小澤 和彦 弁護士
正直、もうかなり自分自身がいろいろな弁護士事務所、司法書士事務所で相手にされなかったり、門前払いされたり、今の個人事業を辞めるよう説得されたりして、疲れていましたし、正直、もう無理なのかなあ、と諦めかけておりました。弁護士さんからは、「便利屋って、範囲が広すぎて私もよく分からないんですけど、何か売ってお金になるような設備とかってあるんですか?」と冒頭に聞かれました。(やっぱり。全部を売って事業を辞めろと言い出すんだな。)と思いながら、「売ってお金になるようなものはありません。ただ、車、ハイエースワゴンはたしかに売ればいくらかにはなるかもしれないです。」と正直に言いました。ですが、「車が以外は無しですか。さすがに車は売ったら商売続けられなくなるでしょ?」と言うので、「えっ?商売続けてもいいんですか?」と自分でもおかしな質問をしてしまいました。「えっ?商売続ける、ってお話ではなかったでしたっけ?」「辞めるんですか?」と言われて、「いえいえ、もちろん、自分は商売続けたい、って思っているんですけど、なんか、これまで、いろんな弁護士とか司法書士とかから、もう辞めた方がいいとか、辞めるしかないとか言われたもので。」「どうやったら、続けられるんですか?」と聞くと、「そうねえ。とにかく、破産なり、個人再生なりの費用が準備できれば。」と言われました。「破産したら、商売できなくなるんではないですか?」というと、「いや、そんなことはないですよ。」「破産したら、その時点での資産を手放さなければならないということから、通常は、事実上、商売を続けられなくなるけど、資産と呼べるようなものは車を除いて何もないんでしょ?」「あと、確認ですけど、売掛けとか買掛けとかも便利屋さんだからないですよね?」と言われ、「はい。現金商売です。それに、車以外お恥ずかしいぐらい金目のものは何もないです。」と言いました。「それで、どうしますか?」「ご存知の通り、自己破産と言うのは、手元にある資産的なものは全部、手放すけど、免責が認められれば借金の支払い義務は免除される手続きで、個人再生というのは財産を手放す必要はなく、借金のうち約8割ないし9割を免除してもらって、残りを分割で支払う手続き。」「あなたの場合には、3500万円だったので、借金の9割カットだね。だから、350万円を返済することになる。」私は耳を疑いました。「3500万円が350万円?」「私の場合、本当にそうなりますか?」再度、念押ししました。「うん。なる。」「だから、この350万円を3年で分割支払いすると、月9万7千円、5年だと、月6万円という感じですね。」「もちろん、自己破産すると、支払額はゼロだけどね。ただ、車の価値によっては、その車の買い戻し費用がかかるかも。」「いずれにせよ、自己破産費用ないし個人再生費用はかかるからね。」「もちろん、分割払いの積み立てでよいですが。」なんだか、キツネにつままれたような感じでした。なんで、これまで、あっちこっちで商売辞めろと言われ続けたのか訳が分からなくなりました。と同時に諦めてなくて良かった、というか、そこで辞めていたらと思うと怖くも感じました。人の出会いって本当に大事だな、と思うと同時に、出会いは自分で動いて掴み取るものだということを実感しました。https://xn--x0qz5cj53a4gat65beyg.com/
(その2)借金地獄で自転車操業。しかし、個人で事業をしているので自己破産は回避したいし、車がなくなるのも困ります。[個人事業主の方の債務の法的処理として自己破産か個人再生か]【事務所法人案件】の
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