「権利は実現できてこそ意味がある」債権回収に注力し、依頼者の権利実現に全力を尽くす
「自分のような社会的弱者を救いたい」
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
もともと飲食関係で働くことが夢でした。料理を作るのも接客も好きだったので、大学時代は飲食店でアルバイトばかりしていました。卒業後はそのまま飲食関係に就職したのですが、30歳を過ぎたころに腰を痛めてしまいました。
「ブラック」と呼べるような環境だったので、あっさりとリストラに遭ってしまい、やることがなくなってしまったんです。そこで何をしようかと考えた時に、自分のように苦境に立たされている社会的弱者を助けたいと思い、弁護士を目指そうと決意しました。
ーーそれまで法律の勉強はしていなかったのですよね?司法試験はかなり大変だったのでは?
大学は一応法学部だったのですが、あまり勉強はしてこなかったので、下地はほぼゼロの状態で始めました。お金を使う暇がなくそこそこ蓄えもあって、勉強に集中することができたのですが、勉強のしすぎで当時の記憶はほとんどないですね。
飲食店では当たり前のように月300時間以上働いていたので、それに比べれば勉強なんて辛くありませんでした。
ーー大学以前はどのような学生生活だったのですか?
小学一年生から高校三年生までの12年間ずっとサッカーをしていました。当時は今ほどサッカー人口は多くなかったですけど、横浜市でも一番くらいのクラブにいたのでそれなりにはがんばっていたと思います。
チームメイトには後にJリーグのヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)に入るような選手もいたんですよ。
「結果にこだわりたい」
ーー現在注力されている分野はなんでしょうか。
事務所では不動産や建築関係の企業法務がメインですね。個人でも強みがほしくて、10年くらい前から債権回収の仕事に力を入れています。ホームページも自分で作りました。
ーーなぜ債権回収なのでしょうか?
やはりビジネスにおいて結果が大事だと思うんですよ。訴訟も同じで、裁判で権利を勝ち取っても、その権利を実現できなかったら意味がないーー。その結果にこだわりたいと思い、債権回収に注力するようになりました。
依頼者は本当に色々な人がいます。法人だと建築関係が多いですね。口約束のような契約をして後から払ってもらえない…といった依頼をよく受けます。
例え口約束だったとしても、メールの履歴だったり、過去の契約状況を調べれば回収することは可能です。
ーー個人の方からもご依頼はくるのですか?
もちろんです。給料の未払い、慰謝料や養育費の請求、単純に友人間で貸したお金を返してもらいたいなど、本当に様々です。回収は個人ですると時間もかかるし、ストレスも溜まります。弁護士に任せるという人は多いです。
「白黒つけて前に進みたい。そういった意味でも債権回収を利用するメリットがあるのかもしれません」
ーー個人間のお金のやり取りだと回収が難しいケースも多いのでは?また、弁護士費用を考えると費用倒れになるケースもあるのでは。
それはありますね。なので回収が難しい時やメリットが少ない時は、相談の段階ではっきりと伝えます。
それでも散々時間をかけて手元に残るのがわずかだとわかった上で、どうしても取り返したいという人はけっこういるんです。白黒つけて前に進みたい。そういった意味でも債権回収を利用するメリットがあるのかもしれません。
ーープライベートについてもお聞かせください。休日はどのように過ごしていますか。
息子と遊んでいます。コロナがもう少し落ち着いたら一緒に旅行にも行きたいんですけどね。身近な趣味ですと、やはり食べることと作ることなので、時間が空いたら料理をしています。
この間も半日かけて栗をむいてマロングラッセ作ろうと思ったんですけど、息子が食べたくないと言い出して栗ご飯になっちゃいました。美味しかったですけど(笑)。
ーー最後に法律トラブルを抱える方にメッセージをお願いいたします。
もっと早く相談に来てくれれば手立てがあったのに…ということが多々あります。昔に比べて法律事務所は、敷居の高いものではなくなりました。料金もリーズナブルになりましたし、そんなに気難しい場所ではないんです。なので、一人で悩まず気軽に相談にきてほしいと思います。