都内で開催されていたアートイベント「デザインフェスタ」(通称:デザフェス)に出店していた焼き菓子店(目黒区)が販売したマフィンが、「納豆みたいなにおいがする」などと購入者から指摘されていた問題で、店は11月21日、ホームページを開設したうえで、あらためて謝罪するとともに、すでに閉業し、営業再開の予定がないことを明らかにした。
厚労省が公開している食品のリコール情報によると、2日間にわたって開催されたデザフェスで販売されたマフィン9種3000個が回収対象となっていたが、11月20日までに商品の回収の受付を終了し、851個が回収されたという。
⚫️偽のホームページまで登場
店はホームページで「当店といたしましては、食品の製造・販売業者としての食品衛生に対する知識、理解及び対策等が不十分であったことを深く反省しております」などとつづっている。今後は保健所の調査に協力するとともに、問題の原因が判明した際にはあらためて報告する予定という。
また、問題が発覚してから以降、店は閉業しており、今後も営業再開の予定はないとした。
一方で、店をかたった偽のホームページが公開されており、削除依頼を出しているという。このホームページでは、店の商品や地図などが掲載されている(11月21日21時現在)。
今後、デザフェスで販売された商品についての問い合わせは、店のホームページ(https://honeyhoneyxoxotaisakushitsu.crayonsite.info/ )から案内されるという。
焼き菓子店をかたった偽サイト