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森 仁至弁護士

( もり ひとし ) 森 仁至

森法律事務所

現在営業中 10:00 - 18:00

遺産相続

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迅速に進めます。話し合いがベストですが、遺産を隠す、教えてくれないなど、円満な話し合いが無理であるなら直ちに法的手続を取ります。その時も調停に何年もかけるだけが遺産分割ではありません。別の手段を採れる場合があります。一方的な内容の遺言を鵜呑みにせず、問題はないか慎重に分析します。
森法律事務所
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遺産相続の詳細分野

請求内容

  • 遺言
  • 相続放棄
  • 相続人調査
  • 遺産分割
  • 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
  • 相続登記・名義変更
  • 成年後見
  • 財産目録・調査

 関係するご家族全員にとって、公平公正な分割となるように心がけて仕事しています。
相続は先代が残してくれたものを分け合うという、本当は有り難い、良いことのはずが、その結果親族が憎み合う結果になったり、長く恨みが残ったりと難しい場合もあります。

 法律上の弁護技術は当然大切ですが、私がこれまで30年以上多数の遺産分割を担当してきた経験から申し上げますと、遺産分割は交渉に当たる人の雰囲気、言葉遣いや相手方との相性などが非常に重要です。
 相手方に対しては、あくまでも穏やかに礼節を持って、但し毅然として接することが解決を早めると分かりました。

 相続、つまり財産分けも重要ですが、実はその前にある、相続を争族としない一番有効な方法が遺言です。遺言は先に行く人が後を生きる方々に残すプレゼントです。また争いをなくすための心遣いです。次第に遺言をする方が増えてきているようですが、まだまだです。

 私は、15年位前のことですが、長くホームロイヤーとしてお付き合いのある元気な82歳の男性に「お願いします。お元気な内に、家族のために遺言を書いて下さい」と頼み込みました。本人も奥様も苦笑して、そんなにおっしゃるなら森先生のために作りましょう、と言って公正証書遺言ができました。子供さん(娘さん4名)達は仲が良かったのですが、その連れ合いの一人が経済的に厳しい状態にあることを知っていましたので、私は万一のため提案したものです。その8ヶ月後にお亡くなりになりました。
 ご家族は非常に驚かれ、同時に感謝されました。もし遺言がなかったら、ある程度の資産家でありましたので、紛争は避けられなかった事案です。

 遺産の大小を問わず、悔いのない分割とするためには、慎重に検討して適切な代理人弁護士を選ぶことが重要です。
 担当する弁護士によって結果は異なります。依頼者から見て大切なことは、その弁護士の技量、人物、そして自分との相性です。

この分野の法律相談

先日下記で相談させていただきました。 https://www.bengo4.com/c_4/b_591153/ 有限会社の1人取締役だった父が他界し、H15年から休眠状態に なっていた会社がそのままになっており 今後、私が引き続きたいと思っておりますが 資料がほとんど残っていないこと、情報が少ないこと 私がまだ知識不足だというこ...

回答致します。 1,それだけの資料があれば、引き継ぎは難しくないはずです。 2,父上の60株を誰が相続したかを調査する必要があります。     遺産分割はすんでいますか。 3,これらの資料を持参して最寄りの弁護士に相談することで解決で  きるでしょう。

森 仁至弁護士

 現在、私の親は親族で経営している有限会社の筆頭株主になっており、相続人は子である私一人のみとなる予定です(配偶者なし)。代表取締役には私の親ではなく、親族である他の者が就いています。私は経営に一切タッチしておらず、親の死後もタッチする予定はありません。  私の親が生きている間に現在代表取締...

>  現在、私の親は親族で経営している有限会社の筆頭株主になっており、相続人は子である私一人のみとなる予定です(配偶者なし)。代表取締役には私の親ではなく、親族である他の者が就いています。私は経営に一切タッチしておらず、親の死後もタッチする予定はありません。 >  私の親が生きている間に現在代表取締役である者に株を贈与または譲渡、もしくは会社で買い取りをする...

森 仁至弁護士

遺産相続の料金表

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項目 費用・内容説明
相談料 30分で5,000円+消費税
着手金 弁護士報酬基準により計算しますが、事案が簡明などの実情に応じて、ご希望によって着手金を減額する場合もあります。また着手金を小さくしたり、または分割としたりして、後に実際に獲得した遺産の額でもう一度着手金を計算し直して、受け取りすぎていたらお返しし、不足していたら追加してもらう、などの方法もお受けしています。
成功報酬 遺産分割によって最終的に手にした遺産の額を元に、弁護士報酬基準を原則としますが、難易度、成功度合い、所要期間等により依頼者と協議して減額に応じます。
個別料金に関しましては、直接弁護士にご確認をいただくことをお勧めします。

遺産相続の解決事例(6件)

