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千田 賢弁護士

( ちだ けん ) 千田 賢

四谷東法律事務所

現在営業中 09:00 - 22:00

借金・債務整理

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【弁護士歴20年以上】【初回相談1時間無料】【四谷駅から3分】あなたの借金は減額できるのか。生活を立て直すにはどんな段取りが必要か、分かりやすくお伝えします。
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借金・債務整理の詳細分野

依頼内容

  • 自己破産
  • 過払い金請求
  • ヤミ金対応
  • 任意整理
  • 個人再生

対応体制

  • 全国出張対応
  • 24時間予約受付
  • 当日相談可
  • 休日相談可
  • 夜間相談可
  • 電話相談可

お支払い方法

  • 法テラス利用可
  • 初回相談無料
  • 分割払いあり

豊富な「破産管財人」としての経験があり、その経験をもとに、借金で悩む方の味方として代理人を務めています。

破産管財人は、自己破産の手続きの際、「財産を整理し、できるだけ債権者へ配当すること」と同時に、「借金をかかえた方が、今後の生活を再建できること」の2つの目的を持ち対応する人です。これらの手続きや手順、判断軸について熟知していますので、弁護士として、借金を抱えた方が不当に理不尽な財産の整理をさせられることのないよう、知識と経験をもとにお守りします。

・今あなたのご状況を改善しようとした時に、どのような選択肢があるのか
・裁判所からどのような判断となるのか
・借金を減額(免責)してもらえる可能性はあるのか
・再出発がしやすい環境を整えられるよう、破産管財人だけの意見が通らないようにしてほしい
など、経験をもとにアドバイスすることができます。

借金が膨れ上がり、返済が追いつかなくなっているのであれば、お一人の力で解決させることは非常に難しい状況と言えます。職場に知られず解決させることも可能です。勇気を出して、弁護士へご相談ください。

◆相談は初回1時間無料。電話相談にも応じています。
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夜間・休日でも構いません。お電話でまずはご連絡ください。相談するだけで安心できたり、解決の兆しが見えることも多々あります。

また、初回相談は1時間無料ですので、まずはそのご利用だけでも大丈夫です。弁護士費用がご不安な方には、その費用を補助する制度(法テラス)もご案内が可能です。

◆ご相談例
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✔︎借金を抱えて返済に困っているが、誰にも知られたくない
✔︎取り立てが自宅だけでなく会社にもあり、やめさせたい
✔︎借金返済が難しい状況だが、自宅は手放したくない
✔︎破産管財人がつき、残り少ない財産も換金し返金にあてられてしまいそうだ

◇アクセス
四谷駅より徒歩3分
新宿通りに面したビルの5階です。
1階の不動産会社・2階のとんかつ屋さんが目印です。

借金・債務整理

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借金・債務整理の解決事例(1件)

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借金・債務整理の解決事例 1

不動産の任意売却をした上で会社と代表者の破産申立をした事案

  • 自己破産
依頼主 50代 男性

相談前

 相談者AはB会社の代表取締役である。B会社は、B会社、A及びAの親族が共有する土地建物でホテルを経営していたが、負債は5億円を超え、資金繰りが悪化して経営を継続することが困難になってきたので、廃業を検討するようになった。土地建物には金融機関の抵当権(借入金8000万円)が設定されていたが、これを購入して地域のために役立てたいという企業があったので、Aとしては、できればその企業に購入してもらいたいと考えていた。
 Aは弁護士Xに相談した。B会社及び保証人になっているAは破産申立をすることにしたが、破産申立費用すら捻出できなかったので、破産申立に先立ち土地建物を売却して金融機関に弁済するとともに破産申立費用を確保することにした。

相談後

 弁護士Xは、不動産業者及び公認会計士とチームを組み、土地建物の売却を進めることにした。B会社の事業を停止して債権者説明会を開催し、債権者に手続の説明をして理解を求めるとともに、抵当権者及び差押債権者(税金関係)と個別に交渉して抵当権、差押登記を解除してもらうこと及びその条件について合意した。また、破産した場合に破産管財人から否認されないように適正な方法及び金額で売却するとともに売却代金の使途も厳格に管理した。
 こうして不動産の任意売却をし、売却代金から抵当権者及び差押債権者に弁済し、残金を破産申立費用として確保した上、破産申立をした。
 破産申立後は、破産管財人から特に大きな問題点を指摘されることもなく、破産手続は無事終了し、Aの免責許可決定も得られた。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 従業員、取引先、金融機関、税務署、裁判所、破産管財人等の多数の関係者に丁寧に説明して理解を得ることで、無事解決へと導くことができた事案です。

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離婚・男女問題

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【弁護士歴20年以上】【初回相談1時間無料】【四谷駅から3分】携帯直通でご相談をお受けします。DV・ハラスメントには強い意志で立ち向かい、あなたを守ります。
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離婚・男女問題の詳細分野

原因

  • 不倫・浮気
  • 別居
  • 性格の不一致
  • DV・暴力
  • セックスレス
  • モラハラ
  • 生活費を入れない
  • 借金・浪費
  • 飲酒・アルコール中毒
  • 親族関係

