2020年04月29日 09時58分

柔軟剤の香害「においキツくて頭痛い」「食べ物の味がわからなくなる」相談あと絶たず

柔軟剤の香害「においキツくて頭痛い」「食べ物の味がわからなくなる」相談あと絶たず
画像はイメージです(Pangaea/PIXTA)

衣類をやわらかく保ち、静電気防止などの効果もある「柔軟(仕上げ)剤」。2000年代後半からブームになったことがきっかけにさまざまな商品が増えているが、国民生活センターによると、「頭が痛くなる」「吐き気が起きた」という相談事例があとを絶たないという。

こうした状況を受けて、国民生活センターはこの春、柔軟剤のにおいに関する事例や、市販品のテスト結果などについて、ホームページ上に掲載して、消費者向けにアドバイスをおこなった。

(国民生活センター)柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供 http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200409_2.html

●50代女性「隣人の柔軟剤のにおいで吐き気が起きた」

国民生活センターによると、PIO-NET(全国消費者生活情報ネットワークシステム)には、柔軟剤に関する相談事例が2014年以降、928件(年間130〜250件程度)も寄せられている。

危害があったという申し出のうち、30〜60代の女性が78%を占めていたという。ホームページ上に次のような事例が掲載されている。

・分譲マンションの隣人が使用している柔軟仕上げ剤のにおいてきつくて頭が痛くなる(2020年1月/女性・40代)

・隣家が使用している柔軟仕上げ剤のにおいで自分と娘に頭痛やめまい、吐き気が起きた(2019年8月/女性・50代)

・隣家の洗濯物の柔軟仕上げ剤の香料で頭痛がしたり、食べ物の味がわからなくなっている(2016年6月/女性・40代)

・客の衣類から柔軟仕上げ剤の強い香りが漂ってくると、呼吸が苦しくなり鼻水が出るようになった(2014年4月/男性・50代)

●国民生活センター「過度の使用は避けましょう」

ネット上にも、柔軟剤のにおいで体調を崩す人たちが「香害」として、被害を訴える声は相次いでいる。

国民生活センターは、消費者に向けて「自分にとっては快適なにおいでも、他人は不快に感じ、中には体調を崩すという申し出もあるということを認識しておきましょう」「使用量の目安を参考に過度な使用は避けましょう」などとアドバイスしている。

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