2019年09月13日 09時47分

冷めたおでんを警察官に投げつけた男を逮捕…もしも、「熱々」だったら?

冷めたおでんを警察官に投げつけた男を逮捕…もしも、「熱々」だったら?
あくまで写真はイメージです。撮影後はスタッフがおいしくいただきました。

おでんの入った容器を警察官に投げつけたとして、兵庫県佐用町の男性が9月11日、逮捕されました。神戸新聞の報道によると、男性は前日夜、コンビニでおでんを買い求めましたが、中に「つまようじ」が入っていたとして、県福祉事務所に連絡。訪れた職員とトラブルになり、男性は自ら110番通報をしたということです。

酒に酔った状態だった男性は、駆けつけた警察官に向けておでんの入った容器を投げつけ、逮捕されました。おでんは巾着と豆腐で、冷めていたそうです。

男性は公務執行妨害の容疑で逮捕されましたが、もしもおでんが熱々で、警察官がやけどを負っていたら、どうなっていたのでしょうか。西口竜司弁護士に聞きました。

●熱々のおでんを投げて、やけどを負わせたら、傷害罪の可能性も

今回は警察官が相手ですが、そもそも、一般人が一般人に熱々のおでんを投げつける行為は、どのような犯罪にあたる可能性があるのでしょうか。

「まず考えられるのは暴行罪ですね(刑法208条)。暴行罪における『暴行』とは、人の身体に対する不法な有形力の行使を意味しますので、おでんが冷めていても熱くても該当する可能性があるでしょう。

熱々のおでんを投げつけて、やけどを負わせたということであれば、傷害罪(刑法204条)が考えられます」

今回は警察官が相手だったため、公務執行妨害の容疑でした。おでんが熱々で、警察官がやけどを負った場合は、公務執行妨害以外に、どのような罪に問われる可能性がありますか。

「やけどを負っているわけですから、傷害罪にも該当することになります。ただし、公務執行妨害罪と傷害罪は一個の行為で行われていることに注意が必要です。

このような場合、刑法の世界では刑法第54条前段の観念的競合の関係になり、重い方の犯罪で処罰されることになります。

傷害罪の法定刑は15年以下の懲役又は50万円以下の罰金、公務執行妨害罪の法定刑は3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金ですから、傷害罪で処罰されることになります。

いずれにしてもこういった行為がないようにしてもらいたいですね」

取材協力弁護士

西口 竜司弁護士
法科大学院1期生。「こんな弁護士がいてもいい」というスローガンのもと、気さくで身近な弁護士をめざし多方面で活躍中。予備校での講師活動や執筆を通じての未来の法律家の育成や一般の方にわかりやすい法律セミナー等を行っている。SASUKE2015本戦にも参戦した。弁護士Youtuberとしても活動を開始している。

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この記事へのコメント

名もなく地位なく姿し。 50代 男性

この男を死刑にする法律を作って欲しい。

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匿名ユーザー

非常識なエセ正義を取り締まる法律を作って欲しい。

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食欲ありのミニ- 50代 女性

夫婦喧嘩や知り合いだと、罪とかには直ぐにはならない。衣服のクリーニング代金と謝罪金とかで、許しては頂く事ってのは、出来ないのでしょうか?

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匿名ユーザー

ダチョウ倶楽部か?!

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