請求内容

  • 財産分与
  • 養育費
  • 親権
  • 婚姻費用
  • 慰謝料
  • 離婚請求
  • 離婚回避
  • 面会交流

対応体制

  • 全国出張対応
  • 24時間予約受付
  • 当日相談可
  • 休日相談可
  • 夜間相談可
  • 電話相談可

お支払い方法

  • 法テラス利用可
  • 初回相談無料
  • 分割払いあり
  • 後払いあり

今このページを見ているあなたは、離婚や男女間のトラブルでお悩みのことだろうと思います。

離婚を代表としたトラブルは、「誰から見ても正解」というものは少なく、お互いの主観や主張がぶつかり合うことになります。それだけに、意見が食い違う時には、解決が難しくなります。

意見をぶつけ合うのは非常にしんどいものです。普段慣れない方にとっては、余計にそう感じるでしょう。時に、精神的ダメージを受け、日々の生活に影響する方もおられます。

弁護士は他人ですが、あなたのお気持ちや主張を理解し、法的な解決策を熟知した上で最適な解決策を模索し、あなたに最後まで寄り添うことができます。もし理不尽とも思えるご状況であれば、そこからいち早く抜け出すため全力でご支援します。

一人で悩まず、ぜひ勇気をだして弁護士へご連絡ください。

◆相談は初回1時間無料・24時間受付・ご連絡は弁護士直通
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
夜間でも、休日でも構いません。今すぐに誰かにその悩みを話すだけで、少し落ち着けることもあります。弁護士は、法的な解決方法をよく知っており、あなたの強力な味方になります。

初回相談は1時間無料ですので、まずはそのご利用だけでも大丈夫です。弁護士費用がご不安な方には、その費用を補助する制度(法テラス)もご案内が可能です。

◆離婚請求を受けている方もご相談ください
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
突然、相手側から離婚要求を受け、驚いておられる方もいらっしゃるでしょう。相手側は時間をかけて検討し、準備しているケースがあります。一人で対応するには限界があります。離婚したくない場合でも、離婚に応じる場合でも、弁護士を頼ることにより最善の解決を目指すことが可能です。

一度、ご相談へいらしてください。

◆ご相談例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
✔︎相手からの身体的・精神的DVを受けている
✔︎子どもがおり、親権問題に悩んでいる
✔︎親権を持ちたいが、養育費や生活費が不安
✔︎相手から離婚請求を受けている
✔︎相手の浮気が発覚した
✔︎離婚後、子どもと面会できるよう交渉したい
✔︎離婚後、養育費の支払いが滞っており困っている

◇アクセス
四谷駅より徒歩3分
新宿通りに面したビルの5階です。
1階の不動産会社・2階のとんかつ屋さんが目印です。

離婚・男女問題

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離婚・男女問題の料金表

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項目 費用・内容説明
相談料 初回相談は1時間無料です。
無料相談だけのご利用でも大丈夫です。まずはご連絡ください。
着手金 20万円~(税別)
報酬金 20万円~(税別)
備考欄 ご本人の状況に合わせて、料金のご相談に応じています。
法テラスについて 一定の条件に合致した方については、弁護士費用の負担が軽減される制度を利用いただけます。

ご相談ください。
個別料金に関しましては、直接弁護士にご確認をいただくことをお勧めします。

離婚・男女問題の解決事例(4件)

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離婚・男女問題の解決事例 1

DV離婚(調停)後の母親から父親に対する養育費不払いによる給料差押え、慰謝料請求訴訟(DV)、養育費増額請求調停、父親から母親に対する養育費減額請求調停、成人した子供から父親に対する扶養料請求調停

  • 養育費
  • 慰謝料
  • DV・暴力
依頼主 30代 女性

相談前

 相談者A子は夫B男から9年に及ぶDV(身体的・精神的暴力)を受けた末、耐えきれなくなり、2人の娘(いずれも当時小学校低学年)を連れて家を出た。
 A子は弁護士に相談することなく独力で離婚調停を申し立てるとともに、警察に相談した上でDV防止法に基づく保護命令の申立てをして裁判所から保護命令が発令された。保護命令の内容は「本日から6か月間、A子の身辺につきまとい、又はA子の住居、勤務先その他通常所在する場所の付近を徘徊してはならない」というものであった。しかし、A子は、B男からメールで執拗に「保護命令を取り下げろ。取り下げなければ離婚調停の話しには応じない。金も払わない」と要求されて、離婚の話しが進まないと困るので、仕方なく保護命令取消の申立てをし、保護命令は取り消された。
 離婚調停では、A子もB男も代理人を立てずに自ら調停期日に出頭し、4回目の期日で離婚調停が成立したが、離婚以外の調停の内容は、①子供たちの親権者をA子とする、②A子はB男と子供たちとの面会交流を認める、③B男は子供たちの養育費を毎月支払うというもので、慰謝料の定めはなく、養育費も「B男がうつ病で会社を辞める予定である」という理由で低額であった。A子は慰謝料の請求もしたかったが、調停委員から「殴られる方も悪い」と言われて精神的に打ちのめされ、慰謝料請求を断念した。最終的には調停委員から「あなた働いてるから、とりあえず離婚しちゃいなさいよ。今日だったら相手も応じそうだから」と言われて、内容的には不満があったが、調停に応じた。
 その後、B男は最初の2回は養育費を支払ったが、3回目以降支払わなくなった。その理由は、A子がB男と子供たちの面会交流に応じないからというものであった。A子は、B男が自殺をほのめかしたり、A子に危害を加えたりする内容のメールを送信してきたため、子供たちに会わせるのは危険だと判断し、面会交流に応じなかったのである。
 B男の養育費の不払いは半年に及び、そればかりかB男は子供たちに会えない慰謝料を請求してきた。そのため、A子は、弁護士Xに相談した。

