掛かった詐欺商材のサイトは閉鎖されているので確かめられませんが。
考えれば考えるほど「なんであんなものに騙されてしまったのか」と悔しくなります。
きっと「本当に稼げる可能性があるのか自分で調べてみよう」という気持ちがなかったのが最大の原因なのではないかと思います。
これからは少しでも疑わしいものは避けることにします。
石橋を叩いて渡るくらいじゃないとダメですね。
また、「変なネット広告を探す」という趣味ももうやめました。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

詐欺被害に関しては、相手方の所在が掴みにくい場合が少なくありません。
そもそも「所在を掴みにくくしてから、詐欺行為をする」からです。
また、住所を記載していたとしても、実態がないというケースもあります。
そして、電話番号に関しても「記載があっても、全く繋がらない」という場合が多いです。
しかし、今回は「弁護士照会」という制度を利用して相手の所在を把握することができました。
当初は交渉を行うつもりでしたが、それは叶わず裁判をする事となってしまいました。
ですが、依頼者様が終始協力して下さったので、私としてもスムーズに進めることができました。
- 競馬・情報商材詐欺
アフィリエイトツールに関するトラブルについてのご相談
7~8年ほど前からアフィリエイトをしており、月10万円ほどの利益を出していました。最初のうちは大変でしたが、サイトや記事を増やしていくうちにだんだんと安定して稼げるようになっていきました。
ですが、ここ数年でグーグルの検索エンジンの頭が良くなってきまして、私がこれまでしてきたような「とにかくキーワードを入れる」「とにかく自分でサイトを量産して全てリンクを繋げる」という手法ではあまり稼げなくなってきました。
「弁護士」などでキーワード検索をすると、色々なページのタイトルが検索結果画面に並びますよね。上位表示されているサイトのアクセス率が高くなりますから、特にアフィリエイターはあの手この手で検索上位を勝ち取ろうとするのです。
しかし、とにかく検索上位を獲得することができなくなり、収益が落ち込んでいました。
1年ほどその状態が続き、なんとかしようと色々調べたところ、最近は「とにかく色々な人にとって役立つ記事を書くのが一番。キーワードを入れるなどする必要もあるが、そういったテクニカルな部分は二の次」という事が分かりました。
ツールは有料であり、結構な値段のするものでした。
しかし、宣伝文句として「必ず検索上位になる」「今、100パーセントの人が検索順位を上げるための本当の方法を知らない」「記事を作る手間が激減する」「今後50年通用するアフィリエイトツール」などの言葉があったので、つい魅力に感じて購入してしまいました。
金額は120万円であり、私には一括で支払うことはできませんので、クレジットカードを使って24回払いをすることにしました。
また、「3カ月以内に成果が出なければ、それまでの料金は返金します」と記載されていました。
私もアフィリエイターですから、「ネット情報の怪しい商売話」に対する嗅覚は優れているつもりでしたが、「返金保証があるならば」というつもりで契約してしまったのです。
そして、ツールを使ってみました。
本当に説明書通りにいくのであれば、「キーワードを入れて文字数を指定すれば、それに見合った記事を作ってくれる」はずです。
一応自分のサイトにアップロードしてはみたのですが、全く検索順位は上がりません。むしろ、
それでもできる限り様子を見て継続使用しましたが全く利益が上がる様子はないので、3カ月が経過してしまううちに、返金申請をすることにしました。
まずは、メールで連絡をしました。
ですが、「それでは○○(ツール名)を使い始めてからの、アフィリエイトの収益が0円であることを証明できる書類の提出をお願いします」という返信が来ました。
クレジットカードで24回分割支払いをするので、120万円÷24=月額5万円。
この頃のアフィリエイトの収益は月々2万円を切っていたので、「0円」どころかむしろ赤字です。
しかし、事情を説明したところ「お客様、アフィリエイトで利益が発生しているではないですか。返金申請にはお応えできません」と言われてしまいました。
「いや、赤字になっているのですが……」と食い下がりましたが、
「アフィリエイト自体の成果は出ているではないですか」と告げられ、何も言い返せなくなってしまいました。
そもそも、「成果」という言葉が何を示しているのか、購入する前にきちんと確認すべきだったと後悔しました。
ですが、やはりお金が全く返ってこないというのは納得がいかないので弁護士さんに相談しました。
よろしくお願いいたします。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。
