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踏切の警報機によじ登る「撮り鉄」、東急電鉄が苦言「ルールを守り、安全に撮影を」
武蔵小杉1号踏切道(Googleストリートビューより)

踏切の警報機によじ登る「撮り鉄」、東急電鉄が苦言「ルールを守り、安全に撮影を」

東急目黒線の武蔵小杉〜元住吉駅間にある武蔵小杉1号踏切道(神奈川県川崎市)で、5月15日、踏切の警報機によじ登り、撮影をしていた「撮り鉄」がいたとして、ツイッター上で非難の声が上がっている。

東急電鉄の担当者によると、踏切障害物検知装置が作動したことにより、緊急時に発光する特殊信号発光機が動き、列車は踏切の約15メートル手前で停車したという。

その後、担当乗務員が乗務員室から顔を出し、遮断機付近にいた人たちに対して、踏切道の外に出るように大きな声で注意したとのことだ。

東急電鉄では、電車を撮影する客に対して、以下の行為をしないように注意喚起しているという。

(1)運行中の列車に向けてのフラッシュ使用
(2)立入禁止区域での撮影
(3)列車運行に影響をおよぼす行為
(4)三脚および脚立等を使用しての撮影

しかし、撮影時のマナーについては客のモラルに頼らざるを得ないため、担当者は「対応に苦慮している」と語る。最近も、別のホームドア設置駅のホーム上で脚立を立て、写真撮影をする客がいたため、列車が停止せざるを得なくなったことがあったという。

担当者は「今後もルールを守り、安全に撮影してもらえると幸いです」とした。

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