相談後

 弁護士Xは、A子の代理人として、養育費の支払義務を定めた調停調書に基づき、B男の給料を差し押さえた。B男は離婚調停では「自分はうつ病なので会社を辞めて収入がなくなるから養育費を払えない」と言っていたが、給料差押後に勤め先から届いた陳述書によると、B男は離婚時の会社に勤めており、50万円を超える給料(手取り)をもらっていた。B男は給料の差押えを受けて、A子に「差押えを解いてもらわなければ会社を辞めざるを得なくなり、養育費も払えなくなる」と泣きつき、未払の養育費を支払った。
 B男が会社勤めをして50万円を超える給料をもらっていることが分かったため、A子は弁護士Xを代理人に立てて養育費増額調停の申し立てをした。B男も弁護士Yを代理人に立てて調停に臨み、2回目の期日で養育費を増額する調停が成立した。
 また、A子は弁護士Xを代理人に立てて、B男のDVを理由とする慰謝料請求訴訟を提起した。B男は弁護士Yを代理人に立てて争い、「夫婦間においては、愛情・信頼をベースに、暴力や暴言は互いに許し合う暗黙の了解がある」などと主張して自己の暴力を正当化しようとしたが、裁判官は「暴力を振るっておきながら違法でないというのはどうなんですか?」とB男の主張に疑問を示し、B男に和解を勧めた結果、「B男は請求金額500万円のうち400万円の支払義務のあることを認める。B男がこのうち300万円を2か月以内に支払ったときは、A子は残金の支払義務を免除する」という内容で和解が成立した。
 1年後、B男は弁護士を代理人に立てずに養育費減額調停の申し立てをしてきた。その理由は「うつ病で会社を退職して収入がなくなり、預金もないから養育費を払えない」とのことであった。A子は弁護士Xを代理人に立てて調停に臨み、「慰謝料請求訴訟で提出した診断書と今回提出した診断書は同一医師によるものであるにもかかわらず筆跡が異なるので偽造の可能性がある」、「預金がないと言いながら預金通帳を開示しないのはおかしい」などと主張して争った。裁判官から減額に応じたらどうかとの話しもあったが、A子は拒否し、手続は調停不成立で審判に移行し、弁護士XがB男の主張が虚偽であることの立証を進めようとしたところ、事実が暴かれては困ると思ったのか、B男は申立てを取り下げ、事件は終了した。もちろん、その後もB男は従前どおりの養育費を払い続けた(一度給料の差押えを受けて痛い思いをしているので、支払わないわけにはいかないであろう)。
 9年後、A子の長女C子が成年に達して養育費の支払も終了したが、C子は大学生で卒業後は大学院への進学を希望していたため、弁護士Xに相談して、父B男の住所を調べてもらった上、B男に対する扶養料請求調停の申立てをすることにした。弁護士XはC子に「書類は私が作成してあげるので、自分で調停をやってみなさい」と言い、C子は弁護士を代理人に立てずに調停の申立てをした。申立後、裁判所からB男に調停期日呼出通知が送付されたところ、B男からC子に連絡があり、調停申立てを取り下げて、裁判所外で会うことを求めてきた。C子は弁護士Xに相談しながら妹D子と一緒にB男に会い(離婚後初めての父子の対面であった)、B男から扶養料を支払う旨の約束を取り付けた。B男は調停申立を取り下げるように求めたが、C子は弁護士Xのアドバイスに従ってこれを拒否し、調停期日に出頭して(B男は欠席)、調停委員に調停申立後の経過を説明し、B男が支払うと約束した金額で裁判所の審判(調停に代わる審判)を出してもらい、事件は無事終了した。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 離婚の交渉や調停は弁護士を代理人に立てなくてもできますが、その場合、不満を残したまま合意(調停)してしまうということが多々あります。このケースでも、相談者は弁護士を立てずに調停離婚しましたが、夫に強く迫られて保護命令の取消に応じてしまったり、不十分な内容の調停に応じてしまったりしています。もちろん弁護士に委任すれば金銭的負担がかかりますが、自分だけで手続を進めた場合のリスクも考慮しておいた方がいいです。

離婚・男女問題の解決事例 2

夫のモラハラ(精神的暴力・経済的暴力・性的暴力)の被害を受けた女性による婚姻費用分担請求・離婚請求、夫からの同居請求・子供たちとの面会交流請求、離婚後の養育費増額請求

