日本労働組合総連合会(連合)では、12月8日・9日、「連合全国一斉集中労働相談ホットライン」を実施する。
年3回(2、6、12月)の取り組みで、12月のテーマは、職場のハラスメント。全国47地方連合会が一斉に相談を受け付ける。
また、新型コロナウイルスの影響による解雇や雇い止めが増えている現状もあり、コロナ関連の労働相談などにも対応する。
●「無視もパワハラになるの?」「コロナ陰性なのに、自宅待機にさせられた」
連合には、年間1万5000件の相談が寄せられている。一部を紹介する。
4月に代わった支店長から、自分だけ無視されたり、暴言を受けたりしている。無視や暴言はパワハラになるのだろうか。支店長と仲の良い人事担当者には相談しにくい。(50代女性、正社員、サービス業)
家族に新型コロナウイルス感染の疑いが出たので、アルバイト先に連絡した。後日、陰性と判明したが「他の人に感染したらこわい、お店もやっていけなくなる」と自宅待機を命じられただけでなく、待機明けのシフトも減らされた。(10代男性、アルバイト、卸売・小売業)
●開催要項
12月8日・9日の相談は、電話とLINEで受け付ける。
【電話】 午前10時〜午後7時。 全国共通のフリーダイヤル 0120・154・052
【LINE】 午前10時〜午後3時(最終受付は午後2時半)。 LINEで連合のアカウントを友達登録のうえ、当日に表示される相談画面から相談する。詳しくは、連合の公式サイトを参照。