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銭湯絵師・丸山さん家族、弟子かたる「銭湯アイドル」のデマに憤り「一切の謝罪ない」 元弟子・勝海さん中傷の判決後に発信
丸山清人さんと勝海麻衣さんが銭湯絵を描いた末広湯(撮影:ナカムラヨシノーブ)

銭湯絵師・丸山さん家族、弟子かたる「銭湯アイドル」のデマに憤り「一切の謝罪ない」 元弟子・勝海さん中傷の判決後に発信

銭湯絵師・丸山清人さんの公式サイトは7月19日、「銭湯アイドル」として活動する女性による虚偽告発を公表し、丸山さんや家族がうけてきた苦しみを明らかにした。

家族一同名義の声明では、SNSなどで女性が発信してきた主張を「事実無根」と指摘するものだ。

これまで女性は「日本で4人目の銭湯絵師」「丸山清人さんの弟子になりました」と投稿し、あたかも丸山さんの弟子のようになったかのように振る舞っていたという。

⚫︎雑談で「弟子になるか」と言っただけなのに、「師匠と共作」と発信

声明では、女性は丸山さん出演の銭湯イベントに現れて、実際は共作ではないのに「丸山清人師匠と共作」とSNSで強調した投稿をしたなどと指摘した。

丸山さんと女性とは計5回程度の面識しかなく、制作現場に女性が見学にきた際に、「弟子になるか」と休憩中の雑談をしたことはあったが、弟子ではなく、女性の本名や住所も知らないという。

さらに、女性は丸山さんから弟子だったことを否定するような発言をうけたなどと投稿もしたが、これもデマだという。

このような女性のツイッター上での告発、投稿によって、丸山さんはいわれない誹謗中傷をうけ、家族は「本当に苦しい日々でした」と振り返る。

丸山さんの家族は「当時84歳の高齢の父が、長年地道に築いてきた銭湯絵師としての誇りやプライドを、(中略)虚偽の発言により、傷つけられました。これほど非道な行いをしても尚、未だに一切の謝罪がないことに強い憤りを感じております」と女性を強く非難した。

声明では、アーティストの勝海麻衣さんにも言及。勝海さんは2017年から正式に丸山さんの弟子見習いだったとしている。

今年7月18日には、勝海麻衣さんと父親の東一郎さんが女性を相手取った民事訴訟で、女性に賠償を命じる判決が言い渡されている。女性は2021年に名誉毀損罪での略式命令もうけた。

丸山さんも警察の聴取に協力したとしている。

報告は「ご報告、経緯を父に代わり、父 丸山清人の名誉回復の一助となる最後の機会と思い、当ホームページに掲載し、皆様にお伝えすることといたしました」という一文から始まっている。

【勝海麻衣さんインタビュー】銭湯アイドルへの法的措置

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