  • 財産分与
  • 養育費
  • 親権
  • 別居
  • 婚姻費用
  • 離婚請求
  • 面会交流
  • DV・暴力
依頼主 40代 女性

相談前

 相談者A子は、結婚してから15年間、夫B男のモラハラ(精神的暴力・経済的暴力・性的暴力)を受けてきたが、その自覚はなく、体調が悪化して家事や子育てができなくなって心療内科を受診したところ、「症状はうつ症状、原因はご主人ですよ。モラル・ハラスメントです」と言われた。帰宅してすぐにA子はパソコンで「モラル・ハラスメント」を調べてみたところ、A子とB男の夫婦関係はそこに書いてある内容に当てはまることばかりであった。書いてある内容によっては、まるでそっくりで恐怖がよみがえり、最後まで読めないものもあった。反面、A子は「私が悪かったんじゃない。私のせいじゃなかったんだ」とホッとしている自分に気づき、体から力が抜けていった。B男は何でも全てA子のせいにし、子供の成績が悪いこと、子供が野球の試合で活躍できないこと、本棚の本が揃っていないこと、テレビ台に埃があること、アイロンをかけたシャツが整っていないこと、床がべたつくこと、子供たちの靴に泥がついていること、全てがA子の責任にされていた。
 A子とB男の間には3人の男の子(中学生、小学校高学年、3歳)がいたが、長男と二男もB男のモラハラ(精神的暴力・身体的暴力)の被害を受けていた。A子は、モラハラについて調べた中に「子供への影響が一番深刻で、すぐに離れるべき」とあったのを見て離婚を決意し、女性センター、法テラス、シェルター、子供支援課、生活支援課などを調べ、その後、引越先を見つけて契約をし、生活保護の申請をし、法テラスの法律相談を予約した。

相談後

 A子は法テラスで弁護士Xに面談し、「1週間後に引っ越します」と伝え、引越予定日に3人の子供を連れて、B男には「実家に行ってくる」と言って家を出た。その数時間後、弁護士XはB男に電話をかけて「A子さんはもう家には戻りません。離婚調停の申立をする予定です。A子さんを探したり接触を図ったりすることはやめて下さい。今後の連絡は私にお願いします」と伝えた。ところがB男はA子の実家に向かい、A子と直接話をしようとした。実家の両親が玄関を開けなかったためA子と子供たちが連れ戻されることはなかったが、A子は直ちに弁護士Xに連絡し、弁護士XはB男に「そういうことをすると法的措置をとることになりますので止めて下さい」と警告した。
 翌日、弁護士XはA子の代理人として婚姻費用(生活費)分担請求調停の申立をした。
 別居の翌月、A子が申請していた生活保護が開始され、その翌月、第1回調停期日、さらに翌月、第2回調停期日が実施された後、B男は夫婦同居を求める調停及び子供たちとの面会交流を求める調停の申立をした。第3回調停期日において婚姻費用(生活費)について調停が成立し、B男がA子に毎月相当額の婚姻費用(生活費)を支払うことになった。その数日後、弁護士XはA子の代理人として離婚調停の申立をし、第4回調停期日以降は、夫婦同居、面会交流、離婚について調停手続が進められた。第5回調停期日の後に、家庭裁判所調査官がA子の自宅を訪問して子供たちと個別に話をして(A子と弁護士Xは別室で待機)、その結果を記した調査報告書を作成した。その調査報告書には、長男と二男がB男に対して恐怖心・嫌悪感を抱いており、B男との同居や面会交流を拒否する意向を持っていることが記載されていた。
 裁判所は、調査官報告書を踏まえて、B男と子供たちを直接会わせることは子供たちに悪影響を与えると判断し、第6回調停期日において調停委員から両当事者にそのように伝えられ、写真や手紙の送付などの方法で交流すること(間接交流)が検討された。第7回調停期日においては、B男は離婚に応じる意思がないとのことだったので、弁護士Xは調停委員に対して離婚調停を打ち切ることを求め、離婚については調停終了となった。面会交流については、A子が写真・手紙の送付も拒否(子供たちが嫌がっていることが理由)したため調停期日は続行され、第8回調停期日において、裁判所が、①A子は年3回程度子供たちの生活状況などを記載した書面をB男に送付する(代理人を介して行うこともできる)、②B男はA子及び子供たちに接触を試みず、A子の実家に近づかないこととする、と決定(調停に代わる審判)し、両当事者はこれを受け入れて終了した。なお、同居を求める調停については、B男の取下げにより終了した。
 離婚調停の終了後、弁護士XはA子の代理人として離婚訴訟を提起し、2年弱の審理を経て判決が言い渡され、確定した。その内容は、①A子とB男は離婚する、②子供たちの親権者をA子と定める、③B男は子供たちが満20歳に達するまで養育費を支払う、④B男はA子に慰謝料300万円を支払う、⑤B男はA子に財産分与として600万円を支払う、⑤年金分割の按分割合を50%と定める、というものであった。
 翌年、A子の長男が大学に進学したため、A子は弁護士Xに相談して、弁護士XからB男に学費の支払を求めたが、B男はこれを拒否した。そこで、A子は弁護士Xを代理人に立てて養育費増額請求調停の申立をした。B男は養育費の増額を拒否し、調停が成立しなかったため、裁判所の審判により増額が認められた。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 B男は自分が納得しなければ誰の意見も受け付けないというような人でした。調停委員の説得に応じることなどあり得ず、裁判官の説得にも簡単には応じません。このような人を相手にした場合、不本意な譲歩を迫られることがよくあるので、注意する必要があります。

