西 岳郎 弁護士 インタビュー
弁護士を目指した理由
特に大きなきっかけがあったわけではないのですが、高校・大学ぐらいから自分の性格や向き不向きを考えた上で、組織の中で上からの指示で働くというよりは、自分の判断で自由に仕事がしてみたいと思ったことが、弁護士を志した漠然としたきっかけになります。
実際に弁護士になってみると自分の判断・裁量で仕事ができるという面は確かにあるのですが、その反面結果についても自分が責任を負わなければならないという部分が伴います。
また、自由な職務環境ということは自分で自分を律することが重要になります。実際の職務の中では当初漠然と思っていた弁護士のイメージ以上に責任の重さを感じます。
仕事で嬉しかったこと
何が成功かは事件によるのですが、事件が終わり依頼者に喜んでもらえたということが仕事の中で嬉しいことになりますね。
依頼者の方の中には事件後数年経っても手紙や年賀状で感謝の言葉を述べて下さる方もいらっしゃいます。そうした時に弁護士になって良かったと感じます。
大変だと感じること
事件は依頼者と弁護士が協力して事件処理をしていくことが理想ですので、何かの理由で行き違いが生じたり意思疎通ができなかったりした結果、依頼者との関係が円滑にいかなくなってしまうことが一番辛く感じます。ですので、依頼者の方との信頼関係を大事にすることを常に心がけています。
弁護士としての信条
依頼者の方に丁寧な説明を心がけるといったようなことは当然です。それと同時に依頼者の方の話や考えをまずは一旦受け止めるようにしています。
依頼者の方にも色々な方がいらっしゃいます。時には依頼者の方の考え方や話に違和感を覚えることもあります。依頼者の方の立場に立ってみるとトラブルに直面しているという状況の中で不安や怒りといった感情を持っているというケースも非常に多くあります。そういった方に対してその方の考えを頭ごなしに否定してしまうとネガティブな感情がさらに大きくなってしまうと思います。
依頼者の方の考え方に違和感を覚える時でも、一旦受け止めることによって不安が和らいだり、気持ちに一拍余裕ができます。その上で新たな考え方をこちらから提示し、それを依頼者の方に受け止めていただければ一番理想的であると思います。