「依頼者のためにどれだけ付加価値をつけられるか」に徹底的こだわる〜相続・交通事故分野に注力
料理人から弁護士へ転身
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
技術を身につけて道を極める「職人」に憧れて、19歳のときに板前になりました。しかし想像以上に体を駆使する仕事で、体がついていかなくて挫折したんです。
「体力勝負の仕事は自分には向いていないのかもしれない」と思って転職を考えたときに、職人的で肉体労働じゃない仕事を探して辿り着いたのが弁護士でした。
大学にも行ってない私が弁護士を目指すなんて無謀な挑戦だと思いましたが、その頃に読んだ立花隆の『青春漂流』が私の決意を固めてくれました。
『青春漂流』は人生に一度は挫折したものの、方向転換して新たな人生を歩んだ若者たちのドキュメンタリーなのですが、自分の境遇と重なるところもあったため、読み終えて価値観が一変し、「努力さえすれば何にでもなれる」と確信を持って司法試験を受験することを決めたんです。
ーー司法試験合格までの道のりは大変でしたか?
司法試験以上に大学受験が大変でした。中学生のときから真剣に勉強をしたことがなく、高校も定時制で仕事中心の生活をしていたため、勉強の仕方がわからなかったんです。基礎からはじめようと中学1年の教科書を読んだりしたのですが、まったく身につきませんでした。
一人で勉強することに限界を感じたため、家庭教師に勉強の仕方から教えてもらい、基礎を身につけてから予備校に通いはじめました。予備校の学費を稼ぐために住み込みで新聞配達の仕事をしながら勉強していたのですが、その頃が体力的にも精神的にも一番つらかったです。
大学やロースクールは、同じ目標を持った人が周りにいたので、気持ちの面でとても楽でした。仲間と一緒に勉強したり励まし合ったりしながら司法試験に臨んだことで、合格することができました。
「依頼者のためにどれだけ付加価値をつけられるか」にこだわる
ーー注力分野を教えてください。
相続と交通事故に注力しています。相続は高齢化が進むに連れてますます需要が高まり、成長していく分野だと思います。依頼者のためにどれだけ付加価値をつけて解決できるかということにこだわっています。
相続も交通事故も弁護士が介入することで結果が大きく変わります。相続であれば特別受益などによって遺産分割の金額が変わることがありますし、交通事故では保険金額に差があらわれます。弁護士の力量が試される分野なので、やりがいを感じます。
ーー仕事をする上で心がけていることは何ですか?
「依頼者の不安を取り除き、安心してもらうためには何をしたらいいのか」ということを常に考えています。「ここを不安に感じてるのではないか」と思ったらそこを重点的に説明したり、コミュニケーションをしっかり取って依頼者に安心してもらうようにしています。
また、連絡をこまめに取るようにしています。進展があったときだけでなく、相手方からの回答を待っているときでも、「返事を待っているのでもう少しお待ちください」など、細かい気配りを心がけ、「進捗がないから連絡しない」ということがないようにしています。
相続をワンストップで対応できる事務所に
ーー休日の過ごし方や趣味を教えてください。
休日は家族と過ごしています。子どもが小さいのであまり出かけることがなかったのですが、キャンプを始めようと思ってテントを購入したんです。新しい趣味として家族と一緒に楽しみたいと思っています。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
どんな人にも誠実に対応したいという思いは常に持っていますし、この先もそういう弁護士でありたいと思っています。
また、相続分野に注力していくにあたって、相続税や所得税など税金の知識を習得して、税理士の協力を得なくてもワンストップで対応できるように実力をつけたいと思っています。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
どんな悩みであっても連絡をいただければ話を聞きますし、解決が難しい問題であったとしても、なぜ難しいのかといった疑問にしっかりお答えします。大切なのはご自身が納得することだと思いますので、納得できるまでお話させてもらいます。