ユーチューバーのヒカルさんが11月15日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、駐車場に止めていた車を何者かによって傷つけられたと報告した。
この日、仲間たちと焼肉屋へ向かったヒカルさん。食事後、駐車場に戻ると、ミニバン「アルファード」の助手席ドア部分に、駐車したときにはなかった凹みを見つけた。
傷は「ボッコーン凹んどる」「えぐい」と語るほどで、隣の車のドアが当たったという感じではなかったという。
ヒカルさんは「俺らナンバー出しとるからな」「100これはもう故意に誰かがやっとうわけやんか」などと話してる。
●故意なられっきとした犯罪だが…
刑事事件にくわしい冨本和男弁護士は次のように解説する。
「器物損壊という犯罪になります。ただ、過失の場合だと器物損壊は成立しないので、はっきりした映像がないと罪に問うのは難しいと思います。いずれにしても弁償はしないといけません」(冨本弁護士)
ヒカルさんによると、現場近くにも監視カメラがあり、「ワンチャン辿れる可能性がある」という。ただ、「時間奪われて仕方がない」といい、今回は目をつぶるそうだ。
●修理は自腹? 保険の適用可否
そうなると車体の修理は自費ということになるのだろうか。
落書きや蹴られてできた凹みなどの「いたずら被害」には、車両保険が使える。ただし、基本的には1等級ダウン扱いとなるため、修理費用と保険料を天秤にかける必要がありそうだ。
「自分で傷つけて、保険金をだましとるケースもあり、保険会社は警察に被害届を出したかや被害に遭った際の状況などを確認してくると思います。保険を申請するなら、警察に届け出るべきでしょう」(冨本弁護士)
ヒカルさんは、YouTubeチャンネルで「別にお金はいいんやけどさ、単純にうざいな。ってか怖いな」と語る。今回は車だったから良いものの、直接危害を加えられる恐れもあるとして、同じくユーチューバーのラファエルさんから、「そろそろボディーガード付けたほうがいいですよ」と言われていることも明かした。