依頼にかかわるすべての人の信頼に応えたい。生まれ育った湘南地域への恩返しを胸に、日々邁進
「困っている人を助ける姿がかっこいい」ドラマで見た法律家に憧れて
ーー弁護士になろうと思ったきっかけは何ですか。
小学校5年生くらいだったでしょうか。ちょうどテレビドラマで法律家が活躍する作品が放映されていて、困っている人を助ける主人公たちを見て「法律家ってかっこいい!」と思ったことがきっかけです。
しかしそこから一本道で法律家を目指したのではなく、高校時代はバンド活動に明け暮れて、一時はミュージシャンになろうと思ったこともありました。さすがに大学進学の際には冷静に進路を考えて、法律家を目指して法学部に入りましたが、今でも趣味で音楽は続けています。
大学時代は法律の勉強がとても面白くて、この道が自分に合っていると感じました。
自分を育ててくれた湘南に恩返しをしたい
ーー現在の事務所を開設されるまでの経緯を教えてください。
私は生まれも育ちも湘南で、司法試験に合格した時から「いつかは地元で法律事務所を開きたい」と夢見てきました。その思いを、かねてからの知人である当グループの代表に伝えたところ、支援を引き受けてくれたため、大手法律事務所を退所して「弁護士法人KTG」に合流しました。
まずは浦和の事務所に勤務弁護士として入所して経験を積みました。途中から役員を任せてもらい、事務所の運営ノウハウなどを学んだのち、満を持して湘南に拠点を構えました。
小さい頃から慣れ親しんだ地域ですし、湘南の方は皆さん本当にいい人たちなんです。自分を育ててくれたのは両親ですが、同じくらい、地域の方に育ててもらったと思っています。弁護士活動を通じて、湘南に住んでいる方や企業に貢献したい。自分を育ててくれた湘南に恩返しをしたい。そんな思いを胸に、日々仕事に取り組んでいます。
弁護士活動以外にも、例えば、地域のマラソン大会の協賛や、バスケットボールチーム「湘南ユナイテッドBC」のスポンサーをしています。弁護士活動を通じて得た収益を事務所のためだけに使うのではなく、地域に還元することによって、湘南のさらなる活性化に貢献できたらと思っています。
他士業と連携しワンストップでサポート
ーー先生の事務所の強みは何ですか。
当事務所は弁護士以外の士業とグループ提携をしています。依頼者は、案件にかかわるいろいろな分野のプロフェッショナルから、ワンストップでサポートが受けられます。
たとえば相続の案件で「これは税理士さんにお願いしてください」という部分があると、依頼者が税理士を探さなければならなかったり、弁護士にした話をもう一度税理士にしなければならなかったりと、手間と時間がかかります。
私どもの事務所では、その案件にかかわる、異なる士業の人間が同席して話をうかがい、仕事を進めていきます。そうすることで、依頼者の手間や時間が大幅に短縮されます。
また、私自身も仕事を進める上で疑問点があれば、その分野の専門家にすぐ相談ができるので、より質の高い仕事がスピーディーにできます。専門家ならではの知識や経験を借りられるので、非常に勉強になります。
若手ならではの「話しやすさ」を強みに
ーーチームワークで依頼者を支える体制ですね。
それぞれがプロフェッショナルだからこそ、安心して「ここは任せる」とチームが組めるのだと思います。
他の士業の先生から「自分の依頼者の、この案件を引き受けてほしい」と仕事を紹介してもらうこともあるので、信頼に応えるべく日々全力を尽くしています。
私は、大ベテランの弁護士に比べればもちろん経験は少ないです。ただ、たとえば離婚案件などで相談に来る方の中には「ベテランの先生には怒られそうで」と、なぜか弁護士は怖いと思っている方もいて(笑)、私のように若い弁護士なら「話しやすい」と言っていただくことも多々あります。
私を選んでくださった依頼者の信頼に応えられるよう、一人ひとりの事情に沿って、その方にとってベストな解決を目指しています。
依頼者・相手方・裁判官…違う立場から見える景色を想像する
ーー仕事を通してつながる様々な「人」との関係を大切にしているのですね。
当たり前の話ではあるのですが、すべてはそこから始まると思っています。
依頼者や、ともに仕事をする他士業の先生といった、いわば同じ側にいる方々との関係を大切にすることは言うまでもありませんが、依頼者にとってベストな解決を考える上で、忘れてはならないのが相手方のことです。
会社間の契約も、離婚や交通事故などのトラブル解決も、すべて相手あってのこと。私は依頼者のことを考えるとき、相手方の気持ち、さらには裁判官や調停員の気持ちも考えることを大切にしています。
こちらの思惑だけで進めていっても、問題を解決することはできません。いろいろな方の立場から案件を見つめることが、結果的に依頼者にとっていい解決を導き出す方法だと思います。
ベーシストとしての一面も
ーープライベートについても伺います。ご趣味は何ですか。
趣味は音楽です。高校1年生からベースギターを始めて、もう15年以上続けています。
大学1年生のときに、新堀ギターという音楽の専門学校が主催するバンドのコンテストに出て、500組くらいが出場した中で全国1位を取りました。徹夜で練習するくらいのめり込んでいましたね。優勝という目標に向けて、我ながらよく頑張ったと思います。
今も仲間とバンドを組み、オリジナルの曲を作って演奏したりしています。楽器を弾いている間は仕事のプレッシャーから解放されて、音楽を楽しむことに没頭できます。
ジャンルとしては、ジャパニーズロックもやりますし、ハードロックもやります。東京事変の亀田誠治さんに憧れていて、今使っているベースは亀田さんが愛用しているシリーズのものなんです。
事務所一丸となって湘南地域に貢献する
ーー今後の展望を教えてください。
私が1人で管理できる弁護士の数には限りがあるので、事務所を大きくしたり支店を出したりすることは今のところ考えていません。どんどん拡大するよりも、少数精鋭のメンバーで活動を続けて、内部の結束をより強固にしていきたいと思っています。
当事務所の弁護士やスタッフは、必ずしも湘南出身ではありません。でも、私だけではなく他のメンバーにも湘南に愛着を持ってもらい、地元の方や企業と独自の人脈を築いてほしいと思っています。
湘南に根差した事務所として活動する以上、地域に貢献したり利益を還元していくのは当然のことです。一人ひとりが今以上にその思いを強く持ち、湘南の方々のお役に立てるよう邁進していきたいと思います。