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遺産相続の解決事例 1

外国居住者から突然メール(相続依頼)

  • 遺産分割
依頼主 50代 女性

相談前

アメリカに20年在住のA子さんは、かつて日本で結婚していたとき、2人の子供に恵まれ、その後離婚して別の男性と結婚して、4人でアメリカに移住しました。
離婚した前夫が亡くなり、相続人は日本の後妻(東京在住の)B子さんとA子さんの子供2人(在米)の3名です。

相談後

A子さんから私に依頼があって、私がその子供2人の代理人となってB子さんと遺産分割交渉をしました。遺言がなかったので、こちら2人とB子さんとの半分ずつの遺産分けとなりました。
アメリカとの交信はメールで殆ど済みます。子供2人から詳細な委任状を国際郵便でもらっていましたので、要所をメールで確認しつつ、B子さんと面談して、まことにスムーズに運び、遺産分割を終えました。不動産はB子さんに、預貯金の多くをこちらがもらうという内容でした。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

このように、外国居住の日本人から依頼を受けることがしばしばあります。メールがあるので、日本在住の方からの依頼と殆ど変わりありません。
外国居住者にとって、いながらにしてインターネットで弁護士を比較検討できることは、本当に便利でいい仕組みと思います。

遺産相続の解決事例 2

外国居住30年(生前贈与で遺留分なし)完全成功報酬

  • 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
  • 財産目録・調査
依頼主 60代 男性

相談前

最近私はオーストラリア在住の男性(C男さん60歳)から、やはりメールで依頼を受けました。
C男さんは、若い頃からオーストラリアに移住して、両親とは不仲ではありませんが、連絡も途絶えがちで30年経ちました。この間、弟のD男さんが両親と同居して仕事も伝っていました。父は15年前に死亡して、今回母が死亡しました。

相談後

母が亡くなって相続人はC男さんと弟D男さんの2人です。D男さんに全部相続させるとの遺言がありました。

私はC男さんの特別の希望に応じて一筆を入れました。「もし遺産を受け取れなかった場合は、弁護士料は一切いただきません」と。つまり完全成功報酬制で遺留分減殺請求をしました。実費分15万円だけを預かって、着手金、成功報酬ともに現実に遺産を受け取った後、これに弁護士報酬基準を充てて計算することとしました。

遺産はアパート1棟7,000万円くらいと、預貯金4,000万円くらいです。当方から遺留分減殺通知をしたところ、D男さん代理人弁護士から、C男さんが生前贈与を受けていたため遺留分はなしとする調停が起こされました。調停にはD男さんも出てきて、兄は勝手に家を離れてアメリカで自由に生きた。その間、弟の自分は両親の面倒を見て、家業も継いでどれほど苦労したかを力説します。調停を重ねても全く譲ろうとしません。

ところが、調査する内にD男さんが生前に母からもう一つの貸室不動産5,000万円くらいを格安で買い受けていることが判明したので、これを追及して譲歩を引き出し、結局C男さんは遺留分として約2,000万円を受け取って完了しました。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

C男さんはシドニーで事業に失敗して厳しい生活状況だったため、とても喜ばれました。
(丁度円高の時期だったために特に有利でした)。

遺産相続の解決事例 3

一切相続させないとの遺言だけでなく、遺留分までも奪う廃除の裁判を起こされたケース

  • 遺産分割
依頼主 60代 男性

相談前

Aさんは、幼い頃母に死なれ、後妻さんが来ました。後妻に子が生まれ、4人家族となりましたが、父はなぜかAさんには厳しく当たり、それを見て後妻も、いわゆる継子いじめということが続きました。Aさんはおとなしい男性で、これに耐えて、アルバイトをして何とか大学まで行きました。大学卒業とともに家族3人とは別の人生となり、音信もなく、40年が過ぎました。

ある日、遺言書検認ということで、家庭裁判所から呼び出されました。父が亡くなったのです。Aさんは、もう昔のつらい話しも忘れて、どこか懐かしい気持ちで家庭裁判所に行きました。ところが、見せられたのは、Aさんには一切相続させないという遺言でした。

さすがに驚きましたし、ひどい話しだと思いました。でも遺留分で8分の1がもらえることを聞いて、少し安心していました。しかしこれでは済まなかったのです。
少ししたら、遺言執行者という弁護士からAさんに「廃除請求」の裁判が起こされたのです。つまり、相続人でなくして遺留分までも奪い取るというのです。

相談後

1.Aさんから相談を受けて少々驚きました。廃除とはとても珍しく、弁護士を何十年もしている人でも廃除審判の経験は殆どないはずで、民法の教科書には載っていますが、私も初めて出会いました。家庭裁判所の廃除審判から代理人となって応訴し、廃除理由は父を侮辱したということなので、その事実がないことを詳細に立証して勝訴しました。

