IT国家資格に該当するのは以下の資格です。
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- ITストラテジスト
- システムアーキテクト
- プロジェクトマネージャ
- ネットワークスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
- エンベデッドシステムスペシャリスト
- 情報セキュリティスペシャリスト
- ITサービスマネージャ
- システム監査技術者
・相談料は30分あたり5000円+税です。
無料相談は行っておりませんが,相談後受任させて頂くこととなる場合は,頂いた相談料を着手金に充当する扱いとさせて頂く場合もあります(相談後受任までの期間等によります)。
・事前のご予約があれば,早朝深夜や土日祝日でも,すべての時間のご相談に対応しております。メールによるご連絡・ご予約をご利用ください。
【個人プロフィール】
①このページをご覧の皆様へ
弁護士になって10年目になります。
弁護士になったきっかけは、大学卒業後に入社した会社で法令遵守体制を是正したいという正義感を持ったことでした。自分なりに模索しながら働いていましたが,身体を壊し入院することになりました。このとき,法科大学院を受験しようと決意し,病院で一日中法律書を読んでいました。
司法試験を受けたとき、「もし合格できたら自分の力だけではないのだから、自分のためだけでなく、人のために力を使おう」と思っていました。その時の気持ちで今も弁護士として活動をしています。
今後も感謝の気持ちを忘れずに、謙虚な気持ちで、ご依頼者様のサポートを続けていきたいと思います。
令和元年11月に独立開業をいたしました。今までは,交通事故の案件処理を中心に経験を積ませて頂きましたが,これを機会に,相続案件や企業法務にも,より注力していきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いします。
②主な活動
ⅰ 委員会,教員等
神奈川県弁護士会法科大学院支援委員会
同 高齢者・障がい者の権利に関する委員会
同 法律相談センター運営委員会
横浜国立大学法科大学院 非常勤講師(平成26年度、平成27年度、平成28年度)
横浜国立大学法科大学院 客員准教授(平成29年4月~)
運輸安全総研トラバス 理事(運輸業界への支援活動)
その他,社外取締役(法務担当),顧問弁護士等
ⅱ 講演活動
・相続・遺言研修会講師(神奈川県弁護士会主催)
・未払い残業代請求対策セミナー(運輸安全総研トラバス(http://trubus.org/) 主催
・高速道路の交通安全に関するセミナー,引越業のトラブル防止対策セミナー(神奈川県トラック協会主催)等
ⅲ 執筆活動
法学セミナー『司法試験の問題と解説』(2018,2019年度版・日本評論社)等
ーー弁護士を目指した経緯を教えてください。
父が司法試験を受験していたこともあって、実家には、捨てられなかったのでしょうか、法律に関する本がたくさんありました。
子供の頃に本の中身を覗いてみたことがありましたが、旧字体の漢字と、読点のないカタカナ文で書かれた法文は日本語とは思えないくらい読みにくく、解説書も何が書いてあるかまるで分からず、絶対にこんなものに手を出してたまるかと、その時は思いました。しかし、どうしてか無意識のうちに法律家になることを考えるようになっていたのかもしれません。今では、こんなに面白いものはないと思っています。
ただ、大学卒業後は一般企業に就職しました。本当は在学中に司法試験の勉強をしようと思っていたのですが、蓋を開けてみれば、単位は落とさない程度に勉強してあとは部活とアルバイトと遊びといった、よくある大学生の過ごし方をして大学生活が終わっていました。
大学卒業後に入った就職先では、顧客への説明や意思確認も不十分なまま契約をしていたため、トラブルが横行していました。コンプライアンス体制を是正するべきだと会社に意見をしていたのですが、まったく聞いてもらえませんでした。仕方ないので、法務部やコンプライアンスの部門に移してもらうために、仕事が終わったあと夜中まで勉強してコンプライアンスや法務関連の資格をとったりして、会社にアピールもしていましたが、そういう会社では少しも響かなかったですね。
それどころか、しばらくすると体を壊して入院してしまいました。手術を受けて入院中に「このまま死んだら何も残らないな」「何かやらなきゃな」と思ったことをきっかけに、会社を辞めて、法科大学院に進学することを決意しました。
