労働問題の解決事例
- 不当解雇
中途採用における内定不当取消しへの対応
この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況 上場準備中の企業からの幹部ポジションの中途採用オファーを受諾し、前職を退職した後に内定の不当取消しを受けた依頼者様からご相談を受けました。入社予定日以降の賃金の支払いを求めて労働審判を提起したところ、裁判例に照らして明らかに内定取消しは認められない事案であったにもかかわらず、企業側が和解を拒否し支払いを命じた審判にも異議を申し立てたため、訴訟で決着を図ることとなりました。
解決への流れ 訴訟においては、内定取消しが無効であることについて主張立証を補充した上で、和解協議において、不当取消しを認定する判決が公開された場合、当該企業の上場審査において重大な問題となる可能性がある旨を強調しました。その結果、訴訟の経緯を秘密に保持することを条件として、未払賃金額に100万円を上乗せした金額で和解することができました。
米盛 泰輔 弁護士からのコメント
本件は労働者側で関与した事案ですが、使用者側から見た場合、労働訴訟での敗訴は、上場審査はもちろんのこと、M&Aやベンチャーキャピタルから投資を受ける場合にも問題視される可能性があります。労働問題においては、感情的対立から自らの主張に固執してしまうこともままありますが、実務的な相場を踏まえ、早期に解決することが得策であるといえます。
- 営業時間
- 09:00 20:00
050-5285-2176