弁護士歴約20年、交通事故や離婚男女、労働問題に注力 「堅苦しく考えず気軽にご相談を」
2005年に弁護士登録、2008年10月に事務所を開業
——弁護士を目指したきっかけを教えてください。
中学生の時に、図書館で裁判官に関する本を読んだことがきっかけです。そこで裁判官になろうと思い、大学も法学部に進学しました。裁判官よりも弁護士の方が自由に活動できるのではないかと思い、司法試験を受けるころには弁護士を志望していました。
2005年に弁護士登録後、3年間、前橋の法律事務所で勤務し、2008年(平成20年)10月に太田市で「みかど法律事務所」を開業しました。
もうすぐ弁護士歴20年になりますが、似たような事件でも事情はそれぞれ違いますので、勉強の日々です。依頼者の悩みに寄り添う形で仕事をするように心がけています。
交通事故、離婚・男女問題、労働問題に注力
——注力している分野を教えてください。
交通事故、離婚・男女問題、労働問題、企業法務です。
交通事故は、相手方や保険会社から言われた過失割合に納得いかない、というご相談が多いです。ご本人が保険会社に対して直接要求を伝えても、あまり聞いてくれません。弁護士が専門的見地から交渉することで、スムーズにいくことが多いでしょう。
離婚・男女問題は、養育費や財産分与でどのような金額が妥当なのか、離婚したいが相手が話し合いに応じてくれない、などのご相談があります。話し合いでまとまらない場合は、調停や訴訟へと移行していきます。
養育費や財産分与については、ネットで調べることもできますが、適切ではない情報を元に勘違いされている方もいます。例えば、自宅がオーバーローンになっている場合には、財産分与の対象にはなりません。一般の方が誤解しやすい点も一緒に整理してお話していきます。
離婚が認められる条件は法律などで決まっていますので、最終的に訴訟になった場合でも離婚ができるだけの理由があるのかどうかが重要です。
労働問題は、労働者側から不当解雇やパワハラに関するご相談が多いです。パワハラで法的手段を取るには証拠が重要ですので、録音や同僚の証言、日記などがないかを探っていきます。
——最近の相談の傾向や特徴はありますか。
事前にネットで色々と調べた上で相談に来られる方が多いです。ただ、間違いやすいポイントもありますので、法的手段を取る際には弁護士に聞いてから対応することをおすすめします。
子どもの引き渡し審判で逆転勝訴
——弁護士として活動してきた中で印象的だったエピソードはありますか。
子どもの引き渡し審判で一審で負けたものの、二審でこちらの主張が通り、依頼者からすごく喜んでいただいたケースも印象に残っています。この審判は相手方が起こしたもので、一審では相手の子どもへの暴力があまり問題にされず、子どもの引き渡しが認められてしまいました。
二審では、一審でさらっと流されてしまった暴力の件をきちんと主張したことで、逆転することができました。依頼者はお子さんに対し「向こう(相手方)にいくことになっちゃうかもしれない」とお話しされていたそうで、大変喜ばれました。
また、警察の違法捜査を問題とした国家賠償訴訟で、結果としては棄却されたものの、依頼者から「勝つのは難しいというのは分かっていた中で、一生懸命やっていただいた」と感謝されたことも印象に残っています。
今後は起業サポートも
——今後の展望を教えてください。
若い方の起業をサポートしていけたらなと思っています。現在も、契約書をどうすれば良いのか、就業規則をどう作ればいいのか、などのご相談が寄せられており、顧問契約も受けています。
顧問弁護士をつけることで、法的リスクを減らすことができます。よくあるのは、従業員を簡単に解雇してしまうというケースです。「なんだか気に入らないから解雇したい」というのでは、従業員側から訴えられたときに負けてしまいます。最初は注意から始まり、段階的に指導しても改善しなかった場合、解雇もやむを得ないというのが法的な考え方です。
——休日の過ごし方やご趣味はありますか。
趣味はスノーボードや空手、釣りなどです。釣りは近くの川や湖に行っています。空手は高校生の頃からやっていまして、道場に通っています。
——法律トラブルを抱えて、悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
弁護士には敷居が高いというイメージがあるかもしれませんが、堅苦しく考えずに、お気軽にご相談ください。病気もそうですが、早めの相談が吉です。自分でなんとかしようと思ってぐちゃぐちゃにしてしまうと、こんがらがった糸を元に戻すのに苦労します。初回相談は無料ですので、お早めにご連絡ください。