2.継母の意を受けた遺言執行者の弁護士は、今度は、遺産は4000万円しかないから遺留分として500万円しか払わない、と言うのです。しかしこれは不動産を時価ではなく、評価額で計算して、故意に遺産を小さく計算していました。私はAさん代理人として調停を起こして、正しく約倍額に近い時価査定書を証拠として提出し、裁判所もこれを認めて、結局Aさんは遺留分として1000万円を受け取れました。

もうひとつ、銀行の貸金庫の中に多額の預金が入った通帳が見つかりました。名義は継母の名前でしたので、当初は一切払わないと拒否されましたが、この金庫を開けられるのは亡父だけだったことを追及して、結局この預金分も何百万円か遺留分に加えることができました。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

まずAさんから長時間をかけて生い立ちと継母との生活の詳細を聞き取りました。廃除審判はAさんの人格を傷つけるものですから、絶対にはね返さなくてはなりません。通常の訴訟と同じように丁寧に事実を調査して、それを分かり易い文章にして裁判官に正確に伝えることで全面勝訴できました。
次に遺産の評価は、相手が出してきた証拠を鵜呑みにしないで、やはり紙背を見抜くつもりで丁寧に資料を分析することで勝機が生まれました。

遺産相続の解決事例 4

無いはずの遺言が出てきた

  • 遺産分割
依頼主 50代 女性

相談前

A子さんは長女で、下にB男さんと末子C子さんがいて、85歳になる母が元気で実家にC子さん夫婦と生活していました。母は時価4000万円くらいの自宅土地建物と銀行定期預金7000万円くらいを持っていました。A子さんと母も仲はよく、毎年お盆と年末、正月にはA子さん夫婦と娘が温泉に連れて行く慣例でした。A子さん、B男さん、C子さんの兄弟仲もよく、母が亡くなっても争いは起きない見込みでした。

元気だった母が88歳で亡くなって葬儀となりました。多忙なその合間にA子さんがC子さんに「遺言はあるの?」と聞いたら「ない」という返事でした。初七日も終わって、A子さん、B男さん、C子さんが遺産をどうするかで集まって、A子さんが「全部3分の1ずつでいいんでしょ」と言ったところ、C子さんも同意して、とにかく3分の1ずつ分けることになりました。このときC子さんはなぜか晴れ晴れとした表情でした。

ところが、納骨が終って異変が起きました。C子さんが「遺言が見つかった」と言うのです。聞けば、最初からあったけれど、リフォームのときに紛失していたのを発見したというのです。そこには、不動産全部とその他遺産の3分の2をC子さんに相続させると書いてあって、A子さん、B男さんには何とも厳しい内容です。しかもその遺言はひどく訂正の跡があって、清書の前の原稿ではないかと思われるようなものでした。C子さんはそれまでと打って変わって、こわばった表情で「この遺言どおりとさせてもらいます。自宅と現預金の3分の2は全部私がもらいます」と言うのです。

A子さんとB男さんは「遺言は無いと言っていたではないの。それに初七日の夜3人で3分の1ずつ分けると決めたじゃないの」と言いましたが、C子さんは「遺言のとおりにします」と一歩も譲りません。銀行預金の通帳と判も引き渡そうとしません。

C子さん代理人の弁護士から家庭裁判所に、遺言検認と遺産分割調停が起こされました。

相談後

私はこの段階でA子さんとB男さん2人から相談を受け、代理人に就任しました。C子さんの強硬な態度から、調停話し合いでは到底埒が明かないと見て、私は調停を打ち切り、同時に地方裁判所に、銀行を被告として銀行預金支払請求の訴訟(A子さんとB男さんが、それぞれ2333万円ずつ求める)を提起しました。平成28年12月19日の最高裁判決で変更される前でしたから、この訴えができました。今は少し変わりました(なお、予備的に遺言が有効としても、遺留分を求めるという請求もしています)。

被告となった銀行がC子さんも交えて裁判をしたいと訴訟告知をして、C子さんも加わる裁判となりました。銀行の訴訟告知は予想通りです。この裁判は銀行を被告としましたが、その目的は訴訟告知によって裁判に出てくるC子さんに遺産分割協議成立を認めさせることです。
この裁判は、遺言が発見される前に(初七日の夜に)3人の遺産分割協議が成立したか否かが争点です。

A子さん、B男さん、C子さんの法廷尋問をしっかりとやりました。裁判所は遺産分割協議成立との心証を得たのでしょう、和解を勧告して、結局A子さん、B男さんは銀行預金を3500万円ずつ受取り、C子さんは自宅を受け取って居住を続けることで和解が成立しました。

もし遺言が有効なら、A子さん、B男さんは慰留分として1833万円ずつしかもらえないところですから、大成功です(しかもA子さんもB男さんも既に自宅を持っていたので、現金の方がずっと価値がありました)。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

