中高生を対象にした法教育イベント「ジュニア・ロー・スクール」が7月26日、仙台弁護士会と東北弁護士会連合会の共催で実施される。会場は仙台市の仙台弁護士会館。オンライン参加ができるプログラムもあり、宮城県外からも参加可能だ。
このイベントは、身近な法律問題について学び、実際に模擬裁判にも挑戦することで、法や正義、そして弁護士の役割について理解を深めることを目的としている。
●中学生は家賃の払い忘れによるトラブルを一緒に考える
プログラムは2部構成となっており、第1部では弁護士による法教育授業を通して、法律や裁判制度の基礎を学ぶ(オンラインなし)。中学生は家賃の払い忘れによるトラブル、高校生は動物愛護の条例とペットショップの出店について考える。
第2部では、実際の裁判の流れを模した模擬裁判をおこなう(オンラインあり)。
テーマは、大学生が先輩に渡したお金は返す約束があったのか、それともあげたものだったのか。成人年齢が18歳となり、契約ができるようになった今、「いつか巻き込まれるかもしれない身近なトラブル」を考えるという。
オンライン参加も可能で、第2部の模擬裁判の様子はライブ配信される。遠方に住む中高生や、直接会場に来られない参加者でも、裁判の臨場感をリアルタイムで体験できるという。
法や社会の問題に興味のある中高生にとって、法律の世界を身近に感じる貴重な機会といえる。将来、法曹を目指すきっかけにもなるこのイベント、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
●応募締切は7月11日
ジュニア・ロー・スクールへの参加は無料で、会場での参加者は、第1部、第2部のいずれかのみの参加も可能だ。
申し込みは、仙台弁護士会の案内チラシに記載されたQRコード、または記載の申込書をFAX・郵送・メールで送付する方法で受け付けている。締切は、2025年7月11日(金)必着。
応募・お問い合わせ先は次の通り。
〒980-0811仙台市青葉区一番町2-9-18 仙台弁護士会ジュニア・ロー・スクール仙台係
TEL:022-223-1001 FAX:022-261-5945 メールアドレス:jls@senben.org
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