仙台弁護士会は7月27日、中高生を対象とした「ジュニア・ロー・スクール」を仙台弁護士会館とオンラインのハイブリッドで開催する。宮城県外からの参加も可能。
午前中は、仙台弁護士開館で、中学生と高校生に分かれて「法教育授業」を開く。中学生は「文化祭でバンド演奏に使う予定のギターがアメフト部の生徒のタックルで壊れちゃった!!」というテーマで、当事者と一緒により良い解決方法を考える。
高校生は「名門公立Y女子大に入学願書を出したところ、男性であることを理由に出願を拒否された受験生X。出願できる地位の確認を求めて裁判を起こした」というテーマで、性別による出願拒否が、法の下の平等に反するのかを議論する。
午後はオンライン参加も可能な「模擬裁判」で、「教室の黒板に『こんどむずかしいテスト出したらマジでコロス』と教師への脅迫文が残されていた」として、証人や被告人への尋問をして、最終的に下すべき判決やその理由を考える。
参加は中高生で、先着110人まで(会場60人、オンライン50人)。参加費は無料。応募は2024年7月12日必着。詳しい応募方法や詳細は、仙台弁護士会のHPまで。
当日のプログラム(仙台弁護士会提供)