地域に根ざし、依頼者のニーズに合わせた解決策を提案〜離婚、相続、不動産問題に注力
浦和から藤沢へ。新事務所で経験を活かしたサービスを提供
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
法律に興味を持ったのは、中高生の頃に見た弁護士や検事のドラマがきっかけです。ただそのときは「目標」というよりも「憧れ」に近かったと思います。法学部に進学したのも、法律を学べば将来役に立つのではないかと漠然と思ったからでした。
大学3年生になって進路を考えたときに、周りと同じように就職活動をするのではなく、何か大きな挑戦がしたいと思い、ロースクールに進学して弁護士になることを決意しました。
ーー現在はどのような分野に注力していますか。
離婚、相続、不動産関連の問題に注力しています。
離婚や相続に関しては、藤沢に来る前の「KTG浦和法律事務所」にいた頃から相談が多い分野で、必然的に注力しています。
これまで様々なケースの離婚・相続事案に触れ、専門性を磨いてきました。その蓄積された経験が、強みになっていると思います。
不動産関連は、私が元々興味を持っていた分野で、浦和時代から不動産関係のご相談が多く寄せられていました。現在の法律事務所でも、この傾向は続いています。
最近特に目立つのは、不動産仲介に関するトラブルです。具体的には、宅建業法に絡む問題が多いです。例えば、不動産の売買や賃貸の際に、仲介業者が説明義務を十分に果たしていたかどうかが争点になるケースです。
買主や借主に対して、取引に必要な情報が適切に提示されていたかどうかが問題になり、それが契約の解除や損害賠償請求につながることがあります。また、立ち退き問題なども扱っています。
不動産関連のトラブルは多岐にわたりますが、私はこれらの問題に対して、豊富な経験と専門知識を活かしたアプローチで解決に導いています。
依頼者一人ひとりの希望に合わせた柔軟な対応
ーー仕事をする上で心がけていることを教えてください。
依頼者のニーズを的確に把握し、可能な限り希望に沿った解決策を見出すことです。そのために重視していることは、依頼者との対話です。何を望んでいるのか、どのような結果を期待しているのかをじっくりと伺います。
離婚案件ひとつとっても、依頼者によって求めるものは異なります。少しでも早く離婚したい人、離婚そのものよりも婚姻費用や養育費に重点を置きたい人、子どもとの面会交流を確保したい人など、様々な希望があります。
依頼者一人ひとりの希望に合わせて柔軟に対応策を練ることで、最大限の満足感を得ていただけるよう努めています。
ーー松本弁護士の強みや特徴はどのような点にありますか。
「弁護士は敷居が高い」と感じる方がまだまだ多いように思います。そのような先入観を取り払うために、親しみやすく接することを心がけています。依頼者からは、「かしこまることなく話せた」とよく言ってもらえます。
他の法律事務所で相談した後に、私のところへ来られる方もいるのですが、そういった方々からよく聞くのが、「前の事務所では話を途中で遮られてしまった」「全然話を聞いてもらえなかった」といった不満です。
確かに、依頼者の話の中には、法律論に直接結びつかない内容もあります。しかし、私はそういった話でも「関係がない」と遮ることはしません。なぜなら、関係がないと思える話の中にこそ、その方が本当に望んでいることが隠れている場合があるからです。
このような姿勢は、依頼者の満足感にも大きく影響します。法律問題は往々にして、他人には相談しづらい内容を含んでいます。そのため、誰かに話を聞いてもらえるだけでも、心が軽くなる方が多いのです。実際、話をしたことですっきりした表情になる依頼者が多くいらっしゃいます。
ーーこれまでの活動で印象に残っている事案やエピソードを教えてください。
不動産関連で増えている相談に、立ち退き問題があります。不動産会社が、老朽化したアパートやマンションを土地ごと購入し、居住者に立ち退いてもらうというケースです。
この案件の難しさは、居住者側に契約違反などの問題がないにもかかわらず、立ち退きを求めなければならない点にあります。
ある不動産会社から、居住者に対する立ち退き交渉を依頼された際、私がまず心がけたのは、居住者の方々の気持ちを十分に理解することでした。不安や怒り、そして突然の変化に対する戸惑いを、しっかりと受け止めることから始めました。
そして、「私はあなたに損をさせないためにここにいる」ということを繰り返し伝えました。確かに私は不動産会社側の代理人ですが、居住者の方々の理解を得るためには、彼らの利益を守ることも重要です。
具体的な交渉では、立ち退き料の提示だけでなく、新居を探すサポートや引越し費用の補助、さらには一定期間の家賃補助など、不動産会社と相談しながらきめ細かい対応を心がけました。
最終的に、全ての居住者の方々と合意に至り、円満に立ち退きが完了しました。法的な解決と感情への配慮のバランスを取ることの難しさと重要性を学んだ、非常に印象深い案件でした。
湘南藤沢で地域に根ざした活動を深める
ーー休日はどのように過ごされていますか。
最近は、ドライブに出かけることが多いです。藤沢に引っ越してきてから1年半ほど経ちますが、栃木県出身の私にとって、藤沢湘南地域は全く新しい土地でした。休日のドライブは街を知るための絶好の機会となっています。
街を知ることには、個人的な楽しみだけでなく、仕事面でも利点があります。藤沢周辺にお住まいの依頼者が多いため、この地域をよく知ることで、依頼者との会話がよりスムーズになります。
新しい場所を発見したり、美味しい食事を楽しんだり、友人と過ごしたりしながら、街への理解を深めることが、リフレッシュにもなり、仕事へのモチベーションにもなっています。
ーー今後の展望を教えてください。
地域に根ざした活動を更に深めていきたいと考えています。地域の方々との交流を深め、地域社会の一員としての役割を果たしていきたいと思っています。
また、藤沢には多くの企業がありますので、地域の経済活動を理解し、支援することも弁護士としての重要な役割だと認識しています。
注力している離婚、相続、不動産関連の案件を中心としつつも、より幅広い分野の相談に対応できるようになりたいです。そのためにも、研鑽を積みながら、法律知識だけでなく、日常生活や地域活動を通じて得られる様々な知見も、弁護士としての仕事に活かしていきたいと考えています。
ーー最後に、法律トラブルを抱えている方へメッセージをお願いいたします。
「こんなことを相談していいのだろうか」と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、どんな些細なことでも構いません。皆様の抱える悩みや不安について、お気軽にご相談ください。
悩みや不安は、1人で抱え込んでしまいがちです。しかし、それでは問題の解決に時間がかかり、心身への負担も大きくなります。弁護士に相談することで、早期に解決の糸口が見つかることがあります。どんな相談にも真摯に耳を傾け、最適な解決策を一緒に探っていきます。1人で悩まず、ご連絡ください。