渋谷の地で「街の弁護士」として、市民からスタートアップ企業まで、様々な悩みを解決に導く
「自分も人の役に立つ仕事をしたい」両親の姿を見て芽生えた思い
ーー弁護士を目指したきっかけや理由について教えてください。
両親の影響が大きいと思います。父は医師で、母は養護学校の教員をしていました。小さい頃から困っている人たちや弱い立場にいる人たちのために働く両親の仕事を見て、自分もいつか人の役に立つ仕事をしたい、と漠然と思っていました。
その思いを実現できるのが法律家ではないか、と思ったのが高校生のころです。型破りの検察官が活躍する姿を描いたテレビドラマの『HERO』や、家庭裁判所の裁判官にスポットをあてた漫画『家栽の人』などの作品を通して、法律を学べば社会に貢献できるのではないかと感じるようになりました。次第に法律を学びたいという思いが強くなり、大学は法学部に進みました。
弁護士という職業を選んだのは司法修習の時です。弁護士になるか検察官になるかを最後まで迷っていましたが、困っている人を直接助けることができる弁護士の仕事が私には向いていると感じ、最終的に弁護士を選びました。
ゼネラリストとして、様々な相談に対応
ーー現在の注力分野を教えてください。
いわゆる「マチベン(街の弁護士)」として、幅広い要望に応えています。また、個人だけでなく中小企業の企業法務も引き受けています。中でも、人々の生活に密接に関わる家事事件や労働問題の相談が多く、特に注力している分野です。
依頼者の人生に深く関わる問題や困難を解決して、依頼者の人生の後押しをできることに、とてもやりがいを感じています。
また、事務所が渋谷というエネルギーに溢れた街にあるため、チャレンジ精神に溢れたスタートアップ企業から先進的なサービスに関する相談を受ける機会も増えてきました。たとえば、「AIを活用したサービスを始めたいけれど、法的に問題ないかクリアにしたい」といった相談です。法律の知識はもちろん大切ですが、最新のサービスや技術を理解していなければ適切に対応ができないため、知識のアップデートは欠かせません。
ーー弁護士として心がけていることは何ですか。
まず一つは、依頼者からの様々な相談に応えられるよう、幅広い知識をつけることを心がけています。
尊敬するボス弁からかけられた「スペシャリストになる前にゼネラリストになれ」というという言葉を実践して、幅広い知識を身につけて、その中から特に詳しくなるべき分野を見つけていこうと思っています。
もう一つは、事件の見通しをしっかりと立てることです。依頼者の話をきちんと聞くことはもちろん、書類やデータなどの客観的な資料を集めて読み込むことも大切にしています。
そうした情報をもとに、こちら側の主張、想定される相手方からの反論、その反論の有効性、その先の再反論など、2手、3手先の攻防まで見越して見通しを立てるようにしています。
ーー印象に残っている事件やエピソードを教えてください。
特定の事件ではありませんが、依頼者の笑顔を取り戻せた事件は、どれも印象に残っています。顔面蒼白で今にも泣きそうな表情で相談に来る方は少なくありません。そこから依頼を受けて対応していくなかで、次第にホッとした表情を見せてくれるようになり、無事に解決したときは、晴れやかな表情に変わります。
そんな依頼者の変化を見ることができたとき、弁護士として本当によかったなと思いますね。依頼者の笑顔を見るために、日々頑張っていると言っても過言ではありません。
不安を安心に変えるお手伝いをしていきたい
ーー趣味や休日の過ごし方を教えてください。
休日はもっぱら子どもたちと過ごしています。もともと釣りやセーリング、ダイビング、マリンスポーツなどが好きで、アウトドアを楽しんできました。
最近では、子どもたちと一緒に楽しめるキャンプに出かけることが多いです。家族みんなが喜び、子どもたちも外で思い切り遊べるので。冬にはなかなか行けませんが、キャンプ場の予約サイトを見ながら、次のキャンプの準備を楽しんでいます。
ーー今後の展望を教えてください。
さまざまなご相談に対応するのが街の弁護士だと思っています。ありがたいことに、今は多種多様なご相談が舞い込んできています。どんな相談にも対応できるようになりたいというのが、壮大な目標のひとつです。また、裁判が得意な弁護士になることも当初からの目標のひとつでもあります。ゼネラリストとして裾野を広げ、対応できる幅をどんどん広げていきたいと思っています。
ただ、すべての分野を得意分野にするのは簡単ではありません。現在、渋谷宮益坂法律事務所は、弁護士3人体制で運営しています。それぞれゼネラリストでありつつ得意分野があり、それを長所として活躍しています。
今後は、弁護士を増やすことも視野に入れながら、事務所単位で対応できる分野を広げていくことも展望として考えています。「渋谷宮益坂法律事務所に頼めば何とかなる」と思っていただけるような事務所を作り、変化の激しい渋谷という街でこれからも変わらない姿勢で活動していきたいと思います。
ーー最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
弁護士に相談することは敷居が高いと感じるかもしれませんが、何か問題に直面しているなら、ぜひ気軽に相談してみてください。法的な視点で道筋を示し、不安を安心に変えるサポートをしていきたいと思います。