多分遺言はC子さんが無理に母親に作らせたものだったのでしょう。それで気がとがめて、最初は「遺言は無い」と言って、3分の1ずつの遺産分割協議を成立させたのでしょう。それで晴れ晴れとしていたのです。

しかしその後、誰かに入れ知恵されたか、欲心が起きたかで、遺言があったと言い出したと思います。

遺産相続の解決事例 5

遺言妨害(絶対作らせない)

  • 遺言
依頼主 60代 女性

相談前

A子さんの母は90歳でしたが、お元気で、都内の老人ホームの個室で気持ちよく生活していました。横浜に(亡きご主人が残した)貸地と貸家をお持ちで、かなりの財産でした。A子さんは長女で、その下に地方に住むB男さんとその下のC男さんが相続予定でしたが、C男さんが急死して、その子のD男さんが相続の予定者となりました。横浜の(亡きご主人が残した)貸地と貸家はずっとC男さんが管理していました。無論報酬もとっています。

ある日、母が「A子さん、遺言を作りたいから何とかして」と頼んできました。A子さんの依頼で私が公正証書遺言を作ることをお引き受けしました。

相談後

お元気とはいえ、90歳ですから、事前に私と助手の弁護士が老人ホームを訪ねてお話しをしました。つまり遺言をする能力の確認です。母の受け答えはしっかりしていて、何の問題も無いことがすぐ分かりました。数日以内に公証人を連れて再び老人ホームに行って、その場で公正証書遺言を作る手はずとしました。助手の弁護士がこの一部始終をビデオに収めました。これで万全です。

ところが、その2日後、異変が起きました。D男さんの母、亡きC男さんの連れ合い、これが何ともたくましい人で、私が老人ホームに行った事を聞きつけて、血相変えて動き出しました。
まず私の事務所に現れて、横浜の貸地と貸家は、C男と2人でこれまで守ってきた、誰にも渡さない、遺言など弁護士を雇ってでも作らせない、絶対に作らせないと言うのです。またA子さん宅にも電話して、同様のことを激しい口調で申し入れました。A子さん夫妻は穏やかな人柄で、生活にも困っていません。このC男夫人の強烈な電話と、私の事務所での出来事を聞いて、そんな勘ぐられるくらいなら、遺言なんかいらないと言って、遺言の話しは中止となりました。

それから1年後、母が私の遺言はどうしたのと言い出したと、A子さんから私に連絡がきました。何とかしようと考える内に思いついて、お母さんは字は書けそうですか、と尋ねたら、字は読めるし署名はできるとのことなので、私がお母さんの希望を聞いてから、必要最小限の、できるだけ短い、わずか3行くらいの遺言の下書きを作って、これを参考にして書いてもらって下さい、と送りました。出来上がった遺言は、読むのも難しい大変なものでしたが、何とか署名、押印、日付はできていました。まあ、これでいくしかありません。

次に、この少々怪しい遺言を補強するために、一年前のいきさつ、全く意思能力に不足がなかった様子を映像とした事情などを私の文書としてその遺言と一緒に保管しました。

それから2年後、母は亡くなりました。そのわずか4行の遺言のおかげで、A子さん、B男さんは満足のいくものを相続しましたし、何よりもあの荒々しいC男夫人との争いがなく、総てスムーズに進みました。遺言の威力は大変なものと再確認しました。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

どんなにひどい字で、訂正が多くても、わずか2~3行でも遺言は遺言、絶対的な効力です。

遺産相続の解決事例 6

遺産分割は、法律的弁護技術はもちろんですが、心が通じないとうまくいきません。

  • 遺産分割
依頼主 50代 男性

相談前

父が死亡、妻70代と長男50代、長女50代、二男40代が相続人。十分な預貯金と広い庭付きの自宅が遺産。別荘もあり。遺言なし。母と兄、姉の3名対二男が対立していて、家族で何度も話し合うが難航。こじれて二男から調停申立。

相談後

私が相手方(母、兄、姉)の代理人となって調停を進めたが、いかに円満に話しても、法定相続分以上を割り当てると譲歩しても、どうしても二男は分割に応じない。
やむなく2度、3度と譲歩を重ねても調停成立とならず、2年を越えて、もはや打つ手がなくなっていった。遺言がない以上、二男がウンと言わないとどうにも難しい状況でした。
 
私は困り果てて、問題の二男に一度私と一対一で会ってお話しを聞かせてくれと申し入れました。二男は承諾して、寒い雪の降る日、都内の小さいホテルのロビーで二男の話しを聞きました。およそ2時間半。ようやく分かりました。
二男は遺産の額の大小が不満ではなく、少年期から成人するまでの間、良妻賢母型の母と優秀な兄、美人の姉の中で、自分だけが虐げられ、軽んじられてきたことが許せなかったのです。今こそ、母、兄、姉に自分の重みを思い知らせるときだったのです。私はこの長い話しを聞いて、これは無理もないかもしれない。気の毒な男だと感じ、「よく分かりました」と言って別れました。
 
