外国人とみられるカメラマンが、踏切内に立ち入って電車を撮影する様子がSNSに投稿され、「危険だ」と批判されている。桜が路線両脇に並ぶ「桜のトンネル」で知られる京都の「嵐電」(京福電鉄北野線)で撮影されたものだ。
この動画には、嵐電の車両が通り過ぎた後に、男女が遮断機の下をくぐって中に入り、過ぎ去る車両と桜を撮影する様子が映されている。そのため、マネをする者が現れないかと不安視する意見も寄せられている状態だった。
京福電気鉄道も事態を把握しており、「安全をおびやかすこのような危険な行為は絶対にしないでください」と弁護士ドットコムニュースの取材に答えた(4月11日)。
京福電鉄管理部によれば、詳しい撮影日時はわからないが、この4月上旬とみられ、京都市右京区の宇多野地域の踏切で撮影されたものだという。
桜が見頃なこともあり、この4月上旬には「連日多くの海外のお客様に乗っていただいています」(担当者)。
なお、踏切への立ち入りを見かけた場合は、その場で声をかけるというが、今回は投稿アカウントに注意をしていないという。