離婚・男女問題の解決事例 3

夫の不倫・DVによる離婚調停・婚姻費用分担請求調停、不倫相手に対する慰謝料請求訴訟

  • 不倫・浮気
  • 別居
  • 婚姻費用
  • 離婚請求
  • DV・暴力
依頼主 20代 女性

相談前

 相談者A子はB男と結婚した2年後に妊娠したが、妊娠中にB男が不倫をした。A子はショックで実家に帰ったが、B男が「もうしない。生まれてくる娘の子育てに協力し、愛情を注ぐ」と約束したので、B男を許し、自宅に戻った。
 しかし、A子が長女C子を出産した後、B男は子育てに非協力的でC子を可愛がることもなく、A子が文句を言うと逆ギレし、離婚を求めるようになった。
 数日後、A子はB男の携帯に「本当に俺でいいの?絶対に再婚して一緒に幸せな人生歩もうね」というメールを発見し、「全部話してくれたら離婚してあげる」と言ったところ、B男は「携帯を見る女なんか絶対に信用できない!離婚だ!」と怒鳴り、「2か月前から付き合っている。前の人とは別の人だ。離婚してくれ」と言った。
 ある日、口論になってB男がバットで机を破壊した。A子は恐怖で部屋の中を逃げ回ったが、B男はA子を壁に追い詰め胸倉を掴んで壁に押し付けた。A子が必死に「警察呼ぶよ」と言うと、B男はA子を解放して外出した。
 翌日、B男は「条件を守ればもう一度考え直してやる」と言い、①携帯は一切見ない、②俺の行動には一切文句を言わない、③金の管理をきちんとし、食費+雑費を月3万5000円以内に抑える、④C子が1歳になったら職場復帰する、という条件を示し、これを破った時点で即離婚だと言った。また、B男は一転して不倫を否定し「メールだけだ」と言った。A子は、B男が前日父親に相談して「不倫を認めるな。慰謝料なんて俺は払わないぞ」と言われたのだと思った。
 A子は、自分が優しくしていればいつかB男も目を覚ましくれると信じていたが、B男は自分の思いどおりにならないことに苛立ち、「お前の顔を見ていると吐き気がする」、「C子に父親は死んだと言えばいい」、「お前は女だから早くしないと再婚できないぞ。俺だって時間がない。別の人と早く男の子を作りたいんだ」、「子供に父親の記憶がないうちに早く離婚しよう」と暴言を吐き続けた。
 ある日の夜、B男がA子の寝室に無言で入って来て就寝中のA子の首を絞め、別の日にも、B男はリビングに無言で入ってきてテレビを見ていたA子の首を絞めた。いずれの日も、A子は無抵抗でじっとしたままB男の目を見つめていたが、B男は目を合わせずA子の首を絞め続けた。A子は「殺したいのならそうすればいい」と思ったが、しばらくしてB男は手を放して無言で出て行った。その他にも、B男はA子を蹴り、頭を叩くなどの暴力行為に及ぶことが度々あり、ある日の夜中、突然「離婚しろ!お前が全部悪いんだ。早く判を押せ!」と怒鳴った。
 ある日、A子は自宅のパソコンに不倫メールのデータがあるのを発見した。それを見てA子はショックで涙が止まらず、見たくもないものであったが、C子のため離婚しないためにも証拠を取っておく必要があると自分に言い聞かせて、パソコンの画面上に映し出されたメールを携帯のカメラでひたすら撮影した。
 数日後、A子はNPO法人に行き、C子のために我慢して夫婦関係を修復しようと思って相談したが、相談員がB男は「DV及び依存症」だと言うのを聞き、離婚を考えた。以前A子がB男から幼少時代の話を聞いた際に「親から虐待を受けていたのではないか」と思われることが多々あり、虐待を受けた子供は大人になって子供を虐待するという話を聞いたことがあったので、C子のためにも別れた方がいいと考えるようになったのである。
 その翌々日、A子は離婚の決意ができたこととB男の暴力から身を守るため、自宅を出て実家に戻り、その翌々週、法テラスの法律相談に行った。

