依頼者の人生がより良いものとなるように〜個人から企業まで幅広い事件に対応
人生を変えた授業
ーー弁護士を目指した経緯を教えてください。
大学入学時、法律とは無縁の理系学部の学生でしたが、最初のきっかけは、大学の一般教養の授業で、日本国憲法について学んだことでした。
それまで、私の中では法律といえば、社会的権力者のために作られているというイメージがありました。
しかし、理不尽なことや不正義な場面にあってしまった場合に、たとえ社会的に立場が弱い人であっても、国家や大企業を相手方として、憲法や法律を武器にして、権利救済を求めることができることを学びました。
同時に、法律を扱う職業にも興味がわき、いろいろと調べていく中で、心惹かれたのが弁護士でした。個人の裁量が広く、自分の意志、心掛け、力量次第で、目の前にいる困っている人を助けることができる魅力的な職業だと感じ、弁護士を志すようになりました。
弁護士になるには本格的に法律を学ぶ必要があると考え、大学3年生に進学するタイミングで、理系学部から法学部に転部しました。ただ、転部したからといって弁護士になれる保証はありませんので、迷う気持ちもありましたが、将来に対する不安よりも、弁護士になりたいという気持ちが上回りました。
弁護士を志してからは、家族を含めた周囲のサポートもあり、勉強中心の生活に切り替えて、幸い弁護士の職業に就くことが出来ました。
ーー取り扱い分野を教えてください。
事件を選別することなく、個人案件から企業案件まで幅広く取り扱っています。割合としては、企業からの依頼が6割とやや多く、労働問題、取引先との契約関係に関する相談、経営権に関する紛争、事務所・店舗等の不動産に関する相談、社内の規約関係の法的整備、債権回収など依頼内容は多岐にわたります。
個人の案件では離婚、男女問題、相続、不動産、交通事故、債務整理などを扱っています。
裁判所関係の業務では、破産管財人の仕事を行っています。
ーー相談に来られる企業はどのような企業が多いのでしょうか?
中小企業が多いです。一概には言いきれませんが、比較的規模の小さい企業や創業して間もない企業などは、まずは売上を上げ、経営を軌道に乗せることに注力し、最初に税務、次に労務、そしてようやく法務に目を向けるということが多いように感じます。
私の経験でも、法人依頼者からの最初の依頼は紛争解決であることが多いですが、その大半は当初から法務に取り組んでいれば、そもそもトラブルにならなかったか、なったとしてもスムーズに解決できたのではないかと思われます。
法務面のマネジメントは企業の規模に関わらず必要なことだと思います。日頃から弁護士に相談する体制を整えておけば、社内外で起きるトラブルのダメージを最小限に抑えたり、未然に防ぐことができます。メリットはたくさんありますので、労務や税務と同様に法務にも意識を向けて、弁護士を頼ってほしいと思います。
依頼者が真に満足しなければ解決とは言えない
ーー仕事をする上で心がけていることはありますか?
自己満足に陥らず、依頼者が真に望むものはなにかを常に意識することです。事件が終結して、弁護士の判断としては良い結果が得られたという内容であったとしても、依頼者が「想定よりも時間がかかった」とか、「自分の意見を聞いてもらえなかった」と感じるようでは、真の解決とは言えません。
事件の進め方、スピード感、優先順位など、依頼者の希望、意向を丁寧に聞き出して気持ちに寄り添いながら適切な事件処理を行い、最終的に「この弁護士に依頼してよかった」と思ってもらえるゴールを目指して業務にあたるように心がけています。
ーー竹中先生にとって仕事のやりがいはなんですか?
仕事に取り組んだ結果、依頼者の人生がポジティブな方向に変わる瞬間に立ち会えることです。これはやりがいであると同時に、非常に大きなプレッシャーでもあります。事件の進め方や判断の一つひとつが、依頼者の今後の人生に大きく影響する可能性があるわけですから、責任は重大です。
それだけに、事件を無事に解決でき、依頼者から感謝の言葉をもらえると、本当にうれしいです。努力が報われたなと感じます。
ーー休日の過ごし方を教えてください。
子どもがクワガタやカブトムシに夢中なので、休みの日は大きな公園に一緒に行って昆虫を探したり、カブトムシが多いスポットまで足を延ばしたりしています。
友人たちとお酒を飲みながらたわいもない話で盛り上がったり、ゴルフに行ったりするのも好きなのですが、新型コロナウイルスの影響で大幅に機会が減ってしまいました。ですから、いまは子どもと一緒に過ごしたり、家族でドライブや時間に余裕がある場合には旅行に行くなど、家族で過ごすことが多いです。
ーー今後の仕事の取り組み方について、竹中先生がご自身に課している目標などはありますか。
弁護士に関する仕事を職人業であると考えています。今後も、ご依頼いただいた事件について、経験、知識、体力、精神力の全ての力を、各事件にぶつける覚悟で事件処理を行い、職人として丁寧に仕事を行うことを1つ1つの事件で積み重ねていきたいです。
ーー最後に、弁護士への依頼を検討している方へ向けてメッセージをお願いします。
ご相談に来られる方には、これまでの生活で弁護士と接点を持ったことがない方や、初めて弁護士に相談するという方も多く、とても緊張しながら法律事務所を訪れるのだと思います。そういった方々が悩みごとを打ち明けやすい雰囲気づくり、環境づくりに努めていますので、どうぞお気軽にご相談ください。