深夜まで営業している飲食店でバイトしている女子大生の七海。一人暮らしの生活費を稼ごうと、学業に支障が出ない範囲で働いています。
仕事仲間にも恵まれ、特に正社員の翔太(29)とは、仕事を教わったり普段から一緒に働いているうちに親しくなりました。しかしある日、その親しい関係が思わぬトラブルにつながってしまいます。
(この漫画は弁護士ドットコムに寄せられた相談を元にしています)
人生で初めてバイトをしたのが、今のお店です。
大学生やフリーターを中心に、店長の翔太さんも20代。年の近い同僚たちは皆、下の名前で呼び合うほどにとても仲が良く、楽しく働いていました。
ただ、お店の閉店は23時。なかなか帰らないお客さんがいた時など、24時をまわることも珍しくありません。
スマホの待ち受けも妻という愛妻家の翔太さん。私にとってはお父さんのような存在で、全く警戒することなく、その後もお願いされた時は家に泊めてあげました。
しかし、ある日、知らない番号から電話がかかってきたのです。
翔太さんの妻からでした。