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「24時間テレビにボランティア参加」旧統一教会の「暴露」に日テレ釈明「個人的な思想・信条は確認していない」
日テレの大時計(khadoma / PIXTA)

「24時間テレビにボランティア参加」旧統一教会の「暴露」に日テレ釈明「個人的な思想・信条は確認していない」

旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が8月25日、公式サイトで『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系列)に「女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にわたって関わっていた」などと公表した。

このことを受けて、日本テレビは翌26日、公式サイトでプレスリリースを出して、「一般的に、参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません」と釈明した。

●「証拠写真」とともに24時間テレビと教団の関係を主張

教会側は公式サイトに『24時間テレビ』の番組テロップ(2014年)だとする画像もアップ。参加ボランティア団体として「世界基督教統一神霊協会・能登教会」が紹介されていると主張していた。

このような教会による公表を受けて、日テレは公式サイトで声明を発表した。

テレビ画像は「弊社系列のテレビ金沢が2014年7月27日にローカルエリアで放送したものと、テレビ金沢から報告を受けています。2014 年の弊社『24 時間テレビ』の中で放送されたものではなく、全国放送はされていません」と回答。

また、女性信徒のボランティアについては「一般的に、参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません」と説明した。

●日テレに対する報復措置だったのか

教会は今回のリリースを出す数日前、メディアによる旧統一教会に関する報道が過熱しているとして、メディアと教会との関係について、調査して公表する準備があると示していた。

「メディアへの報復ではないか」と指摘する声が高まっていた中で、予告通りに日テレが槍玉にあげられたかたちだ。

なお、弁護士ドットコムニュースは8月26日午前、日テレに対して、今回の件について事実確認および質問をメールでしていた。

その中で「貴局の今後の報道姿勢等に影響はあるものでしょうか」という質問に対して、日テレは「弊社は、引き続き伝えるべき事実を報道して参ります」と太字で強調しながら返答した。

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