理工学部で養った論理力が強み 共同弁護士とともにご依頼者様を万全な体制でバックアップ
理工学部から弁護士の道へ
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
大学は理工学部に進みましたが、研究よりも人と接してトラブルを解決する仕事の方が刺激的で自分に合っていると思うようになり、弁護士を志しました。組織に属さず、自分の力で仕事を進めていくところにも魅力を感じました。
ーーどんな学生生活でしたか。
大学では知的財産をビジネスの観点から考える研究室に所属していました。物づくりという観点よりは権利関係を中心に勉強していて、研究室での学びも弁護士に興味を持つきっかけになりました。
ロースクール入学後から本格的に法律の勉強を始めました。それまで法学の講義を受けたことがなかったのですが、新鮮で大変興味深い授業ばかりでした。理系から文系の分野に移ることは、大きな転換点でした。ただ、法律を学ぶには論理的な考え方が肝心で、その点は数学と共通しているので、勉強する上での苦労はあまり感じませんでした。ロースクールで学んだことは、実務を手がける上での基礎になっています。
相続分野に注力 依頼者に知ってほしい、遺留分という正当な権利
ーー弁護士になられてからの注力分野をお聞かせください。
離婚、相続、企業法務など幅広く扱っていますが、相続の特に遺留分が関わるトラブルに注力しています。遺留分とはざっくりと言ってしまえば法律で定められた最低限の取り分のことで、遺留分を受け取ることは相続人の正当な権利です。遺留分が侵害されている場合、侵害されている分の遺産を渡すよう、他の相続人に請求できます。
ーー遺留分の知識は、一般の方にどれくらい浸透しているのですか。
弁護士に相談して初めて遺留分の存在を知る方は多いと思います。最近はインターネットの普及もあり、ご自身で相続について調べた上で相談にくる方も増えていますが、遺留分のことは知らない方が多い印象です。
インターネット上にも遺留分に関する情報はありますが、具体的にどのくらいの遺留分が認められるのか、といった細かい情報までは、なかなか明らかになりません。相続で悩んでいる方は、ぜひ弁護士に相談していただき、遺留分の具体的な金額や請求の方法についてアドバイスを受けていただきたいです。
ーー相続の問題を解決する上で、弁護士はどのような役割を担うのですか。
親族間の紛争ですので、長年の因縁が積み重なっている場合は特に、全くの他人との争いよりも激化する傾向があります。「相手と顔を合わせたくないので代わりに交渉してほしい」ということでご相談に来る方も多いです。
弁護士の役割は、ご依頼者様に寄り添いつつ、冷静になっていただき、法律に基づいた解決方法をアドバイスし、紛争を終わらせることだと思います。ご依頼者様の要望に応えるのはまず大事ですが、法律には限界があり、必ずしも希望を全て叶えられないこともきちんとお伝えします。ただ、常に守りに入るのではなく、時には攻めの姿勢も大事なので、バランスをはかりながらベストな解決策を探っていきます。
ーーお仕事をされる上で心がけていることはありますか?
まずはとにかくご依頼者様の話を聞くことです。そのためにも話しやすい雰囲気を作るようにしています。最近はコロナ対策でマスクを着用しなければならず、こちらの表情が見えにくいので、声のトーンや話し方にはいっそう気を配るようになりました。
法律とはあまり関係がない、感情的な話が続くような場合は、ご依頼者様の話を聞きつつも、タイミングを見て法律的な説明を挟み、適切な判断ができるようにしていただいています。ご依頼者様の要望が法律的に難しいものだとしても、それを伝えることはご依頼者様にとってメリットになるので、しっかりお伝えします。
事務所としての強みを活かすようにもしています。一緒に仕事をしている佐藤和信弁護士とともに、ミスを極力なくすよう2人でダブルチェックしています。また、ご依頼者様にとって何が最適か、2人で議論した上で方針を決め、スピード感を持って対応するようにしています。
ーー休日のお過ごし方を教えてください。
アウトドアが好きで、時間があれば山登りに行きます。最近は箱根の金時山を登りました。一番好きな山は丹沢山です。
滝巡りも好きです。滝には神秘的な面があると同時に、水量が多いと自然のダイナミックさを感じられます。コロナが明けたらまた日本各地の滝巡りをしたいと思います。
ーー先生の今後の展望についてお聞かせください。
一緒に事務所を運営している佐藤弁護士と2人で、今後もしっかりと、お客様のバックアップと事件処理をしていきたいです。
分野については、家事事件の取扱いが多いので、今後も引き続き、遺留分などの相続案件や離婚、不貞行為の慰謝料請求、不貞行為の慰謝料の減額交渉といった男女問題に関する案件を手がけていくつもりです。また、中小企業様・個人事業主様を支える企業法務にも今まで以上に力を入れたいと思います。
ーー法律トラブルを抱えて、悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
一人で悩んでいても不安が増すばかりです。我々としてはよりお越しいただきやすい体制を整えた上でしっかりとお話を伺いたいと考えています。まずはお気軽にご相談にいらしてください。