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「神」コーナー拡大なるか セブンイレブンでベビー用品、SNSで絶賛の声…実は「全国4店舗」のみ
セブンイレブン店舗のアカチャンホンポコーナー(セブン-イレブン・ジャパン提供)

「神」コーナー拡大なるか セブンイレブンでベビー用品、SNSで絶賛の声…実は「全国4店舗」のみ

「セブンイレブンにアカチャンホンポのコーナーできてて神。このコーナーを後世に残すため売上に貢献しなければ…」

ベビー用品大手「アカチャンホンポ」の商品が、コンビニ大手「セブンイレブン」で扱われているという投稿が話題だ。24時間営業のコンビニで、手軽にオムツやミルクや離乳食を手に入れられるとして支持する声が広がった。

実は、この取り組みは、2022年から一部店舗で試験的に始まり、本格運用された現在では全国4店舗にとどまるという。

セブン-イレブン・ジャパンは、弁護士ドットコムニュースの取材に「今後については、販売状況を確認の上、検討して参ります」と答えた。

●「これはマジで拡がってほしい!」

話題のきっかけとなったのは、10月11日のXの投稿だ。

投稿には、セブン店内に設けられた「アカチャンホンポ」コーナーの写真が添えられていた。

赤ちゃんとの外出では、オムツや離乳食、ミルク、着替えなど、何かと荷物が多くなる。出先でオムツが残り1枚になり、ハラハラした経験のある親も少なくないだろう。

そんなとき、24時間365日いつでも買えるコンビニでベビー用品が手に入るのは心強い。投稿には、乳幼児を育てていると思われる人たちから、まさに"絶賛の嵐"が寄せられた。

「旅行先でオムツ緊急で買い足したいときにコンビニで買えるの本当に助かるから続いてほしい」

「ほほえみ(※ミルク)液体缶がコンビニにあれば、持っていかなくて済む!!!!荷物が軽くなる!!!」

「これはマジで拡がってほしい!24時間買いに行けるのがどれだけありがたいことか」

子育てを終えた人たちからも反響があった。「最高じゃん。我が家はもう利用する機会はほぼないけどこれからの人のために残して欲しい」「子供が赤ちゃんの時にこれあったら安心感全然違ったかも」といった声が上がっている。

●キユーピーがベビーフード撤退も

一方で、少子化の影響で、ベビー用品事業は決して好調とはいえない。

今年6月、キユーピーが来年8月末をもってベビーフードの生産・販売終了を発表した際には、「販売数量の低迷」や「コスト増」などを理由にあげていた。

セブンとアカチャンホンポの取り組みも、採算が合わず、サービスが終了してしまえば、利用者はそれを受け入れるしかないのだろうか。

セブン-イレブン・ジャパンによると、この取り組みは2022年から一部店舗で試験的に実施されていたという。

「2024年2月29日オープンの松戸常盤平駅前店で本格的にコーナーを設置し、25年7月より南7条店(北海道)、9月より川崎登戸駅前店、横浜田奈駅東店に拡大をしております」

対象店舗では、おむつなどの雑貨から液体ミルクなどの食品まで取り扱われている。

品ぞろえが異なるところもあるが、代表的な商品として、「おしりふき」や「赤ちゃんの麦茶」が共通しているという。

SNSの反響も社内で認識しているというセブン側。全国4店舗にとどまる中で、今後の拡大については「販売状況を確認の上、検討して参ります」(同社)としている。

この記事は、公開日時点の情報や法律に基づいています。

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