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パラ学校観戦、東京・港区が二転三転で結局中止 もともと中止のはずが24日に突然実施連絡
港区役所(ワンセブン / PIXTA)

パラ学校観戦、東京・港区が二転三転で結局中止 もともと中止のはずが24日に突然実施連絡

東京都港区教育委員会は8月25日、区内の小学6年生と中学1〜3年生を対象に実施予定だった東京2020パラリンピック競技大会の学校連携観戦を中止すると保護者にメールで通知した。

中止決定について、港区は「感染状況が拡大の一途をたどっており、観戦の期日までの期間が短い中、保護者に参加意向を確認する時間の確保や、新たに示された検査の実施の詳細を加えた安全・安心な観戦に向けた準備及びその説明を十分に行うことができないため」(港区教育委員会事務局学校教育部教育指導担当)としている。

港区は7月時点でオリンピック、パラリンピックの学校連携観戦の中止を発表していたが、24日になって一転、安全対策に万全を期した上「昨年度宿泊行事を経験できなかった児童・生徒が、学齢期の貴重な機会にまたとない体験ができるよう」実施すると保護者にメールで通知していた。

観戦実施の方針を示した翌日の方針転換に、担当者は「教育委員会としての対応が二転三転し、保護者の皆様には多大なる御迷惑をおかけしていますこと、心よりお詫び申し上げます」と話した。

学校連携観戦をめぐっては参加予定だった江東区、江戸川区が24日、中止を発表しており、港区はこの流れに逆らって、直前になぜ実施を決めたのか保護者の間でも不安の声が高まっていた。

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