●前回までのあらすじ
大学時代に同じダンスサークルだった秀樹と妻の恵理子。2人の結婚式の余興で、サークル 仲間の正人が恵理子に嘘の告白をしたところ、なんと恵理子が正人に駆け寄るというまさかの展開となってしまいました。
心が晴れないままの秀樹は、離婚も考え始め、弁護士に相談してみましたが…。
(弁護士ドットコムに寄せられた相談を元にしています)
たしかにあの一件で、恵理子に対して不信感が芽生えたのは事実です。
でも、それは心のどこかで、僕よりも男としての魅力がある正人に「いつか恵理子をとられるんじゃないか」とコンプレックスのような思いを抱いていたからだと気づきました。