
「LAW FOR ALL」を理念に、すべての人に質の高く分かりやすい法律サービスを
「目の前にいる人に向き合い、人生をより良いものにするお手伝いがしたい」
ーー弁護士を目指したきっかけは?
大学生の頃に、塾講師のアルバイトをしていて、何人かの生徒から「先生のおかげで目標の大学に合格しました」と言ってくれました。その時、塾講師を通じて自分が関わった人を幸せにできたと感じ、とても嬉しく思ったんです。
そのような経験があったので、大学卒業後も自分が関わった人を幸せにできる仕事をしたいと考えるようになりました。
もともとは、新聞記者だった母親の影響を受けてマスメディアの世界に憧れていました。 ただ、自分の目の前にいる人に向き合い、人生をより良いものにするお手伝いがしたいと思い、弁護士の道を目指すようになりました。
大学では文学部に在籍していたので、弁護士になると決めた後は一心不乱に法律の勉強をしましたね。弁護士になってからはできるだけ早く経験を積みたいと考えていたので、あえて多くの事件を受任している忙しい事務所を選びました。
ーー学生時代はどのように過ごしていましたか?
TVゲームも好きでしたが、どちらかというと体を動かすことが大好きだったので、小学生のころから野球や卓球などのスポーツに熱中していました。学生時代も練習に明け暮れていましたね。
スポーツに熱中するようになったのは、戦略を構築するのが好きだったからだと思います。野球のポジションはキャッチャーだったので試合では配球を考えていましたし、卓球では相手がどのような動きをしてくるかを常に想像していました。
戦略を構築するのが好きという性格は、ご依頼者さまを解決に導くための戦略を考えるという点で、弁護士の仕事にも繋がっているように感じています。
また、チームが一丸となって勝利を目指すこともスポーツの醍醐味だと思います。野球はもちろん、卓球にも団体戦があって、どちらもチームワークが重要ですが、それは弁護士の業務でも同じです。
弁護士になってから3年ほどで独立し、それから2年ほどで事務所を法人化しました。事務所の規模は徐々に大きくなり、弁護士やスタッフの人数も増えていますが、今でも事務所全体が一つのチームとして協力し合いながら業務に取り組んでいます。
すべての人に質の高く分かりやすい法律サービスと満足を
ーー注力している分野についてお聞かせください。
事務所の理念として「LAW FOR ALL」を掲げていて、すべての人に質の高く分かりやすい法律サービスと満足をご提供することが、重要な役割だと考えています。
そのため、特定分野の事件にしか対応しないという姿勢ではダメだと考えていて、幅広いご相談に対応できるようにしています。
借金問題や離婚・男女問題、交通事故、労働問題、相続問題のほか、刑事事件や少年事件など、幅広い分野を取り扱っています。
これらは基本的に、個人のご相談者さまが対象になる分野ですが、法人や個人事業主からのご依頼も積極的にお受けしています。顧問契約を締結している企業も、上場企業からベンチャー企業まで幅広く、業種もIT・情報関連、医療・福祉、不動産、運輸など多岐に渡ります。
また、グループ法人に公認会計士や税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、弁理士といったプロフェッショナルが在籍しています。法律トラブルにとどまらず、様々な問題についてワンストップで対応することが可能です。
ーー弁護士として日々心がけていることはありますか?
