不動産・建築の解決事例
- 建物明け渡し・立ち退き
原状回復義務を争う賃借人への対応
この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況 賃貸物件のオーナー様から、退去時に故意としか思えない損耗・汚損が多数確認されたにもかかわらず、原状回復費用の精算に応じない賃借人への対応についてご相談がありました。
解決への流れ これまでの賃借人の不誠実な対応から、原状回復費用請求訴訟を提起した場合においても、損耗・汚損の箇所や修補・交換費用の妥当性について徹底的に争ってくることが予想されたため、①損耗・汚損の箇所をもれなく撮影すること、➁修補・交換費用について複数の業者から相見積りを取ることをアドバイスしました。これにより、訴訟における立証が容易になり、有利な和解で解決することができました。
米盛 泰輔 弁護士からのコメント
原状回復費用請求に限った話ではありませんが、訴訟においては、相手方の主張がいかに理不尽であっても、当方の請求を基礎づける事実を立証できなければ、請求は棄却されてしまいます。どのような証拠を保全すべきかは専門的な評価を要する一方、証拠は時間の経過とともに散逸してしまう(例えば、次の賃貸人を募集するために損耗・汚損の箇所を修補・交換してしまえば、撮影は不可能になります)ため、紛争が予想される場合には、お早めに弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
米盛 泰輔
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