もともとなりたいと思っていた法律家の仕事ですが、この出来事がなければ、ずっと「なりたい」と思ったまま一生を過ごしていたかもしれません。考えようによっては病気になってよかったのかなとも思います。
ーー社会人を辞めて学生に戻ることに、不安はありましたか。
当時は司法試験を3回しか受けられず、その制限内で合格できるのか、もちろん不安でした。
それ以前に、法科大学院をちゃんと卒業できるかという問題もありました。実際に途中で退学した同期もいました。また、そもそも当時は法科大学院に入るのもそれなりに大変で、入れるかどうかも分からない状態で始めました。
法科大学院の入試を受けるための予備校の費用や受験料は自分でも少しは出しましたが、資金はそこで尽きて、結果、ほとんど親に助けてもらうことになりました。それまでいい加減に過ごしてきましたが、それでも、親は、やってみろと言ってくれました。
親はどういう気持ちだったのか、今では自分も親になってみて、分かるような分からないような段階ですが、そのときの私としては、そこまでしてもらった以上、何とか結果を出して応えるしかないという気持ちは強く、もうあとがないので最後はとくに必死で勉強しました。
親や応援してくれた人たちに対しては、感謝ももちろんですが、それにも増して、私を信じて司法試験に邁進させてもらった期待に応えなければならないという責任があり、それはいまでも変わっていません。自分が今後もどこまでやれるか、見ていてもらいたいと思います。
ーー注力分野と、注力している理由を教えてください。
幅広くご相談をお受けしていますが、多いのは相続だと思います。また、最近増えているのは、不動産の売買や建築に関わるトラブルの相談です。
ーー不動産の売買や建築について、具体的にはどういう相談が寄せられますか。
色々ありますが、たとえば「家を建てたり、リフォームを注文したりしたところ、工事の質に問題があった」というトラブルです。
建売住宅の場合は、通常、買主はすでに完成している建物を見て買います。しかし、注文住宅の場合、当然ながら現物は注文時にはなく、前もってお金を一定額支払って、完成時に残りの額を払うことが多いわけです。
本来であれば、建設途中の段階で見に行くなどして、柱の本数や木材の質などを確認し、疑問があるところは施主に確認し、場合によっては都度書面化すべきなのですが、どうしても業者に任せきりの施主が多いのが実情です。特に、セカンドライフ住宅としてちょっと遠方で建てたりすると、完成間近まであまり見に行かないなどということも多いようです。
なお、注文住宅でなくても、人気のエリアでは建売を買おうとしても建ってから申し込んだのでは買えないので、結局、建物ができる前に買うというケースも多いようで、同じ問題が生じてくる場合があります。あるいは、デザインなどが当初の説明と異なるということもあるので、注意が必要です。
リフォームの場合も、状況によりますが工事が杜撰で問題になることがあります。
こうした結果、完成後に施主が「ここが注文と違う」「ここが足りないから直してほしい」と、業者とトラブルになることがあります。
ーートラブルを防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。
トラブルになる前段階で、もっと弁護士が関与することができないかと思っています。たとえば、建築士などの専門家と組んで、契約段階や、施工の途中経過において、設計図や工事の進行状況、内容をこまめにチェックしていれば、業者もいい加減なことができなくなるでしょう。
施主にも、「任せきりはやめて、自分の目で途中経過を確認しておこう」という意識が生まれて、完成後のトラブル防止につながるのではないかと思っています。
ーーすでに業者とのトラブルが発生している場合でも、弁護士に相談するメリットはあるのでしょうか。
もちろんです。証拠の集め方などをアドバイスできるので、不安な方は、とにかく早めに相談してもらうのがいいと思います。証拠はどんどんなくなっていくため、今このときからでもいいので、録音や写真を確保しておくことが肝心です。
代金を支払い終わる前までなら、業者も、それなりに話合いをして穏便に収めようと思っているはずです。逆に言うと、代金をすべて払った後はこちらの言い分を聞いてもらえない可能性があるので、その前に相談していただきたいです。