相談後

 A子は弁護士Xに委任し、B男にメールで伝えた。するとB男は「もう話せないの?いきなり弁護士ってどういう意図なの?」、「A子が実家に帰ってから反省しました。ちゃんとC子を育てなきゃいけないと思い、謝ろうと思っていました」とメールし、A子の実家に押しかけて来た。しかしA子はB男に会うことを拒否し、怖かったので弁護士Xに連絡し、弁護士XがB男に電話すると、B男はA子に会うことを断念した。
 その後、B男はA子にメールで「ごめんね。父親になれていなかった。C子はA子と育てていきたい。離婚と弁護士対応はA子が決めたことですか?弁護士行くまではもう少し待ってもらいたかった。弁護士、さっき話したけど対応よくないから話したくないな。まぁA子を守る立場だし、お金とるためだから仕方ないけどね。弁護士の態度と内容次第で、俺もそんな知識ないから、親父の弁護士を紹介してもらうね。できればそこまでしたくないよ」と伝えた。
 翌日、弁護士XはB男と面談し、離婚原因はB男の不倫だと言うと、B男は不倫を否定した。弁護士Xが証拠があると告げても、B男は不倫を認めなかった。弁護士Xは交渉するのは無駄だと判断した。
 翌日、B男はA子にメールで「直接話したい。もしA子に戻る気持ちがあるのなら俺は考えるよ。C子はやっぱり育てて行きたい。弁護士を通しては話したくない」と伝えた。その後も何度か同じ内容のメールが届いたが、A子は一切返信しなかった。
 A子が把握していた不倫相手の情報は、氏名「山田N女」(仮名)と携帯電話番号と勤務先であり、法的手続をとるには不十分であった。そこで、弁護士XはN女の住所を調査するとともに、N女の携帯に電話した。弁護士Xが「あなたと不倫関係にあるB男さんの妻の代理人です」と言うと、N女は「え?何ですか?オレオレ詐欺ですか?警察に相談した方がいいでしょうか?」などと言って話にならなかったので、弁護士XはN女に通知書を送付し(送付先は職場)、「1週間以内に連絡がなければ法的措置を講じます」と伝えた。しかし、N女から連絡は来なかった。
 翌々日、通知書がN女に届いたからか、B男からA子にメールで「また仲良く暮らしたいです。毎日辛いです。もし少しでもやり直す気持ちがあれば有難いです。C子の幸せを思ってやり直してくれませんか?」と連絡が来たが、A子は無視した。なお、この日、調査していたN女の住所が判明した。
 1週間後、B男とN女の代理人弁護士から弁護士Xに受任通知書が届いた。不倫関係を否定し、「不倫を前提とする交渉には応じられないが、夫婦関係の修復に向けた話し合いには応じる」(B男)、「請求には一切応じられない」(N女)というものであった。しかし弁護士XもA子も、不倫を前提としない話し合いなどするつもりはなかった。
 5日後、B男からA子にメールが来た。「もうやめない?弁護士同士も話し出来ないってどうして?みんなA子の弁護士は過激だと言ってるよ。裁判してもお金を弁護士にとられて終わりだよ。わざわざ裁判に何故するの?A子の意志とは思いたくないよ」。
 その後、弁護士Xは、N女に対する慰謝料請求訴訟の提起、B男に対する婚姻費用分担請求調停及び離婚調停の申立をし、婚姻費用については第2回期日で調停が成立した。慰謝料請求訴訟及び離婚調停においては、N女もB男も不倫関係を否定したが、弁護士Xが証拠(不倫メール)を提出したところ、慰謝料請求訴訟の裁判所が不倫関係を認めてA子勝訴の判決を下したため、B男も不倫関係を否定しきれなくなり、不倫を前提にする内容で調停離婚が成立した。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 弁護士相手に交渉すると勝ち目がなく、本人同士なら自分の思いどおりに話を進められるということで、本人に直接話をし、さらには弁護士をやめさせるように働きかける人は珍しくありませんので、気をつけて下さい。

離婚・男女問題の解決事例 4

DV被害者の女性が家出をした後に保護命令申立、婚姻費用調停申立、夫婦関係調整調停申立を経て別居婚を選択した事案

  • DV・暴力
依頼主 40代 女性

相談前

 DV被害者の女性(家族は夫と中学生の長女、小学生の二女)からの相談。
 夫から暴力を受けているので子供たちを連れて別居する予定。暴力を受けている証拠の写真と診断書は持っている。別居後の生活費が心配。夫は会社員で収入はある。暴力を受けてはいるが、夫のことを愛しているので、別居しながら夫婦でカウンセリングを受けて、いずれは家族4人で生活できるようになりたい。

相談後

 身体的暴力を受けており、その証拠もあるので、DV防止法の保護命令申立(接近禁止命令と子への接近禁止命令の申立)をし、その後、婚姻費用調停と夫婦関係調整(円満)調停の申立をすることにした。申立までの予定として、子供たちの学校の終業式の日の夫が帰宅する前に荷物を運び出し、書置きとともに連絡先として弁護士の名刺を置いておく、その日の夜の夫が帰宅した頃を見計らって弁護士から夫に電話連絡をして、警察に相談していること、法的手続に入ることを伝える、ということを決めた。
 これらのことを予定どおり実行した後、保護命令、婚姻費用調停、夫婦関係調停調停と順次申し立てた。
 保護命令の申立の直後に裁判官と面接をした上、2週間後に夫を裁判所に呼び出すことになった。夫は保護命令申立の却下を求めたが、裁判所は保護命令を発令した。夫はこれに対して不服申立をしたが、高裁も保護命令を認め、確定した。
 すると、それまでは戦う気満々だった夫が完全に戦意を喪失し、ほぼ妻の言いなりになってしまい、調停期日を待たずして、婚姻費用及び別居生活を続けながらカウンセリングに通うことを取り決めることができた。そのため、婚姻費用調停と夫婦関係調整調停は取下げた。