それから1ヶ月経たない内に、なぜか二男から「森弁護士からかねて提案していた分割案でいい」と電話が来て、一気に調停成立となり、全面解決しました。この二男は、遺産を欲しいというよりも、多年の恨みを忘れられなかったのです。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

論理構成と証拠で、いわば力ずくで結論を出す訴訟と違って、遺産分割は人と人との交渉です。心が通じることで初めて好ましい解決ができると改めて学びました。
従って私は遺産分割で(その他の事件でも同じですが)、相手方と会い、話すときは自分の衣服、言葉遣い、声などに特に気を使い、礼儀正しく接することを心がけています。

離婚・男女問題

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【当日/休日/夜間相談可】【分割払い/後払いあり】【電話相談可】離婚とは男女ともに「自由を取り戻し、新しい人生に踏み出す」明るい目標だと前向きに考えましょう。
森法律事務所
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離婚・男女問題の詳細分野

原因

  • 不倫・浮気
  • 別居
  • 性格の不一致
  • DV・暴力
  • セックスレス
  • モラハラ
  • 生活費を入れない
  • 借金・浪費
  • 飲酒・アルコール中毒
  • 親族関係

請求内容

  • 財産分与
  • 養育費
  • 親権
  • 婚姻費用
  • 慰謝料
  • 離婚請求
  • 離婚回避
  • 面会交流

対応体制

  • 全国出張対応
  • 24時間予約受付
  • 当日相談可
  • 休日相談可
  • 夜間相談可
  • 電話相談可

お支払い方法

  • 分割払いあり
  • 後払いあり
  • 着手金無料あり
  • 完全成功報酬あり

◆弁護士の強みと思い◆
○30年以上の弁護士経験
弁護士生活30年余りの間、離婚事件を幾つもお引き受けしました。離婚協定書を作って完了するものから、複雑な場合は家庭裁判所の調停になって1〜2年を要することもあります。このため離婚事件に関与していない期間の方が短いくらいです。

○依頼者様に自由を
弁護士や家庭裁判所が関係する離婚とは、元は好き合っていた男女が時に凄まじく憎み合うことさえある、激しい、厳しいトラブルです。私は真っ先に、一日も早く離婚を成立させ、それぞれが自由を取り戻すことを目指し、次に依頼者の利益(有利な離婚条件、慰謝料、養育費の額等)の確保に努めます。

○相手の方にも謙虚に対応
離婚は激しい、厳しいトラブルであるだけに、その代理人として私は冷静を保って、相手方にも公正な態度を取るようにします。これが憎しみや恨みにもつれにもつれた感情の糸をほぐしていくように思います。

○離婚の本質は「元の一人に戻る」こと
私は依頼者の有利を念頭に置きますが、しかし根本は「元々他人であった男女が残念ながらもう共に生活できない」ということであって、つまり相手が「もう嫌だ」と言うのですから、別れて元に戻るのは当然のことと考えています。相手方が不貞や暴力等の不法行為を働いて離婚に至った場合の責任は求めますが、元の一人に戻ること、これが離婚の本質です。

○調停まで至った事件は多数あります
これまで調停まで至った離婚事件を多数取り扱ってまいりました。それぞれ事情は異なりますのでじっくりと丁寧に考えて、依頼者に対してはもちろんですが、相手方にも敬意を持って接することが解決に近づくと思っています。

◆費用について◆
○分割払いや後払いにも対応
着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金以下を基準として、依頼者様の経済状況に合わせて、無理のないようにご相談に応じております。例えば、分割払い、後払い、着手金無料、完全成功報酬などもあります。

○総額費用を明確に提示
受任時に見積りを作成し、総額費用を明確に示しています。納得いただけるまでとことん話し合います(これは離婚だけでなく他の事件でも常に実行しています)。

◆ご相談しやすい環境
○プライバシーを配慮
静かな個室で、他の方にお話を聞かれることは全くありません。

【よくある相談】
・慰謝料・養育費を請求したい。
・パートナーからDVやモラハラ被害を受けている。
・共有名義の自宅を売却するには、離婚前と離婚後のどちらが有利ですか。
・ローンが残っているのは相手に払ってもらえますか。
・とっくに破綻しているが、相手が嫌がらせのため絶対に離婚してくれない。
・家事、育児を嫌って遊び歩いている。
・不倫関係をやめさせたい。