弁護士さんに相談し、いきさつをできる限り詳しくお伝えしました。
そして、まだ私がツールを買った企業のサイトが残っていたので、弁護士さんと一緒に確認することにしました。
すると弁護士さんが少し驚いたような顔をして、
「これはもう間違いなく法令違反をしていますよ」と言いました。
そして、弁護士さんが何やら情報をまとめてくださってから、企業との交渉を始めました。
もちろん料金返金請求と契約解除要求もしてくださったようですが、全て上手くいきました。
結果的に全額が戻ってきました。
本当にありがとうございました。
そもそも、私がこのようなツールを購入してしまったのが失敗でしたね。
もしもお金を出していないのであれば、ツールが「意味不明な記事」を作成した時点で、そのツールの事は見限っていたと思います。
ですが、大金を払っていたので意地になってしまいました。
あれから私自身SEOについて色々と調べてみましたが、こんなツールで何となるほど甘い世界ではなさそうです。
もちろん良質なツールが存在することも確かだとは思いますが、これからしばらくツールに頼らずにアフィリエイトを続けていくつもりです。
※これらの内容は個人を特定できないよう、
相談者の承諾を得て編集し載せております。

依頼者様がおっしゃっている通り、「法令違反をしている」という事がサイトを見ただけで明らかに分かる企業でした。そのため、トラブル解決の完了まで非常にスムーズに進めることができました。
本件のように「100パーセント儲かる」「絶対に上手くいく」などという宣伝文句があるツール・商品・サービスなどは避けることをおすすめします。
その理由は簡単です。「絶対に成功する」という文言がそもそもウソだからです。
また、検索エンジンの仕様変更に合わせて、アフィリエイトの進め方も変えていくのが普通ですから、「50年通用するアフィリエイトツール」というものはまず存在しないと言って良いでしょう。「5年」であっても怪しいくらいであると私は思います。
ですが、本件のような露骨なやり口とは違い、「ひょっとしたら本当に儲かるのでないか」と感じさせる詐欺まがいの商法が増えてきました。また、そういった企業ほど法の穴をかいくぐろうとしてくるので気を付けなくてはなりません。
そして、場合によっては「確かに多少理不尽な部分があることも否定はできないが、正当な契約である」と弁護士としても認めざるを得ないケースもありますのでご注意ください。
ちなみに、私が「アフィリエイトツール関連のご相談」を受けたのは今回で数件目です。
「アフィリエイト情報商材関連のご相談」を含めればもっと多いです。
近年になってこのような事例が急増していると思われます。
もしも、被害に遭ってしまったり、怪しげな契約を結ばされそうになったりした場合はぜひ早めにご相談ください。
- 出会い系詐欺
某有名婚活サイトで知り合った女性からの【婚活詐欺】事案
■事案の概要
某有名大手婚活サイトで知り合った女性と交際することになり、当該女性から交際の記念に高価な時計をお互いにプレゼントしあおうとの提案を受け女性にプレゼントしたが女性が何かと理由をつけてプレゼントを渡してくれない上に結婚の準備金という名目や同棲のためのお金などといった名目で数百万円を騙し取られた事案。
最初は恋愛感情もあり相手の女性を信頼して交際を続けていましたが、度重なる金銭の要求や、サイト上で聞いていた住所や仕事との相違が判明…問い詰めたところ連絡を無視されるようになり、もしかしたら騙されているのではないかと不安になり、相談に来られる。
■事件処理について
相談者様は遠方の方でしたが、当職の解決事例や夜間休日対応にメリットを感じて頂き、遠方であるにも関わらずご来所の上、即日受任となりました。
受任後、まず携帯電話の番号から【弁護士会照会】という手段で相手方の氏名や住所を割り出しました。
その後、【職務上請求】による住民票の取得で、相手方が既婚者であることが判明。
直ちに当職から相手方家族に配慮した上で連絡。
判明した事実を突きつけると騙していたことを認めました。
結果、高価な時計の返却と貸金600万円の全額返済、慰謝料50万円を支払うことで解決に至りました。
幸い、今回のケースでは相手の女性が現在の夫に発覚することを恐れたため無事解決致しました。

恋愛感情に巧みにつけこみ、本件事案のように高価なプレゼントを買わせられたり、多額のお金を搾取される例は近年増えてきています。
騙されているかもしれないと思ったら、まずは経験豊富な弁護士にご相談ください。
弊所は24時間365日受付対応しております。
債権回収分野
債権回収の解決事例
個人タクシーの運転手をしている男性からのご相談
私は個人タクシー事業者です。
