離婚・債務整理・交通事故に注力〜依頼者に寄り添いつつ、冷静に状況を判断し最善の解決をはかる
専門知識を活かして社会に貢献したい
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
高校時代に、弁護士の仕事を特集したドキュメンタリー番組を見て、格好いいなと思ったことがきっかけです。倒産寸前の企業の再建を弁護士が支援するという内容で、「自分も専門知識を活かして世の中の役に立つ仕事をしたい」と憧れました。
弁護士登録してから最初に入所した事務所では債務整理や労働事件に注力し、次の事務所では主に交通事故の案件を手がけました。より幅広い分野の案件に対応できるようになりたいと考え、プロテクトスタンスに移籍しました。現在はこれまでに取り扱ってきた分野に加え、浮気・不倫の慰謝料請求や男女・離婚問題などを中心に取り組んでいます。
常に冷静な視点で状況を分析し、依頼者の利益を追求
ーー仕事をする上で心がけていることを教えてください。
依頼者の話をよく聞いて冷静に状況を分析したうえで、利益を最大化するための解決策を検討して提案することです。また、事実関係を正確に把握するために、気になったことは率直に聞くようにしています。安心してお悩みやご希望などをお話しいただけるよう、リラックスして話せる雰囲気づくりも心がけています。
依頼者の気持ちを理解しつつ、感情移入しすぎないことも重要だと考えています。常に冷静な視点で依頼者にとって何が一番の利益になるかを考え、最善の結果を導くために対応を進めていくことを大切にしています。
ーー印象に残っている案件はありますか。
弁護士になって最初の事務所で担当した民事再生の案件が印象に残っています。従業員を5人ほど雇って経営している個人事業主の方からのご依頼で、借金が膨らんで倒産の危機に陥っているため民事再生をしたいとご相談にいらっしゃいました。
民事再生とは、企業が経営難に陥った場合、債権者の同意のもとで再生計画を策定し、計画を遂行することで事業の再生を目指す手続きです。企業を存続させつつ、債務を大幅に圧縮し、事業の立て直しができるというメリットがあります。
依頼を受けてすぐに着手し、当初はスムーズに手続きが進んでいたのですが、思わぬ事態が生じました。再生計画案を作成して債権者に対して賛成を求めたところ、ある金融機関から反対意見が出されたのです。それまでは反対の意思表示がなく、同意を得られるだろうと考えていたので、突然のことに驚きました。
再生計画案に対して一定数を超える反対があった場合、民事再生の手続きは失敗となってしまいます。民事再生ができなければ破産の手続きに移行することになり、事業の立て直しも困難になるでしょう。
経営者自身が事業を立て直すための第一歩として、何としてでも民事再生を成功させたい。その一心で、金融機関と粘り強く交渉を重ねました。民事再生を進めれば金額は減ってしまうものの、返済は続けられるといった点などを説得し、最終的には反対意見を撤回してもらうことができたので、とても安心しましたね。
民事再生の成功により、事業を継続しながら再生するための一助になれたことが嬉しく、印象に残っています。他方で、「反対意見を主張していないからといって、必ずしも賛成しているわけではない」と肝に銘じました。さまざまな可能性を想定して対処法を考え、相手がどのような出方をしてきても依頼者の権利を守れるよう、準備を尽くすことが重要だと実感した案件です。
複雑な状況を解きほぐし、最善の解決方法を見極める
ーープライベートについても伺います。お休みの日はどのように過ごしていますか。
子どもを公園や水族館に連れて行くなど、家族と過ごす時間を大切にしています。
また、数年前からボイストレーニングを始めました。もともと早口で、相手の方から聞き返されることも多く、改善したいと思ったのがきっかけです。トレーニングを受けるようになってから聞き返される回数が明らかに減ったので、効果は出ていると思います。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
離婚問題や相続トラブルなどの家事事件に、より力を入れていきたいです。人間同士の感情のもつれから発生する問題は、当事者だけではなかなか解決できません。弁護士の介入により、法律のルールにもとづいて冷静に交渉を進められるので、早期の問題解決をお手伝いできると考えています。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
今はインターネットで調べれば、法律トラブルの解決方法を簡単に知ることができます。そういった情報を活用して自力で対処しようと思う方もいるかもしれません。ただし、得られた情報が必ずしもご自身のケースに当てはまるとは限りませんし、そもそも正しい情報ではないかもしれません。誤った対応をしてしまった場合、余計にトラブルが大きくなったり、解決までにより多くの時間が必要になったりする可能性があります。
弁護士に依頼していただければ、ご事情を踏まえて適切な解決方法を提案し、相手方との交渉や裁判手続きなども、知識と経験を駆使してサポートすることができます。正しい情報と適切な対応によって最善の結果を導くために、弁護士への相談とご依頼をご検討ください。
「依頼することまでは考えていないが、とりあえず弁護士の意見を聞いてみたい」という方も大歓迎です。複雑に絡み合った状況を解きほぐしながら、ベストな解決につながる方法を一緒に考えていきましょう。八方塞がりに思える問題も、弁護士と対話する中で突破口が見つかるかもしれません。気軽な相談相手として、ぜひ、私たちを活用していただければと思います。