関東弁護士会連合会(木村良二理事長)は、日本国憲法をテーマとした川柳のコンテスト「こども憲法川柳」の入賞作品を発表した。最優秀賞は、山梨県の高校2年生の作品「甲斐犬(かいけん)も 食わない今の 改憲論」が選ばれた。
「こども憲法川柳」は、関東弁護士会連合会(1都10県)の管内の小学校、中学校、高校に通学している生徒(小学5年〜高校3年)を対象に、憲法をテーマとした川柳コンテストだ。ことしの企画で3回目となる。
同連合会によると、憲法改正についての議論がすすむ中、このコンテストを通じて、憲法への理解を深めることが、「今後の日本の民主主義社会の発展につながるものと祈念している」という。
●「若者よ タピオカの前に 投票を」
入賞作品の発表は1月30日。最優秀賞は図書カード3万円分、優秀作は図書カード1万円分、佳作は図書カード3000円分の賞品が贈られる。入賞作品は以下のとおりだ。
・最優秀賞(1作品)
甲斐犬(かいけん)も 食わない今の 改憲論(山梨県高校2年)
・優秀賞(3作品)
第9条 改憲したら 大苦情(東京都中学3年)
憲法は 守ってくれる 個の自由(神奈川県高校2年)
若者よ タピオカの前に 投票を!(新潟県中学3年)
・佳作(4作品)
子どもにも 人権がある 忘れるな!(東京都中学3年)
平和主義 海越え世界へ 広げよう(東京都中学3年)
多数派の 暴走ストップ! 学級会(神奈川県中学3年)
改憲で 泣く九条と 笑む総理(群馬県中学1年)