前回からの続き。セクハラやパワハラが社会問題化しても、未だなくならない職場のハラスメント行為。
東京都内の広告関連会社で事務職のアルバイトをしていたカオリさん(20代・女性)もそのターゲットとされた1人でした。
その職場に30年以上在籍していた岡田さん(50代)により、「あなたには消えてほしい」 「あなたを見ているとイライラする」などと暴言にさらされたカオリさん。
退職を決めますが「次なる被害者を生まないために」と、カオリさんは金井英人弁護士に法的な助言をもらうことに。
そして金井弁護士に「精神的な攻撃にあたる可能性が高い」と指摘されたカオリさんは、会社に直談判することを決めます。
●味方してくれたのは、まさかの…
一体どうして——。 嬉しいことですが、信じられずにいる私に、担当者は説明してくれました。
岡田さんが去った職場は、まさに「和気あいあいとした職場」になったとカオリさんは言います。
最後にカオリさんは「あの時あきらめなくて、本当によかったです。来月、正社員になれることになりました」と話してくれました。