福岡県うきは市で大量の梨が盗まれた事件をめぐり、フリマアプリ「メルカリ」で盗品が転売されているのではないかとの憶測がSNSで広がっている。
Xでは、メルカリに出品されている「訳あり品」の梨について、うきは市の農園で盗まれたものではないかと疑う投稿がされている。
中には、不審に思ったユーザーがコメント欄で出品者に農園名を尋ねたものの、明確な回答を得られなかったとする投稿もみられる。
一方で、こうした噂によって誹謗中傷を受け、業務に支障が出ているとうったえる人もおり、「ウチでは梨農家でJAで出荷できない梨を販売しており事件には全く関係しておりません」と反論するケースも見受けられる。
現時点で、SNSで指摘されている出品物が盗品であるかどうかは確認されていない。
では、仮に盗難された農産物がフリマアプリで販売された場合、運営会社はどのように対応するのか。購入後に盗難品だと判明した場合、利用者はどうすればいいのか。メルカリに聞いた。
●「不正が疑われる出品は削除やアカウント停止」
盗難された梨の転売が疑われる出品やアカウントについて、どのような対応を取っているのか。
弁護士ドットコムニュースの取材に対し、メルカリは「盗品の出品は利用規約・ガイドラインにより禁止している」としたうえで、次のように回答した。
「出品された商品に対してAIを用いた自動検知システムと、お客さまからの通報機能(違反申告)、および人的な監視を組み合わせた複数の仕組みで禁止出品物の検知、取り組みを継続的に強化しており、不正が疑われる出品・取引を検知した場合は、商品の削除・出品者への指導・アカウント停止等の措置を講じています。 加えて、警察庁・都道府県警察をはじめ公的機関とも連携しており、捜査への協力も積極的に行っています」
●盗難品を見分ける方法は?「コメントで確認を」
では、利用者が意図せず盗難品を購入しないためには、どのような点に注意すべきなのか。
この点について、メルカリは次のように説明した。
「商品を購入される際の注意喚起として、商品説明や出品者とのやり取りを通じて、商品の説明や状態、写真を確認し、気になる点があればコメントで確認した上でご購入いただくことを推奨しております」