【重点取り扱い案件】
・離婚訴訟
・慰謝料請求
・財産分与
・養育費請求
・親権問題
・DVに関する相談など

離婚・男女問題の料金表

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項目 費用・内容説明
相談料 30分5,000円(税別)
備考 弁護士費用はご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
個別料金に関しましては、直接弁護士にご確認をいただくことをお勧めします。

離婚・男女問題の解決事例(2件)

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離婚・男女問題の解決事例 1

傍目とは違う辛い結婚生活

  • 財産分与
  • 離婚請求
依頼主 40代 女性

相談前

依頼者A子さんと相手方の夫B男さんは、傍目もうらやむ恵まれたご夫婦でした。A子さんは赤坂の名の知れた料亭の一人娘で、B男さんは都内有名なフランス料理店オーナーシェフです。2人の間には、中学生の娘さんが一人います。
A子さんはもちろんのこと、B男さんも何もおかしいところはない、ごく正常な、常識も礼節もわきまえた人です。2人とも特に不貞を働いてとか金遣いが荒いとか暴力など、一切ありません。しかしB男さんに言わせると、「しっかり家事をしない、店を手伝おうとしない」と言う一方、A子さんに聞くと、家事(掃除、洗濯、炊事など)はごく普通にしているようです。

それぞれの友人、知人からも全く悪評はありません。生活費はもちろん貯えも十分に余裕があります。外から見たらうらやましい家庭でしょう。しかし、何年も前から2人の間はギクシャクして、何かが壊れていきました。ついには殆ど会話もない状態で、B男さんは朝から仕事に行って夜遅く帰ってくる毎日で、A子さんは次第につらく追い込まれていきました。ひどい言い争いがあるわけではないのに、毎日がつらくて体調も落ちていって、夜も眠れず鬱病気味になっていきました。それでも、「こんな恵まれた状態に不満を言ってはいけない」、と我慢していました。

ところが、B男さんが突然家庭裁判所に離婚調停を起こしてきました。A子さんは驚きましたし、腹も立ちました。自分がこんなに耐えてきたのに、まるで悪者扱いをされたのですから。A子さんも弁護士に頼んで反対の離婚訴訟を起こしました。そこから先は、互いにどれほどに相手がひどい夫であるか、ひどい妻であるかを分厚い陳述書に書いてぶつけ合うという凄まじい争いとなっていきました。

それが何ヶ月も続いて、A子さんの弁護士は、「このままでは負ける」と弱音を吐くようになって、A子さんは途方にくれました。調停から訴訟でもう2年に近づいていました。なぜ自分が悪いこともしていないのに責められて負けるのか、どうしても納得ができません。その内に体調が本当に悪くなっていって、このままでは病気になるという状況で、A子さんとその母親が私に相談に見えました。

相談後

私は話を聞いて資料を見て、A子さんに、「この裁判は負ける心配はありません、安心して下さい」と言いました。A子さん母子はびっくりしていました。

離婚とは、民法770条所定の離婚条件が認定されないと離婚勝訴判決はとれません。この意味でA子さんは敗訴はしません。但し、勝訴見込みもは十分ではありません。
しかし私は資料を見て、A子さんもB男さんもどちらも離婚を強く求めていることに着目したのです。どちらもよりを戻す気持ちは皆無です。それなら合意離婚(協議離婚)をすればいいことです。それで敗訴しないと言ったのです。

私は新しくA子さんの代理人に就任して、裁判所とB男さんの代理人弁護士に対して、「厳しい争いは中止して合意離婚をしよう」と提案しました。裁判官は喜んでいました。
その後3~4ヶ月少々で協議離婚が成立し、A子さんは十分な財産分与をもらい、B男さんも晴れ晴れした感じで喜んでくれ、離婚届は私と一緒に区役所に届け出ました。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

できる限り争いを避け、無用に相手を非難したり、刺激することはしない。
目的に到達するにはどうするかを真剣に考えればいいアイデアが浮かびます。
なお、A子さんは、毎回調停の度に裁判所に連れて行かれて、裁判官、相手方の弁護士と話しをさせられるのが非常につらいと言っていたので、私は「分かりました。それはしません」と言って、私が代理人となってからはついに一度もA子さんは裁判所に行かずに終りました。

もうひとつ、離婚した後も子供もいることですし、憎しみや恨みを残してはなりません。

離婚・男女問題の解決事例 2

携帯2つを操って偽装

  • 不倫・浮気
  • 慰謝料
依頼主 20代 女性

相談前

1.25歳女性A子さんと30歳男性B男さん(イケメンのスポーツマン)とが、結婚の約束をしてA子さんの両親にも会って了解を取って、同棲を開始しました。しかし2ヶ月くらい経ったときに、B男さんから、母が承知せず一旦家から出てもらえとのメールが来たと言って、同棲は打ち切りとなりました。
ところがその後、このメールはB男さんが携帯を2つ持っていて、自身が作成した偽メールと分かりました。更にB男さんはA子さんと同棲中に他の女性と肉体関係を持ち、しかも複数の女性と関係していることが判明しました。A子さんがこれを問い正したところ、B男さんは怒ってA子さんを無理矢理駅まで送り出して、その後メールも電話も受け付けなくなりました。