そして、上記の建築の件に限らず、相続でも離婚でも、どのような紛争であっても、注意していれば未然に防ぐ手段は必ずあるのではないかと思っております。
私の恩師の一人が、「世の中から紛争がなくなったら喜んで廃業したいが、なかなかそうならない」とおっしゃっていましたが、紛争を解決することだけでなく、未然に防ぐことが仕事になるならば、私も廃業しなくて済みますし、世の中から紛争をなくすという理想も体現できます。
訴訟沙汰だけが弁護士の役割ではありません。むしろ紛争にならないのが最善で、紛争になって勝つのはあくまで次善です。
今後は、こういった仕事こそが自分の中で大切なものになってくるような気がしています。
ーー趣味や休日の過ごし方を教えてください。
司法試験の受験指導をライフワークとして行っています。このため、司法試験や予備試験の問題を、今でも毎年検討してフォローしています。ややもすると、司法試験に合格したあとは勉強から完全に離れてしまう先生も多いかもしれませんが、司法試験は、やはり実務に通じる基本的な知識や考え方をとても多く含んでいる素材です。司法試験の設問について受験生と議論を交わし、ささやかですが合格に向けた助言を行うことで、自分自身の法的思考を維持することにも役立っていると思っています。また、法律実務家として、受験指導の際には司法試験の議論だけでなく、実際の仕事上の体験談などをなるべく多く話に盛り込むようにしています。こうしたことで、少しでもモチベーションが上がってくれれば良いと思っています。
そのほかは、最近の休日は、もう武道漬けです。合気道の源流になったような古流柔術や、剣道の稽古で半日を費やします。さらに、剣道に関しては、最近、子ども向けの教室を手伝い始めました。他にも古流の剣術を習っていて、日曜日に鎌倉まで通っています。水曜日も柔術、火曜日と木曜日も剣道の稽古があるので、何もやっていない日は週2日ぐらいしかないですね。平日の稽古はどうしても休んでしまうこともありますが、土日は欠かさず参加するようにしています。日本の武道には力を使わないものが多いので、生涯続けることができる気がしています。
ちなみに、大学時代はマジックに夢中で、自分でサークルを立ち上げて活動していました。15年くらいブランクがありますが、ある時期に集中して練習したことは、不思議とその後も忘れないんですよね。いまでもそれなりにできますし、ふとしたときに新しい工夫を思いついたりもします。
ーー最後に、今後の展望を教えてください。
先ほども申し上げたとおり、紛争の予防をテーマにしていきたいということがあります。また、案件が増えてそろそろ手いっぱいになってきたので、人手を増やしたいなと思うこともあります。今は司法試験を目指す人たちに手伝ってもらっていて、任せた仕事に対しては極力フィードバックをするようにしています。いずれその方々が実務家になった時に、当事務所での経験を少しでも役立ててほしいと思っております。
また、今後、他の弁護士に来て頂くことになったとしたら、自分がその人に与えられるものをちゃんと与えて、経験を積んで巣立ってもらえるような関係を築けたらいいなと思います。
IT国家資格に該当するのは以下の資格です。
・相談料は30分あたり5000円+税です。無料相談は行っておりませんが,相談後受任させて頂くこととなる場合は,着手金に充当する扱いとさせて頂く場合もあります。
・営業時間外や,土日祝日につきましては,すぐに電話に対応できないことがありますが,できる限り速やかに折り返しをいたします。
・事前のご予約があれば,すべての時間のご相談に対応しております。メールによるご連絡・ご予約をご利用ください。
・相談料は30分あたり5000円+税です。無料相談は行っておりませんが,相談後受任させて頂くこととなる場合は,着手金に充当する扱いとさせて頂く場合もあります。
・営業時間外や,土日祝日につきましては,すぐに電話に対応できないことがありますが,できる限り速やかに折り返しをいたします。
・事前のご予約があれば,すべての時間のご相談に対応しております。メールによるご連絡・ご予約をご利用ください。
お気に入りに保存すれば一覧からいつでもプロフィールを見直せます。
ーー弁護士を目指した経緯を教えてください。
父が司法試験を受験していたこともあって、実家には、捨てられなかったのでしょうか、法律に関する本がたくさんありました。
