遺産相続の解決事例
- 遺産分割
不動産評価額を確定:公正な時価で実家を取得し遺産分割
この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
遺言書がなく、法定相続人間で遺産分割を進める必要がありました。遺産の大半は不動産(実家)で、ご依頼者は実家を引き継ぐことを希望されていました。
不動産の評価額によって、他の相続人に支払う代償金が大きく変わるため、市役所の固定資産評価額を使うべきか、時価を使うべきかで意見が対立していました。
解決への流れ
1.評価額の戦略:
固定資産評価額は指標として安価すぎるため、紛争を避けるために不動産業者に査定を出すことで、市場の実勢価格に近い公正な評価額(時価)を取得しました。
2.交渉と合意:
取得した公正な評価額(時価)をベースに、ご依頼者が実家を取得したいという意向を踏まえ、他の相続人と遺産分割協議を調整しました。
3.解決:
不動産の評価額を確定し、ご依頼者が実家を取得。他の相続人にはその評価額に基づいた代償金を支払うことで、円満に遺産分割を完了させました。
岸野 慎司 弁護士からのコメント
遺産分割における不動産評価は、固定資産評価額などの安い指標と、不動産の査定による時価を比較し、交渉の戦略を立てることが重要です。
実家を取得したい場合、評価を低く抑えたいのは当然ですが、最終的には公正な時価に近い評価で合意することで、協議をスムーズに進めることができます。評価額の決定こそが、遺産分割の鍵です。
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