揺るがない弁護士としての軸|誰にでも起きうる身近な法律トラブルを長年にわたり解決してきました
「街弁」として、個人の身近なトラブル解決に尽力
――これまでのキャリアについて教えてください。
慶応義塾大学法学部を卒業後、上智大学法科大学院に進み、2009年に弁護士になりました。その後、複数の法律事務所を経験し、2020年から現在の事務所に所属しています。
――どういったきっかけで弁護士を目指されたのでしょうか?
幼い頃から、「弁護士は人の悩みを解決する格好良い仕事」というイメージがあって、漠然とした憧れはありました。ただ本気で目指し始めたのは大学に入ってからです。
というのも、大学が法学部だったので、周りには弁護士を目指して勉強を始める人がたくさんいたんです。彼らから影響を受けて、私も勉強を始めました。
もちろん途中で勉強をやめてしまう人も多いですが、私は法律の勉強が性に合っていて続けることができました。
――どういう弁護士になりたいと思っていましたか?
いわゆる「街弁」として、穏やかに生活を送っている中でトラブルに巻き込まれてしまった方を助けたいと思っていました。
法律トラブルに対して、「自分には関係ない」と思う方も少なくありません。しかし普通に生活をしていても、相続・離婚・交通事故といったトラブルは誰にでも起きる可能性があります。そういったトラブルに巻き込まれてしまった方が1日でも早く元の生活に戻れるようにサポートしたいという想いを持っていました。
――長年弁護士を続けてこられて、その想いに変化はありましたか?
基本的には変わりません。むしろその想いは強くなったと思います。もちろん弁護士を続ける中で、当事者それぞれに言い分や正義があって、そう簡単には割り切れないことを実感しました。
それぞれの主張を踏まえて利害を調整するのは簡単なことではありませんが、だからこそ、最終的に依頼者の言い分や正義を実現できたときの達成感は大きく、この仕事のやりがいを感じます。
多くの経験を経ても、揺るがない弁護士としての軸
――現在は、どういった分野に注力されていますか?
当事務所には80名以上の弁護士が所属していて、上場企業やベンチャー企業などの企業法務を専門とする弁護士もいれば、AIなど最先端の分野に取り組む弁護士もいます。
私の場合は、2020年の入所から一貫して個人の身近な法律トラブルに力を入れています。具体的には、誹謗中傷問題、不動産問題、借金問題、交通事故、刑事事件などを取り扱っていますが、特に離婚と相続に注力しています。
――個人の法律トラブルを幅広く手掛けていらっしゃるのですね。
はい。大きな法律事務所に所属していますが、やはり私の原点は「街弁」です。街弁である以上は特定の分野に特化せず、個人のお困りごとを幅広く解決できる弁護士でありたいと思っています。
――同じ法律事務所に様々な分野を取り扱う弁護士がいても、やはりその軸はぶれないのですね。
そうですね。どういう弁護士になるかというのは、それぞれの価値観なので正解はありません。自分が得意だったり興味があったり、「この方の力になりたい」と力が湧いてくるような分野に力を入れることで、自然と良い仕事ができると思います。
そういう意味で、幅広い分野を取り扱っている当事務所のよさは、各弁護士が自分の強みや興味・関心を活かせるところだと思います。それが私の場合は、街弁だったわけです。
すぐ隣にいるような方のお困りごとのほうが身近に感じられますし、共感もできます。色んなタイプの弁護士に出会ったことで、より自分の弁護士としての輪郭がはっきりしたように思います。
経験に勝るものはなし。長年の経験で培った知識やスキルで解決に導く
――仕事をする上で、どういったことを心がけていますか?
色々ありますが、依頼者とのコミュニケーションは特に大切にしています。たとえば法律相談のときは、依頼者が今置かれている状況をわかりやすく伝えるようにしています。
法律は身近な問題を解決する道具なのに、難しい言葉や仕組みが多く遠い世界になりがちです。ですから法律相談では、専門用語をできるだけ使わず、法律の趣旨や目的もわかりやすく説明しています。そして、依頼者は今どういう状況で、これからどうすべきか、どうなっていくかということを法律に沿ってご説明します。
また、離婚や相続は、依頼者が怒ったり悲しまれたりしていることが多いです。そういう場合、私はできるだけフラットな状態でいるように心がけています。
――共感を大切にするという弁護士はいらっしゃいますが、先生の場合はフラットな状態を心がけていらっしゃるのですね。
私の場合は、意識しないと共感しすぎるところがあるからです。もちろん依頼者の気持ちに共感することは大切です。ただ共感しすぎて私まで感情的になると、弁護士としての客観的な視点を失いかねません。
弁護士には、解決に導くという役割があります。ですから、本当は一緒になって怒りたい、悲しみたいというときほど、フラットな状態を心がけています。それで相談者・依頼者から「冷たい」とか「気持ちをわかってくれない」と言われたことはなく、むしろ冷静に支えてくれたという印象を持っていただけるようです。
――先生の弁護士としての強みはどういったところでしょうか?
たとえば離婚や相続は、多くの弁護士が取り扱っている分野ですから、特別な分野を手掛けているわけではありません。ただ、経験に勝るものはありません。長年弁護士を続け、多くの相談者・依頼者と関わり、法律トラブルを解決してきたので、より正確な見通しを示せたり、適切な解決ができるようになったと思います。
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――休日はどういった過ごし方をされていますか?
サッカーやプロレスの試合を観戦することが好きなんですが、最近はなかなか時間が取れません。その代わりと言いますか、口コミグルメサイトを見て色んなお店に食事に行っています。
どんなに忙しくても食事はしますから、それなら美味しい物を食べようと思ったのがきっかけです。出張も多いので、その土地の名店に足を運んだりして楽しんでいます。
――今後の展望をお聞かせください。
弁護士の仕事には、ゴールがありません。
長年弁護士を続けたことで、できるようになったことはたくさんあります。他方で、経験の少ない分野もありますし、学ぶべきことは山積みです。法改正もあったり、時代の変化とともに様々な問題も出てきます。
そういったことにも対応できるように、日々勉強を怠らず、目の前の案件に全力で取り組み、より良い法的サービスを提供できるようになりたいですね。
――最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へのメッセージをいただけますでしょうか。
弁護士に相談するのは、まだまだハードルが高いと感じる方も多いと思います。しかし早めにご相談いただければ、その分選べる選択肢も多いですし、ストレスや不安から早く解放されます。相談が遅れることで、できなくなることもありますので、少し勇気を出して相談してみてください。
相談者と目線を合わせ、なんでも話せるような対応を心がけていますので、お気軽にご相談ください。