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バーナーで猫を殺した税理士に「実刑」求める女性、東京地検に「3万7千筆」署名提出
署名活動をおこなった綿引さん

バーナーで猫を殺した税理士に「実刑」求める女性、東京地検に「3万7千筆」署名提出

猫をガスバーナーであぶるなどして殺したとして、税理士の大矢誠容疑者が動物愛護法違反の疑いで逮捕された事件をめぐって、大矢容疑者に実刑を求める署名をインターネット上で集めた女性が9月6日、東京地方検察庁に署名3万7396筆を提出した。

署名を提出したのは、カフェ従業員の綿引静香さん(44)。事件報道やネット上の声を受けて、「こんな残酷なことをする人物を野放しにしてはいけない」と考え、インターネット署名サイト「Change.org」で、8月30日から「懲役刑」を求める署名キャンペーンをはじめた。現在もキャンペーンは継続中で、9月14日にも郵送で提出する予定だ。

大矢容疑者は、猫をわなで捕獲して、熱湯を浴びせたり、ガスバーナーであぶるなどして虐待する様子を撮影し、インターネットのファイル共有サイトに投稿していた。さらに、掲示板「2ちゃんねる」に掲載をほのめかす書き込みをしていたとされる。報道によると、取り調べに「有害動物の駆除だ」として、容疑を一部否認しているという。

綿引さんによると、動物愛護法違反の事件では、不起訴や略式起訴となったり、執行猶予がついて、容疑者がすぐに社会復帰するケースが少なくないという。また2ちゃんねるには、動物虐待愛好家があつまるスレッドがあり、「(略式起訴で)罰金を払えば出てこれる」と反省していない人も多いことから、綿貫さんは「(今回の署名提出は)そういう人たちに対する抑止力にしたい」と話している。

(弁護士ドットコムニュース)

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