- 国際刑事事件
【大麻】【韓国人】【執行猶予】韓国人留学生。大麻の輸入等で計3回の逮捕勾留された上で起訴。弁護活動により執行猶予判決獲得。退去強制前に自主出国。
相談前の状況 息子さんが逮捕されてしまったという日本国外にいらっしゃるご両親からのご相談でした。罪名や詳しい具体的な状況が分からないので、まずはご本人に接見してから具体的な弁護方針を提示することにしました。
解決への流れ ご本人に接見したところ、自己使用目的で複数回大麻を輸入していたことが判明しました。また、税関に止められている物もあること、逮捕時に自宅で大麻等が押収されたことも判明しました。事情を聴取したうえで、今後の見込みや取り調べ対応等を説明しました。既に当番弁護士が接見した後でしたが、私に依頼したいとのことでしたので受任することとしました。余罪が複数あったことから逮捕勾留を3回ほどされてしまいましたが、内1回の勾留延長のタイミングでは準抗告が認容されて勾留期間が短くなりました。その後、起訴をされて公判弁護も担当することになりました。公判では韓国にいるご両親にも協力いただいて情状証人になっていただきました。また留学先の教員にもご協力いただき情状証人になっていただきました。本人には反省を深めてもらうために、薬物に関する本を差し入れしてそれを読んでもらったうえで反省文を作成してもらい、それを報告書形式で裁判所に提出しました。以上の弁護活動を行った結果、無事に執行猶予判決を獲得しました。判決当日にご本人は釈放され、判決の傍聴に来ていたご両親と一緒に韓国に帰国しました。
永田 将騎 弁護士からのコメント
守秘義務があるので、ここでは多くを書けませんが、本件では余罪が多く、取り調べ対応が非常に難しかった事件といえます。また、ご両親や身内が日本国内にはいらっしゃらなかったので、身元引受人がいない事件でした。それでもなんとか立件数を減らせるように取り調べのアドバイスをし、また、勾留期間を減らせるように勾留延長に対する準抗告を諦めずに申し立てしました。また、公判も海外にいるご両親の協力を得ながら活動し、留学先の教員にもご協力いただきました。本人にも反省を深めてもらうために薬物に関する本を差し入れして反省文を作成してもらい、それを報告書形式で提出しました。これらの弁護活動の結果、執行猶予判決を得ることができました。また、判決当日に釈放されたので、入管に収容されて退去強制されることなく、ご両親と一緒に帰国することができました。
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