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モラハラ・DV夫(アルコール中毒に近い夫)との離婚!住所を知られずに離婚して安心した生活を取り戻すことができたケース

50代 女性
この事例の依頼主 50代 女性

相談前の状況  結婚25年ですが、結婚当初から夫の暴力・暴言がひどいため何度も離婚を考えたのですが、子供が成人するまではと耐え続けてきました。しばらく前に子供も独立したのですが、私の方から離婚話を切り出しても、夫は逆ギレし、暴力をふるわれる状態ですし、夫はアルコール中毒に近く、自宅に入り浸りのため、別居の準備も進められていません。

 今回、夫から顔面や頭部を何度も殴られるという暴力を受け、警察に相談しましたところ、私の身の安全のためには夫を逮捕した方が良いというアドバイスをもらいましたので、夫を逮捕してもらうことになりました。警察官のお話では、傷害事件なのであと10日は夫を勾留できるとのことですので、この機会に別居してしまいたいと考えています。

 別居先は決まっているのですが、夫がいないと分かっていても、別居準備をしていると手が震えてしまいますので、別居準備の方法を教えていただきたいのと、今後、夫が釈放された後、私に対する報復のため、なんとしても居場所を捜し出そうとしてくると思います。私の身の安全を確保するためにも、絶対に私の居場所を知られたくありません。

 また、私一人ではとてもDV/モラハラ夫と話し合いなどできませんので、秦弁護士に間に入ってもらい、スムーズに離婚できるように調整して欲しいです。

ーーーーーーーー【以下は暴言・暴力の内容】ーーーーーーーー
【暴力】夫はとにかく酒癖が悪く、飲酒すると何かと絡んでくるのですが、飲酒によって気が大きくなるのか、私の髪の毛を引っ張ってきたり、肩を突き飛ばしたりしてくることがしょっちゅうです。私がやめて欲しいと伝えると、逆に夫の暴力はエスカレートしていき、頭や顔面を殴られることもしばしばあります。ひどいときには怪我が治るのに2週間近くかかったこともありますが、子供が独立するまでは離婚を切り出せませんでした。

【家具の毀損行為】夫は私に対して直接暴力をふるうだけではなく、食器棚や衣装ケースなどを蹴りつけて壊してしまったこともあります。そのような時の夫の形相は恐ろしく、威圧的なので、今でも鮮明に印象に残っています。

【暴言】アルコール中毒に近いので「酒買ってこい」が口癖です。夫は働きもしないので、お酒を買ってくるお金がないことを伝えても、「おまえの稼ぎが悪い」とか「もっと仕事を増やして稼いでこい」などと怒鳴られてしまいます。また、私が夫の話を聞き逃してしまったりしますと「ちゃんと聞いてんのか?」と怒鳴ったり、私の耳元まで顔を近づけてきて「無視すんな!」などと怒鳴ってきます。

【性行為の強要】このように私にとっては、夫は恐怖の対象でしかないのですが、夫は酔うと私に関係を迫ってきます。性交渉については色々と理由をつけて、それとなく拒否しようとするのですが、それでも、夫に無理矢理関係を持たされることも多かったです。第2子を妊娠してしまい夫に相談したところ、「堕ろせ」と指示され、泣く泣く中絶したこともあります。

解決への流れ  別居の準備中から、強い不安を抱えていたのですが、秦弁護士から、別居の際の荷物の整理の仕方とか、置き手紙の書き方についてまで詳しくアドバイスをもらいましたので、スムーズに別居できたと思います。

 また、夫がちょうど警察から釈放されるタイミングで、秦弁護士には通知を送ってもらい、うまく連携を取ることができたと感じています。

 夫が警察署から釈放された後は、どんな報復を受けるのか、私の居場所を探し回るのではないかと大変不安でした。警察の方も、夫に対して、私のことを探すようなことをしないよう伝えてくれたようなのですが、夫は飲酒すると何でもしてしまう人なので、案の定、子供や親戚などに電話をかけまくりました。そんなときは、秦弁護士の方から「親戚やお子さんは居場所を知らないから、くれぐれも捜し回るような行動に出ないように」と伝えてもらいましたので、夫から子供や親戚への電話連絡も徐々に頻度が減っていきました。

 夫は、秦弁護士に対して「妻が元気にしているのか心配でしょうがないから一目で良いので会いたい」とか「一言もなくいきなり弁護士なんてあんまりだ。直接会って話をすれば妻も分かってくれるから会いたい」と言ったり、果ては「妻と会えるまでは絶対に離婚届に判は押せない」などと話をし、時には恫喝するような言いぶりにもなったようですが、弁護士はひるまずに対応してくれました。

 当初は、調停は勿論、裁判も覚悟していたのですが、最終的には協議離婚で解決することができました。途中、何度かDV保護命令の申立をした方がよいかもという話も出ましたが、特に保護命令の申立もせずに解決できました。

 特に私が一番心配していたのは、夫に私の居場所がバレてしまうことだったのですが、離婚協議中も居場所がバレてしまうことはありませんでしたし、離婚成立の際にも、離婚協議書の中に、私に対する付きまとい行為等を一切しないと言った詳しい条項を盛り込んでもらえましたので、その点も安心材料になりました。
 3か月で離婚することができ感謝しています。

 離婚して弁護士さんが間に入らなくなった後に、何か言ってくるのかなとも思っていたのですが、元夫も大きなトラブル等は起こさず、安心して生活できています。

秦 真太郎 弁護士 秦 真太郎 弁護士からのコメント  このケースは、夫が傷害で逮捕されるほどで、DVのケースとしても悪質性が強いケースでした。このような夫は、警察から言われていても、ご依頼者様の居場所を執拗に尋ねてきて、酷いときには、私も随分と恫喝されました。

 また、夫は、ご依頼者様の親戚等に手当たり次第に電話をかけまくるなど、なりふり構わずと言う状況でした。

 しかし、弁護士は相手の暴言には負けませんので、粘り強く交渉を行い、最後は夫も諦めて、離婚届にサインしました。夫は色々と理由をつけて、ご依頼者様に会いたい、居場所を知りたいと言ってきて、ひどいときには毎日のように電話をかけてくるのですが、その都度しっかりと奥様の意向を強く伝えて撃退するようにしてきました。このような地道な対応が早期離婚に結びついたのだと思います。

 DVやモラハラの被害者にとって、相手に住所を知られないと言うことは非常に重要なポイントになりますし、他方で、弁護士は守秘義務を負いますので、ご依頼者様の住所を相手に知られないと言うことは最低限必要な事項になります。

 それでも、これまでDV・モラハラ被害を受け続けてくると、様々な不安に襲われることもありますので、そのような不安を受けとめ、不安解消に努めつつ事件を処理できたと自負しております。

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