子供の頃に本の中身を覗いてみたことがありましたが、旧字体の漢字と、読点のないカタカナ文で書かれた法文は日本語とは思えないくらい読みにくく、解説書も何が書いてあるかまるで分からず、絶対にこんなものに手を出してたまるかと、その時は思いました。しかし、どうしてか無意識のうちに法律家になることを考えるようになっていたのかもしれません。今では、こんなに面白いものはないと思っています。
ただ、大学卒業後は一般企業に就職しました。本当は在学中に司法試験の勉強をしようと思っていたのですが、蓋を開けてみれば、単位は落とさない程度に勉強してあとは部活とアルバイトと遊びといった、よくある大学生の過ごし方をして大学生活が終わっていました。
大学卒業後に入った就職先では、顧客への説明や意思確認も不十分なまま契約をしていたため、トラブルが横行していました。コンプライアンス体制を是正するべきだと会社に意見をしていたのですが、まったく聞いてもらえませんでした。仕方ないので、法務部やコンプライアンスの部門に移してもらうために、仕事が終わったあと夜中まで勉強してコンプライアンスや法務関連の資格をとったりして、会社にアピールもしていましたが、そういう会社では少しも響かなかったですね。
それどころか、しばらくすると体を壊して入院してしまいました。手術を受けて入院中に「このまま死んだら何も残らないな」「何かやらなきゃな」と思ったことをきっかけに、会社を辞めて、法科大学院に進学することを決意しました。
もともとなりたいと思っていた法律家の仕事ですが、この出来事がなければ、ずっと「なりたい」と思ったまま一生を過ごしていたかもしれません。考えようによっては病気になってよかったのかなとも思います。
ーー社会人を辞めて学生に戻ることに、不安はありましたか。
当時は司法試験を3回しか受けられず、その制限内で合格できるのか、もちろん不安でした。
それ以前に、法科大学院をちゃんと卒業できるかという問題もありました。実際に途中で退学した同期もいました。また、そもそも当時は法科大学院に入るのもそれなりに大変で、入れるかどうかも分からない状態で始めました。
法科大学院の入試を受けるための予備校の費用や受験料は自分でも少しは出しましたが、資金はそこで尽きて、結果、ほとんど親に助けてもらうことになりました。それまでいい加減に過ごしてきましたが、それでも、親は、やってみろと言ってくれました。
親はどういう気持ちだったのか、今では自分も親になってみて、分かるような分からないような段階ですが、そのときの私としては、そこまでしてもらった以上、何とか結果を出して応えるしかないという気持ちは強く、もうあとがないので最後はとくに必死で勉強しました。
親や応援してくれた人たちに対しては、感謝ももちろんですが、それにも増して、私を信じて司法試験に邁進させてもらった期待に応えなければならないという責任があり、それはいまでも変わっていません。自分が今後もどこまでやれるか、見ていてもらいたいと思います。
ーー注力分野と、注力している理由を教えてください。
幅広くご相談をお受けしていますが、多いのは相続だと思います。また、最近増えているのは、不動産の売買や建築に関わるトラブルの相談です。
ーー不動産の売買や建築について、具体的にはどういう相談が寄せられますか。
色々ありますが、たとえば「家を建てたり、リフォームを注文したりしたところ、工事の質に問題があった」というトラブルです。
建売住宅の場合は、通常、買主はすでに完成している建物を見て買います。しかし、注文住宅の場合、当然ながら現物は注文時にはなく、前もってお金を一定額支払って、完成時に残りの額を払うことが多いわけです。
本来であれば、建設途中の段階で見に行くなどして、柱の本数や木材の質などを確認し、疑問があるところは施主に確認し、場合によっては都度書面化すべきなのですが、どうしても業者に任せきりの施主が多いのが実情です。特に、セカンドライフ住宅としてちょっと遠方で建てたりすると、完成間近まであまり見に行かないなどということも多いようです。
なお、注文住宅でなくても、人気のエリアでは建売を買おうとしても建ってから申し込んだのでは買えないので、結局、建物ができる前に買うというケースも多いようで、同じ問題が生じてくる場合があります。あるいは、デザインなどが当初の説明と異なるということもあるので、注意が必要です。
リフォームの場合も、状況によりますが工事が杜撰で問題になることがあります。
こうした結果、完成後に施主が「ここが注文と違う」「ここが足りないから直してほしい」と、業者とトラブルになることがあります。
