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「堀江貴文さんの住民登録を歓迎したい」北海道・大樹町の町長が「喜び」語る
酒森正人町長(大樹町ウェブサイトより)

「堀江貴文さんの住民登録を歓迎したい」北海道・大樹町の町長が「喜び」語る

「ホリエモン」の愛称で知られる実業家の堀江貴文さんが12月下旬に、北海道東部・十勝地方の人口約5700人の町「大樹町(たいきちょう)」に住民票を移していたことがわかった。大樹町の酒森正人町長は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「町民が増えたことを歓迎したい。過疎の町でもありますので、一人でも多くの方に住んでいただけるのは、町にとってもありがたいことです」と喜びを語った。

大樹町は、農業を中心に漁業や林業など一次産業が中心の町だが、面積が広く、地理的条件に恵まれたことから、30年以上も前から、宇宙産業誘致に取り組み、数々の航空宇宙実験がおこなわれてきた。堀江さんが創始者で、小型ロケットの研究・開発をおこなう「インターステラテクノロジズ」の本社は大樹町にあり、かねてより年に数回、この町を訪れるなどの縁があったという。

酒森町長は、期待をこめて次のように語った。

「今年1月のはじめに、前月分の月報をみて、堀江さんの転入を知りました。住民の登録をしていただくのは、個人個人の思いであり、ありがたいことだと思います。今後、お会いする機会があれば、町民としてではなく、実業家としての堀江さんと関わりを持っていけたらと思っています」

大樹町は、冬の寒さは平均でも氷点下7度以下、最低気温は−20度を下回る厳しい寒さの土地だ。1年間で生まれる子どもは40人ほどで、2014年には日本創生会議・人口減少問題検討分科会が推計した「消滅可能性のある自治体」の1つに選ばれている。

(弁護士ドットコムニュース)

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