旧統一教会の元2世信者らが宗教法人法に基づく解散命令を求める署名活動を始めた。
呼びかけ人には、日本外国特派員協会で会見した小川さゆりさん（仮名）やジャーナリストの鈴木エイトさんなど、旧統一教会関係だけでなく、オウム真理教被害者の会やエホバの証人の2世信者らも名を連ねている。
署名は、10月11日に全国霊感商法対策弁護士連絡会が文科省、法務省、検事総長宛てに解散命令請求を申し入れたことを支持する内容で、期間は1カ月。
「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をした場合、裁判所は所轄庁、利害関係人もしくは検察官の請求により解散を命じることができる」と規定する宗教法人法に基づき、法人格を取り消すよう求めている。
「霊感商法、高額献金、偽装勧誘、2世に対する人権侵害等、様々な社会問題を生み出している統一教会の解散命令について、速やかに裁判所に請求することを求めます」などと記した申し入れ書とともに省庁に提出する予定だという。