千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 保護命令によって夫が完全降伏したことには私も驚きました。
 妻によると、夫は「裁判所に呼び出されたとき、自分は犯罪者になるのかと思った。弁護士が鬼のように怖かった」と言っていたそうです。法廷では、裁判官も裁判所書記官も夫の報復が怖かったのかマスクをしていました(コロナ前のことです)。裁判官が余り強いことを言わないので、私が指摘するしかないと思い、「女性に頭突きをするなんて小学生の男の子でもそんなことしませんよ。あなたのやったことは異常だ」と言ったので、それが効いたのではないかと思います。

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遺産相続

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【弁護士歴20年以上】【初回相談1時間無料】【四谷駅から3分】相続トラブルは弁護士へお任せください。解決後のお支払い(後払い・分割払い)も可能です。
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請求内容

  • 遺言
  • 相続放棄
  • 相続人調査
  • 遺産分割
  • 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
  • 相続登記・名義変更
  • 成年後見
  • 財産目録・調査

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  • 全国出張対応
  • 24時間予約受付
  • 当日相談可
  • 休日相談可
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  • 電話相談可

お支払い方法

  • 法テラス利用可
  • 初回相談無料
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  • 後払いあり

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◆相談は初回1時間無料。分割・後払いにも対応
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不動産が遠方にあるケース・話し合うべきお相手が離れた場所におられる場合にも、対応しています。また、ご希望があれば、オンライン会議も可能です。事務所へお越しいただくことなく簡単な打ち合わせや報告ができます。

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遺産相続トラブルの対応時には、あらゆる専門家の力を借りることが必要となってきます。
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など、幅広く専門家と提携。ご依頼者の負担を最小限に抑えながら、解決を実現できる体制を整えています。

◆ご相談例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
✔︎子ども達が相続トラブルに巻き込まれないよう、生前に整理しておきたい
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✔︎故人が亡くなる前に、一部の親族が預金を引き出しているようだ
✔︎相続が決着していないが、遠方にいるため話が進まない

◇アクセス
四谷駅より徒歩3分
新宿通りに面したビルの5階です。
1階の不動産会社・2階のとんかつ屋さんが目印です。

遺産相続の料金表

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報酬金 10万円~(税別)
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遺産相続の解決事例(4件)

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遺産相続の解決事例 1

不利な内容の遺言について遺言無効の判決を得た事案

  • 遺言
依頼主 60代 女性

相談前

 父親(享年99歳。相続人は長男と長女の2人)が94歳のときに書いた自筆証書遺言について、長女からの相談。
 父親は認知症を患い90歳のときに長男が施設に入所させたが、長男は長女には父親の居場所を教えず、接触させないようにした。9年後、父親は入院先の病院で死亡したが、長女はその病院名すら教えて貰えなかった。長男が長女に示した父親の遺言書には「長女には100万円、残りは全て長男に相続させる」とあった。父親は元会社経営者で長男がその会社を引き継いでいたが、父親名義の不動産(土地とビル)は長男が全て取得するということになってしまうのか。遺言書を書いたときに父親は認知症だったのだから、遺言は無効ではないのか。父親には長年会うこともできなかったため、長女の手元には何の証拠もない。そこで、調査をした上、遺言無効確認訴訟を提起することにした。

相談後

 父親がどこで死亡したのかさえ教えて貰えなかったので、弁護士の権限を使って調査した上、死亡した病院を突き止め、カルテを入手した。カルテに書いてある入通院歴、施設入所歴から、さらに他の病院のカルテや入所施設の記録を入手し、精査したところ、「父親は遺言作成当時、遺言書の内容を理解できるだけの知的能力を有していなかった」と思われた。そこで、遺言無効確認訴訟を提起した。訴訟では、カルテ等の資料を証拠として提出したほか、父親の身近にいた長男の妻の証人尋問を行い、その結果、裁判所は、遺言は無効であるとの判決を下した。長男は控訴したが、高裁の裁判官も「1審の結果がひっくり返ることはない」と言って長男に和解を勧め、長男と長女は、父親の遺言が無効であることを前提にした(つまり遺産は半分ずつに分ける)和解をして訴訟は終了した。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 親が生きているうちから相続争いは始まっていた、という事案です。94歳、認知症、自筆証書遺言、他の相続人と接触させない、死亡した病院すら教えてくれない等、怪しい臭いがプンプンする事件でした。調査によって隠された事実を暴き、最終的には証人尋問で決定的な証言を引き出し、遺言無効の判決を得ることができました。

