不動産・建築の解決事例
  • 建物明け渡し・立ち退き

「不動産の落とし穴」

50代 男性
この事例の依頼主 50代 男性

相談前の状況  築地で鮪仲卸し業をしている方が依頼者です。魚の仲卸し業というのは、寿司屋、料亭などお店に小売することは当たり前ですが、同業者に売却することも珍しくありません。
 この時も、顔見知りから頼まれて、好い鮪を500万円で売却しました。その人は自宅(土地建物)を所有していることを知っていましたので何も心配していませんでした。
 しかし、いざ請求すると、のらりくらりとして、全く払ってくれません。仕方なく、私のところに依頼に来ました。

解決への流れ  私は依頼を受けて、早速督促しましたがチビチビ払うばかりで全く誠意がありません。やむなくその自宅を仮差押してから訴を起こして判決を取りましたが、やはり無視。平然としています。判決で差押はできますが、ローン残が多すぎて差し押さえても取り消されます。銀行預金は残高がなく、手の打ちようがありません。
(ここまでは実はよくある話しです)
 私はじっと待ちました。仮差押から丁度10年目、私は再び督促しましたがまたしても無視されました。私は直ちにその自宅を差し押さえました。今度は10年分のローンが減っていたため、強制執行開始です。慌てて「待ってくれ」と言ってきました。
 元金、利息だけでなく、裁判費用、弁護士費用等々全部払ってもらいました。依頼者はとっくの昔にあきらめて忘れていましたので、随分喜ばれました。

森 仁至 弁護士 森 仁至 弁護士からのコメント 不動産はいい担保ですが、先順位抵当権があるときは要注意です。

森 仁至 弁護士
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