2.すなわちB男さんはA子さんと結婚する約束をして肉体関係を持ち、しかしその間、他の女性と肉体関係を継続していたのです。

相談後

1.私はA子さんの涙ながらの話しを聞き、B男さんから来た「もう会わない」という冷たいメールを見て、しみじみ気の毒と思いました。

2.私はA子さん代理人となって、B男さんに、まず電話と手紙で貞操権を始めとする人格権を侵害し、多大な精神的苦痛と体調悪化を与えたことを告げて損害賠償支払いを求めました。B男さんは最初は「申し訳ない。支払います」と返事はするのですが、実際にはたった1回数万円を払っただけで、こちらが要求する支払確約書を一向によこしません。強く督促すると、「必ず払う」と言いますが、実際は一月遅れ、二月遅れで少額を振り込んでくる状態で、全く反省と謝罪つまり誠意が見えません。

3.B男さんの状況を調べましたら、しっかりした会社の正社員でした。これなら裁判を起こす意味があると考えて、裁判所に損害賠償の訴えを起こしました。A子さんに対する多大な精神的苦痛と体調悪化を招いたことの損害賠償を請求する裁判です。
 請求額は290万円です。これは日本の判例からするとかなり高額で、本当は無理があります。しかしA子さんがどうしても請求したいというのでこれを訴状の請求額としました。
 裁判を開始して、幸運な展開となって、結論として290万円全額を勝訴しました。その後この判決でB男さんの給料を差し押さえて、毎月取り立てました。差し押さえの効果として毎月とボーナス時に取り立てて3年弱で290万円全部を回収しました。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

初めて相談に見えたとき、A子さんは心労にやつれて25歳の若い女性とは思えない曇ったお顔でした。ところが裁判に完全に勝訴して確定したときには、元気はつらつ、お顔もつやつやと輝いて、この人こんなに綺麗だったかと内心驚きました。心の状態がこれ程に人の表情まで変えることに改めて感じ入りました。

不動産・建築

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【当日/休日/夜間相談可】【分割/後払いあり】融資やローン、担保不動産などあらゆる分野に精通!金融機関の顧問を10年以上経験した弁護士にご相談ください。
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不動産・建築の詳細分野

賃貸トラブル

  • 賃料・家賃交渉
  • 建物明け渡し・立ち退き
  • 借地権

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◆弁護士の強み◆
○金融機関の顧問を10年以上勤めた実績
正規金融機関の顧問を10年間以上お引き受けして、抵当権など不動産担保と不動産競売、あらゆる形態の差押を経験してきました。従って融資とローン、担保不動産の関係に精通しています。

◆費用について◆
○分割払いや後払いにも対応
着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金以下を基準として、依頼者様の経済状況に合わせて、無理のないようにご相談に応じております。例えば、分割払い、後払い、着手金無料、完全成功報酬などもあります。

○総額費用を明確に提示
受任時に見積りを作成し、総額費用を明確に示しています。依頼者様が納得しない弁護士料は請求しません。納得いただけるまでとことん話し合います(これは不動産事件だけでなく他の事件でも常に実行しています)。

◆ご相談しやすい環境
○プライバシーを配慮
静かな個室で、他の方にお話を聞かれることは全くありません。

【よくある相談】
・賃料の滞納分を請求したい。
・賃料の滞納が続いており、建物明け渡しの請求をしたい。
・重要事項説明書と現況とが違っている。
・設計図通りに施工されていない。
・土地の境界が不確定で隣人とトラブルを抱えており、土地を売却してしまいたい。
・兄弟で1・2階と3・4階を共有しているが、永年不仲なので売却して離れたい。
・持っているだけでマイナスとなる不動産(負動産)を処分したい。

【重点取り扱い案件】
・不動産競売の攻防
・共有物分割訴訟
・境界確定
・建物明け渡し
・賃料増減額訴訟

この分野の法律相談

母が借地借の土地を地主さんと 等価交換して建て売り業者さんに 売却する契約をしたのですが 裏の家の方が(間口が二メートル以下なので 再建築出来るように敷地延長部分の間口20センチ、トータルで1坪譲って欲しい と言ってます)その分他の境界線から20センチ分を渡すと言ってます。 等価交換を完了するには...