幅広い分野のご相談をお受けし、様々な業種の企業と顧問契約を締結しているため、知識や情報をアップデートすることを心がけています。
社会は常に変化しているので、既存の知識では対応できないケースも少なくありません。 だからこそ様々なことに知的好奇心をもち、常に研究や勉強を忘れないようにしています。
知識だけでなく、礼儀正しさやコミュニケーション能力も大切にしています。弁護士は「先生」と呼ばれることもありますが、あくまでもサービス業だと考えているので、ご相談者さまに不快感を与えるようなことがあってはいけません。
また、ご相談者さまは必ずしも法律に詳しいわけではないので、分かりやすく説明することが重要です。
できるだけ難解な専門用語は使わず、具体的な例え話を交えるなど、説明を理解していただけるよう気を付けています。
ーーこれまで弁護士として活動してきた中で、印象的だった出来事があればお聞かせください。
相続に関するご依頼で、相続人が海外にいた事案が印象に残っていますね。国際郵便なども使いながら、何とかコミュニケーションをとって解決することができました。
弊事務所には外国語が得意な弁護士やスタッフがいて、多言語に対応できるという強みを活かすことができたと感じています。
また、ニュースなどで報道されるような事件についてご依頼を受けたり、法的な判断を求められたりしたケースもあり、こちらも印象に残っています。
ただ、弁護士は日々、様々なご依頼に取り組んでいますが、法律トラブルは頻繁に起こるものではありません。
ご相談者さまにとって弁護士に相談するのは、一生に一度あるかないかという大変な出来事だと思います。だからこそ、どのようなご相談やご依頼に対しても、常に一期一会の精神で臨み、解決に繋げていきたいと考えています。
「丁寧にお話をお伺いしたうえで、最適な解決策をご提案いたします」
ーープライベートについてもお聞きします。休日はどのように過ごしていますか?
仕事がある日は時間を作るのが難しいので、休日は家族と過ごすことを大事にしています。 妻や子どもと一緒に買い物に行ったり、公園を散歩したりしてリラックスするようにしています。
また、子どもの頃からずっとスポーツをしていたので、今でもよく運動しています。観戦するのも好きですが、ゴルフに行ったり、ジムで汗を流したりして体を動かすと、体だけでなく頭の中もリフレッシュできますね。
弊事務所ではスポーツ法務にも取り組んでいて、選手と話す機会も多いので、運動は共通の話題としても役に立っていると思います。
ーー趣味についても教えてください。
やっぱりスポーツですね。先程も話しましたが、弁護士になってからはゴルフに熱中しています。
ゴルフを始めたのは同期の弁護士に誘われたのがきっかけです。当時は必要な道具を何も持っていなかったし、ゴルフクラブを握ったこともありませんでした。
ネットオークションでゴルフクラブのセットを買って、少しだけ練習したらすぐにコースデビューしました。長く野球をやっていたおかげかもしれませんが、下手なりに意外と打てたので、そこから一気に熱中しました。
ある程度できるようになってからは、ゴルフコンペにも参加するようになり、そこで知り合った方と一緒にコースに行くなど、ゴルフを通じて人脈がどんどん広がりましたね。 ゴルフを通じて知り合った方からご相談やご依頼を受けることも少なくありません。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
事務所を開設してから全国の主要都市に支所を展開し、海外にも開設することができました。
また、税理士法人や弁理士法人、社労士法人、行政書士法人などの他士業のグループ法人だけでなく、スポーツマネジメント会社を立ち上げるなど、総合リーガルグループとして着実に成長を続けてまいりました。
それでもまだ法律の手が行き届かず、解決が困難なトラブルは多くあると考えています。 そのようなトラブルは、参考となる判例や法律書がないことも少なくありませんが、私たちがパイオニアとして調査・研究に取り組み、解決への道を切り開いていきたいです。
ーー最後に、法律トラブルで悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
法律トラブルは個人的で繊細な問題が多いため、弁護士に相談するのはとても勇気がいると思います。また、専門知識が必要なケースでは、家族や友人に相談しても解決方法が分からず、1人で悩みを抱えている方も多いでしょう。
しかし、どのように解決すればいいのか分からないようなトラブルでも、弁護士に少し相談するだけで、解決への道筋が見えるケースは少なくありません。私自身も、数年間も苦しんできたという悩みをお伺いして、10分ほどご相談をお受けしたことで解決に繋げられた経験があります。
弁護士に相談しようと決断された勇気を真摯に受け止め、丁寧にお話をお伺いしたうえで、最適な解決策をご提案いたします。お電話やメールでもご相談を受け付けていますので、まずはご連絡いただければと思います。