法人タクシーに所属している場合と違い、かなり自由に仕事ができるのがメリットだと感じております。
ただし、何かトラブルがあったら自分で解決しなければならないのがデメリットですね。
私の場合、最も困るのは車内の汚損です。
タクシー会社に所属していれば車が一台汚れても別のタクシーを手配してもらえますが、個人タクシーの場合はほとんどの運転手だけが一台だけで運営しているので、車が使えなくなるのは本当に致命傷なのです。
そのため、乗車されるお客様には事前に「汚損なされた場合は、汚損の度合いに沿ったクリーニング代と休業損害を請求します」と説明しています。
そのせいで嫌な顔をされてお客様を逃すこともたまにありますが、私としては「リスクが下がること」のほうを優先しております。
しかし、先日面倒なトラブルが発生してしまいました。
少し顔色の悪そうな女性をタクシーに乗せました。
指定された行き先は某病院でしたから、本当に体調が悪かったのだと思います。
女性に対していつもどおり汚損に関する説明をすると、「大丈夫です。乗せてください」と言われました。
しかし、指定された病院は乗車した場所から結構遠かったんですよね。
タクシーでも15~20分ほどはかかってしまいます。
「本当に平気なのだろうか」とも思いましたが、そんな私の気持ちを読んだかのように「絶対に大丈夫ですので、早く出発していただけると助かります」と言われました。
「まあ汚損についての説明もしているし、後はなるようになるだろう」と考えて、タクシーを発車させました。
後部座席に乗った女性の姿をミラーでこまめに確認しながら車を走らせましたが、案外落ち着いた顔色をしているので、「最初は焦っていて、それが顔色に出ただけかな」と安心していました。
ですが、10分ほど車を走らせて赤信号で止まったところで、女性が「すみません……」と言って、そのまま嘔吐してしまいました。
私は一応エチケット袋を渡しておいたのですが、なぜかそれを使わなかったので、座席の上に吐瀉物が大量に乗ってしまいました。
普通のお客様であればこの時点でタクシーを降りてもらうのですが、女性は酷く体調が悪そうだったので、私は情に負けてそのまま病院へと向かいました。
病院についてから、「個人情報をメモさせていただきますので、健康保険証などをお見せください」と頼むと、あっさり提示してくださいました。
また、私のほうから説明しなくても、女性側から「お金も必ず支払いますので、請求してください。すみません!」と言ってくださいました。
ですから後日請求しました。
電話番号を聞いていたので、直接女性の声を聞くこととなりました。
その電話で話をつけたつもりだったのですが、1週間経過しても振込がありませんでした。
決して低い請求金額とは言えませんから、事情があれば聞くつもりですし、「分割も可能です」とも伝えました。
「事前に汚損については説明したではないか」といくら言っても聞く耳を持ってくれないので、一旦女性に連絡するのはやめて、きちんと方針を立てることにしました。
相手方の住所・氏名・連絡先は把握しているので、どうとでもなると思ったからです。
そして、私は弁護士さんに相談することに決めました。
弁護士費用について調べてみましたが、弁護士費用を支払ってでも女性に休業損害などを請求したほうがプラスになると判断したからです。
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相談者の承諾を得て編集し載せております。
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弁護士費用については心配していませんでしたが、
「弁護士さんとの相談が長引けば、そのぶん仕事ができなくなるので困る」とは考えていました。
ですが、実際には非常に迅速に解決してくださったので本当に助かりました。
また、「明らかに具合が悪そうに見える女性を乗せた私も悪い」という話になるのかと思っていましたが、弁護士さんとしても「それとこれとは話が別」と言ってくださいました。
まずは、弁護士さんがいるところで私のスマートフォンから連絡してみましたが、やはり女性は電話に出てくれませんでした。
続いて弁護士さんがご自身の携帯電話で女性に電話をかけたところ、あっさり応答してくれました。
少し話が長引いており、具体的に女性が何を言っているのか私には分かりませんでしたが、何やら叫んでいるのは理解できました。
ですが、弁護士さんが「以降は全て私が対応いたしますので……」と言ってからはすぐに話がついたようです。
それから3日後、一括で女性からお金が振り込まれました。
もしかしたらお金がなくて振り込みを渋っていたのかと思っていましたが、どうやらそうではなかったようです。