地主さんとの等価交換契約書、建て売り業者さんとの契約書 これらの内容、面積、形状、値段。次に裏の人との契約のことを 地主さん建て売り業者さんがどこまで承知しているかが要点です。 契約書を持参して最寄りの弁護士に相談なさって下さい。

森 仁至弁護士

不動産・建築の料金表

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項目 費用・内容説明
相談料 30分5,000円(税別)
備考 弁護士費用はご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
個別料金に関しましては、直接弁護士にご確認をいただくことをお勧めします。

不動産・建築の解決事例(2件)

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不動産・建築の解決事例 1

更新毎に賃料アップの約定

  • 賃料・家賃交渉

相談前

新横浜駅近くに10階建てのビルを所有していた会社が、1階の店舗と2階の店舗のテナント両者から訴えられました。「周りの賃料に合わせて家賃を値下げせよ」というものです。この契約は家賃が2年毎に10%増額という取り決めがありますのに、その差額も一切支払わないというものです。
裁判開始から半年を越えたころ、会社が依頼していた弁護士が、このままいくと負ける、現状で和解するしかないと言い始めたので社長以下経営陣が困って、誰か別の弁護士の意見を求めるということになりました。

相談後

その会社の取締役が知人であった縁で、私が呼ばれて社長らと面談しました。その場で訴状と準備書面を見て、私は「これは負けません」と言いました。社長以下は驚いて「しかし借家法には近隣の賃料に合わせて引き下げを要求できると書いています。大丈夫ですか」とお尋ねになり、私が「契約書に『更新のたびに10%ずつアップする』と書いてあります。これで押していけばいいのです」と答えましたら、社長さんが「それを聞きたかった」と非常に喜ばれました。
新しくその会社の代理人となって裁判を続け、契約書に明記して約束していること及び多数の判例が承認していることを強調して、自動増額の取り決めが有効であることを十分に立証しました。そのまま進めれば勝訴判決疑いないところでしたが、バブル崩壊後間もないときで、テナントが退去するおそれがあったため、未払い金数百万円は全部支払わせましたが、引続き賃借を続けてくれるよう配慮して、自動増額を5%に縮小する裁判上の和解を成立させました。実質勝訴です。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

賃貸借契約書の条項は大切です。当初調印するときはしっかりとチェックすること、決して高額ではないので弁護士に目を通させることが、後に大きな利益となります。

不動産・建築の解決事例 2

リゾートクラブの預かり金

依頼主 50代 男性

相談前

 軽井沢や上越などに洒落た西洋風のホテルを幾つも持っていてよく知られる○ ○○ー○クラブのことです。A男さんはここの会員で、家族で温泉やスキーに何度も利用して、いいリゾートクラブと思っていました。20年の据え置き期間が経って子供たちも大きくなって利用回数も少なくなったので、退会して預け金100万円を返してもらおうと思いました。
 退会届出はできましたが、100万円は返ってきません。クラブの理事会が返還時期を1年延長する決議をしていたのです。びっくりしましたが、会員規約をよく見たら、確かにクラブ理事会が延長することができると書いてありました。仕方ないので、1年待ちましたが、1年経ったら何とまた延長が決議されてしまいました。
 A男さんは、これでは一生取り戻せないと頭を抱えるばかりです。

相談後

 会員規約を見ると、理事会が延長できると書いてありますが、預かり金を永久に返さないことが許されるはずがありません。民法134条に「停止条件付法律行為は、その条件が単に債務者の意思のみに係るときは、無効とする」とありまして、クラブ側が勝手に延長することは許されません。これで裁判には勝ちました。被告○ ○○ー○クラブはA男さんに100万円を支払えという判決を取りました。ここまでは順調でした。

 しかし問題はここから先でした。
 判決で敗訴して裁判所から支払いを命じられたのに、督促を繰り返しても全く無視して一円も支払いません。このクラブは、日本各地に洒落た大きなホテルを幾つも営業して盛況です。この立派なホテルの建物は、巧みに別の会社名義にしたり、巨額の抵当権がついていたりで、仲々差押ができません。そこで銀行口座を差し押さえたのですが、予想通り残高はわずかで成果が挙がりません。
どこから攻めていいのか本当に困りました。防御は鉄壁です。

 数ヶ月次の手を考えました。ひとつひらめいたことがあります。ホテル営業ですから、ツアー客などを紹介する旅行業者との取引があるはずです。そこで同クラブに出入りしている旅行業者を調査して、そこからのホテル利用代金を差し押さえてみました。裁判所から債権差押命令が旅行業者に送達されて、旅行業者から私のところに差押金の有無と支払うか否かの回答がきました。見込みどおりホテル利用代金があり、旅行業者は支払ってくれました。
債権が100万円ですから、一度の差押では足りず、同じ旅行会社に対する同じ債権差押を3回繰り返して、全部取り戻しました。

森 仁至弁護士からのコメント

森 仁至弁護士

 その債務者が倒産していないで営業を続けている限り、鉄壁のように防御していても、必ずどこかに弱点があって差押ができるものです。

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