ーートラブルを防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。
トラブルになる前段階で、もっと弁護士が関与することができないかと思っています。たとえば、建築士などの専門家と組んで、契約段階や、施工の途中経過において、設計図や工事の進行状況、内容をこまめにチェックしていれば、業者もいい加減なことができなくなるでしょう。
施主にも、「任せきりはやめて、自分の目で途中経過を確認しておこう」という意識が生まれて、完成後のトラブル防止につながるのではないかと思っています。
ーーすでに業者とのトラブルが発生している場合でも、弁護士に相談するメリットはあるのでしょうか。
もちろんです。証拠の集め方などをアドバイスできるので、不安な方は、とにかく早めに相談してもらうのがいいと思います。証拠はどんどんなくなっていくため、今このときからでもいいので、録音や写真を確保しておくことが肝心です。
代金を支払い終わる前までなら、業者も、それなりに話合いをして穏便に収めようと思っているはずです。逆に言うと、代金をすべて払った後はこちらの言い分を聞いてもらえない可能性があるので、その前に相談していただきたいです。
そして、上記の建築の件に限らず、相続でも離婚でも、どのような紛争であっても、注意していれば未然に防ぐ手段は必ずあるのではないかと思っております。
私の恩師の一人が、「世の中から紛争がなくなったら喜んで廃業したいが、なかなかそうならない」とおっしゃっていましたが、紛争を解決することだけでなく、未然に防ぐことが仕事になるならば、私も廃業しなくて済みますし、世の中から紛争をなくすという理想も体現できます。
訴訟沙汰だけが弁護士の役割ではありません。むしろ紛争にならないのが最善で、紛争になって勝つのはあくまで次善です。
今後は、こういった仕事こそが自分の中で大切なものになってくるような気がしています。
ーー趣味や休日の過ごし方を教えてください。
司法試験の受験指導をライフワークとして行っています。このため、司法試験や予備試験の問題を、今でも毎年検討してフォローしています。ややもすると、司法試験に合格したあとは勉強から完全に離れてしまう先生も多いかもしれませんが、司法試験は、やはり実務に通じる基本的な知識や考え方をとても多く含んでいる素材です。司法試験の設問について受験生と議論を交わし、ささやかですが合格に向けた助言を行うことで、自分自身の法的思考を維持することにも役立っていると思っています。また、法律実務家として、受験指導の際には司法試験の議論だけでなく、実際の仕事上の体験談などをなるべく多く話に盛り込むようにしています。こうしたことで、少しでもモチベーションが上がってくれれば良いと思っています。
そのほかは、最近の休日は、もう武道漬けです。合気道の源流になったような古流柔術や、剣道の稽古で半日を費やします。さらに、剣道に関しては、最近、子ども向けの教室を手伝い始めました。他にも古流の剣術を習っていて、日曜日に鎌倉まで通っています。水曜日も柔術、火曜日と木曜日も剣道の稽古があるので、何もやっていない日は週2日ぐらいしかないですね。平日の稽古はどうしても休んでしまうこともありますが、土日は欠かさず参加するようにしています。日本の武道には力を使わないものが多いので、生涯続けることができる気がしています。
ちなみに、大学時代はマジックに夢中で、自分でサークルを立ち上げて活動していました。15年くらいブランクがありますが、ある時期に集中して練習したことは、不思議とその後も忘れないんですよね。いまでもそれなりにできますし、ふとしたときに新しい工夫を思いついたりもします。
ーー最後に、今後の展望を教えてください。
先ほども申し上げたとおり、紛争の予防をテーマにしていきたいということがあります。また、案件が増えてそろそろ手いっぱいになってきたので、人手を増やしたいなと思うこともあります。今は司法試験を目指す人たちに手伝ってもらっていて、任せた仕事に対しては極力フィードバックをするようにしています。いずれその方々が実務家になった時に、当事務所での経験を少しでも役立ててほしいと思っております。
また、今後、他の弁護士に来て頂くことになったとしたら、自分がその人に与えられるものをちゃんと与えて、経験を積んで巣立ってもらえるような関係を築けたらいいなと思います。
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