Webテストの代行が判明したら厳正に対処する――。この夏、東大と京大があいついで、学生たちに注意喚起をおこなっている。
東大は7月30日、京大は8月11日に同趣旨のリリースを出している。近年、東大生や京大生を名乗り、就職試験などのWebテストの代行でお金を稼いでいる者の情報が複数寄せられているというものだ。
両大学とも、テスト代行は不正行為であるとして、所属学生の関与が判明すれば「所要の対応」(東大)、「厳正に対処」(京大)としている。
実際に「東大 代行」や「京大 代行」で検索すれば、実際の学歴や受託実績は不明ながら、1件5000円ほどでのWebテスト代行のほか、自由研究やレポート、宿題の代行をすると謳うサイト・SNSアカウントを見つけることができる。
[お知らせ] 【注意喚起】本学学生を名乗るwebテスト代行についてー本部法務課https://t.co/GBwjeV0iES
— 東京大学 | UTokyo (@UTokyo_News) July 30, 2021
本学学生を名乗るwebテスト代行についての注意喚起 https://t.co/T4gHWZUw5E
— 京都大学 (@univkyoto) August 11, 2021