遺産相続の解決事例 2

相続人なくして死亡した会社経営者の財産を特別縁故者として取得した事案

  • 遺言
依頼主 70代 男性

相談前

 52歳で死亡した会社経営者Aの叔父Bからの相談。
 Aは中学生のときに父親を亡くし、父親が創業した会社は、跡取り息子のA(兄弟はいない)がまだ子供だったため、Aの母とその弟Bが経営し、Aは成人してその会社に入社した。Aの母の死後、Bは会社の代表取締役の座をAに譲り、もうそろそろ引退しようかと考えていた。ところが、Aが突然発病して入院し、1週間後に意識を失い、意識が回復しないまま2か月後に死亡してしまった。Aは未婚で子供もなく、両親も既に他界し、兄弟もいない。つまり、相続人がいないということである。
 Aの経営する会社は、従業員15名、年商2億円であり、自社ビルを所有しているが、その敷地はA名義である。会社の株の95%はAが保有している。Aに相続人がいないとなると、会社はどうなってしまうのか。
 Aに相続人はいないが、叔父BがAの父親代わりのような存在で、Aの父親亡き後会社を支えてきたので、Aの特別縁故者として、家庭裁判所に相続財産の分与を申し立てることにした。

相談後

 まずはAの相続財産管理人選任の申立てをし、一定期間経過後、特別縁故者に対する相続財産分与の申立てをした。
 AとBの関係について、Aの両親とBの関係まで遡って詳細な事情を聴取し、BがA及びAの両親と家族同様の関係であったことを示す証拠を収集して裁判所に提出たところ、相続財産管理人は、Aの相続財産全部をBに分与するのが相当である旨の意見を出し、裁判所もこれを認めた。これにより、会社の存続も無事確保することができた。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 Aが遺言書を書いていれば何の問題もなかったわけですが、70代の叔父Bとしては、まさか52歳のAが自分より先に亡くなるとは思っておらず、Aが入院した後に慌てて公証人を病院に呼んで遺言書を作らせようとしたものの、既にAはしゃべることもできなくなっていたため、遺言書を作ることができませんでした。家庭裁判所の手続を経てBが財産を取得することができたのは幸いでしたが、時間と費用もかかりますし、早いうちから相続の準備をしておくことが大切です。

遺産相続の解決事例 3

亡母名義の建物に居座って話し合いに応じない兄を相手に遺産分割をした事案

  • 遺産分割
依頼主 50代 男性

相談前

 亡母の相続の相談。相続人は長男vs二男・三男(相談者)。長男は母の生前から母名義の土地建物に母と同居し、母の死後も居住を続け、相談者が何度も相続の話しを持ちかけたが、はぐらかすだけで話しが全く進まない。そこで、遺産分割調停の申立てをすることにした。

相談後

 遺産分割調停申立後、裁判所から長男に調停期日通知書が送付されたが、長男は調停期日に出頭しなかった。そこで、裁判所は、二男・三男の意見を聞いた上、「母名義の土地建物を競売して、売却代金を相続分に応じて分配する」旨の審判をし確定した。その後、競売が実施され、長男は家から出て行き、土地建物の売却、代金の分配が無事完了した。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 相続人間の話し合いができないまま時間が経過しているケースは多いと思いますが、話し合いができない場合は速やかに調停の申立てをすることをお勧めします。

遺産相続の解決事例 4

亡父の遺産分割調停の申立てをすることにより母の成年後見人選任を実現した事例

  • 遺産分割
  • 成年後見
依頼主 40代 女性

相談前

 家族関係は母(認知症で施設入所中)、長女、二女(相談者)。父は10年前に他界。長女が母親の身の回りの世話をして預貯金通帳を管理しているが、その預貯金を勝手に使い込んでいるようであり、しかも、母親の施設入所により空き家になった自宅に家族とともに入居してしまった。このままでは母親の財産が長女に食いつぶされてしまうので、何とかならないか。
 という相談を受けたので、母親の成年後見人選任申立をすることにしたが、母親の主治医に連絡したところ、協力を拒否されて診断書を入手することができず、成年後見人選任申立が困難になった。
 相談者によると、10年前に他界した父親の相続の処理をしておらず、父名義の預貯金が凍結されたままとのことだったので、母親と長女を相手方として、亡父の相続について遺産分割調停の申立てをし、その手続の中で母親の成年後見人選任の必要性を主張していくことにした。

相談後

 遺産分割調停申立後、裁判所の呼出しに応じて長女が母親を連れて調停期日に出頭し、調停委員と面談したところ、裁判所は、母親に成年後見人を選任する必要があるとの判断に至った。そこで、相談者は母親の成年後見人選任申立てをし、裁判所は長女を説得して手続に協力させ、成年後見人(地元の弁護士)が選任された。
 成年後見人が長女から預貯金通帳を預かり、調査したところ、1800万円の使途不明金が発覚した。母親は自分で預貯金を引き出したり使ったりすることができないので、長女は自分が使ったと認めざるを得なかった。成年後見人は長女に使い込んだ金銭の返還請求をし、長女は分割でこれを返済していくことになった。
 父の遺産分割については、法定相続分により分割された。

千田 賢弁護士からのコメント

千田 賢弁護士

 高齢者の身近にいる親族が不正行為を働いている事案はよくありますが、その中でもうまく処理できた事案でしょう。

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