今回の件ですが、どうにも女性のほうに「タクシーの運転手というのは社会の奉仕者である」という意識があったのではないかと思います。
女性の発言から「たまに私のような客が現れるのは当然であって、それを計算に入れた上で仕事をするべき」という意識がうかがえたのです。
率直に言って、私のほうにもそういった気持ちが全くないわけではありませんでした。
ですが、それでは今後の仕事に支障が出るかもしれないので、気持ちを入れ替えて、シビアに考えていこうと思っています。
また、私自身、個人タクシーにおける汚損をはじめとするトラブルなどについて、法的な観点からもっと知識を深めていかなければならないと痛感しました。
いずれにせよ、今回は本当に助かりました。
スムーズに対応してくださってありがとうございました。
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依頼者様が相手方の連絡先を細かく把握していたのが功を奏しました。
「相手方の所在は分からないが、請求したい」というご依頼もたまに頂きますが、達成できない場合もございます。また、達成できたとしても非常に難航するケースが多いです。
ですから、個人タクシーの運転手様に限らず、「後日何らかの請求をする」という事態になった場合は、必ず相手方の連絡先を抑えてください。
また、本件のようなパターンでは相手方は「請求者が諦めるまで押し通せば、払わずに済む」と考えているケースが少なくありません。
そのため、「弁護士が介入しています」ということを伝えるだけで、萎縮して要求に応じるパターンが多いです。
(弁護士を利用せずに、自力で請求を続けると泥沼化してしまう可能性が高いので、できるだけ早い段階でご相談いただければと思います)
もちろん「弁護士さえ利用すればなんかとなる」という事例ばかりではなく、状況によっては弁護士が介入していると伝えるタイミングに気を付けなければならない場合もありますが、その辺りのことは弁護士が適切に判断しますのでご安心ください。
不動産・建築分野
不動産・建築の解決事例
- 任意売却
【不動産投資】強引な営業に根負けし購入したが「解約」できた事案
職場に何度も「不動産投資に興味はないですか?」という内容の電話営業が掛かってきてあまりにしつこいので、とりあえず一度会って話を聞いて断ろうとしたところ「将来の年金を上回るような利益が得られる」「属性が良いので、銀行からの優遇金利も受けられ、頭金もかからずに不動産を購入出来る」
「家賃保証で実際の手出しはほとんどない」というセールストークに根負けし、翌週には契約となりました。
営業マンの話を鵜呑みにしてしまい、軽い気持ちでサブリース契約での購入をすることにしました。
ところが、購入して2か月後、突然賃料の入金もなくなってしまいました。
営業マンに何度しても電話は繋がらず、直接物件に行くこともできないため、どうしたらいいのかわからない状態でした。
そのような状況でも当然にローンの支払いはあり家賃収入のないまま月々のローン、管理費、修繕積立金を支払うこととなり、毎月の収入では足りず、返済不可能になると思い、早急に手を打たなければと職場の近くである虎ノ門近くの弁護士事務所に相談を試みました。
ゴールデンウィークだったこともあり、土日祝日対応してくださる先生がなかなか見つからなかったところ澤田先生と出会うことができました。
私は、頭金無しで将来の資産形成や節税対策になるとのセールストークによって徐々に洗脳されてしまい、今回のような失敗をしてしまいました。
購入後、営業マンによるさまざまな嘘の説明が発覚し、非常に困惑しました。
将来の資産形成をするはずが、毎月説明とは大きく異なるローン等の支払いに追われ、日々支払いの事しか考えられずに辛い毎日を過ごしていました。
澤田先生にご依頼したところ、当日に介入していただき、無事解決できたので非常に感謝しております。

依頼者様が営業マンとのやり取りを保存していたことが功を奏しました。
「聞いていた収支と違うので解約したい」というご依頼もたまに頂きますが、解約できない場合もございます。
また、契約時や、契約内容に問題があった場合、解約できたとしても非常に難航するケースが多いです。
もちろん「弁護士さえ利用すればなんかとなる」という事例ばかりではなく、状況によっては弁護士が介入していると伝えるタイミングに気を付けなければならない場合もありますが、その辺りのことは弁護士が適切に判断しますのでご安心ください。
遺産相続分野
借金・債務整理分野
交通事故分野
交通事故の解決事例
- 後遺障害等級認定
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
- 物損事故
- 人身事故
※保険会社に提示された書類にサインをする前に弁護士に相談!
