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ジャニーズ性被害、元ジュニアが国会内ヒアリング 「命削ってこの場に来た」早急の救済を要望
ヒアリングに参加した石丸さん(左)と大島さん(2023年8月30日、弁護士ドットコム撮影)

ジャニーズ性被害、元ジュニアが国会内ヒアリング 「命削ってこの場に来た」早急の救済を要望

故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、元ジャニーズJr.の石丸志門さんと大島幸広さんが8月30日、立憲民主党が国会内で開いたヒアリングに参加した。法務省や警察庁、こども家庭庁などの担当者らも同席した。

このヒアリングに先立って、ジャニーズ事務所の再発防止特別チームは8月29日、喜多川氏の性加害を事実認定し、藤島ジュリー景子社長の辞任を提言していた。

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」副代表の石丸志門さんは、再発防止特別チームの調査報告書について、「『当事者の会』が求めていた事実認定、謝罪、救済については言及されたが、国の関与については提言されていなかった」と話した。

そのうえで「国とジャニーズ事務所と我々『当事者の会』の3者が三位一体となって被害者救済に当たらねば、真の被害者救済は達成できないのではないか。3者が力を合わせて被害者救済案を策定することを望む。そこに国の介入も求めたい」と訴えた。

提言された藤島ジュリー社長の辞任について、大島さんは「まず退陣せずにしっかり責任をとっていただきたい。直接会話をしていただきたい」と要望。「名前と顔を出して命を削りながらこの場に来ています。長引くほど私たちの精神的ダメージも大きいので、早急に被害者を救済していただきたい」と求めた。

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