赤信号だった交差点で停止中に、後ろから衝突され、頚椎捻挫の傷害を負いました。
半年間の通院後、相手方保険会社から示談額の提示を受けましたが、私自身が負った傷害や、仕事への支障を考えると、とても納得できる額ではありませんでした。
また、保険会社から、通院費の支払は、後半年で打ち切るので、書類にサインをするようにと言われたため、色々調べて相談し、教えていただいた弁護士特約を使用しました。
さわだ先生に相談して後遺症の慰謝料や入院慰謝料などが大幅に増額されました。
もし、言われるがまま書類にサインをしていたら、少ない金額で納得させられてしまっていたので、相談してよかったです。

様々な項目の金額が請求出来得る状態だったにも関わらず,保険会社の担当者から一方的に通院費の支払を打ち切られ,示談を促す書類にサインを求められたところでご相談を受けました。
交通事故後の状況について詳細を聞き,相手方保険会社の提案額の妥当性を検討しました。
相手方保険会社の提案額は,休業損害や通院慰謝料を不当に低く計算しており,根拠に乏しいものであることがわかりました。
通院慰謝料を裁判基準で,休業損害を実態に即した合理的な額で再計算した結果,相手方保険会社に,9割方こちらの主張通りの賠償額を認めさせることができました。
結果的に獲得できた賠償金は,最初の保険会社の提示額(約134万円)の2倍以上である約270万円でした。
さらに,今回のケースは,すべて弁護士費用特約からの出費となり,結果的に相談者様の獲得賠償金額も大幅に増額できました。
一般的に,交通事故に遭われた方は,保険会社から賠償額計算書を受け取っても,その金額が適正なのかどうか,どのような基準があるのかもわからない事がほとんどです。
また,「弁護士費用特約」についてもあまりご存知ない方が多いので,まずはご自身の保険等を見てみることから始めるのも良いかもしれません。
交通事故の際は一度お気軽にご連絡ください。
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依頼者からの感謝の声
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依頼から解決までのケース
離婚・男女問題
2021年4月に解決40代女性
弁護士ドットコム経由で何人かの先生に相談に伺いましたが、澤田先生が一番熱心に分かりやすく説明してくださり、また大変トーク力もスピード感もおありだったのが、依頼の理由です。今回依頼してからは、吉岡先生と二人体制で取り組んでくださり、即日不倫相手方にコンタクトし、依頼から六日後に、二度と会わないという合意書のサインをもらうことができ、超スピード解決でした!時間がかかると、精神的負担が増すので、早く解決していただきとても助かりました。またなにかありました際には、澤田先生にお願いしたいと思います。
- 相談した出来事
- 夫とキャバ嬢の不倫の解消に手を貸していただきました
- 解決方法
- 交渉・示談
- 不倫・浮気
-
法律相談のケース
労働問題
2020年3月に相談30代男性
韓国人同僚からの謂れのない訴えに対して、仮に訴訟となった場合の勝ちの見込みや費用について相談しました。
非常に親身に相談に乗ってくださり、安心できました。
結局訴訟には至らなかったのですが、実際に法廷の場に出た場合のシミュレーションが出来、その後の時間を安心して過ごすことが出来ました。
仮に今後何かあった場合にも、澤田様に相談させて頂きたいと思えました。
また、弁護士という存在が身近に感じることができました。- 相談した出来事
- 韓国人の同僚に、身に覚えのないパワハラ、セクハラで訴えられそうになった。
-
法律相談のケース
離婚・男女問題
2019年1月に相談30代女性
メール何度もやり取りしお電話でもお話させて頂き、まだ解決まで至っておりませんが、今後何かあれば助けて頂けると思うだけで気持ちが軽くなりました。メールも早く返信して頂けたのでいつも助かっていました。
多くの事例に携わっているということも聞き、安心しております。
また、相談費用も無料だったりと、お金に余裕がないのでとても良心的だと思いました。
まだ不安なこともあるので、ご相談させて頂けたら幸いです。ありがとうございます。- 相談した出来事
- 不倫でかかるであろう慰謝料、弁護士費用、また、現段階での対処や降りかかる可能性のある事柄等相談させて頂きました。
- 不倫・浮気
所属事務所情報
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